バンドウォークはボリンジャーバンドでの現象の一つ!見極めるには?
バンドウォークは「ボリンジャーバンド」というテクニカル分析のなかで発生する現象の一つです。 しかしテクニカル分析やボリンジャーバンドを詳しく知らない人にとっては、上の説明では不十分かもしれませんね。
「FX用語として聞いたことはあるけど、バンドウォークってよく知らないんだよね」 「バンドがウォーク?ロックバンドがウォーキングするの?」
なかにはFXについて詳しく知らなくて、バンドと聞いたらロックバンドを想像する人もいらっしゃるかもしれません。
こんにちは! 好きなロックバンドは、BUMP OF CHICKENの大輔です! 落ち込んだときや気分転換したいときには、いつも聞いています!
いいわね~。 私はback numberとかONE OK ROCKが好きかな。 ・・・って、そのバンドじゃなくて! 今回はFXでのバンドウォークという現象について勉強するわよ?
リサさん意外と僕と趣味が合うかもしれない・・・。 さて、気を取り直して、一緒にバンドウォークの見極め方を勉強をしていきましょう! さっそく参ります!
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目次
ボリンジャーバンドで起こる現象!バンドウォーク
バンドウォークとは?
バンドウォークはボリンジャーバンドの±2σラインに沿ってローソク足が並ぶ現象のことで、強いトレンドが発生したときに現れます。 (±2σラインはボリンジャーバンドのなかでトレンド転換時などの指標になる線です。ボリンジャーバンドは次章で詳しく説明します。) バンドウォークは、ボリンジャーバンドが一度収縮し、価格が±2σラインを超えたときに発生するサインとなります。
またローソク足がボリンジャーバンドの±2σラインに沿って移動を続けている間は、トレンドが続いていると見ることができます。
バンドウォークの理解でおさえたい!ボリンジャーバンド
さて、バンドウォークの説明のなかでボリンジャーバンドが出てきましたね。 「そもそもボリンジャーバンドについて知らないんだけど!」 という人もいらっしゃるかもしれません。
ボリンジャーバンドは、価格がこれからどこに推移するのかという可能性を示したものです。
ボリンジャーバンドには7本の線があり、上から順に
+3σ +2σ +1σ 移動平均線 -1σ -2σ -3σ
となっています。
基本的に5本の線の幅が狭くなってきたら「レンジ相場」、また5本の線の幅が広くなってきたら「トレンド相場」という判断が可能です。 長期的に見るとボリンジャーバンドは収縮と拡大を繰り返しているかたちになります。
また先ほど「ボリンジャーバンドは価格がこれからどこに推移するのかという可能性を示したもの」とお話ししましたが、それは各線に価格が収まる確率が決まっていることから判断することができます。
各線内に価格が収まる確率は以下のようになっています。
±1σ内:約68.3% ±2σ内:約95.5% ±3σ内:約99.7%
この確率がどのように役立つのかというと、「今±1σとか±2σがここだから、この先もここ周辺に価格が推移するだろう」と予測することができるということです。 つまり、±2σ内で価格が動く確率が95.5%と非常に高いということが判断基準になります。
そのため、チャート上にボリンジャーバンドを表示しておくと±2σ内で価格が収まっているかをもとに「これからどのように価格が変動するのか」を判断できます。 またボリンジャーバンドでは「価格が安いうちに買い、価格が高いうちに売る」という逆張りが基本となります。
レンジ相場では、±2σラインにローソク足のヒゲがタッチしたときが逆張りの売買シグナルとなりますが、トレンド相場では順張りが基本となっているためバンドウォークが発生したときも順張りをする人が多いようです。
バンドウォークはどう活用する?
さて、ここまでボリンジャーバンドの説明が主になっていましたが、 「じゃあ一体バンドウォークはどうやって活用したらいいのだ!」 とロックバンドのようにシャウトしている人もいらっしゃるのでは?
バンドウォークはトレンド発生のサインなので、相場の勢いに乗るかたちでポジションをとることが大切です。 トレンド発生時の手法は人によって異なると思いますが、トレンド転換を早めに見極めて注文を入れることが重要と言えます。 (注文は逆張りや順張り、上昇トレンドや下降トレンドなどによって異なります)
ここからは具体的なバンドウォークの見極め方についてご紹介します!
ボリバンの収縮はバンドウォークの前兆!
まず「バンドウォークが発生するときにはきちんと前兆がある」ということです! バンドウォークが発生するのはトレンド相場です。
ボリンジャーバンドでトレンドが発生しているときは、5本の線が拡大しているときなのですが、ボリンジャーバンドが拡大する前には収縮するという前兆があります。 つまりトレンド発生前にはレンジ相場が発生しているということになります!
移動平均線とあわせて使おう
バンドウォークでも「だまし」が発生することがあります。 バンドウォークのだましは、±2σのボリンジャーバンドを超えたもののバンドの内側に戻ってしまい、逆側のバンドに向かっていくという現象を言います。
そもそもバンドが収縮しているときは、バンドの幅が狭いために±2σラインに簡単に到達してしまいます。 そのため収縮がトレンド前のサインと言っても、収縮後の初動で判断するのは難しいのです。
ではどのように「だまし」を回避したらよいのでしょうか? 答えは簡単です!
移動平均線と併用すればいいんです! 移動平均線は、過去一定期間の終値の平均値を線でつないだものです。
移動平均線に関してはこちらの記事で詳しく解説しているのでご参照ください。 「デッドクロスは売りサイン!移動平均線を活用した売買テクニック」
バンドウォークが本当に発生するのかというのは、ボリンジャーバンドの各線と移動平均線がともにトレンド方向に動いているのかというのがポイントとなります。 ボリンジャーバンドの各線が傾いていても、移動平均線が横ばいになっているときは「だまし」である可能性が高いです。 判断の目安としては、価格が移動平均線と+1σをともに上抜けたら上昇トレンド、価格が移動平均線と-1σを抜けたら下降トレンドが始まったと考えましょう。
バイナリーオプションにも効果的
ここまではFX取引におけるバンドウォークの特徴や活用法についてご紹介しましたが、じつはバイナリーオプションでもバンドウォークは効果的なんです!
バイナリーオプションって初めて聞いたんですけど、FXに関係あるんですか?
FXで使う為替レートってあるでしょう? バイナリーオプションでもその為替相場を使うのよ。
バイナリーオプションとは、注文した価格を基準に今後の価格の動向を予測する取引です! FXの損失金額はレバレッジ設定などによって自分が投資した金額よりも多くの損失が出ることがありますが、バイナリーオプションは投資した金額の範囲内でしか損失は発生しません。
また取引時間はFXのように24時間取引可能ということではなく、2~3時間で1回と時間の間隔が決まっています。 必要な資金をおさえられるというのも魅力の一つです!
バイナリーオプションでは、トレンドが正確であるかという判断が必要となります。 トレンド転換の正確な判断をするために、ボリンジャーバンドを活用する人も多いようです。 基本的にバンドウォークをバイナリーオプションで活用するときには、バンドウォークがスタートした次の足でエントリーを行います。
またボリンジャーバンドの+3σに初動で到達したときには、すぐにエントリーするのは避けたほうがいいです。 初動で+3σに到達したときは、一時的な動きである可能性があるので、継続して到達しそうなのか様子を見ましょう。
ほかにもボリンジャーバンドが収縮せずに拡大した場合は、大きなトレンドにならないことがあるので、その場合もエントリーはしないほうがいいですね。 またローソク足が±2σと±1σの間に入り込んだ場合も、少し様子を見ましょう。 そのまま反対方向のトレンドに転換する可能性があります。
活用するならプロの投資術も必要
今回はボリンジャーバンドにおけるバンドウォークの基本的な内容を説明しましたが、よりボリンジャーバンドの手法を完璧にしたいという方はプロの手法を学ぶことも必要です。
やはり実際の運用をおこなうとなると、分析や練習で膨大な時間がかかります。 場合によってはボリンジャーバンドの効果を実感できないままで終わってしまう可能性もあります。
ただのテクニカル分析の知識として蓄えるだけではもったいないですよね! そこで、ボリンジャーバンドをものにするためにもプロの投資術を活用することをおすすめします。
マーフィー柾木利彦氏のFX投資術
ボリンジャーバンドといえばマーフィーと言われるほどの柾木利彦氏のFX投資術を参考にしてみてください! ボリンジャーバンドを知り尽くし、そこから生み出した独自のテクニカル分析「スーパーボリンジャー」は、大手FX会社の取引ツールにも標準搭載されるほどの実績を持っています。 柾木利彦氏だからこその初心者でもわかりやすい解説は、効率よくボリンジャーバンドを学ぶためのバイブルとも言えます。
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まとめ
いかがでしたか? バンドウォークについていろいろと説明してきましたが、まとめると以下のようになります。
・バンドウォークはボリンジャーバンドで大きなトレンドが発生したときに現れる!
・トレンドやバンドウォークが発生する前兆は、ボリンジャーバンドの収縮!
・「だまし」にあわないように、移動平均線を併用する!
・FXだけでなく、バイナリーオプションでも活用できる!
バンドウォークは大きなトレンドが発生したときに現れるため、あまり目にすることはありません。 しかし発生したときのトレンドが大きいほど、大きな利益を得るチャンスになります。
ボリンジャーバンドは「この先価格がどのように動くのか」という確率を示したもので、初心者の人でも見やすいテクニカル指標です。 ボリンジャーバンドを活用するときには、ぜひバンドウォークでトレンド転換を見極めてみてはいかがでしょうか?
また、FX会社の選び方もボリンジャーバンドを活用するうえで重要になります。 テクニカル分析においては、取引ツールの使いやすさ・分かりやすさもトレードに影響する要素となります。 そのためボリンジャーバンドを利用する際は、FX会社も適したものを選んで取引にのぞみましょう。
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