FXの始め方入門!初心者でもすぐ始められる準備やFX会社を解説

 

最近では気軽に始めることができるFX
「お小遣いを稼ぎたい!」
「資金集めをしたい!」
FXに興味を持っている方も多いのではないでしょうか?

こんにちは、FXを始めたいと思っている大輔です!
FXって聞いたことはあるけど、具体的なことは正直わからないんですよね。
とりあえず適当に口座を開いて……。

FXを始めるならちょっと待って!
手軽に始められるFXだけど、リスクもあるのよ? 
失敗しないように、しっかり準備してから始めていきましょ!

FXは実際、ポケットマネーほどの金額からでも始めることができる金融商品。
投資全般に興味があるサラリーマン、また学生さん主婦でもFXをやっている人は結構多いんですよ。
さっそくFXの始め方を紹介していきます!

FXとは

FXは外国為替取引といって、異なる通貨の価値の差を利用して取引をおこなう「投資」商品です。
「ギャンブルとかではないの?」
と思う人もいるかもしれませんが、ギャンブルではありません。
FXはあくまで、通貨を売買する取引です。

通貨は、常にその価値が変動しています。
例えば、その国で大きな事件や政策発表などがあれば、その国の通貨価値が変動することも多いです。
ネガティブな出来事であれば、その国の通貨を所有している場合「売りたい!」と思うでしょう。
そのまま所有していると、その通貨の価値が下がってしまうことが考えられるからです。
反対にポジティブな出来事があれば、その国の通貨を「買いたい!」という人が増えます。
ある国の通貨を「買いたい!」という人が多くなれば、その国の通貨価値は高くなります。

FXの基本的な仕組み

このように、常に国の通貨価値は変動しています。
その価値の差を利用しておこなう取引がFXなのです!(ほかにも金利や原油価格などでも変動します)

通貨を安く買って、高く売ったらその差が利益となります。
反対に通貨価値の変動の読みが外れて、買ったときよりも売るときに価値が高いと損をしてしまいます。
売値と買値がわからないと、売るのか買うのかの判断はできませんよね。
トレーダーはレートを見てその判断をします。
レートとは通貨の交換比率のことで「今買うならこの金額が必要」「今売ったらこの金額になる」ということを示しています。
下の図は取引画面での、実際のレート表示です。

DMMのレート

FXは安く買って、高く売るのが基本となります。
しかし、現在のレートだけ見ても「これから高くなるのか」「今買っておいたほうがいいのか」という判断は難しいですよね。
トレーダーはチャートを見て、売買のタイミングを判断しています。

DMMのチャート画面チャートは過去の通貨価格の動向を示したものです。
「今までこのような動きをしたから、これからこのように動くだろう」とこれから価格がどのように動くのか予測することができます

予測するときには、さまざまな指標を使用します。
図では5本の細い線がありますが、これはテクニカル指標の一つであるボリンジャーバンドです。
ほかにもテクニカル指標には多くの種類があり、トレーダーは自分好みの指標を使って予測をしています。

またFXは、FX会社で取引専用の口座を作り、その口座に入金して取引をおこないます。
FX口座へはネットバンキングやATMなどを介して入金することが可能です。

FX口座の仕組み

口座を開設するときには、手続き上必要なものがあります。
次の章では、FXを始めるときに必要なものを紹介していきます!

FXを始めるために必要なもの

・資金
・マイナンバー
・本人確認書類
・パソコン、スマホまたはタブレット

・資金
FXでは資金が必要となります。
自分の取引額に応じた資金を用意する必要がありますが、初心者の場合は10万円以下から取引を始めることをおすすめします。
少額から始めて、慣れてきたら徐々に金額を増やしていくとよいでしょう。

・マイナンバー
マイナンバーが記載された通知カード、または個人番号カードが必要になります。
確認方法として、郵送やFAX、画像のアップロードがありますが、アップロードするのが一番早く手軽です。

・本人確認書類
基本的に、本人確認書類は顔写真なしの場合は2点、顔写真付きの場合は1点、いずれかを用意したら大丈夫です。
こちらも、郵送、FAX、画像のアップロードがあります。

【顔写真なしのもの】
  • 健康保険証
  • 書類提出は全てのFX会社で必要です
  • 住民票の写し
  • 印鑑登録証明書
【顔写真付きのもの】
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

・パソコン、スマホまたはタブレット
取引をするには、パソコンやスマホ、タブレットなどのデバイスが必要になります。
FX会社が提供する取引ツールは、それらに対応したものがほとんどだからです。
チャートの見やすさを考慮すると、パソコンがいいかもしれませんね。

パソコン取引ならマルチモニターもおすすめ
これからパソコンで取引しようと考えている方は、取引画面とチャートを同時に表示できるマルチモニターで取引することを推奨します。
マルチモニターならFXで取引をおこないながら別の作業をやっていても、わざわざ画面を切り替える手間が省けるため取引チャンスも逃しません。
マルチモニターは、FX以外でもパソコンを使うことが多い方であれば格段に作業効率が良くなるため、これを機会に導入してみてはいかがでしょうか。

この用語は知っておこう

準備するものが整ったら、FX会社を決めて口座を開設することになります。
会社を選ぶときに専門用語が出てきますので、事前に以下のものは知っておくと選びやすくなりますよ。

通貨数
10,000通貨のような表記があります。これは「10,000米ドル、10,000ユーロ」などの外国通貨の表記を統一したものです。例えば10,000通貨から取引可能な場合は、米ドル=110円で110万円の資金が必要ということになります。

レバレッジ
レバレッジは実際自分がもっている資金よりも多くの金額で取引できるシステムです。例えば、110万円で取引するならば、レバレッジ10倍で11万円の資金で取引することができます。日本では現在、最大レバレッジ25倍まで設定することができますが、慣れないうちはレバレッジ15倍までにすることをおすすめします。

スワップ
スワップは2国間での金利の差によって得られる利益です。
スワップが低い通貨を売って、スワップの高い通貨を買うとその金利差分の利益を得ることができます。そのため、取引通貨の組み合わせによっては、スワップが高いほうが利益を得やすいです。ただ、金利が高いものを売ると逆に損をしてしまうので注意しましょう。

信託保全
信託保全は、FX会社に何かあったときにトレーダーの資産が保護される仕組みです。受益者の代理人が信託状況を確認し、何かあったとき(FX会社が破綻など)には資産が返金されます。

約定
約定とは取引が成立することをいいます。FXでは、「ここで注文したい!」と思っても、システムの時差などにより少し価格がずれてしまうことがあるのです。約定力(率)が高いと、自分が思った通りに注文が通りやすいということになります。

通貨ペア
取引時の対象となる通貨の組み合わせです。「ドル/円」だと、円を使ってドルを取引する、という意味になります。通貨によって、流通量や変動に特徴があります。

スプレッド
スプレッドはFX会社の手数料のようなものです。売値と買値の差で、低いほどトレーダーにとってはお得になります。

FXの始め方

おおまかに、FXを始めるときの流れは以下の図のようになります。
まずはFX口座を開設するためのFX会社を決めます!
特徴を自分で比較しながら最適な会社を見つけましょう。
そして、その会社の口座開設手順に沿って口座を開設します。
口座が準備できたら、「どの通貨で取引するか」ということを決めてから、実際に取引スタートです!
次の章から、詳しく流れを見ていきます。

FXの始め方

大まかな流れは図のとおりですね。
僕はFX会社選びですごく悩みます・・・!

そうね、FX会社もたくさんあるものね。
私は「いくらから取引できるのか」という点で判断したから意外と悩まずに済んだわ。

リサさんはいつもいろんなことをサラッとこなしちゃうんだよなぁ。
あらかじめ判断基準を決めておくといいかもしれませんね。

 

FX会社を決めよう

FXを始めるにあたって、まずはどの会社で口座を開くのかを決める必要があります。
少額から取引できるところだと、最小約4円から始めることもできるんですよ。

1通貨=約4円
100通貨=約400円
1,000通貨=約4,000円
※レバレッジ最大25倍にした場合

 1通貨から取引できるFX会社

SBI FX トレード

SBIFXトレード

1通貨から取引できる
・26通貨ペアで、マイナー通貨も取引可能
・小数点以下4位まで表示!
現在500円キャッシュバックで実質タダ!

初心者にも自信を持っておすすめできるのが、SBI FX トレードです。
SBI FX トレードは1通貨から取引可能で、最小約4円から始めることができます。
取引コストが少なく済むので、「FXの取引に慣れていない」という人におすすめ!
完全信託保全で安心です。

 

 100通貨から取引できるFX会社

マネーパートナーズ

マネーパートナーズ

・スリッページなしで約定率が高い!
・業界最狭水準のスプレッドで取引コストも抑えられる
完全信託保全でいざというときも安心!
・高性能の取引ツールで、上級者にもおすすめ

1日の取引数量の上限はないので、「たくさん取引したい」という方にもおすすめです。
約定力が高いのが特徴!
2つの商品があるので、お好みで選ぶことが可能です!

パートナーズFX:初心者から上級者まで本格的に取引をしたい人向け
パートナーズFX nano:少額から取引可能で、初心者におすすめ

 

 1,000通貨から取引できるFX会社

外為オンライン

外為オンライン

「iサイクル注文®」で便利!
・トレーダーのブログなど情報が盛りだくさん!
・セミナーの満足度の高さも魅力!
・1,000通貨から取引可能

外為オンラインは自動売買である「iサイクル注文」を目的に口座を開設する人も多いようです。
iサイクル注文はあらかじめ設定した注文通りに自動的に取引し、利益を積み上げていくシステムです。
例えば、「相場が上昇して指定した価格になると決済、相場が下落し指定した値段になれば損切り」ということを繰り返していきます。
その設定もランキングなどから選ぶことができるので、初心者にもおすすめです。

 

FXブロードネット

FXブロードネット

・注文の仕組みがわかりやすいトラッキングトレード(自動売買)
約4,000円から取引可能
・タブレット用の取引ツールがあり、操作もしやすい
・100%信託保全で安心

スプレッドが0.3銭(ドル円)と業界最狭水準となっています。
トラッキングトレードは自動売買のひとつで、レートの動きを追いつつ売りと買いをセットで自動的におこなうシステムです。
レンジ相場(大きな変動がない相場)でも小さな利益を積み上げることができます。
スマホでも取引や確認が可能なので便利です!

 

外為ジャパン

外為ジャパン

・平日は24時間サポート対応で安心!
・スプレッドが狭いので、取引コストを抑えたい人にもおすすめ
・クイック入金(ネットバンキングで即座に入金できるシステム)は約380の金融機関に対応
iPad対応の取引ツールも

外為ジャパンは、株式会社DMM.com証券が運営しているFXサービスの一つです。
各種手数料が無料になっているので、取引コストを低く抑えることができます!
また、クイック入金は「イオン銀行」や「セブン銀行」などにも対応していますよ!

 

 余裕があれば10,000通貨から

DMM FX

DMMFX

FXの口座数国内No.1!
・PC版やスマホ版アプリなど充実の取引ツール
24時間のサポート体制で安心
・10,000通貨から取引可能

DMM FXはトレーダーにも人気で、メイン口座として使用している人が多いです。
取引ツールが充実しておりスマホでも操作しやすいので、「外出先でも取引したい」という人にもおすすめ!
困ったときはサポート(電話・メールフォーム・LINE・AIチャット)で問い合わせできるので、安心ですね。
取引実績に応じてポイントを貯めることもでき、さらにそのポイントは現金化することが可能です。

GMOクリック証券

GMOクリック証券

高金利のスワップでお得に!
・充実の7種類の取引ツールから選べる
信託保全で取引も安心
・10,000通貨から取引可能

GMOクリック証券はサーバーが安定しており、約定力が高いことも特徴のひとつ。
取引ツールは初心者でも見やすく、幅広い層から支持があります。
またスワップポイントが高いので、金利で利益を得たいというときにもおすすめです。
平日は24時間サポート対応しているので、初心者でも安心ですね。

口座を開設しよう

FX会社を決めたら、FX会社の公式ページなどから口座を開設することになります。
口座を開設するときの流れは以下の通りです。

DMMFXの口座開設の流れ

口座開設は、各FX会社の公式ページから行うことができます。
「口座開設」というボタンがあるので、そこから案内にしたがって進みましょう。
以下はDMM FXの場合です。

DMMの口座開設ボタン

ボタンをクリックすると、最初に取引時の注意点や規約などについての確認書類に目を通します。

DMMの承諾書類

理解できたら、各項目にチェックを入れます。
クリックするとチェックが入ります!

DMMの承諾確認

次に「特定取引を行う者の届出」という欄があります。
特定取引とは法律に規定されたFXを含む取引のことなので、つまり「特定取引(FX)を行う者の届出」と思ってもらって大丈夫です。
チェックを入れたら、登録情報を入力します。

特定取引

登録情報は氏名、生年月日、連絡先、住所などです。
基本的にこの箇所の記入は必須となります。

お客様情報

職業は「選択してください」という箇所をクリックすると、選択肢が表示されます。
既存の選択肢から入力し、その下に年収や金融資産などを入力しましょう。

DMMの職業確認

職業を記入したら、今までの投資経験についてのアンケートがあります。
数日くらいの間隔で取引を考えている場合は、「短期売買」。
「スワップで稼ぎたい!」という場合は、「金利・配当重視」という欄を選択します。
あくまでアンケートなので、初心者でどれを選んでいいのかわからない場合は、自分の目的に近いものを選べば大丈夫です。

DMMの投資目的

同意を求められるので、3つにチェックを入れます。

DMMの同意

これらを入力したら確認画面が出るので、確認後に「申し込む」ボタンをクリックしたら完了です!

 

通貨ペアを決めよう

口座を開設したら、取引を行う前に通貨ペアを決めます。
通貨ペアは「米ドル/円」「ユーロ/円」という表記になっており、英語表記だと「USD/JPY」「EUR/JPY」となります。
それぞれの通貨ペアで特徴がありますが、初心者には流通量の多い「米ドル/円」がおすすめです。
米ドルは通貨価値が比較的安定しており、情報も多いことから日本で取引している人も多いです。

関連記事
通貨ペアについてはこちらの記事で紹介していますのでご参考ください。
FXは危険と隣り合わせ!?リスクヘッジは必須スキルだった!

 

少額から実際に取引してみよう

通貨ペアを決めたら実際に取引をスタートしましょう!
初心者の場合は、少額から始めることをおすすめします。
最初から多額に投資すると、失敗したときの損失が大きくなります。

デモトレードという無料体験ツールもあり、そこで取引を練習してから始めるのも手です。
しかし、実際に少額から取引することをおすすめします。
なぜかというと、デモトレードでは仮想的にお金を入金し、失敗しても自分には直接影響はないため、危機感を感じることができないからです。
デモトレードでは自分が入金していなくても、数千万円単位の取引が可能なので、金銭感覚も身につけることが難しくなってしまうかもしれません。
デモでの金銭感覚をそのままにリアルで取引すると、失敗をするおそれがあります。
初心者のうちからリアルなお金を使うことに慣れているほうが、実際の緊張などを感じることができますよ。

FX初心者の注意点

慣れるまでレバレッジは低めに設定しよう

レバレッジとは、実際の資金よりも多額の金額で取引できるシステムのことです。

レバレッジ

レバレッジを3倍に設定している場合は、実際に取引できる金額が3倍になります。
例えば、自分の資金が2万円の場合は、レバレッジ3倍で6万円分の取引ができるということです。
初心者のうちは、レバレッジ1倍、最低でも5倍までに設定しておくことをおすすめします。
レバレッジを高く設定しておくと、少ない金額で大きな金額の取引ができますが、その分、損をしたときの金額も大きくなります。
リスクを回避するためにも、慣れるまではレバレッジを低く設定しておきましょう。

ロスカットに気をつけよう

ロスカットとは、一定の損失が発生したときにトレーダーの意思に関係なくFX会社によって自動的に決済されてしまうシステムのことです。
例えばトレードが正反対の方向に動いて証拠金がマイナス1万円になった場合、借金としてFX会社に1万円を支払うことになります

資金が全額なくなったうえ、さらに借金まで発生するのはイヤですよね。
FX会社はこういったユーザーのリスクを回避できるよう、証拠金がマイナスになる前に強制的にロスカットをおこないます。

これを避けるにはロスカットされない程度まで証拠金を多く入れて取引をする必要がありますが、初心者の方は証拠金を少なめで取引を始めることが多いと思われます。
そのため、初心者の方がロスカットに遭わないためには、ロスカットされる前に早めに損切りすることが大切になります。

損切りとは、未然に大きな損失を防ぐことです。
自分で「この価格になったら取引を決済する!」ということを設定しておき、損額を小さくすることが可能です。

 

勉強する時間がないならシステムトレード

でも忙しい人や、結局よくわからないっていう人もいると思うんですけど……。
それでも取引だけはしたい!!

そういうときは、システムトレードがおすすめよ。
設定さえしてしまえば、自動的に取引をしてくれるわ。

システムトレードは選択型のものがほとんどです。
既存の設定のなかから、自分に合ったものを選んで取引を進めていきます。
例えば、「前日と比べて〇円以上安いと買い」などということを設定すると、実際に〇円になると買いをおこなってくれます。
24時間パソコンに張りつく必要がないため、忙しい人にもおすすめです。
初心者でも利用できるシステムトレードは以下のものがあります。

・みんなのシストレ

みんなのシストレ

みんなのシストレは、ランキングから設定を選ぶことができます!
初心者の方でも、実際に成果を出している設定を参考にできるので安心ですね。

・iサイクル注文

iサイクル注文

相場を追い、自動的に売買を繰り返します。
「トレンド」機能が追加され、システムが自動的に売買のタイミングを判断することが可能です!

・トラッキングトレード

トラッキングトレード

トラッキングトレードは売値と買値を指定し、トレンドを追いながら売買できるシステムです。
注文は自分で行うため、全自動というわけではありません。

・ループイフダン

ループイフダン

新規注文とあわせて、決済時の注文をセットで出すことができる注文方法をイフダン注文といいます。
そのイフダン注文を繰り返すのが、ループイフダンです。
上昇レートの場合は、買いを繰り返し、下降レートの場合は売りを繰り返すことができます。

まとめ
  • まずはFX会社を決めよう
  • 1通貨や100通貨、1,000通貨から始めることができるFX会社が初心者におすすめです。
  • 資金を準備しよう
  • 初心者の資金は、10万円以下がおすすめです。 これ以上少なすぎたら、強制ロスカットになる可能性が高くなり、また多すぎても損失のリスクが高くなります。
  • 口座を開設しよう
  • 各FX会社のホームページに「口座を開設」というボタンがあるので、そこから開設しましょう。
  • 実際に取引しよう
  • デモトレードもありますが、資金感覚に慣れるために少額から実際に取引することをおすすめします。

FXの勝ち方が知りたい!勝つためのシンプルな6つのコツとは?

FXは投資なのでもちろん利益を出さなければ意味がありません。
しかし取引すればするほど損失ばかり・・・なんてことになっていませんか?

「FXで全然勝てないのはなぜだろう?」
「勝つためのコツが知りたい!」

と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。

こんにちは、FXを勉強中の大輔です!
僕も最初は負けてばかりで全く利益を出すことができませんでした

あの頃、大輔くんは毎日のように「また負けた~」って泣いていたものね。

リサさんそんな昔のこと覚えていたんだ・・・。
さて今回はFXの勝ち方についてお話ししていきます。

勝つためにはまず「負ける理由」を知って対策を考えていくことが必要です。
さっそく見ていきましょう!

 

まずは負ける理由を知ろう

どんな優秀な投資家でも全ての取引で勝利することは不可能です。
儲けを出している投資家は、損失を小さくおさえ、利益を伸ばしています。

損失を小さく抑えるためには、自分がどんなときに負けているかを知ることが大切です。
FXで負ける理由を、まずはしっかり抑えておきましょう。

 

 利益ばかりを狙いすぎる

目先の利益を狙いすぎてしまうと、「今利益が出ているからすぐに確定しよう」と小さな利益ばかりになりがちです。
反対に損失が出ているときは「もう少ししたら価格が戻るかもしれない」と損切りをせず、そのまま価格が予想と反対に動き続ければさらに損失が大きくなってしまいます。

利益が小さく、損失が大きいとトータルではマイナスになってしまいます。
利益ばかりを狙いすぎず、冷静に取引をしていくことが大切です。

 

感情に振り回される

FX取引では、基本的なことを守り、自分が決めたルールにそって冷静に取引をすることが大切です。
しかし感情的になってしまうと、自分が決めたルールを守るのが難しくなってしまうかもしれません。

また損失を出してしまったときに「取り返さないと」と焦ったり、心配事で頭がいっぱいのときなどは、エントリーポイントも決済ポイントも冷静に判断をすることが難しくなります。
冷静に取引ができない場合は、取引を休むことも大切です。

 

リスク管理をおろそかにしている

為替相場はその国の経済状況や出来事など、さまざまなことに影響を受けます。
突然暴落したり暴騰することもあるため、リスクに備えていることが大切です。
FXには「為替が変動するリスク」「金利変動のリスク」「ロスカットのリスク」などがあります。

リスクを考えずに取引をしていると、予想に反して為替相場が動いたときに対応が遅くなってしまうことが考えられます。
あらかじめ逆指値注文を入れておく、経済情報をこまめにチェックしておくなどリスクを小さく抑える対策をしていきましょう。

FXで予想されるリスク対策についてはこちらの記事で紹介していますのでご参考ください。
FXは危険と隣り合わせ!?リスクヘッジは必須スキルだった!

僕も感情に振り回されながら取引しちゃうな~。
気をつけよう!

 

勝つためのシンプルな6つのコツ

FXで勝つためには難しい知識や技術が必要なイメージがあるかもしれません。
しかし、勝つためのコツは意外とシンプルなんです!

FXに限らず「基本が大事」という言葉はよく耳にしますよね。
取引で負けるときは基本をおろそかにしていたり、感情に負けてしまうことが大きな原因であることが多くみられます。
勝つためのコツをしっかりつかんで利益を伸ばしていきましょう。

 

証拠金には余裕を持たせる

ポジションを持っているときに為替相場が変動し、ポジションを維持するための証拠金維持率が低下すると、強制ロスカットをされる場合があります。
強制ロスカットが実行され、ポジションを新たに持てる証拠金が不足している場合は、取引をすることができなくなってしまいます。

FX会社によって強制ロスカットを実行する証拠金維持率は変わってきますので、取引する前に確認しておきましょう。
為替相場がある程度変動してもすぐに強制ロスカットをされないように、証拠金には余裕を持って取引をおこなうことが大切です。

 

自分で決めたルールを守る

FXで取引をする前には、損切り幅やエントリーポイントをあらかじめ決めてから取引をはじめて、決めたルールは必ず守りましょう。
たとえばエントリーをなんとなくでしてしまうと、予想が外れて損切りばかりになってしまうかもしれません。
チャートに明確なサインがあらわれたときなど、慎重にエントリーすることが大切です。

また損切りは資金の1%~2%以内が目安になります。
たとえば資金が10万円の場合は、2%だと2,000円が損切りの目安になります。

損切りをしないままどんどん予想とは反対に為替相場が動いてしまうと、あっという間に損失が膨れあがってしまいます。
自分の資金と照らし合わせて損切りポイントを決め、そこに達した場合は必ず損切りをおこないましょう。

 

成功している人から学ぶ

FXには負けるパターンがあるように、勝つパターンもあります。
負けが続いている同じままのパターンをやめて、成功しているトレーダーから勝つパターンを学んでいくことが大切です。

成功している人は「どんな手法を使っているのか」「どんなときにエントリーしているのか」などを分析してどんどん真似をしてみましょう。
ブログやTwitterなどでもトレーダーが情報を発信しているので、ぜひ参考にしてみてください。

FXで利益を上げている人やおすすめのTwitterアカウント100選をこちらの記事で紹介しています。
知らなきゃ損!TwitterでフォローすべきFXアカウント100

 

取引を記録して振り返る

負けが続いている場合、気づかないうちに同じようなパターンで失敗していることが考えられます。
自分のパターンを知って対策を考えるためにも、取引を振り返って分析をすることが大切です。
そのためには取引の詳細をノートなどに記録しておくことがおすすめです。

同じようなパターンで失敗している場合は、そのパターンを変えていく必要があります。
取引記録にはトレードの記録だけではなく、「なぜそこでエントリーしたのか、どんな気持ちだったか」など自分のそのときの感情も書いておきましょう。

たとえば「早く利益を上げたくてサインだと思ってすぐ飛びついたけど、結局予想と反対に動いて大損した」なんてことが続いているのかもしれません。
そんなときは明確なサインが出るまで待つなどの対策を考えることができます。
もし連続して23回負けが続いたときは、1度休んで自分の取引を見直してみましょう。

また自分のパフォーマンスが優秀かどうかを分析することも大切になります。
記録したデータをもとに、定期的にプロフィットファクターという計算式を使って自分の投資を把握しておくことがおすすめです。

プロフィットファクターは総利益が総損失の何倍かをあらわす計算式です。
プロフィットファクター=総利益÷総損失

プロフィットファクターの理想的な目安は2になります。
たとえば総利益が40万円、総損失が20万円の場合、「40万円÷20万円=2(プロフィットファクター」となり、パフォーマンスの良い取引をしているといえます。

プロフィットファクターの数値が大きいほど優秀な取引をしていると考えることができますが、うまくいっている期間だけなど限定してしまうとデータも正確ではなくなってしまいます。
適度な期間のデータを分析して、自分の取引パフォーマンスを知っていきましょう。

 

自分に合った取引スタイルを選ぶ

生活スタイルや資金、目的などによって取引スタイルは変わってきます。
自分の生活に合っていなかったり、目的や性格に合っていない取引スタイルだとうまく取引ができないかもしれません。
取引スタイルには1回の取引をする期間によって、大きく4つの方法にわけることができます。

スキャルピング・・・数秒~数分間の取引で、1回の取引で数銭~数円の利益を狙います。
デイトレード・・・今日持ったポジションを今日中に決済する短期の取引です。
スイングトレード・・・取引の期間は数日~数週間で、相場の1周期の波を狙います。
1回の取引で大きな利益を狙ったり、スワップポイントを狙った取引に向いています。
長期保有・・・1回の取引は数か月~数年で主にスワップポイントを狙った人に向いています。

 

たとえばスキャルピングやデイトレードなどの短期取引は、1日中パソコンを見ることができる環境にいる人はおこなうことができますが、日中は仕事などでなかなか時間が取れない人は難しいといえます。
スキャルピングやデイトレードなどの短期取引の場合は、細かい値動きを見ることになるので、少しの変動で焦ってしまうかもしれません。

また短期になるほど相場の値動きのスピードが早く、じっくりと予想を立てることが難しくなります。
とくにプロのトレーダーは顧客に対して結果と出す必要があるので短期取引をしている傾向があり、プロと勝負しなければならなくなります。
そのため初心者にはスキャルピングやデイトレードはハードルが高くなります。

スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、長期保有以外の取引スタイルにはシステムトレード(自動売買)を利用する方法もあります。
システムトレードはあらかじめ取引ルールがプログラムされていて、自動で取引をおこなっていきます。
最初にプログラムを選択したり、取引幅の設定などをすれば、あとは自動で取引をしてくれるので、自分で予想を立てて取引をおこなう必要がありません。

 

勝てない時はFX会社を変えて取引してみよう

FXで勝てないときは、取引ツールなどが使いにくかったり、自分に合っていないことも考えられます。
また、セミナーやアナリストのレポートを見ることができたいと、提供している情報量などもFX会社によって異なってきます。
今とは違うFX会社で口座を開いて比較してみたり、いくつかの口座を「トレード用・情報収集用・システムトレード用」など用途ごとで使い分けるのもおすすめです。

 

  トレードにおすすめ!スプレッドが狭く約定力が高いFX会社「マネーパートナーズ」

マネーパートナーズ

マネーパートナーズ は約定力が10年連続NO.1、また顧客満足度総合1位を獲得していて、ユーザーからの支持がとても高いFX会社です。
マネーパートナーズでは初心者用のnanoと、初心者~上級者用のPFX2つのコースが用意されています。
nanoは100通貨単位から取引することができ、取引ツールもわかりやすく1画面で完了できるので、初心者でも安心して使うことができます。

 

  情報量が多いFX会社「外為オンライン」

外為オンライン

外為オンラインはマーケット情報のほかにも、アナリストのレポートや人気トレーダーのブログ、有名アナリストの今週の相場予想など、取引に活かせる豊富な情報を提供しています。
また初心者~中級者向けの無料セミナーを全国で開催しているので、誰でも気軽に参加することが可能です。
他にも初心者向けに「実戦チャート術」というコンテンツで、11つのテクニカル分析の使い方などの解説をおこなっています。

 

  システムトレードがおすすめのFX会社「みんなのFX(シストレ)」

みんなのシストレ

システムトレードは24時間自動で取引をしてくれるので、チャートを長時間見る時間のない方や、感情に振り回されずに取引をしたい方におすすめです。
みんなのシストレはランキングから優秀なストラテジー(プログラム)を選んで取引をすることができます。
最低取引通貨単位は1,000通貨単位なので、少額から取引をはじめることが可能です。

 

基本をしっかりおさえて取引しよう

FXで勝つためには、まずは基本をおさえておくことも大切です。
土台をしっかり作り、利益を伸ばせる取引をおこなっていきましょう。

 

チャートの見方(ローソク足)

為替相場の動きは、時間軸と価格をもとにしたチャートというグラフを見て分析していきます。
チャートはローソク足を使うことが一般的です。
ローソク足とは、ある期間の中で価格がどれだけ動いたかをあらわすものです。


ローソク足

ローソク足には陰線と陽線があり、それぞれ以下のことをあらわしています。
・陰線とはある期間の始値よりも終値の価格が下がった場合
・陽線とはある期間の始値よりも終値の価格のほうが高い場合

またローソク足にはひげと呼ばれる縦線があり上下で意味が違い、以下のことをあらわします。
・下のひげはある期間の中で一番安い価格
・上のひげはある期間の中で一番高い価格

ローソク足の見方をしっかり覚えてチャート分析に活かしていきましょう。

ローソク足についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
初心者必見!『ローソク足』の見方を知るのがFXの第一歩!

 

通貨ペアの選び方

FXで取引を始めるときは、まずはどの通貨ペアにするのかを選ぶ必要があります。
通貨ペアとは「どの通貨をどの通貨で買うか」を決めることです。

たとえば「米ドル/円」の場合は左側が購入したい通貨、右側が支払う通貨という意味になります。
「米ドル/円」ならドルを円で買うということです。

通貨ペアにはそれぞれ特徴があります。
たとえば米ドルは世界で一番流通量が多いので、少しの投機では値動きがあれにくい、豪ドルは比較的値動きがゆるやかで金利が高い、ポンドは値動きが大きい、などです。

また特徴とあわせて、自分が取引をする通貨ペアは「どんなことに影響を受けるか」も知っておくことが大切です。
影響を受けやすい国やニュースを知っておけば、そのニュースが出たときは取引をさけるなど、対策を取ることができます。

通貨ペアについてもっと詳しくしりたい方はこちらの記事をご覧ください。
最初の選択が肝心!FX初心者におすすめしたい3つの通貨ペア

 

テクニカル分析

テクニカル分析とは過去の相場の動きをグラフ化して、今後の動きを予想していく方法です。
テクニカル分析にはトレンドの強弱や動きを予想するトレンド系と、為替相場の売られすぎ・買われすぎを判断するオシレーター系があります。
チャート分析の元になっているといわれているダウ理論は、「チャートにはすべての情報が現れる」という考え方です。

ダウ理論についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考ください。
上昇・下降の波に上手に乗って「押し目買い」「戻り売り」を狙おう!

数あるテクニカル分析をすべて使いこなしても、特徴を活かせないかもしれません。
自分に合ったテクニカル分析を見つけて2つ~3つほどを組み合わせて使っていきましょう。

 

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは、経済の基礎的要因をもとに為替がどう動くかを予想する方法です。
たとえば各国の経済指標、政策金利、要人の発言や世界の出来事などから分析していきます。

その出来事によって「投資家がどんな心理になり為替相場がどのように動くのか」を考えます。
FXで口座開設をすると、経済指標など為替相場に影響を与えるニュースをその都度見ることができますので、こまめにチェックしておきましょう。

 

経済指標についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
毎月の確認が必須!経済指標で世界経済の状況を把握しよう!

 

通貨単位

FX初心者の方は小さな通貨単位から取引を始めることがおすすめです。
単純に単位が大きければ、大きな利益を狙うことができますが、その分リスクも高くなってしまいます。

たとえば1ドルが100円だった場合に買い、その後下落して1ドルが98円に下がったとします。
100円-98円=2円の差額になりますよね。

「米ドル/円」を1,000通貨買った場合と、1万通貨買った場合を比較してみましょう。
2円×1,000通貨=2,000円の損失
2円×1万通貨=2万円の損失

このように通貨単位が大きいほど、損失も大きくなります。
FX会社によって最低通貨単位が変わってきますので、口座を開設する前に通貨単位もチェックしておきましょう。

何事も基本が大切ね!

 

まとめ

今回はFXの勝ち方についてお話ししてきました。
FXで勝つためのコツは難しい知識を次々と取り入れることではなく、基本的なことをコツコツ積み重ねたり、自分で決めたルールを守るなど、シンプルなことが大切です。

勝つための6つのコツは以下になります。

・証拠金には余裕を持たせる
・自分で決めたルールを守る
・成功している人から学ぶ
・自分の取引を振り返る
・自分に合った取引スタイルを選ぶ
・別のFX会社に乗り換えて環境を変える

自分が負けている理由をしっかり分析して、勝ち方のコツを取り入れ、利益を伸ばしていきましょう!
今回の記事を取引する際の参考にしていただけたらと思います。

外資系投資銀行7社による2019年の為替相場見通しまとめ

時代は平成最後の2019年に突入しましたが、FX取引をしている人は「2019年の相場はどう動いていくのか」ということが一番の気がかりではないでしょうか。
2019年は年明け早々にドル円フラッシュクラッシュ(大暴落)もありました。
「今年もドルの勢いは続くのか、アメリカ経済の見通しを知りたい」
「イギリスのEU離脱でユーロやポンドはどうなるんだろう?」
と思っている方も多いことでしょう。

こんにちは、今年こそは勝ち組トレーダーになりたい大輔です!
リサさん、平成最後の2019年のFX相場はいったいどうなっていくんでしょうか?

そうね、アメリカの大手投資銀行が発表している「年間経済見通し」を読んでみると今年の相場を読むヒントになるわよ。
相場を大きく動かしているのは投資会社や大手銀行なんだから、そのあたりの意見も重要ね。

英文読めってことですか!?僕が英語まったくダメなの知ってるくせに。
リサさんはハーフだから英語が読めてズルいよ・・・!

じゃあ私が翻訳してあげるから、大輔くんは内容をまとめてくれる?
各銀行でどんな見通しを立てているか比べてみるのも面白いんじゃないかしら?

えっ、リサさんが手伝ってくれるって・・・?
なんだか急にやる気が出てきましたよ!
ではみなさんも、僕と一緒に外資系投資銀行(=外銀)の2019年度経済予測をみていきましょう!

 

各社の2019年度世界経済見通し要約 

それではまず、今回取り上げる大手外資系投資銀行7社のそれぞれの簡単な説明と、2019年度世界経済見通しの要約をご紹介します。

モルガン・スタンレー (Morgan Stanley) 

モルガン・スタンレーニューヨークを本拠地とし、1935年にモルガン商会から債券引受部門が独立して開業しました。 
日本では1970年から東京駐在員事務所が設けられ、現在では三菱UFJフィナンシャル・グループと証券合併事業を行うモルガン・スタンレーMUFG証券株式会社など、3社を展開しています。
 
2018年12月7日発表「2019 Global Outlook: Turning Point Ahead (2019年の世界的見通し:転換点は先に)」より抜粋:

MS-min

世界経済は2019年に3.6%成長すると設定されていますが、その見出しの数字は主な変化を覆い隠しています。
米国の成長は鈍化する一方、新興国市場が主導権を握ります。
コアインフレ率の上昇、金融政策の引き締め、貿易緊張の緩和などに伴う主導権の変化は、今後の見通しを大きく変える要因となります。

2019年は世界の成長がトレンドラインを中心に上下に変動することが基本ではあるが、全体的な成長率は3.6%までわずかに減速する、と予測します。

https://www.morganstanley.com/ideas/2019-global-macroeconomic-outlook

 

JPモルガン (JP Morgan)

JPモルガンは、ニューヨークに本社を置くJPモルガン・チェースアンド・カンパニーの傘下にある投資銀行です。 
モルガン・スタンレーとともにモルガンという名称が入っていますが、どちらもアメリカの5大財閥のひとつであるモルガン家が創立に関わっています。 

2018年12月20日に発表、2019年1月22日更新の「Global Market Outlook 2019(世界的市場 見通し 2019年)」より抜粋:

JP-min

世界的成長 :米国は中等度、ユーロ圏は弱まる 2018年に2年連続のGDP成長率の上昇、インフレ率の上昇、金利の上昇を見せた後、2019年には世界経済の成長はやや鈍化すると見込まれています。
米国経済は2018年にGDP成長率を3.1%と急成長させており、これは依然として堅調な水準に落ち着いたが、2019年には財政、金融、貿易の政策が締め付け始めると1.8%と緩やかに低下すると見込まれています。
最近のユーロ圏産業の混乱は薄れていくと予想され、ユーロ圏は1.7%成長すると予測されていますが、米国の成長の減速は一部相殺されています。

一方、中国は、内部の不均衡と外部の抗力に対処するため、約6%の成長を維持しなければいけないという大きな課題に直面しています。

https://www.jpmorgan.com/global/research/global-market-outlook-2019

 

ゴールドマン・サックス (Goldman Sachs Group Inc) 

ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクはアメリカの大手老舗投資銀行です。 
1869年に創業し、ニューヨークを本拠地として、世界30カ国以上で事業展開し、日本でも1974年から業務を開始しています。 

2018年11月14日発表「 Global Economics Analyst Landing the Plane (世界的経済アナリスト 飛行機を着陸させる)」より抜粋: 

GS-min

世界経済は、2018年の3.8%成長から、米国の減速と中国のさらなる軟化に牽引されて2019年には3.5%成長へ緩やかに減速する見込みです。
しかし依然として多くの先進国市場経済において潜在成長率を上回っており、引き続き労働力を求めている市場の引き締め、徐々に増えるコアインフレーション、そして多くの場合より高い政策金利が予想されます。
https://www.goldmansachs.com/insights/pages/global-outlook-2019.html

 

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ (Bank of America Merrill Lynch) 

米国ノースカロライナシャーロットに本社を置き、全米はもちろん世界35カ国以上でグローバルに事業を展開しています。 
バンク・オブ・アメリカという名前ですが、アメリカの中央銀行ではありません。 
2009年に米国三大投資銀行一つであったメリルリンチを買収し、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチとなりました。 

2018年12月4日に発表「2019 Market Outlook(2019年 市場見通し)」より抜粋: 

BofA-min


世界経済の成長は減速する: 世界経済は2018年の3.8%から2019年には3.6%へとわずかに低下すると予測されており、インフレ率は3%前後で推移しています。
ほとんどの主要経済国では、欧州と日本の両方で実質GDP成長率が1.4%、新興国市場では総計で4.6%程度の成長となっており、活動が減速していると見込まれます。
中国は依然として厳しい財政状況と米中貿易の衝突の結果、来年初めにはさらに悪化する可能性があります。
しかし、経済を好転させるための金融および財政刺激策の着実な流れが予想されます。

https://newsroom.bankofamerica.com/press-releases/global-markets/bofa-merrill-lynch-2019-market-outlook-peak-trough-market-unfriends

 

シティ・グループ(Citigroup Inc.) 

シティ・グループはニューヨークに本社を置き、世界160以上の国と地域に約2億の顧客口座を有する世界有数のグローバルな銀行です。 
1812年の創業より200年にわたり金融サービスを行なっており、日本でも100年以上前から営業しています。 

2018年末発表「 Outlook2019: Finding The Light (2019年見通し:光明探し)」より抜粋: 

Citi-min

世界の経済成長は、多くの先進国市場が高い期待に応えられずに減速しています。
この減速は多くの人が不況になる可能性があることを懸念していますが、我々は成長が2019年の大半を通じて続くと考えています。
米国経済は年末までに約2%のペースに減速する可能性があり、そして当面の間、不況にならないか監視することになるでしょう。

https://marketinsights.citi.com/marketoutlook/2019-finding-the-light/

 

BNPパリバ( BNP Paribas) 

本社をフランスのパリに置く、ユーロ圏トップクラスのメガバンクです。 
ユーロ圏以外にもアメリカをはじめ全世界に支店を持っています。 
もともとはBNP(パリ国立銀行)とパリバだったものが、ユーロ発足のあおりを受け2000年に合併してBNPパリバとなりました。 

2019年1月16日発表「 Economy : The projections for 2019(経済:2019年の予測)」より抜粋: 

BNPP-min

2018年には、米国を除く世界各地で世界的な成長の鈍化が見られました。
2019年もこの傾向は継続し、より広範囲に及ぶでしょう。
米国では、成長率が2.9%から2.1%に低下する可能性があります。
ユーロ圏では、1.9%から約1.4%に低下するでしょう。
これらの成長率は表面化されていませんが、今後どんな減速も不安材料につながるでしょう。

悪循環の傾向:世界経済の不確実性は投資家のリスク選好、そして企業の利益や給与などを低下させます。
米国では、企業や金融市場は成長具合よりも極端なリスクに焦点を合わせる傾向があります。
その一方で、インフレリスクへの懸念は薄れ始めます。
それが、FRB(連邦準備制度理事会)が金利引き上げのペースを減速させる計画を発表することを可能にしたものです。
私が示したように、さまざまな外因による不確実性の原因は、年間を通して解消し始めるはずです。
しかし、経済関係者は態度を変えるのが遅いので、2019年の初めには多くの疑問で示されます。

https://group.bnpparibas/en/news/economy-projections-2019-william-de-vijlder-head-economic-research-at-bnp-paribas

 

クレディ・スイス(Credit Suisse

クレディ・スイスはスイスのチューリッヒで1856年に設立されました。
欧州系の巨大金融機関でありながら、1988年に米大手投資銀行ファースト・ボストンを買収し、アメリカでの基盤も持っています。
日本とも戦後から関わりがありましたが、2006年にクレディ・スイス証券株式会社として東京に拠点を置き業務が開始されました。   

2018
年末発表「 Global economy(世界的経済)」より抜粋:

CS-min

異なる成長の軌道 米国の財政刺激策の影響は2019年中にピークに達する可能性が高いですが、堅調な企業の設備投資、雇用および賃金の伸びを背景に、成長はトレンドを上回る状態を維持するはずです。
しかし中国では、6%に向かって成長が鈍化する可能性があります。
米国の関税、製造投資の低迷および消費の伸びの鈍化は、制約となる可能性があります。
ヨーロッパと日本では、依然として緩やかな金融環境が緩やかな成長の勢いを維持するのに役立つはずです。
しかし、多くの新興国市場では、政策立案者がインフレと通貨管理に焦点を当てているため、成長は依然として鈍いままになると思われます。

https://www.credit-suisse.com/microsites/private-banking/investment-outlook/en/global-economy.html

「The state of play for currencies(通貨の現状)」
https://www.credit-suisse.com/microsites/private-banking/investment-outlook/en/financial-markets/the-state-of-play-for-currencies.html

 

地域別年度見通し 

それではさっそく各銀行の2019年度経済見通しを詳しく見ていきましょう。 
USA、ヨーロッパ、その他の3つの地域に分けてご紹介していきます。 
各投資銀行の表記は以下の通りとします。 

モルガン・スタンレーMS 
JPモルガンJP 
ゴールドマン・サックスGS 
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチBofA 
シティ・グループCiti 
BNPパリバBNPP 
クレディ・スイスCS 

 USA

USA-min

まずはアメリカ経済やドルについての各社の見通しをまとめたものをご紹介します。
各社の予測はおおむね、「好調だったアメリカの経済成長は“遅いサイクル(late-cycle)”に入っており、今年度は徐々に減速していく」といった見通しです。

MS :経済成長率(GDP)は2.9%から2.3%まで低下し、トレンドを下回る方向へと変動すると予測。
FRBはより弱い成長見通しに順応し、2つの利上げを経て一時停止するでしょう。
より厳しい労働市場、衰退する財政刺激および金融緩和の欠如を含む多くの要因は、おそらく2019年に米国および他の先進国市場の成長の低下を意味します。

JP :財政、金融、貿易の政策が締め付け始めるとGDPは1.8%と緩やかに低下するでしょう。
下半期には、ユーロおよびその他の先進国市場通貨に対するドルへの支援が少なくなることはないと予測します。

GS
:GDPは2.9%から2.5%に減速、金利は4回引き上げが行われると予想します。
米国の史上最長の経済拡大が続く見込みです。

BofA :GDPは2.7%、財政刺激策の効果が薄れ始めると下半期には減速しますが、しかし今年の半ばまでに米国の経済成長は史上最長となるでしょう。
2019年にはユーロ安や円高に対してドル安が予想されます。

Citi :GDPは年末までに約2%のペースに減速、当面の間「不況の監視」を行うでしょう。
ドルの弱さが再び表れ、その後さらに減少します。

BNPP:GDP は 2019年は2.6%、2020年は1.9%と予想され、不況はかなり遠い見通しと思われます。
ドルに対してユーロが支持されるでしょう。

CS :GDP は他の先進諸国よりも高いままであると思われるが、その差は縮小するでしょう。
米国の景気刺激策の影響は薄れていく可能性がありますが、「イージーマネー」、健全な設備投資、継続的な雇用と賃金の上昇が、先進国経済のサイクルを延ばすはずです。
USDのさらなる急上昇はありそうもなく、他の主要な通貨に対して適度な米ドルの過大評価となるでしょう。
金利は他の先進諸国よりも大幅に高いままで、2019年半ばまでは格差がさらに拡大する可能性があります。

ヨーロッパ 

ヨーロッパ-min
次に、ユーロ圏とその他を含めたヨーロッパ地域の経済見通しについて、各社個別にご紹介していきます。

MS欧州中央銀行は政策の正常化を開始し、金利を引き上げる可能性が高いため、欧州の成長率は依然としてトレンドを上回ると見込まれますが、それでも緩やかになるでしょう。  
Morgan Stanleyは、2019年のGDPユーロ圏成長率を1.6%と予測し、2018年の1.9%と比べるとわずかに低下させると考えています。   

JP 英ポンドは変動しやすいままですが、合意によるEU離脱が実行されれば、最終的に数パーセントほど上昇するはずです。
もしくはテールリスク(大きな損失を引き起こす可能性)としてEU離脱がなくなった場合は2桁の上昇に傾くでしょう。 

GS ヨーロッパと日本の成長は2018年の間に減速しましたが、それはトレンドを超えたままです。
これは失業率に対してさらに下向きの圧力をかけて賃金上昇させるという、最近の上昇傾向をそのまま維持することになるでしょう。
しかし、コアインフレ率が依然として目標をはるかに下回り、さらにイタリアの財政危機が未解決であり、イギリスのEU離脱交渉が進行中です。
そのため、2019年第4四半期の欧州中央銀行預金金利の最初の上昇の予測に対するリスクは、後側に傾いています。

BofA ドル安による為替変動率:2018年の米ドルは最もパフォーマンスが高い時期でしたが、2019年ではほとんどのドル上昇の恩恵は過去のものとなるでしょう 
2019年にはユーロ安や円高に対してドル安が予想されます。
EUR / USDとUSD / JPYは、年末にそれぞれ1.25と105に達すると予測しています。
ドルの強さは、短期的には英ポンドやスイスフランのような貿易戦争の影響を受けにくい通貨に対してドルを売ることを意味しており、米中間の貿易関係の発展に大きく依存するでしょう。

Citiユーロは2019年に米ドルに対して強化される可能性があります。
また、経常収支は欧州全体で概ねプラスまたは改善していくでしょう。 
2019年にユーロ圏諸国が通貨同盟加盟国の国民投票を求めることはないと思われるため、相対的に政治面も助けになるはずです。
評価に関しては、ユーロは実質為替レートでは安価に見えます。

英ポンドの方向はEU離脱交渉の進捗状況によって影響されると予想されます。
もし交渉が進んだパターンを考えると、英ポンドはよりマイナス面へ動くことになるでしょう。
実質為替レートでは、英ポンドは高評価とされています。
さらに、イングランド銀行は、移行期間の最初の段階で、英国がEUを離脱した後に2回金利を引き上げると予想されています。 

BNPP米国以外の先進国では、景気後退はさらに起こりにくいようです。 
ユーロ圏の回復は緩やかであり、GDP成長率は依然として世界的な金融危機以前の水準を下回っています。 
インフレ率は依然として欧州中央銀行の目標を大きく下回っており、経済的にはまだ余裕がある状態です。 

CS :ヨーロッパでは、イタリアの財政政策への懸念が一時的にスイスフランを押し上げましたが、英ポンドはEU離脱へと続く道を進むごとに前後に変動しました。 
イタリアとEUの間の財政赤字をめぐる対立に関しては、欧州中央銀行がイタリアの政治的圧力に屈することはまずないと思われます。 
したがって、ユーロ通貨ペアはこれらの緊張の影響をほとんど受けません。 
しかし合意なきEU離脱となれば、それに続く混乱はGBPに対する圧力を強めるでしょう 

新興国市場( Emerging Markets) 

新興国市場-min
次は新興国市場についての各外銀による2019年度見通しをまとめたものをご紹介します。
中国も新興国に数えられていましたが、もはや新興国ではないという意見もあるので、項目名に国名を出しました。 

  中国

中国経済は2018年になって急激に減速しました。
政府は2019年の成長目標を6〜6.5%に下げると予想し、J.P.モルガンは、2018年の6.6%から6.2%と推定しています。
今年度において、米中間の貿易紛争が迅速に解決されるとは思われません。
その結果、中国人民元は貿易に関するネガティブな見出しが少なくなるまでさらに弱まる可能性があります
中国当局が金融政策を緩和し続けている限り、この傾向は持続すると見込まれます。
しかし、中国が投資家の不確実性と資本流出の引き金を引くことを避けるため慎重に進めるでしょう。

  新興国市場

2018年には新興国市場経済は依然として 先進国市場の2倍を超える4.8%の成長率を達成しています。
しかし、これらの市場では先進国と比較して成長が鈍化し、最終的に下半期の全体成長は鈍化しました。
今振り子は新興国市場に有利に振り返って設定されています。
貿易緊張の緩和は、世界貿易における中国の成長と勢いを後押しする可能性があり、その両方が新興国市場に恩恵をもたらすでしょう。
多くの新興国市場経済にとって2018年に困難な後半を経て、キャリーオーバー効果はおそらく年初来で弱いスタートをもたらすでしょうが、循環的なピックアップが2019年の第2四半期から始まると予想します。
米国をはじめとする先進国市場の成長が鈍化するにつれて、新興市場は世界の経済成長エンジンとしての役割を再開するはずです。
しかし新興国市場は依然として米中貿易の波及効果に対して非常に脆弱です。


その他、個別の通貨に関する見通しは以下に、各社ごとそのままご紹介していきます。 

JP  新興国市場は混在しているように見える   中国が全体的な新興国市場の減速に大きく寄与しているため、ラテンアメリカは2019年にやや速い活動予測を持つ1つの地域です。 
特にブラジルは、大統領選挙の後、回復を続ける態勢を整えています。   

BofA ブラジルは強気で選挙後の回復は続くと見込まれ、ロシアは制裁リスクが値下げされていると考えて改善すると見込まれます。
一方、メキシコについての見通しは弱気で、信用格付けの格下げが懸念であり、不安定さが新大統領の下での政策変更を取り巻いています。

Citiインドルピーとインドネシアルピアは最悪のパフォーマンスを見せ、続いてオーストラリアドル、豪ドルは部分的に中国人民元の貿易紛争による弱さの影響を受けました。
タイバーツ、シンガポールドル、マレーシアリンギットが最も好調で、米中スタンドオフからのフォールアウトに対する回復力が強いと見られています。
豪ドルと韓国ウォンのようなより高いベータ通貨(それらは人民元の影響を受けます)はボラティリティが高いままであると、より多くの被害を受ける可能性があります。
インドのルピーとインドネシアのルピアは、4月から5月にかけてのこれらの国の選挙に先立って脆弱なままでいる可能性があります。

BNPP:新興国市場では、背景は一様ではなく、たとえばトルコ、アルゼンチン、ブラジルなど、各国に固有の変動があります。
世界的に、FRBの利上げとドル高への懸念は和らぎ、数週間の間、現地通貨はドルに対して幾分安定しています。
しかし、原材料のコストが下がると、中間製品を供給する国々に不利益をもたらします。
ブラジルを除外したとしても、ラテンアメリカは遅れをとっており、これは2016年以来そうなっています。
2019年、この地域は引き続き低調に推移するはずです。 

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2019
FX為替と金利レート予測

それでは最後に、具体的な数値をみてみましょう。
シティ・グループがそれぞれの通貨ペアの為替&金利のレート予測とコメントを発表していたので、そのままご紹介します!

FXforecast-min

kinnri-min

シティの2019年度為替&金利レート予測の出典はこちら:
https://www.citibank.com.hk/global_docs/mobile/investment/pdf/1hottop_e.pdf 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

グローバルに金融業務を展開する大手外資系投資銀行が外国為替市場に与える影響は大きいものです。
そういった外銀が自ら発表する年次見通しはなかなか興味深いものがあります。

普段は日本の経済アナリストの方たちが一旦噛み砕いた予測を読むことが多いかと思いますが、これを機会に海外の投資家たちの動きも覗いてみてはいかがでしょうか。

 

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FXは勉強した分だけ勝利に近づく!?正しい勉強法で勝率UP!

 

みなさんは、FXについてどんな勉強をしていますか?
FXで利益を出すために勉強は欠かせませんが、一口にFXの勉強と言っても、 

「どんな方法で何を勉強すればいいのかわからない」
「そもそもFXに勉強は必要なの?」

と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

こんにちは、FXを勉強中の大輔です!
具体的にFXで勝つための勉強って何をすればいいんですか?

人によってFXで勝つための勉強は違ってくるから、その人の目的やレベルにあった勉強方法を見つけることが大切よ。

なるほど!
その人のレベルにあわせた勉強が大事なんですね。
じゃあリサさんから見て、僕に必要な勉強ってなんだと思いますか?

大輔くんは基本をすぐに忘れるから、まだまだ基本的なことを勉強した方がいいわね。
基本をしっかりと理解してから、専門的な勉強をしたほうがいいと思うわ。

確かに基本的なことは、なんだがすぐに忘れている気がします・・・。
ということで、今回は僕と一緒にFXの正しい勉強の仕方について学んでいきましょう!

 

FXは勉強をすれば勝率は上がる!

FXに勉強は必要

FXで成功している人をテレビやブログなどで見ると「なんだかPCの前でボタンをポチッとするだけでお金を稼いでいる」と感じる方も多いのではないでしょうか。
確かにFXで成功している方がテレビなどで取り上げられるときは、華やかな部分だけが目立ってしまいがちです。
しかし、こういった成功者達は成功する前から成功した今に至るまで、日々FXについて勉強し続けている人がほとんどです。 

勉強した知識を元に取引をおこなうのと、まったく知識がない状態で取引をおこなうのでは、FX取引の勝敗に大きく影響します。
知識があれば、一瞬のチャンスをしっかり捉えることができても、知識がなければそれをチャンスと認識できないのです。
たとえば、同じ通貨の取引であっても「通貨と相場の知識がある人」と「何も知識がない人」では、結果は大きく異なることが多いでしょう。

通貨と相場の知識がある人なら、通貨の特徴から現在の相場が今後どのような傾向になっていくのか、ある程度予想を立てることができます。
しかし、何も知識がない人だと、現状の相場だけでしか判断することができず運に頼る部分が大きくなってしまうのです。

同じ取引であっても、知識差一つでFXの勝率は大きく異なります。
そのため、こういった知識差を埋めるためにも正しい勉強の仕方を覚えて、しっかりと勉強することが大切です!

 

勉強を始める前に

勉強を始める前に

勉強を始める前に、「意識」を整えておくことで、より効率的に勉強を進めることができます。
FXで利益を出すために勉強は必須と言えますが、勉強自体が好きという方はなかなかいませんよね。
ただ漠然と勉強を始めてしまうと、途中で嫌になってしまい三日坊主でやめてしまうなんて経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

 このような勉強が続かないという状態は、勉強するための意識を整えておくことで、ある程度は解消することができるのです!

 

勉強を保つための意識

FXの勉強を始めようとしている方には、何かしらのきっかけがあります。
「利益を出したい」「知識がなくて失敗した経験がある」など、理由は人によってさまざまです。 

どんな理由であっても、勉強のモチベーションを保つために、「FXの勉強を始めようと思ったきっかけ」を意識することが重要になってきます。
意識が低いとモチベーションにも影響して、勉強が中途半端になりがちです。
そのため、自分がなぜFXの勉強をするのか、しっかりと考えてみることが大切です。 

 

どんな勉強方法があるの?

どんな勉強方法があるの

では、実際にFXの勉強方法にはどのようなものがあるのか気になりますよね。
人によって勉強方法は異なるので、自分にあった勉強方法を見つけることが大切です。
ここでは、いくつかの勉強方法をご紹介します! 

 

本を読む

参考書や問題集のように、「勉強と言えば本」というイメージが強いという方も多いのではないでしょうか。
実際にFXの勉強においても本は有用であると言えます。
本屋はもちろん、Amazonなどの通販でも手軽にFXの参考書を購入することができます。
大手出版社が出版している参考書であれば、文章も読みやすく普遍的な内容で理解しやすいものが多いでしょう。 
FX初心者の方は、FXを全体から学ぶことができる本を購入するのがおすすめです。
FXに慣れてきた方は、よりFXについて深く学ぶことができるテクニック本などを購入するのが良いでしょう。

 

・初心者におすすめの参考書


めちゃくちゃ売れてる投資の雑誌ザイが作った 10万円から始めるFX超入門 改定版

FXの入門書としてまず読んでおきたいのが、投資の雑誌ZAi作ったこちらの本です。
本書はオールカラーの漫画や図を用いてFXの基本的な情報を解説しているので、初心者の方でも理解しやすい作りになっています。
内容としては、FXとはどういったものなのかと言った説明から簡単なテクニックの説明も入っているので、正にFXの入門書としてはうってつけの一冊です!

 

・FXに慣れてきた方におすすめの参考書


先物市場のテクニカル分析 (ニューファイナンシャルシリーズ)

FXに慣れてきた方におすすめしたいのが、1990年に発売されたこちらの本です。
「投資家でこの本を知らない人はいない」とまで言われる名著であり、多くのプロからも愛用されています。
タイトルは先物市場となっていますが、FXにおいても利用できるテクニカル分析なので問題ありません。
中級者向けとして紹介していますが、勝率に直結するテクニカル分析を初心者でも理解できるほど、非常に詳しく解説されています。
主要なテクニカル分析の解説に加えて、実践での活用方法まで解説しているので、これからFXで利益を出したいという方は必読です!

 

動画を観る

現在スマートフォンやタブレットを持っているという方は、動画で勉強するのがおすすめです。
本ではチャートの動きなどを写真でしか確認することができませんが、動画であれば実際にチャートが動いているところを確認することができます。
そのため、直感的に理解したいという方に向いている勉強方法だと言えるでしょう。

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また動画を観ることができるFX会社もおすすめです。
セントラル短資FXは、豊富な講師別のセミナー動画を視聴することができるFX会社です。
10人以上の講師から、自由に選択して勉強することができます。
また、デモトレードも利用可能なので、動画で勉強した内容をデモトレードで試すという方法もおすすめです!

FX会社 おすすめポイント

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・さまざまなFX関連動画を視聴可能!

デモトレードが利用可能!

パソコンオフ時でも自動取引

 

Twitterやサイトから学ぶ

有名な投資家のTwitterやFX関連のサイトからも勉強することができます。
とくにTwitterは、その人の考え方をリアルタイムで勉強することができるので、気になる人をフォローしておくのがおすすめです。
FX関連のサイトも複数の人の意見を参考にするのに便利ですが、匿名掲示板のように不特定多数が書き込めるサイトでは、情報の精査が必要になります。 

フォローすべきFXアカウントについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
知らなきゃ損!TwitterでフォローすべきFXアカウント100選

 

セミナーに参加する

最近はFX会社やFXの専門家がセミナーを開催している機会も多く、勉強する環境作りとしてもセミナーに参加して勉強することはおすすめです。
人脈がなくても、FXに詳しい人から指導を受けることができます。
セミナーであれば勉強する環境はもちろん、同じFX仲間を作るきっかけにもなるので、モチベーションが続きやすいと言えるでしょう。

セミナーの参加には費用がかかってしまうところもありますが、無料で参加できるところも多いので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

おすすめの勉強内容は?

おすすめの勉強内容は

FXの勉強内容は、自分のレベルにあわせて選ぶことが大切です。
初心者の方は、基本的な用語や内容から勉強するのがおすすめです。
FXに慣れてきたという方は、利益を出すためのテクニックやトレードスタイルなどを中心に勉強してみましょう。
ここでは、なかでも勉強しておいた方が良い用語や内容をいくつかピックアップしてご紹介します! 

 

FXを始めたばかりや初心者の方

FXを始めたばかりや初心者の方は、以下の内容を勉強するのがおすすめです。

・FXの基礎
FXに限らず基礎から抑えておくことが大切です。
FX全体の流れを理解するためにも、初心者の方はここから勉強してみましょう。

FXの基礎についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ギャンブルだと思っていませんか?FX初心者が知るべき基礎を総ざらい!

 

・資金管理
FXにおいて資金管理は必須です。
正しい資金管理を理解することで、大切な自己資金を有効に運用することができます。

資金管理についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
FXは資金管理が重要!初心者にもわかりやすい資金管理講座

 

・チャート
FXで取引をしていくなら、チャートの見方を知らないことには始まりません。
チャートの確認は、FX取引の大部分を占める要素でもあるので、必ず勉強しておきましょう。

チャートについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ローソク足、恐るるに足らず!FXで利益を出すためのチャートの見方

 

・そのほかの基本的な用語
FXには、基本的な用語が多くあります。
FXの基礎や資金管理を理解したら、一通り基本的な用語も勉強しておくのがおすすめです!

そのほかの基本的な用語についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
この記事を読めば、誰でもすぐFXをはじめられる!FX用語決定版!

 

FXに慣れてきた方

FXに慣れてきた方は、以下の内容から勉強して、より専門的な内容へと進んでいくのがおすすめです。

・テクニカル
FXに慣れてきた方は、利益を出すためのテクニック関連を勉強するのがおすすめです。
テクニカルは、FXで利益を出すなら必須と言われる分析方法の一種です。

テクニカルについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
FX初心者なら知っておくべき!テクニカル分析の基本

 

・ファンダメンタル
テクニカル同様、ファンダメンタルもFXで利益を出すなら、必須と言われる分析方法になります。
テクニカルとあわせて勉強するのがおすすめです!

ファンダメンタルについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
利益を上げるために有効な方法!FXにおけるファンダメンタルとは?

 

・チャートパターン
チャートパターンは、相場の動きを予想するために必要な指標です。
チャートパターンを理解することで、今後の動きを予想して有利に取引を進めることができます。

チャートパターンについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
次の値動きを予想!チャートパターンを身につけて相場に挑もう!

 

・FXで勝つためのポイント見直し点
ある程度実践を経験した方は、一度自分の取引を見直してみることが大切です。
とくに、思ったように利益が出ないという方は、利益が出ない原因を見つけるきっかけにもなります!

FXで勝つためのポイント見直し点についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
FXで勝てない人必見!勝つために見直すべき事とは?
FXで成功したい!成果につながる必要な知識やポイントを解説します!

 

勉強しやすい環境を作る

勉強しやすい環境を作る

勉強する内容がわかっても、実際に勉強できる環境が整っていないと意味がありません。
ここでは、いくつか勉強しやすい環境を作る方法をご紹介します!

 

快適に取引できる環境を整える

近年のFX取引は、スマートフォンやタブレットでも手軽におこなうことができるようになりました。
実際にスマートフォンやタブレットで問題なくFXに取り組んでいる方も多いでしょう。
しかし、膨大な情報を基に取引をおこなうFXにおいて、スマートフォンやタブレットでは少々不安な部分があることも確かです。

やはり快適に取引をおこなうなら、パソコンを使うのが一番でしょう。
パソコンであれば、膨大な情報を複数のモニターなどで確認することができ、一瞬のチャンスも逃しづらくなります。
とくに、初心者の方は何度も取引の検証をおこなうので、勉強という観点から見てもパソコンのほうがおすすめだと言えます。

 

FX仲間を作る

いくら勉強のやる気があるとは言っても、一人で勉強するのが辛くなることもあります。
とくに、初心者の時期は右も左もわからず不安になることも多いでしょう。
そんなとき同じく勉強しているFX仲間がいれば、相談することで辛さを和らげることができるかもしれません。
メンタル面以外にも、FX仲間と知識を共有したり一緒に勉強をおこなうことで、勉強に必要なインプットとアウトプットを効率的におこなうこともできます。

FXは情報が勝率に直結する取引でもあるので、信頼できるFX仲間は将来的にも作っておくことをおすすめします。

 

こんな勉強方法には注意!

こんな勉強方法には注意

初心者の方に限らずFXに慣れた方でも、間違った勉強方法には注意が必要です。
せっかくのやる気や努力を無駄にしないためにも、しっかりと理解しておきましょう! 

 

デモトレードのみをおこなう

初心者の方にありがちなのが、ずっとデモトレードのみで勉強をおこなうということです。
FX初心者にとって、デモトレードでしっかりと取引に慣れることは非常に大切です。
しかし、いつまで経っても実際の取引に移行せずデモトレードばかりで勉強をするのは、おすすめできません。 

デモトレードと実際の取引では、自分の資産が影響するかしないかの違いがあるので、メンタル面で大きな差が生まれてしまうのです。
そのため、デモトレードではどっしりと構えられても、実際のトレードではメンタルが持たず、冷静な取引ができないおそれがあるでしょう。 

 

高額商材で勉強する

すべての高額商材が悪いというわけではありませんが、よくネットなどで見かけるFX100%勝てる必勝法!」などと銘打っている高額商材には注意が必要です。
FX100%勝てる方法など存在しておらず、商材の内容自体が特別な情報でないこともよくあります。
そのため、商材のうたい文句に惑わされず、コツコツと地道に勉強していくことを忘れないようにしましょう。 

 

勉強しながら取引をするならこのFX会社!

勉強しながら取引をするならこのFX会社

FX会社によっては、FXの勉強をするのに適したサービスがあるのをご存知でしょうか。
とくに、セミナーの開催や情報の発信をおこなっているFX会社は、勉強しながら取引をおこなうのに最適だと言えます。
初心者から上級者まで問わず、勉強しながら取引をしたいという方は、こういったサービスがあるFX会社を選ぶのがおすすめです! 

また取引にまだ慣れていない方は大きな通貨単位で取引を行うと、その分リスクも高くなります。
FX会社によっては10,000通貨単位からしか取引ができないこともありますが、初心者の方は1,000通貨単位以下から取引をすることがおすすめです。 

ここでは、セミナーの開催や情報の発信をおこなっていることはもちろん、1,000通貨以下から取引ができて、取引手数料も安いFX会社を3社ご紹介します

 

外為オンライン

外為オンラインは、投資家のレベルにあわせたセミナーを定期的に開催しているFX会社です。
ほかにも、FX関連のニュースやコラムなどの情報コンテンツも利用することができ、非常に勉強するためのサービスが整っています!
また、1,000通貨からの取引に加えて取引手数料も無料なので、コストをかけずに取引をおこなうことが可能です。

FX会社 おすすめポイント

外為オンライン
外国為替証拠金取引の外為オンライン口座開設申込

投資家のレベルにあわせたセミナーを開催!

・ニュースやコラムなど情報コンテンツが満載!

・取引手数料が無料!

 

SBI FXトレード

SBI FXトレードは、毎日の値動きレポートや動画配信をおこなっているFX会社です。
ほかにも、ほかのFX会社が1,000通貨や10,000通貨からしか取引できないところ、1通貨から取引することができます!
また、業界最狭クラスのスプレッドとなっている点も魅力的です。

FX会社 おすすめポイント

SBI FXトレード
SBI FXトレード

1通貨から取引が可能!

・毎日の値動きレポートや動画配信による情報力!

スプレッドが業界最狭クラス!

 

FX ブロードネット

FX ブロードネットは、セミナーの開催に加えて取引ツールの操作セミナーも開催しているFX会社です。
ほかにも、デモトレードを利用することができるので、初心者の方におすすめのFX会社です!
また、1,000通貨から取引が可能なので、低資金からでも取引することができます。

FX会社 おすすめポイント

FXブロードネット
FXブロードネット

FXセミナーから取引ツールの操作セミナーまで開催!

1,000通貨から取引可能!

デモトレードが利用可能!

 

まとめ

FXの正しい勉強の仕方を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
FXで利益を出すためには、正しい勉強の仕方が大切です。
自分にあった勉強方法から意識や環境を整えること、勉強する内容をしっかりと把握しておくことで、効率的に勉強することができます。 

FX初心者や慣れている方を問わず、勉強を続けることで将来的に大きく利益を出す可能性がグッと高くなります。
ぜひ、この記事を参考にして、FXの正しい勉強の仕方を実践してみてくださいね。

トレンド予測の指標モメンタムを使って、勝率UPを目指そう!

FXにはたくさんのテクニカル指標があって、どれを使えばいいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。
「テクニカル指標ってどれを使っても同じなんじゃないの?」
「1つ1つのテクニカル指標の特徴がイマイチわからない・・・」
そんな風に思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回はオシレーター系のテクニカル指標の1つ「モメンタム」についてご紹介します。

こんにちは、 FX勉強中の大輔です!
リサさん、モメンタムって使ったことがないですが、どのような指標なんですか?

モメンタムはトレンドの勢いなどをみるために使う指標よ。

FXの取引をするとき、トレンドの勢いをあまり意識したことないんですよね。

大輔くん、どうりで利益がでないはずだわ・・・。

そうか、FXをするときは、トレンドを意識するといいのか・・・。
というわけで、今回はトレンドを判断するための指標「モメンタム」の使い方や、モメンタムと併用して使いたいテクニカル指標などをご紹介します。
一緒に見ていきましょう!

 

モメンタムとは

そもそもモメンタムとは一体何でしょうか?
モメンタムとは日本語で訳すと、「勢い」とか「はずみ」を意味します。
FXにおいて、モメンタムはテクニカル分析に使われるオシレーター系の指標で、買われすぎ・売られすぎ・トレンドの勢いを示します。

 ちなみに、オシレーターとは「振り子」という意味です。
モメンタムやRSIなどは、振り子のように変動する相場の状況を示す指標であることから、オシレーター系指標と呼ばれています。

 モメンタムの計算式は、
モメンタム=当日の終値-直近N日前の終値
となります。

 この式より、モメンタムとは当日の終値とN日前の終値との差額を表わしていることがわかります。
その差額が大きいほどトレンドが強く、差額が小さいほどトレンドが弱いことを意味します。

 また、この式の「N」はパラメータで、自分の取引方法にあった数値を入れます。
一般的に、よく使われる数値は「10日」です。
10日以外に、20日や25日も使われることがあります。
(以下に出てくるモメンタムの図は10日で設定しています)

 このように、モメンタムの計算式はシンプルですが、「相場の状況をローソク足よりも早く示してくれる」という点で、とても役に立つテクニカル指標です。
ではモメンタムの、買いのシグナル売りのシグナルが出ていると判断するポイントをご紹介していきます。

 

モメンタムの買いのシグナルと売りのシグナル

モメンタムを使うと、上昇トレンド・下降トレンドが始まるシグナルを見つけやすくなります。
また、レンジ相場でも利益をだせるエントリーポイントをみつけやすくなります。
「上昇トレンド」「下降トレンド」「レンジ相場」のエントリーポイントをそれぞれ見ていきましょう。

上昇トレンドのとき

上昇トレンド

上の図の赤い丸印のところを見てください。
モメンタムがゼロラインを下から上に抜けたところが、上昇トレンドが始まるサインになり、買いのシグナルになります。

 しかし、モメンタムだけで判断するとダマシにあう可能性もあります。
そのため、ローソク足などほかの指標と併用することで、勝率の高い「買い」のエントリーポイントを見つけやすくなります。
(ダマシについては後述します。)

 下の枠内に、モメンタムとローソク足を組み合わせた場合の例を挙げてみました。

・モメンタムが下から上に抜けている

・ローソク足は、実体が長くてヒゲがない陽線である

この2つの条件が揃ったら、上昇トレンドが始まった可能性が高いと判断し、「買い」のエントリーポイントになります。

 

ローソク足の見方についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご参考にしてください。

ローソク足、恐るるに足らず!FXで利益を出すためのチャートの見方

 

下降トレンドのとき

下降トレンド

 

 

上の図の赤い丸印を見て下さい。
モメンタムがゼロラインを上から下に抜けたところが、下降トレンドが始まるサインで、売りのシグナルです。
そして、「買い」と同じように「ダマシ」を回避するために、ローソク足などほかの指標を併用して、エントリーするかどうかを決めます。

 下の枠内は、モメンタムとローソク足を組み合わせた場合の例です。

・モメンタムが上から下に抜けている

・ローソク足は、実体が長くてヒゲがない陰線である

この2つの条件が揃ったら、下降トレンドが始まった可能性が高いと判断し、「売り」のエントリーポイントになります。

 このように、モメンタムはほかの指標と併用すると、より勝率の高いエントリーポイントを見つけやすくなります。

 

レンジ相場のとき

レンジ相場

モメンタムでは、ゼロラインから遠ければ遠いほど、買われすぎ・売られすぎと判断します。
レンジ相場のときは、「買われすぎ」や「売られすぎ」のところで、モメンタムが反転したときが「売り」もしくは「買い」のシグナルです!

 上の図を見てみましょう。
①が買われすぎからの転換点、②が売られすぎからの転換点のところです。
反転したところでトレンドが転換したと判断し、「買い」もしくは「売り」でエントリーするのです。

 

逆行現象(ダイバージェンス)のとき

逆行現象(ダイバージェンス)とは、為替レートとモメンタムが逆の動きをするという現象です。
具体的には、以下の二つの動きです。

1.価格は下落し、安値を更新しているけれども、モメンタムは上昇しているとき

2.価格は上昇し、高値を更新しているけれども、モメンタムは下降しているとき

 この二つの動きを図にすると下の図のようになります。

ダイバージェンス

モメンタムがこのような動きをする場合、トレンドが終わるもしくはトレンドが転換する可能性が高くなりますので、注意しましょう。

 

モメンタムでトレンドの強弱を判断するには?

モメンタムでトレンドの強弱を判断するには、モメンタムの角度を見ます。
モメンタムとトレンドの関係は次のようになります。

角度が高ければ高いほど、トレンドが強い

角度が低ければ低いほど、トレンドが弱い

 一般的に、トレンドが強いときにエントリーをし、トレンドが弱くなってきたら利益を確定します。
要するに、角度が高くなったらエントリーし、角度が低くなったら利益を確定するのです。
下の図は、「売り」でエントリーした場合のエントリーポイント利益確定のポイントを示してあります。

トレンドの強弱

モメンタムの注意点

モメンタムの注意点は次の2つです。
1.モメンタムは比較的短期間の為替相場を分析することを目的としています。
そのため、大きな変動が突然発生すると、その影響を大きく受けるので、機能しなくなります
そこで、モメンタムの設定期間を長くすることで、突然発生した変動の影響を極力少なくすることができます。

2.モメンタムが、ゼロライン上を方向感なく上下に変動しているときはダマシの可能性が高いです。
例えば、ゼロラインを下から上に抜けて上昇トレンドに入ったと思って「買い」でエントリーしたら、反転して下降してしまい損失を出すというのがダマシです。
そこで、ダマシを回避して勝率の高いエントリーポイントを見つけるためには、モメンタムをほかのテクニカル指標と併用することがオススメです。

では次に、モメンタムと相性の良いテクニカル指標をご紹介します!

 

モメンタムと相性の良いテクニカル指標

モメンタムと相性の良いテクニカル指標として、ストキャスティクスをご紹介します。
ストキャスティクスも、モメンタムと同じオシレーター系のテクニカル指標で、通貨の「売られすぎ」「買われすぎ」を示します。

 実は、モメンタムは相場の大きな流れをつかむのが得意ですが、エントリーポイントを絞ることには向いていません。
しかし、ストキャスティクスは、モメンタムよりもエントリーポイントを絞ることができます。
そのため、ストキャスティクスとモメンタムを併用することで、より勝率が上がるエントリーポイントを見つける可能性が高くなるんです!

 下の図を見てみましょう。

ストキャスティクス

ストキャスティクスのエントリーポイントは以下になります。
図の①と②のところと、あわせて見てみましょう。

 【売りサイン】(図の①)

K・%DSlowD3本の線が70%ラインを超えているところで、%DSlowDを上から下に抜けたとき。

 【買いサイン】(図の②)

K・%DSlowD3本の線が30%ラインを下回るところで、%DSlowDを下から上に抜けたとき。

 基本的には30%ラインを下回ると売られすぎ、70%ラインを超えると買われすぎと判断することができますが、以下の判断をするとより精度を高めることができます。

20%もしくは10%ラインを下回ったところで、売られすぎと判断し「買い」

80%もしくは90%ラインを超えたところで、買われすぎと判断し「売り」

ただしエントリーする機会が減るので、慎重に取引したい人におすすめです。

 

ストキャスティクスについて詳しく知りたい方はこちらをご参考ください。

3種類の線の特徴をつかめ!ストキャスティクスはレンジ相場が得意!

 

おすすめのFX会社

GMOクリック証券のプラチナチャート+DMMFXのプレミアチャート、SBIHYPER SBIは、モメンタムをはじめ、ストキャスティクスなど多様なテクニカル指標を搭載しています。
そのため、モメンタムとほかのテクニカル指標を併用して使ってみたい方は、以下の3社がおススメです。

FX会社 おすすめポイント

GMOクリック証券
FX取引高世界第1位

・高機能で便利なツール 「プラチナチャート+」
・業界最狭水準のスプレッド!

DMMFX
DMM FXは初心者向け

・口座数国内第1位!
・業界初LINEによる24時間サポート

SBI FXトレード
SBI FXトレード

1通貨からの取引が可能
・値動きに関連する情報力の高さも一押し!

まとめ

オシレーター系のテクニカル指標モメンタム、いかがでしたでしょうか。
モメンタムは計算式がシンプルであるにもかかわらず、相場の勢いを高い精度で示してくれる優れものの指標です。

 そして、ストキャスティクスを中心にほかのテクニカル指標と併用すれば、勝率の高いエントリーポイントを見つけやすくなるでしょう。
モメンタム、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

 

FXで堅実に勝つための必須テクニック!「ストップロス」を解説!

 

みなさんは、FX取引で予想より損失が出てしまったことはありませんか?
もしかしたら、その取引でストップロスをおこなっていれば、損失は大幅におさえることができたかもしれません。
しかし、ストップロスのことをあまり知らないという方は、

「ストップロスってなんだか、損してる気がする」
「そもそもストップロスって何を基準に決めているの?」

と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

こんにちは、FXを勉強中の大輔です!
最近、すごく利益が出そうな取引をしていて、これからが楽しみで仕方ないです!

あら、それはよかったわね。
でも、急に相場が変動することもあるし油断は禁物よ。
大輔くんは、ちゃんとストップロスを設定してる?

ストップロスって、損失をおさえるやつですよね?
この取引は絶対に勝てるんで、大丈夫です!
ストップロスなんて必要ないですよ!

FXで大損する人は、みんなそうやって油断しているのが原因なのよ。
後悔してからじゃ遅いんだから、今のうちにちゃんと設定しておきなさい!

うーん・・・。
僕は自信があるけど、リサさんがそこまで言うなら設定してみようかな。
ということで、今回は僕と一緒にストップロスについて、勉強していきましょう!

 

ストップロスとは?

ストップロスとは

ストップロスは、FXでリスクをおさえるために必須と言えるテクニックの1つです。
初心者から上級者まで、役に立つテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう!

 

ルールを順守するテクニック

ストップロスとは、取引している通貨の相場が暴落したときなどに備えて、損失の幅をあらかじめ決めておいた範囲に定めておく方法のことです。
ストップロスには、手動でおこなう方法とFX会社で設定して自動でおこなう方法があります。
ストップロスという呼び方以外にも「損切り」という呼び方で呼ばれることも多いです。

たとえば、1ドル100円で1,000ドル購入したと仮定します。
このとき、自分が1ドル90円までなら損失を許容できるとして、1ドルが90円になった段階でストップロスが起こるように設定します。

設定したあと実際に相場が下がり1ドル90円となった場合、その時点でストップロスが起こるので、最初に決めた許容できる損失幅で決済をおこなうことが可能です。
このようにストップロスは、あらかじめ自分で決めたルール内で損失をおさえることができるというテクニックなのです。

ストップロス捕捉図

 

ストップロスの効果

ストップロスをおこなう理由として、もっとも大きいのが「リスクをおさえる」ということです。
人間の心理として、プロスペクト理論という行動原理があります。
この原理は、「人間はどんなときでも合理的な行動を取る生き物でありながら、実際はそのときの心理状況によって非合理的な行動を取ってしまう」というものです。
とくに損益に関して人間は、「目の前に利益があると利益が手に入らないことに対するリスクをおそれ、損失を目の前にすると損失自体を回避(取り返そうと)する」傾向があります。

この原理は、FX取引においても大きく影響する場面があります。
たとえば、FX取引で100万円の取引をおこない、20万円の損失が出たと仮定します。
このとき人間の心理として、どれだけ状況が悪くても20万円の損失を取り返そうと非合理的な行動を取ってしまいがちなのです。
こういった心理状況は、みなさんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

損失が出た段階ですぐに取引をやめておけば、損失は10万円や5万円程度で済んだかもしれません。
ストップロスは、この心理状況をあらかじめ決めたルール内で強制決済することで、リスクを早い段階でおさえるという効果があるのです。

 

ストップロスのルール設定

ストップロスのルール設定

ストップロスを設定していなかったことが原因で、FX取引で大きな失敗をしてしまうということが多くあります。
そのため、しっかりとルールを決めてストップロスを設定しておくことが大切なのです。
しかし、闇雲にストップロスのルールを決めてしまうと、本来ストップロスが必要な場面で正確にストップロスがおこなわれないおそれがあります。
そこで、ストップロスのルールを決める際におすすめの2つの方法をご紹介します!

 

2%ルール

2%ルールとは、1回の取引で自己資金の損失が2%になったらストップロスをおこなうという方法です。
代表的なストップロスのルールの1つであり、採用している投資家も多くいます。
たとえば、資金が200万円あると仮定します。
このとき「200万円×2%=4万円」となり、4万円の損失が出た時点でストップロスをおこなうというものです。

資金の2%までしか損失が出ないルールなので、ストップロスやFX自体に慣れていない方におすすめの方法です。
とくに、1回の取引や1日単位のような、短期取引がメインの方に向いていると言えます。
しかし、2%でストップロスをおこなうという低リスクのルールなので、利益も同等か少し上程度しか望めないことも多いです。

そのため、まずは2%ルールでストップロスに慣れたあと、1ヶ月単位などで許容できる損失の幅を考えるのもおすすめです。
1ヶ月単位の場合は、10%程度で設定してみるのが良いかもしれません。

 

取引開始から条件が異なった場合で決める

取引開始から条件が異なった場合で決めるとは、取引をはじめる理由となった要因が崩れたときに、ストップロスをおこなう方法です。
たとえば、取引をはじめた理由が上昇トレンドだった場合、しばらくしてその上昇トレンドが崩れたことを察知した瞬間に、ストップロスをおこないます。

この察知した瞬間という部分も、ある程度自分でルールを決める必要がありますが、上昇トレンドの場合は、直近の底値に割り込んだときを基準とするのがおすすめです。
この方法は、2%ルールのように資金を主としたルールではなく、相場の変動や特徴を主としたルールのため、取引をおこなう通貨ペアの特徴を把握しておくことが大切です。

 

ストップロス狩りに注意!

ストップロス狩りに注意

ストップロスは、FX取引のリスクをおさえるためにも必須と言えるテクニックですが、それを逆手に取ったストップロス狩りについても知っておく必要があります。
ストップロス狩りについて知っておけば、相場の状況を把握するときのキッカケにもなるので、ぜひ覚えておきましょう!

 

ストップロス狩りとは

ストップロス狩り(ストップ狩り)とは、ヘッジファンドのような資金を豊富に持っている投資家が、意図的に相場を動かし利益を得ることです。
多くの投資家がストップロスに設定している相場を見極め、そのラインに到達するまで大量の売り注文を出します。
これによって、相場が暴落することで、多くの投資家が設定したストップロスが約定します。
そこで、一気に大量の買い注文を出すことで相場が落ち着きを見せて、元の相場に戻ったときに利益を得るという仕組みです。

ストップロス狩り捕捉図

たとえば、1ドル100円で相場が安定しているとき、多くの投資家はストップロスを98円前後に設定すると考えられます。
そのため、ストップロス狩りを狙っているヘッジファンドなどは、1ドル98円前後まで相場が落ちるように、大量の売り注文を入れるのです。
そして、98円前後に到達したとき多くの投資家にストップロスを約定させます。
同時にどんどん落ちていく相場を見て慌てた投資家も、売り注文を入れることで1ドル100円で安定していた相場が、一気に暴落することになります。

ヘッジファンドなどは、その暴落によって底値に達したと予想した段階で、反対に大量の買い注文を入れます。
しばらくして、相場が元の落ち着きを見せて1ドル100円に戻ると、安く買った分の差額として利益が出るのです。

 

ストップロス狩り対策

ストップロス狩りの対策としては、

・相場が明らかにおかしい動きをしているときは、取引をやめる
・多くの投資家が設定していると思われるストップロス幅よりも、広めに幅を取る

の二つの方法があります。

しかし、どちらの方法を取ってもストップロス狩り自体を完全に対策することは、ほぼ不可能に近いと言われています。
唯一完全に対策する手段として、ストップロスをおこなわないという方法がありますが、ストップロス狩り以上にリスクが大きいのでおすすめはできません。
ストップロスを設定しないと、最悪ロスカットがおこなわれ、大幅な損失が出てしまうおそれもあるからです。
このようにストップロス狩りは、ある程度の妥協が必要となってしまいます。

ロスカットについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

損失の拡大を防ぐ!ロスカットの基本的な仕組みを知ろう!

 

注文方法が豊富なFX会社!

ストップロスおすすめFX会社

FXでリスクをおさえた取引をおこなうためにも、ストップロスの設定やストップロス狩りへの意識はもちろん、注文方法が豊富なFX会社を利用することが大切です。
注文方法が豊富であれば、状況にあわせた取引やストップロス狩り対策にもなります。
そこで、注文方法が豊富でありつつも、FX取引において重要な点をおさえたFX会社を3社ご紹介します!

 

マネックス証券

マネックスFXは、使いやすく特徴のある5つの取引ツールから、自分にあったツールを選んで取引することができるFX会社です。
相場の変動幅にあわせてリアルタイムで注文を自動修正してくれる、トレール注文を利用することができます。
また、デモトレード機能もあるので、初心者でも安心して取引を体験することができます!

FX会社 おすすめポイント

マネックスFX
マネックスFX×口座開設で選んでもらえるメルマガ1ヶ月・タイアップキャンペーン(井上哲男氏)

5つの取引ツールから選んで使える

トレール注文が利用可能!

デモトレード機能あり

 

外為オンライン

外為オンラインは、さまざまな相場変動に24時間自動で追従しながら取引をおこなってくれる、iサイクル注文が魅力のFX会社です。
トレール注文も利用することができ、取引にあわせて注文方法を選ぶことができます。
また、積極的に投資家のレベルにあわせたセミナーもおこなっているので、スキルを磨くことも可能です!

FX会社 おすすめポイント

外為オンライン
外国為替証拠金取引の外為オンライン口座開設申込

iサイクル注文とトレール注文が利用可能!

20ペア以上の通貨ペアを取り扱い!

レベルにあわせたセミナーを開催

 

SBI FXトレード

SBI FXトレードは、ほかのFX会社が1,000通貨や10,000通貨からしか取引できないところ、1通貨から取引することができるFX会社です。
トレール注文に加えて、新規注文と決済注文を同時におこなうIFDOCO注文なども利用することができます。
また、値動きのレポートや動画配信もおこなっており、情報力の高さも魅力です!

FX会社 おすすめポイント

SBI FXトレード
SBI FXトレード

1通貨から取引が可能!

トレール注文とIFDOCO注文が利用可能!

・毎日の値動きレポートや動画配信による情報力!

 

まとめ

ストップロスについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ストップロスは、安定したFX取引をおこなうためにも、必須と言えるテクニックです。
しっかりと自分にあったルールを設定すれば、大きくリスクをおさえることができます。
しかし、ストップロス狩りを意識しておかないと、リスクをおさえるはずのストップロスで、損失が出てしまうおそれもあります。

そのため、しっかりと相場の動きを見ることや注文方法が豊富なFX会社を利用して、ストップロス狩り対策もおこなっておきましょう!
ぜひ、今よりFXで良い取引ができるように、この記事を役立ててみてくださいね!

一目でトレンドがわかる!?一目均衡表の活用方法はこれだ!

あなたはFXのチャート分析で「一目均衡表」を使ったことがあるでしょうか。
一目均衡表は一見むずかしそうに見えますが、その名の通り「一目」で相場の動きがわかる人気のテクニカル分析なんです!

こんにちは、FXを勉強中の大輔です!
リサさん、株やFXでよく見る、カミナリ様が雲の上でゴロゴロいっているような図は何なんですか?

んっ?カミナリ、雲・・・。
もっ、もしかして「一目均衡表(いちもくきんこうひょう)」のことかしら?
大輔くん、興味あるの?

いやあ~、なんだか線がたくさんあって難しそうで、僕なんかとても理解できそうにないですよ。

大丈夫、一目均衡表の読み方は見た目より簡単なのよ!
雲を見るだけでも十分役に立つから。

雲を見るのなら大好きですよ!
仕事の合間によく窓から雲が流れるのを眺めていますから。

空の雲とは違います!
(やっぱり仕事サボってたか・・・)

一目均衡表の雲ってどんな雲なんだろう?? 
みなさんも僕と一緒に一目均衡表について学んでいきましょう! 

一目均衡表とは

一目均衡表とは、数あるインジケーターの中の一つで、トレンド系のテクニカル分析に分類されるものです。 
では一目均衡表とはどんな表なのか見ていきましょう。 

 

 一目均衡表の説明 

一目均衡表はローソク足のチャートとともに5本の線と「で構成されています。
5本の線とは、基準線転換線先行スパン1先行スパン2遅行スパンと呼ばれるものです。 
「雲」とは、先行スパン1の線と先行スパン2の線に挟まれた範囲を指します。

一目均衡表-min

 5本線と雲  

ではここで、一目均衡表を構成する5本の線と雲について簡単に説明していきます。  
それぞれの計算式などは以下の通りです。  

1.  基準線 =(当日を含む過去26日分の最高値+最安値)÷2                                           
2.  転換線 =(当日を含む過去9日分の最高値+最安値)÷2                                             
3.  先行スパン1 =(基準線+転換線)÷2を当日含む26日先の日付に記したもの                
4.  先行スパン2 =(当日を含む過去52日分の最高値+最安値)÷2を当日含む26日間先の日付に記したもの  
5.  遅行スパン = 当日の終値を当日含んだ26日分さかのぼった日付に記したもの                        

  「雲」= 先行スパン1と先行スパン2の間の領域 

3、4、5の線にはスパンと名がついていますが、スパン(span)とは「期間、範囲」という意味があります。 
先行スパン1・2と遅行スパンは当該数値を、当日ではなく一定の期間前後にずらして表示するのが特徴です。 
一目均衡表では、◯日と数える時、当日を含んで数えるので、26日間を未来や過去にずらす場合、実際は25日後や25日前になります。 

 

一目均衡表の活用方法  

一目均衡表からわかるのは以下のようなことです。 

・トレンドの方向(上昇しているか、下降しているか)

・トレンドの転換点、「買い時」または「売り時」

・相場の「上げ止まり」と「下げ止まり」   


ではここから、一目均衡表の見方について説明していきましょう。
全部の線や雲を一度に見るのではなく、ポイントを絞って見ていきます。

 転換線と基準線 のクロス

「転換線が基準線とクロスして上に抜けたら買いのサイン、下に抜けたら売りのサイン」  

基準線は過去26日分の値動き幅の中心値であり、転換線は過去9日分の値動き幅の中心値です。   
転換線のほうが当日に近い短期間のものなので、転換線が基準線を超えて上に表れた時はトレンドが上昇しているというサインになります。  

両線がクロスしたポイントは「好転」といい、買いのサインです。 
転換線が基準線とクロスして下に抜けた時は「逆転」といい、売りのサインです。 
移動平均線でいわれる「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」によく似ています。 

 基準線と転換線、2つの線がクロスしていなくても、両者ともに上昇していれば上昇トレンド、その逆なら下降トレンドとみることができます。 

 

 雲の厚み  

「雲が厚いと相場が維持され、薄いと相場が反転しやすい」  

「雲」は先行スパン1と先行スパン2の間の価格帯で、空に雲がたなびいているように見える部分ですね。

先行スパン1 とは、(基準線+転換線)÷2を、25日先の日付に記したものです。 
つまり、「26日サイクルの値動き幅の中心値と9日サイクルの値動き幅の中心値との平均値」を、25日先の日付に記したものです。 
9日を短期、26日を中期のサイクルとみると、先行スパン1 は両者の中間である短〜中期のサイクルとなります。
その短〜中期サイクルの中心値を、25日先の日付に記したものとみられます。 

そして先行スパン2 とは、「52日(長期)サイクルの値動き幅の中心値」を、25日先の日付に記したものになります。  

言葉で説明すると、とてもややこしいので下の図を見てみましょう。  

レジサポライン-min

先行スパン1と先行スパン2の2本の線に挟まれた領域である「雲」が意味するものは「抵抗帯」です。  

ローソク足が雲の上にある時は強気相場であり、雲は「下値支持線」(サポートライン)となります。  
ローソク足が雲の下にある時は弱気相場であり、雲は「上値抵抗線」(レジスタンスライン)となります。  

強気相場とは「買い」の勢いが優位に立っている相場であり、弱気相場は「売り」の勢いが優位に立っている相場のことです。  

雲に関する相場読み取りサインには以下のようなものがあります。 

一目均衡表 雲-min

ローソク足が雲の上にある時は強気相場か!
その他にも一目均衡表の雲はいろんなことを教えてくれるんですね!

遅行スパン (遅行線) 

「遅行スパンとローソク足がクロスするとトレンドが転換」  

遅行スパンとは当日の終値を、26日間過去にさかのぼって記したものです。  

遅行スパンがローソク足より上にあると強気相場であり、下にあると弱気相場です。  

遅行スパンがローソク足とクロスして上抜けると「買い」のサイン、下抜けると「売り」のサインとなります。 
一目均衡表を読み解くうえで、この遅行スパンを「絶対にないがしろにしてはいけない」と考案者の細田氏は語っています。
氏は、26日間を一番重要なサイクルと見ており、遅行スパンは一サイクル前の価格と当日の価格を比較する意図があるようです。 
そして現在の終値が一サイクル前の終値を上回ったら、そこから強気相場になるとみなしているのです。   

三役好転・三役逆転は最強シグナル  

ここで、一目均衡表において最も強い相場転換サインといわれる「三役好転」「三役逆転」をご紹介しましょう。  
三役という3つの条件が揃うことにより、より強固な売買のサインが出来上がります。  

 「買い」の三役好転  

「三役好転」が成立すると買いの最強サインになります。
三役好転となるための3つの条件とは以下のものです。  

転換線が基準線を上抜ける

遅行スパンがローソク足を上抜ける

ローソク足が雲を上抜ける

 

三役好転-min

 「売り」の三役逆転  

「三役逆転」が成立すると売りの最強サインになります。
三役逆転となるための3つの条件とは以下のものです。  

・転換線が基準線を下抜ける  

遅行スパンがローソク足を下抜ける 

ローソク足が雲を下抜ける  

三役逆転-min

 ※上のチャートでは見やすいように左半分の雲の塗りつぶし線が消してあります。

三役好転・三役逆転いずれも、3つの条件が揃うことはなかなか難しいので、2つ揃った時点でエントリーして残りのひとつの条件が整うまで準備をしておくこともおすすめです。 

また、遅行スパンがローソク足と雲から上抜けているかなど、他のサインもあわせてチェックしておきましょう。  

日足で三役好転したなら、1時間足に落としても三役が達成されるか見てみましょう。 

  

考案者は日本人!  

この一目均衡表というテクニカル分析法は世界的に活用されていますが、日本人が考案したものなのです。  
株式評論家であった細田吾一氏が7年の歳月をかけ、延べ2,000人の協力をもとに開発し、1936年に発表しました。  

日本人というと江戸時代にローソク足と酒田五法を考案した本間宗久がいましたよね。
今度は昭和初期に、優れた相場分析法を考えた日本人がもう一人いたんですね。

細田氏のペンネームであった一目山人(いちもくさんじん)から「一目」均衡表と名付けられたそうです。
氏の「相場は売りと買いの均衡が破れたほうに動く」という考え方から「均衡表」と名付けられたのでしょう。
海外でも意訳されずそのまま「Ichimoku Kinko Hyo」として通っており、長くて覚えにくいのでIchimokuとだけ呼ばれることが多いです。

細田氏は後に一目均衡表についての解説本を7冊著しており、その中で一目均衡表の元となっている相場分析理論を紹介しています。  

その相場分析理論について、次の章でご説明していきますね。

  

3つの理論  

一目均衡表を考案した細田吾一氏が説く理論は、膨大な情報量で、全部を完全に理解するのはほとんど不可能といわれるくらいの深い内容です。  
ここでは、そのなかでも土台となる時間・波動・水準という3つの理論について簡単に説明していきます。 

時間論  

5本の線の算出法を見れば気づくように、相場分析において時間という概念にこだわり、取り入れていることが一目均衡表の最大の特徴でしょう。

細田氏は9日間、17日間、26日間などの一定のサイクルに従ってトレンドが動くという法則を見い出しました。
それにより、基準線の算出には26日間、転換線には9日間という期間を当てはめています。  

考案者自身は日足のみに適応すると言っていますが、実際にはその他の時間足にも使うことができ、その場合は「ローソク足9個分、17個分、26個分」と置き換えて当てはめます。  

また、時間軸をずらすという目新しい試みもされており、5本の線のうちスパンと呼ばれる3本がそれにあたります。
これは26日間というもっとも重要なサイクルで、過去や未来の価格と比較するためです。

  

波動論   

波動論は、相場の細かな値動きの形を、最高値、最安値のみ抽出してシンプルな波形にすることにより、大きな動きであるトレンドを掴みやすくするというものです。  

細田氏は波動を3つの基本パターンに分類しました。    

1. 上げ、または下げ1方向のみのI波動」  

2. 上げて下げ、または下げて上げ2方向のV波動」  

3. 上げ下げ上げ、下げ上げ下げのN波動」  

  

これらIVNの波動がつながり繰り返していくことによりトレンドとなっていきます。  
IVNに内包されているので、相場分析の基本となるのはN波動ということになります。 
上昇し始めた価格はN波動を完成するまでは下降に転じることはなく、また逆も然りという法則です。 

この基本3パターンに加え、N波動が連続した形である5波動7波動9波動や、N波動が完成するまでに形作られる中間波動としてS波動Y波動P波動もあります。

波動パターン-min

水準論 

水準論は別名「値幅観測論」として知られており、一度動いた値幅はその後もまた現れやすいという法則によるものです。 

また、時間が横軸であるのに対して、価格の変動が現れる縦軸で、上下に動く値幅を予測するものです。 

 基準になる上昇幅を「矢印上昇幅」といい、現れるパターンをV計算値、N計算値、E計算値、NT計算値と4つの基本パターンに分類しています。 

水準論-min

以上、一目均衡表の骨組みである3つの理論について、簡単にご紹介してきました。 

細田氏の提唱する3理論はもっと奥が深いので、興味のある方は氏(一目山人)の著書や解説本を読んでみてくださいね。  

  

一目均衡表の注意点  

とても便利そうな一目均衡表ですが、使うときに注意すべきこともあります。 
一目均衡表は、大きな流れを掴むときには一目でわかって便利ですが、売り買いのポイントを知るのが遅れがちになるというのが欠点です。

また一目均衡表は、レンジ相場でダマシになりやすいという欠点もあります。
レンジ相場になると基準線と転換線のクロスが頻発しますが、実際にはトレンドの転換にならないというダマシになることがよくあります。 
一目均衡表は日足で見ることを前提に作られているので、それより短い1時間足や1分足などの足の場合は、よりダマシが多く発生してしまうのです。 

こういった一目均衡表の欠点を補うために、他のインジケーターを併用するとよいでしょう。   

  

あわせて使いたいテクニカル指標  

それではここで、一目均衡表とあわせて使うとよい、おすすめのインジケーターをご紹介します。 

MACD  

MACDとは短期と中長期の2本の移動平均線による分析法です。 
MACDはトレンド発生のタイミングを細かく捉えられるので、一目均衡表の欠点を補うのに最適でしょう。
一目均衡表でトレンドが発生していることを確認したら、MACDのゴールデンクロスやデッドクロスでエントリーするといった具合に使えます。

MACDについての詳しい説明はこちらからどうぞ。
トレンド系の代表!?MACDのクロスでトレンドを見極めよう

  

スーパーボリンジャーとスパンモデル 

スーパーボリンジャーとスパンモデルどちらにも一目均衡表がアレンジされて使われており、一目均衡表のデメリットを緩和したものとなっています。

スーパーボリンジャーとスパンモデルはこれまた日本人が考案したテクニカル分析法です。
考案者の柾木利彦氏は為替ディーラーの経歴を持つ、現代に生きる相場分析家です。

スーパーボリンジャーはボリンジャーバンドと一目均衡表を掛け合わせて作られているので、つまりはボリンジャーバンドとの併用と同じ事になります。  

ボリンジャーバンド、スーパーボリンジャーとスパンモデルに興味のある方はこちらをご覧ください。
スーパーボリンジャーとスパンモデルを使ってトレンドを見抜こう

  

一目均衡表が使えるFX会社 

一目均衡表は線がたくさんあり、かつ計算式が複雑なので、普通に作成することはとても困難です。

エクセルで表を作ることもできますが、FX会社が提供しているツールを使うことができれば手っ取り早いですよね。

そこで、ここでは一目均衡表が使えるFX会社をご紹介します。 

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まとめ 

一目均衡表は、相場の動きを視覚化し、一目で把握できるようにしたチャート指標です。
時間の流れが相場に影響するとして、現在の価格を過去や未来のものと重ね合わせて分析するという特徴があります。

この一目均衡表は、相場分析に心血を注いだ細田氏によって考案され、日本だけではなく世界中の人に愛用されている相場分析法です。
複雑そうな表ですが、見るべきポイントさえ押さえておけば信頼のできる結果をもたらしてくれるでしょう。

あなたもぜひ一目均衡表を活用してみてくださいね。

資金の運用は人からAIへ!進化するヘッジファンドの正体に迫る

経済ニュースを見ていると、ヘッジファンドという言葉がよく出てきます。
そのため、ヘッジファンドという言葉を聞くと、

「何か投資にものすごく詳しい人達の集まり?」

と思う人も多いのではないでしょうか。

こんにちは、FX勉強中の大輔です!
今回は、ヘ、ヘ、ヘックション!

どうしたの、大輔くん。
もしかして、花粉症?

ヘッジファンドといおうとしたら、くしゃみが出ちゃいました。

ヘッジファンドと花粉症。
どちらも強敵よ!

リサさんのいうとおり、ヘッジファンドは僕たちのように個人で投資を行っている投資家にとっては強敵です。
FXの資金を守るためにも、ヘッジファンドが仕掛けてくる戦略を知って対策を練ることが大切です。
今回は、ヘッジファンドについて一緒に見ていきましょう!

ヘッジファンドとは

ヘッジファンドとは一体何でしょうか?
ヘッジファンドとは、集めた資金を運用して生み出した利益を顧客に分配する組織のことです。
そして、資金の運用は投資のプロたちが行っています。

ちなみに、ヘッジファンドという名前の由来は、リスクヘッジのために空売りをしていたことにあります。
ヘッジは英語で「hedge」と書き、「避ける」という意味です。
ヘッジファンドの仕組みを図にすると次のようになります。

ヘッジファンドの仕組み

1.まず、資金は、投資のプロたちが機関投資家や富裕層から集めます。
2.次に、市場変動リスクを避けるためにいろいろな取引手法を使って、資金を運用し、利益を出します。
3.そうして出した利益を顧客である機関投資家や富裕層の人々に分配するんですね。

そもそも、ヘッジファンドはいつから存在するようになったのでしょうか?
ヘッジファンドは、1949年にアメリカの社会学者アルフレッド・ウィンスロー・ジョーンズによって設立されたファンドが最初であるといわれています。

また、現在の世界最大のヘッジファンドは「ブリッジウォーター」という運用会社です。
その運用額は700億ドル、日本円にすると7兆7千億円を超えるといわれています。

うーん、なんだかヘッジファンドは投資信託に似ていますよね。
しかし、ヘッジファンドと投資信託は全くといってもいいほど、別物です。
では、ヘッジファンドと投資信託はどこが違うのでしょうか?

 

投資信託との違い

ヘッジファンドと投資信託の違いをまとめてみました。
下の表を見て下さい。

投資信託

ヘッジファンド

共通点

預けた資金をプロが運用し、利益を顧客に分配

相違点

本質

金融商品

運用する組織

運用目標

相対収益

絶対収益

募集形式

公募

私募

投資方法

「買い」のみ

「売り」と「買い」

顧客

一般投資家

機関投資家、富裕層

手数料

購入手数料と信託報酬

機関投資家、成功報酬

投資対象

債券や株がメイン

全ての金融デリバティブ商品

必要資金

少額(大体1万円から)

高額(数千万円以上)

この表の共通点を補足しますと、預けた資金をプロのトレーダーが運用し、出した利益を分配するという点で、どちらも投資信託であるということができます。
しかし、投資信託は一般的に、銀行や証券会社などが販売している金融商品のことを指します。
一方、ヘッジファンドは、通常は資金を運用している組織のことを指すという点で、一般の投資信託とは本質的に異なるのです。

次に上の表の相違点を補足します。
まず、運用目標を見てみましょう。

投資信託の場合、相対収益で評価されます。
相対収益とは「ベンチマークを上回る成績を出せばよい」ということを意味します。

ベンチマークとは市場平均を示す指標のことです。
そして、ベンチマークに使用されるのは、日経平均株価やTOPIXなどの指数です。

つまり、投資信託は日経平均株価などの指数を上回る運用成績であればよいとされます。
そのため、市場全体が値下がりして損失が出ても評価されます。

例えば、日経平均株価が10%下落、投資信託が8%下落したとします。
この場合、投資信託は日経平均株価よりも下落率は低いです。
そのため、損失が出ていても投資信託の運用成績は良いと評価されるのです。

一方、ヘッジファンドの場合、運用目標は絶対収益で評価されます。
絶対収益とは「相場がどのように変動しても、利益を絶対に出さなければならないこと」を意味します。

次に募集形式です。
投資信託は公募、ヘッジファンドは私募という形式をとります。

公募とは、不特定多数の投資家を対象に資金を集めるという形式です。
私募とは富裕層や機関投資家など特定の投資家から資金を集めることをいいます。

最後に手数料です。
投資信託の手数料は、購入手数料と信託報酬です。

購入手数料は、顧客が投資信託を購入するときに支払う手数料。
信託報酬は、投資信託を1年間運用管理した場合にかかる費用を意味します。

一方ヘッジファンドの場合、信託報酬はありません。
しかし、顧客は購入手数料とは別に、成功報酬をヘッジファンドに支払う必要があります。
成功報酬の計算方法は、運用利益の増加に比例するのが一般的です。

このように、ヘッジファンドと一般の投資信託は似ていますが、ほとんど違うものなんです。

 

ヘッジファンドの種類と投資戦略

ヘッジファンドは、世界に8,000ほど存在するといわれており、投資判断をするトレーダーが人かコンピューターかで、ヘッジファンドを大きく分類することができます。
コンピューターがトレーダーであるヘッジファンドはクォンツ系ヘッジファンドと呼ばれています。
ちなみに、クォンツとは高度な数学を用いた手法を活用して、金融商品や市場などを分析・評価する方法です。

近年では、人が投資判断をするよりも、コンピューターが投資判断をする方がより大きい利益を出せるようになってきました。
そのため、将来的にほとんどのヘッジファンドではトレーダーがAI(人工知能)に変わるといわれています。

あの世界最大級の投資銀行ゴールドマン・サックスでも、トレーダーが人からコンピューターに置き換わっています。
ゴールドマン・サックスでは、トレーダーが2000年のときには600人いましたが、2017年にはわずか2人だけです。
解雇されたトレーダーのかわりにコンピューターエンジニア200人が採用され、通貨取引や株取引などをプログラムで運用しているのです。

プログラム

またヘッジファンドは、メインに使う投資戦略によって分類されます。
そして、FXを使って利益を出すヘッジファンドとしては、次の2種類のヘッジファンドが代表的です。

1.マクロ系ヘッジファンド

2.モデル系ヘッジファンド

では、この2つを順に見ていきましょう!

 

 マクロ系ヘッジファンドとその対策

マクロ系ヘッジファンドとは、グローバルマクロ戦略をメインの投資戦略とし、ファンダメンタルズ分析を重視してトレードするファンドです。

「グローバルマクロ戦略」とは、世界の経済社会全体の動きを予測し、為替や株式など複数の金融商品に投資する戦略のことです。

具体的にいいますとマクロ系ヘッジファンドは、まず各国の政策金利動向や経済指標などのマクロ指標をもとに、「ファンダメンタルズ分析」をして、将来の値動きを予想します。
その予想に基づいて、マクロ系ヘッジファンドが独自に算出した理論価格と実際の市場価格を比較し、割安・割高を判断して、取引をするのです。

一例をあげますと、次のようなトレードを何度も繰り返してきます。

理論価格よりも円高方向に行き過ぎていると判断すれば、特定のレートで「買い」

・円安方向に行き過ぎていると判断すれば、「売り」

このようなトレードの場合、為替相場のチャート図はレンジ相場のようになります
下の図はそのイメージ図です。

ヘッジファンドの仕掛け

そのほか、マクロ系ヘッジファンドは、円キャリートレードも頻繁に行ってきます。
ちなみに、円キャリートレードとは、長期にわたってスワップポイントを得るために、円を売って外貨を買う取引のことです。

このようにマクロ系ヘッジファンドは、特定のレートで、他のヘッジファンドよりも比較的長期にわたって、売買を仕掛けてきます。
では、マクロ系ヘッジファンドが仕掛けてきたことに気づいた場合、どのような行動をすればよいのでしょうか?

その場合は、まず仕掛けているレートを見つけ、そのレートを目安に利益確定やロスカットのラインを設定することで、大きな損失を回避する可能性が高くなります。

 

モデル系ヘッジファンドとその対策

モデル系ヘッジファンドとは、テクニカル分析を重視した投資戦略を用いるファンドです。

テクニカル分析では、チャートから投資家の心理状態を分析して、今後の値動きを予測します。
つまり、その投資家の心理状態の分析と今後の値動きを、コンピューターのアルゴリズムを使って予測し、短期間に人間の限界を超えるスピードでトレードを繰り返すのです。
ちなみにアルゴリズムとは複数の問題解決方法のうち、最適なやり方をコンピューターが計算して見つけることをいいます。

高速トレード

では、モデル系ヘッジファンドはどのタイミングで売買を仕掛けてくるのでしょうか?
モデル系ヘッジファンドは、市場参加者が少ないとき、すなわち流動性が低下したタイミングで大量の資金を使って売買をしてきます。
すると、相場は大きく変動するため、投資家たちは大きな損失を出すことがあります。

またモデル系ヘッジファンドは、ストップ狩りを仕掛けてくることも多いです。
ストップ狩りとは、相場を意図的に変動させて、相場の暴落や暴騰を引き起こして利益を出す方法です。

ストップ狩りには相場を下落させて利益を出す方法と、相場を上昇させて利益を出す方法の2種類があります。
ここでは、相場を下落させて利益を出す方法だけを説明しますね。

まず、逆指値注文がたくさん入っている損切のレート、すなわち損切ラインを探し出します。
次に、大きなイベントが発生したタイミングで、大量の売り注文を出し、意図的に損切ラインまで相場を下落させます。
すると、大量の逆指値注文が発動し、相場が急落するのです。

相場が急落後、大量の買い注文を入れ安値で通貨を購入し、利益を獲得します。
モデル系ヘッジファンドは、意図的に相場を変動させたことがバレないように仕掛けてくるので厄介です。
そのため、モデル系ヘッジファンドの動きは、投資家たちにとても警戒されているのです。

ストップ狩りについてもう少し詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ロスカット後の変動はストップ狩りかも!?発生しやすい条件とは

では、モデル系ヘッジファンドの仕掛けを回避するためには、どのような行動をすればよいのでしょうか?
正直にいいますと、売買スピードが人間の限界を超えているので、モデル系ヘッジファンドの仕掛けを回避するのは難しいです。

しかし、モデル系ヘッジファンドは流動性が低下したタイミングで仕掛けてくることが多いという特徴があります。
したがって、流動性が低下する年末年始やゴールデンウイークなどの連休前には、ポジションを保有しないようにするとよいでしょう。

 

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ヘッジファンドが仕掛けてくるのは、年に数回程度です。
そのタイミングでは、ポジションを保有せず、通常は取引コストが安く、約定力が高い以下の3社の口座で取引することをオススメします。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。 運用目標が絶対収益であるヘッジファンドは、大量の資金を使って、相場を意図的に変動させてきます。

ヘッジファンドによる仕掛けに気づくことや仕掛けによる損失を回避することは、難しいかもしれません。
しかし、ヘッジファンドの投資戦略を知ることは、ヘッジファンドによる仕掛けに気づき、大きな損失を回避することにつながるのではないでしょうか。

他国との連動制が勝利の鍵!?「ニュージーランドドル」を解説!

 

みなさんは、ニュージーランドドルという通貨をご存知でしょうか?
高金利通貨としての人気や、他国との連動制で相場が動くという、面白い特徴を持った通貨です。
しかし、実際にニュージーランドドルの取引をおこなったことがない方は、

「ただ高金利なだけの通貨なんてほかにもあるのでは?」
「他国との連動制ってどういうこと?」

と疑問に思われる部分もあるのではないでしょうか。

こんにちは、FXを勉強中の大輔です!
ニュージーランドドルって聞いたことはあるんですけど、どういった通貨なんですか?

ニュージーランドドルは、高金利で連動制の高さが魅力の通貨よ。
ドルやユーロほどではないけど、一定の人気がある通貨ね。

高金利はわかるんですけど、連動制の高さっていったいどういった意味なんですか?

連動制の高さというのは、他国の通貨の動きと連動して、こっちの通貨も高い可能性で相場に影響を受けることよ。

他国の通貨の動きが影響するなんて、なんだか面白そうな通貨の雰囲気がしてきました!
ということで、今回は僕と一緒にニュージーランドドルについて、勉強していきましょう!

 

ニュージーランドドルとは?

ニュージーランドドルとは

FXで取引をしている方で、おもにニュージーランドドルの取引をしているという方は、少ないのではないでしょうか?
ニュージーランドドルは、ドルやユーロほどメジャーな通貨でありませんが、FX取引をおこなっている方のなかでは、一定の人気がある魅力的な通貨です。

では、そんなニュージーランドドルとは、いったいどういった通貨なのかをご紹介します!

 

ニュージーランドドルの特徴

ニュージーランドドルとは、ニュージーランドが発行している通貨のことです。
一般的に「NZD」「キウィ」と呼ばれています。
キウィという名称は、ニュージーランドの国鳥である「キーウィ」や、名物の果物である「キウイ」から名付けられたと言われています。

ニュージーランドドルの金利は、基本的に高めに設定されていることが多いです。
先進国の通貨としては、1.75%と比較的金利の高い通貨となっています。(2018年12月31日時点)
理由として、ニュージーランドは先進国でありながら、経済規模が小さく流動性も低いことが関係しています。
そのため、国外からの投資を目的として、高金利になりやすくなっているのです。

また、隣国であるオーストラリアとの経済的な関係が強く、豪ドルの相場変動にあわせて、ニュージーランドドルも後追いで相場が変動するという特徴があります。

資源国通貨

ニュージーランドドルは、資源国通貨としての側面も持っています。
資源国通貨とは、自国で産出した農産物や鉱物などを輸出品としている国が、発行している通貨のことです。
ニュージーランドドル以外にも、豪ドルやカナダドルが資源国通貨として有名です。

ニュージーランドは、おもに農産物や畜産物を輸出することで、経済を大きく支えています。
それに関係して、資源国通貨であるニュージーランドドルは、輸出先の景気や商品市場の状況によって大きく影響を受けるといった特徴があるのです。

とくにニュージーランドは、フォンテラと呼ばれる酪農協同組合の経済規模に対する比率が、非常に大きくなっています。
そのため、フォンテラの動向がニュージーランドドルの相場を決定していると言っても、過言ではありません。

ニュージーランドドルのメリット・デメリットとは?

ニュージーランドドルのメリットとデメリット

ニュージーランドドルの特徴がわかったところで、ニュージーランドドルをFXで取引するメリット・デメリットが気になりませんか?
そこで、紹介したニュージーランドドルの特徴を踏まえつつ、メリット・デメリットを解説していきます!

メリット

ニュージーランドドルを取引するメリットには、「高金利」と「豪ドルとの連動制」の2つが挙げられます。

・高金利
ニュージーランドドルは、先進国のなかでも高金利な通貨です。
高金利通貨として有名な「トルコリラ(24%)」や「メキシコペソ(8.25%)」と比べると、あまり魅力的に感じられないかもしれません。
しかし、トルコとメキシコは新興国なので、先進国の通貨と比べて暴落するおそれが高くなってしまいます。
一方で先進国の通貨は、新興国の通貨よりも暴落のおそれは少ないと言えるでしょう。

・豪ドルとの連動制
ニュージーランドは、オーストラリアと経済的な関係が強いことから、ニュージーランドドルと豪ドルは連動制の高い通貨ペアとなっています。
この通貨ペアは、トレンドが一度発生すると、長期間トレンド通りに相場が変動する傾向があります。
また、オーストラリアの経済状況が良く豪ドルの相場が上昇すれば、ニュージーランドドルも同じ影響を受けることが多いのです。

豪ドルについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

FXの取り扱い通貨を紹介!豪ドルには3つの特徴がある!

 

デメリット

ニュージーランドドルを取引するデメリットには、「流動性が低い」と「情報量が少ない」の2つが挙げられます。

・流動性が低い
ニュージーランドドルは、ドルやユーロなどの取引が盛んな通貨と比べて、流動性が低くなっています。
そのため、取引量も少なくなってしまうことが多く、希望通りの価格で売買できないおそれがあるのです。

また、このことから一度に大量の取引がおこなわれると、短期間で相場が大きく動く場合もあります。
そのため、ハイリスクハイリターンな一面も、持っているという点には注意が必要です。

・情報量が少ない
ニュージーランドの経済状況は、思っているよりも情報量が少なく、情報が新鮮なうちに収集することが比較的難しい国です。
情報が少ないと、輸出品の市場状況も把握しづらくなってしまうので、資源国通貨であるニュージーランドドルにおいては、痛手となってしまいます。

また、ニュージーランドの最大取引国である中国の経済状況から、影響を受けることも多いです。
中国は、ニュージーランド以上に経済情報の入手が不透明で難しい国なので、両国共に情報が少ないという点は大きなデメリットとなってしまいます。

ニュージーランドドルのおすすめトレード方法

ニュージーランドドルおすすめトレード方法

では、実際にFXでニュージーランドドルの取引をおこなう場合、どういった方法を用いればいいのでしょうか。
さまざまな方法が考えられますが、ここではとくにおすすめな「豪ドルとの連動制を利用する」と「スワップポイントを狙う」の2つの方法をご紹介します!

豪ドルとの連動制を利用する

ニュージーランドドルは、豪ドルとの連動制が非常に高い通貨です。
豪ドルの相場が変動すれば、ニュージーランドドルも後を追うように、相場が変動することが多くあります。

また、比較的トレンドも読みやすいことが多いです。
そのため、中長期でトレンドを意識しながら取引をおこなうことで、利益を狙うことができます。
あわせて、ニュージーランドとオーストラリアの経済情報をニュースや新聞などで、しっかりと把握できる体制を整えておくのがおすすめです!

スワップポイントを狙う

ニュージーランドドルは、先進国の高金利通貨としても魅力的です。
トルコリラやメキシコペソなど、新興国の通貨であればニュージーランドドルよりも金利は高くなっています。
しかし、通貨の暴落など安定感を考えるなら、先進国の通貨であるニュージーランドドルの方が安定しているといえるのではないでしょうか。

現在、日本の金利が0.10%でニュージーランドドルの金利が1.75%(2018年12月末時点)となっています。
そのため、JPY/NZDでスワップポイント狙いがおすすめです!

スワップポイントについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

FXのスワップポイントを知る。FXの楽しみはトレードだけじゃない!

 

ニュージーランドドルの取引でおすすめのFX会社

ニュージーランドドルおすすめFX会社

ニュージーランドドルの、おすすめの取引方法がわかったところで、どういったポイントでFX会社を選べばよいのでしょうか。
ニュージーランドドルの特徴やメリットを活かすなら、「スワップポイントが高めに設定されている」「NZDを含めた通貨ペアの種類が多い」という点が重要になってきます。

そこで、これらのポイントをおさえつつニュージーランドドルの取引でおすすめのFX会社を3社ご紹介します!

マネーパートナーズ

マネーパートナーズは、約定力が10年連続で第1位に輝いているFX会社です。
ニュージーランドドルの取り扱いはもちろん、スワップポイントも比較的高めに設定されています!
スプレッドも業界最狭クラスなのでコストを抑えて取引が可能です。
また、外貨両替サービスもおこなっており、非常に便利なFX会社となっています!

FX会社 おすすめポイント

マネーパートナーズ外国為替証拠金取引のマネーパートナーズ

約定力業界NO.1

・高めに設定されたスワップポイント!

・便利な外貨両替サービス

 

DMM FX

DMMFXは、FX口座数が約65万口座で国内第1位のFX会社です。
取引手数料、スプレッドともに業界最狭水準で、豊富なカスタマイズが可能なツールも使用することができます。
また、現在20,000円キャッシュバックキャンペーンもおこなっており、お得に取引が可能です!

FX会社 おすすめポイント

DMMFXDMM FXは初心者向け

6年連続でFX口座数国内第1位の65万口座!

・豊富なカスタマイズが可能なツール「DMMFX PLUS」

20ペア以上の通貨ペアを取り扱い!

 

SBI FXトレード

SBI FXトレードは、ほかのFX会社が1,000通貨や10,000通貨からしか取引できないところ、1通貨から取引することができるFX会社です。
取引手数料やスプレッドなどの取引コストも低いので、少ない資金からはじめたいという初心者の方におすすめの会社となっています。
また、値動きのレポートや動画配信もおこなっており、情報力の高さも魅力です!

FX会社 おすすめポイント

SBI FXトレードSBI FXトレード

1通貨から取引が可能!

業界最狭クラスのスプレッド!

・毎日の値動きレポートや動画配信による情報力!

まとめ

ニュージーランドドルについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ニュージーランドドルは、先進国のなかでも高金利の通貨であり、豪ドルと非常に連動制の高い通貨です。
FX取引では、ドルやユーロなどと比べてメジャーとは言えない通貨ですが、一定の人気はあるので、これからさらに取引が盛んになることが考えられます。

しかし、流動性が低い、情報量が少ないというデメリットもあります。
ニュージーランドドルを取引する際は、こういった要素をしっかりとおさえておくことが大切です。

この記事を読んで、ニュージーランドドルに興味を持った方はぜひ一度、FXでニュージーランドドルの取引をしてみてはいかがでしょうか。

将来大化けするかも?複雑な特徴を持つ通貨「人民元」を解説!

 

みなさんは人民元という通貨をご存知でしょうか?
名前だけは知っているけど、詳細はよく知らないという方も多いと思います。
そのため、FXにおける人民元のイメージといえば

「名前は聞いたことあるけど、FXで取引できるの?」
「そもそもどんな通貨なのかわからない」

と不透明な部分が多いのではないでしょうか。

こんにちは、FXを勉強中の大輔です!
最近、FXで人民元の取引に興味を持ったんですけど、どういった通貨なんですか?

人民元は、FX取引では比較的マイナーな通貨よ。
人民元の特徴も少し複雑で、取引をするならしっかりと勉強しておきたいわね。

えー・・・。
僕、複雑なことは苦手なんですよね・・・。
やっぱりほかの通貨にしようかな。

あきらめるのが早すぎるわ・・・。
特別難しいものでもないのに・・・。
だから大輔くんはなかなか成長できないのね。

複雑と聞いて、少し敬遠してしまいましたが、そんなに難しくないなら大丈夫かな!
ということで、今回は僕と一緒に人民元について、勉強していきましょう!

 

人民元とは?

人民元とは

人民元というと、FXで取引をおこなっている方には、あまりなじみのない通貨ではないでしょうか?
実際に人民元は、FXでよく取引されているドルやユーロ、円などと比べるとマイナーな通貨です。

では、そんなマイナーな人民元とは、いったいどういった通貨なのかをご紹介します!

 

人民元ってどんな通貨なの?

人民元とは、中国で発行されている通貨のことです。
人民元が誕生したのは、中国が設立された1949年からであり、まだ歴史の浅い通貨となっています。

中国が管理をおこなっており、人民元が誕生した当初は固定相場制と呼ばれる制度が導入されていました。
この固定相場制とは、アメリカドルの相場を基準として、人民元をほとんど同じ相場で固定するというものです。

それから何度か制度を変更しながら、2005年に現在の管理フロート制となりました。
管理フロート制とは、中国人民銀行が対アメリカドルを基準として、人民元の相場をその基準値から上下2.0%の範囲内で調整するというものです。

また、人民元には「CNY」「CNH」と呼ばれる区別が存在しています。
CNYは、中国本土のみで取引されている人民元のこと。
CNHは、香港市場を中心として、中国本土以外で取引されている人民元のことを指しています。

CNYとCNHは、それぞれで取引市場が異なるため、相場も多少異なることがあります。
人民元は、このCNYとCNHの存在によって、複雑な特徴を持った通貨となっているのです。

それぞれの市場である、オンショア市場とオフショア市場の特徴を、下の図にまとめてみました。

オンショア市場とオフショア市場

ここからは上の図の特徴を1つずつ見ていきましょう!

 

オンショア市場

オンショア市場とは、その国内のみで取引がおこなわれている金融市場のことです。
人民元の場合、CNYがオンショア市場で取引される通貨となっています。
CNYの規制当局は、中国人民銀行です。

オンショア市場は国内市場なので、その国の規制が完全に適用されるという特徴があります。
そのためCNYの場合は、中国の管理フロート制が適用されるので、中国人民銀行が定めた基準値から上下2.0%の範囲内でしか、相場が変動しないようになっています。

 

オフショア市場

オフショア市場とは、その通貨を発行している国外で取引がおこなわれている、金融市場のことです。
人民元の場合、CNHがオフショア市場で取引される通貨となっています。
CNHの規制当局は、香港の香港金融管理局です。

オフショア市場は、オンショア市場とは違い、通貨を発行している国の規制が適用されないという特徴があります。
そのためCNHの場合は、管理フロート制は適用されず、一般的なFXの取引で使用される通貨と同じ変動相場制となっています。

このことから、一般的にFXで取引される人民元は、オフショア市場のCNHとなっているのです!
しかし、中国内で人民元の規制変更があった場合などは、CNHも影響を受けるおそれもあるという点には注意が必要です。

 

FX取引における人民元のメリット・デメリットとは?

メリットとデメリット

人民元はFX取引において、マイナーな通貨です。
そのため、FXで人民元を取引するメリットとデメリットを、知らないという方も多いのではないでしょうか?
このメリットとデメリットには、人民元の特徴が関係している部分もあるのです。

ここでは、一般的にFXで取引されているCHNをメインに、人民元のメリットとデメリットには、どういったものがあるのかご紹介します!

 

メリット

FXで人民元を取引するメリットは、おもに2つあります。

・少ない証拠金で取引ができる
メジャーな通貨であるアメリカドルが「1ドル=約110円」であるのに対して、CHNは「1CHN=約16円」という値段で購入することができます。(2019年1月21日現在)
レバレッジをかければさらに少ない証拠金で取引をおこなうことも可能です!

(例) 【レバレッジ0の場合】 ・16円×1万通貨=16万円の証拠金が必要

【レバレッジ10倍の場合】 ・証拠金1万6千円×レバレッジ10倍=16万円分の取引が可能

ただし、ギリギリの資産で取引するとロスカットになってしまうおそれもあります。
そのため、レバレッジをかける際は、余裕を持った資金で取引をするようにしましょう!

・今後大きく成長する可能性がある
現在の人民元は、中国の経済成長の具合からすると、一般的に過小評価だという声が多くあります。
そのため今後、人民元の切り上げがおこなわれることで、人民元の価値が一気に上昇する可能性があるのです。
とくに現在アメリカは、中国に対して大幅な貿易赤字国となっているので、「中国に対して人民元の切り上げを要求するのではないか」という予想もされています。

 

デメリット

FXで人民元を取引するデメリットは、おもに3つあります。

・中国人民銀行の動向に左右される
人民元の切り上げによるメリットが期待される一方で、切り下げによるリスクも考えておく必要があるでしょう。
実際、2015年にチャイナショックと呼ばれる、中国人民銀行による人民元の大幅な切り下げがおこなわれたことがあります。

このチャイナショックによって、人民元の価値が大きく下がったのはもちろんのこと、世界中の市場が大混乱に陥ってしまったという経緯があります。
中国の経済状況は、外部からでは不透明な部分が非常に多く、こういった大きな動きを予想しづらいということもあるため、注意が必要です。

・CNYとCNHで金利が異なっている
人民元は、中国の金利が比較的高いということから、高金利な通貨として知られています。
しかし、中国の金利が適用されるのはCNYのみであり、一般的にFXで取引をおこなうCNHの場合は、CNHを管理している香港の金利が適用されます。

そのため、中国の金利目的で人民元の取引を考えているという方は、注意しましょう。

・扱っているFX会社が少ない
そもそも人民元は、FX取引においてマイナーな通貨となっているので、取り扱っているFX会社も少なくなっています。
そのため、既に利用しているFX会社によっては、人民元を扱っておらず取引ができないということが考えられます。

また、取り扱っているとしても比較的スプレッドが広いことが多く、取引コストがほかの通貨よりも高くなりやすいという点に注意してください。

 

人民元のおすすめトレード方法

トレード方法

人民元の特徴やメリット・デメリットを理解すると、「実際にFXで人民元の取引をしてみたい!」と興味を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
人民元のトレードには、おすすめの方法が2種類あります。

では、その2種類の方法とはどういったものなのかご紹介します!

 

スワップポイントを狙う

現在、日本の金利が0.10%なのに対して、香港の金利は2.75%となっています。(2019年1月21日現在)
CNHは、大きく相場が変動しづらいという傾向があります。
そのため、一回で大きく利益を出そうとするよりも、堅実にスワップポイント狙いで取引をおこなうのがおすすめです!

スワップポイントについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

FXのスワップポイントを知る。FXの楽しみはトレードだけじゃない!

 

中長期で保有する

メリットでも紹介した通り、人民元は中国の経済指標によっては、切り上げなどで人民元の価値が大幅に上がる可能性があります。
そのため、今後を見据えて相場が安い今のうちに買っておき、中長期で保有するのもおすすめです!

その際は、しっかりと中国の経済指標に注目して、トレンドの流れを予測しておくことも忘れないようにしましょう。

 

人民元の取引でおすすめのFX会社

おすすめFX会社

では、実際に人民元のトレード方法がわかったところで、人民元の取引にはどのFX会社がおすすめなのか気になりませんか?
デメリットでも紹介した通り、FX取引において人民元はマイナーな通貨のため、取り扱っているFX会社が少ないというのが現状です。

そうなると、人民元を取り扱いながらも、なにか魅力のあるFX会社を探すというのは一苦労ですよね。
そこで、人民元を扱っているFX会社のなかでも、とくにおすすめなFX会社を3社ご紹介します!

 

SBI FXトレード

SBI FXトレードは、ほかのFX会社が1,000通貨や10,000通貨からしか取引できないところ、1通貨から取引することができるFX会社です。
取引手数料やスプレッドなどの取引コストも低いので、少ない資金からはじめたいという初心者の方におすすめの会社となっています。
また、値動きのレポートや動画配信もおこなっており、情報力の高さも魅力です!

FX会社 おすすめポイント

SBI FXトレード

SBI FXトレード

1通貨から取引が可能!

業界最狭クラスのスプレッド!

・毎日の値動きレポートや動画配信による情報力!

 

マネックスFX

マネックスFXは、使いやすく特徴のある5つの取引ツールから、自分にあったツールを選んで取引することができるFX会社です。
取引手数料やスプレッドも低く、1,000通貨以下から取引をおこなうことができます。
また、サーバーとネットワーク回線を24時間体制で運用スタッフが監視し、トレーダーに安定した取引を提供しています!

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高めに設定されたスワップポイントや充実したマーケット情報の提供が魅力となっています。
また、最大20,000円のキャッシュバックキャンペーンもおこなっており、非常にお得なFX会社です!

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まとめ

人民元について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
人民元は、管理フロート制やオンショア市場・オフショア市場との関係などから、初心者には扱いが難しい通貨かもしれません。

しかし、一方で今後の中国の経済指標によっては、大きく化ける可能性も秘めています。
そのため、しっかりと人民元の特徴を理解しながら、取引方法を考えることが大切です。

この記事を読んで、人民元に興味を持った方はぜひ一度、FXで人民元の取引をしてみてはいかがでしょうか。

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