次の値動きを予想!チャートパターンを身につけて相場に挑もう!


 

チャートの値動きには「この形になったら、このように動きやすい」という一定のパターンがあります。

これがチャートパターンと呼ばれるものです。

 

「チャートパターンってどういうのがあるんだろう」

「どうやって値動きを予想するの?」

そう思っている方もいらっしゃるでしょう。

 

こんにちは、FX勉強中の大輔です! チャートパターンってたくさんあるから、なかなか覚えられません。

完璧に覚えられなくても、こういうパターンもあるんだって知っておくことが大事よ。 1つずつ見ていきましょう。

と、いうことで、今回は各チャートパターンの捉え方と活用法について勉強していきましょう!

 

チャートパターンに対する考え方

チャートパターンはあらゆる判断の材料になります。

たとえば「トレンドが発生しているか」「発生しているならどのくらいの強さか」などが基本的な内容です。

他にも「どこでエントリーすべきか」「どこで損切りすべきか」などの重要な判断にも使えます。

 

多くのチャートパターンを理解することで、相場の動きを予想しやすくなり、小さな変動に一喜一憂しなくなるメリットがあります

 

チャートパターンが発生したあとの値動きは、理論通りになるとは限りません。

しかし、予測の根拠となる理論を理解することで、相場に対する見方もより深いものになるでしょう。

 

また、チャートパターンを知る前では気づかなかった相場の動きの特徴にも、気づきやすくなるはずです。

チャートパターンの分析には数式などもいらず、チャート上の直線や図形で直感的に判断できるため、初心者にとっても使いやすいはずです。

 

ローソク足を用いたトレード

「ローソク足」は、相場の動きをローソクのような図形を並べて表すものです。

ある期間の始値・終値・高値・安値の4つの価格を、1つのローソクで表しています。

ローソク足

ローソク足は、長方形と直線から成り立っています。

長方形は始値・終値を表し、直線は高値・安値を表すものです。

 

始値より終値の方が高い「上げ相場」で終わったローソクは白色で描かれ「陽線」と呼ばれます。

逆に始値より終値が安い「下げ相場」で終わったローソクは黒色になり「陰線」と呼ばれます。

色はチャートによって赤や青、緑などに変わることもありますが、基本は白と黒です。

 

ローソク(長方形)の上端は、始値・終値のうち「高かった方」になります。

上げ相場の陽線なら終値が高くなるので「上端=終値」です。

下げ相場の陰線なら始値が高くなるので「上端=始値」となります。

「白いローソクなら、上端が終値」「黒いローソクなら、上端が始値」と考えるといいでしょう。

 

ローソクの上下に出ている直線は「ヒゲ」と呼ばれます。

上に出ているものが上ヒゲ、下に出ているものが下ヒゲです。

上ヒゲは期間中の高値、下ヒゲは期間中の安値を示します。

 

ローソク1本が示す期間の長さは、そのチャートによって違います。

たとえば「日足」のチャートなら、「ローソク1本=1日」です。

月足なら「1本=1カ月」となります。

年足の場合、「1月1日の始値」が上端となり、「12月31日の終値」が下端となります。

 

ローソク足の期間の設定はツールやソフト次第で自由に設定でき、5分足・10分足・1時間足などさまざまな種類があります。

長い時間軸(時間足よりも日足など)の方がチャートの形成に時間がかかり「より大きくて強い流れ」を示しているため、多くの投資家に意識されるものです。

 

移動平均線を用いたトレード

「移動平均線」は「各期間の平均値を折れ線グラフで表したもの」です。

移動平均線

「平均値がどう移動したかを示す線」で「移動平均線」というネーミングになったと考えてください。

平均値がだんだん上がっていれば「上昇傾向」といえます。

下がっていれば下落傾向です。

 

移動平均線には「短期・中期・長期」の3通りがあります。

これらを組み合わせることで、より正確に相場を予測しやすくなります。

その上昇や下落が一時的なものか、今後も続く可能性が高いのかがわかるからです。

 

移動平均線はトレンド相場には向いていますが、レンジ相場には向いていません。

トレンド相場とは「上昇か下落かがハッキリしている」相場です。

レンジ相場は「上昇も下落もせず、一定の値幅で行ったり来たりしている」相場です。

 

レンジ相場では、移動平均線も横ばいに近づいていきます。

グラフでつなぐ平均値も、似たような数値ばかりになるためです。

そして、その状態が長く続けば中期・長期の移動平均線も「だんだん横ばいになって」きます。

このため、移動平均線から読み取れる情報が少なくなるのです。

 

その状態が長く続けば「そろそろ上下どちらかに破れるだろう」という予測はできます。

しかし、それが上か下かはわからないということです。

このため、レンジ相場では、移動平均線以外の指標を活用すべきといえます。

 

ゴールデンクロスとデッドクロス

簡単に書くと、「ゴールデンクロス」は「上昇のサイン」、「デッドクロス」は「下落のサイン」です。

どちらも「長く続いていた上昇か下落」の後で「その逆方向」の動きが起きます。

あるいは「長く続いていた横ばい」の後で、「上下どちらかに破る動き」が起きます。

 

クロスという理由は「2本の移動平均線が交差する」からです。

2本とは「短期・長期」の移動平均線です。

 

短期と長期の線が交差したということは「互いの向きが逆になった」ことを意味しています。

長期の流れに、短期の流れが逆らい始めたということです。

 

ゴールデンクロスは、短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に抜けることを意味しています。

ゴールデンクロス 一方、デッドクロスは、短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に抜けることを意味しています。

デッドクロス

短期の流れが変わったということは「おそらく上がる、あるいは下がる」と考えられます。

これも「だまし」と呼ばれる現象があり、逆方向に行くことも考えられます。

しかし、初心者のうちは「ゴールデンクロスは買いのサイン」「デッドクロスは売りのサイン」と考えておくといいでしょう。

 

強いトレンドを示すパーフェクトオーダー

「パーフェクトオーダー」とは、「短期・中期・長期」の3本の移動平均線が、すべて1つの方向に揃っている状態です。

「全部上がっている」あるいは「全部下がっている」ということです。

 

「どのスパンで見ても上がっているなら今後も上がる」という具合に予想を立てます。

かなり強いトレンドのため「上がっているなら買う」「下がっているなら売る」という順張りの判断をするのがいいでしょう。

 

ただ、相場は上下を繰り返すため、強いトレンドが続いたらいつかは逆方向のトレンドが起きます。

緩やかに反転するにしても「いつかは元の価格に戻る」可能性が高いのです。

 

それを期待して、パーフェクトオーダーの状態でも「あえて逆張りをする」という手法もあります。

ただ、これは初心者向けの手法ではありません。

初心者のうちは、パーフェクトオーダーの時には「順張り」を意識しましょう。

 

三角持ち合いを用いたトレード

「三角持ち合い」とは、レンジ相場のなかで、1本のトレンドラインと1本の水平ライン、または2本のトレンドラインによって形成される三角形状の相場のことです。

「トライアングル」や「P波動」などの別名で呼ばれることもあります。

 

レンジ相場とは、相場の変動が一定の範囲(レンジ)の中に収まっている相場のことです。

別名で「ボックス相場」とも呼ばれます。

 

トレンドラインとは「ローソク足の高値同士または安値同士を結んで引く線」のことです。

直線が右肩上がりになれば「上昇トレンド」、右肩下がりになれば「下降トレンド」となります。

直線の傾きで上昇・下降のトレンドを大雑把に掴むことができる指標です。

 

水平ラインとは、このライン以上には上がりにくい、あるいは下がりにくいと推測できる価格帯です。

たとえば「1ドル100円まで上がったら大抵落ちてくる」という場合、この100円が水平ラインです。

逆に「1ドル80円まで下がったら大抵上がってくる」という場合、この80円が水平ラインとなります。

 

正確には前者をレジスタンスライン(抵抗線)、後者をサポートライン(支持線)といいます。

抵抗とは「その価格以上の上昇を阻む」という意味、支持とは「その価格以上落ちないように支える」という意味です。

三角持ち合い1

 

三角持ち合い2

チャートでは、このどちらかの水平ライン1本と、トレンドライン1本で「直角三角形」ができることがあります。

直角が左上にあれば、相場はその後高確率で上がっていきます。

逆に直角が左下にあれば、相場は高確率で下がると予測できるものです。

 

理由は、「これ以上は上がらない、下がらない」と予測できる水平ラインがあるにもかかわらず、トレンドラインがそこにまっすぐに向かっているためです。

この場合は、そのまま水平ラインを突き破って大きく上昇・下落をする可能性が高いと推測できます。

 

逆に三角持ち合いでも動きの予測をしにくいのが、2本のトレンドラインで三角形が生まれている場合です。

水平ラインがなく、上昇トレンドと下降トレンドのラインが交差しているものです。

特にきれいな二等辺三角形になっている場合は、売りと買いの圧力が等しいことを意味します。

 

力が均衡している以上、三角持ち合いが終わった後で相場が上下どちらにブレイクするかがわかりません。

ただ「ブレイクした方にそのまましばらく動く」ことが多いため、ブレイク直後にその波に乗る手法がよく用いられます。

 

ヘッドアンドショルダーを用いたトレード

「ヘッドアンドショルダー」は「トレンドの終わり」を告げるパターンです。

ヘッドアンドショルダー

チャートの形は「3つの山」になっています。

「真ん中の山が一番高い」「両横の山は同じ高さ」という形です。

この形が「頭と左右の肩」に似ているため、ヘッドアンドショルダーと呼ばれます。

なぜこの形で「トレンドの終わり」といえるのかを説明します。

 

まず、最初のピークである「1つ目の肩」が終わった時点では、まだ何もわかりません。

しかし、その後「さらに上のピーク」が来たとします。

この時点では「相場がそのまま上がり続ける可能性がある」と判断できます。

 

そして、2回目のピーク(頭)が終わったあと、投資家は3回目のピークに注目するわけです。

ここで「さらにピークを更新」となれば「上昇トレンド」と判断できます。

しかし、逆に「2回目のピークを下回った」となれば、「上昇トレンドとは言いがたい」という黄信号の状態になります。

 

この時点では、見た目は「両肩と頭」が揃っていますが、まだヘッドアンドショルダーは完成していません。

ここから「ある価格を下回った」時点で完成します。

ある価格とは、「1つ目と2つ目のピークが終わった後で反転した価格」です。

 

たとえば、以下のように価格が変動したと考えてください。

「80円→90円→80円→100円→80円→90円→80円」

(1ドル○○円というドル価格です)

 

上の例では80円が「サポートライン」です。

80円より相場が落ちることはなく、下支えされるということです。

そして、2つの90円と中央の100円で、ヘッドアンドショルダーが形成されています。

ヘッドアンドショルダー図

ここで注目すべきは「最後の80円」です。

上昇トレンドが鈍り、これまでいつも復活していたポイントまで下がってきたわけです。

ここからまた復活するのか、それとも「復活神話」がここで終わるのかが注目ポイントとなります。

 

ヘッドアンドショルダーは、この「復活神話」が終わるものです。

つまり、80円より下がります。

これを見て投資家は「上昇トレンドはほぼ終わった」と判断するわけです。

 

絶対に終わったわけではありませんが、これまで守られていた防衛戦が破られていた以上、このまま「破られた方向=下落方向」に進む可能性が高いといえます。

 

下落に進む場合、空売りによって利益を出します。

空売りのベストのタイミングは「落ちる直前」です。

そのタイミングがどこかというと、上の例の場合は「80円」です。

 

最後の80円からの続きを書きます。

「80円→70円→80円」

こうなったとき、ヘッドアンドショルダーの見方では「この80円からは上がらない」と判断します。

上昇トレンドが終わり、チャートに勢いがなくなっているためです。

ここで「80円」で空売りを仕掛ければ、その後80円より下がったときに利益が出ます。

 

なお、ヘッドアンドショルダーは上下が反転したバージョンもあります。

これは「ヘッドアンドショルダーボトム」と呼ばれるものです。

日本語ではヘッドアンドショルダーは「三尊」、ボトムの方は「逆三尊」と呼ばれます。

 

チャネルラインを用いたトレード

チャネルラインとはトレンドラインの外側に並行に引いたラインのことです。

この2本の線が囲む場所をチャネルといい、チャネルの幅によって相場を予測します。

幅が広いほどそのトレンドは長く持続し、幅が狭いほど早く終わると考えられます。

チャネルライン

これが数学の作図なら、線の幅は「2本目の線を引く場所」によって変わります。

勝手に狭い幅にしたり、広い幅にしたりしてもいいわけです。

しかし、チャネルラインを引く場所は決まっています。

 

それは「トレンドラインと同じような山、もしくは谷がある場所」です。

これが見つからなくて「引けない」場合もあります。

チャネルラインは自分で勝手に引くものではなく、あくまで「発見する」ものです。

 

たとえば上昇相場の場合、トレンドラインは「谷と谷」を結びます。

「ここまで落ちたら上がって来る」というポイントが高まっていたら、上昇トレンドと判断できるのです。

 

こうしてトレンドラインを引いたら、それと同じ角度で「山と山」を結べるかを探します。

「きれいに同じ角度で結べることはめったにない」と思うかもしれません。

しかし、意外とあるものです。

 

理由は「相場は一定の範囲で上下を繰り返す」ことにあります。

「山と谷の距離は常に10円分」などと固定されているパターンが多いのです。

投資家たちが「さっき10円分の距離で反発したから、次も10円分で反発するだろう」と考えるためです。

 

こうして「10円分の距離でだんだん右に上がっていく2本の線」ができあがります。

常にこうなるわけではありませんが、このようなパターンは多いのです。

 

トレンドラインを引いた後、2本目の平行線(チャネルライン)でこのパターンを見つけたら、チャネルが完成します。

チャネルが完成したら、その「幅」で相場を予測できるのです。

 

幅が広いということは「そこからチャートが飛び出る可能性が低い」といえます。

「道路が広いほど、車がコースアウトする確率が低い」というのと同じです。

 

広い値幅は最高値がかなり高く、最安値がかなり安いため、更新するのが難しいのです。

逆に幅が狭ければ、その範囲の外に出る可能性は高くなります。

 

こうして「当面、この価格の範囲内に収まるだろう」あるいは「すぐに抜け出るだろう」という予測ができます。

「抜け出る」と予測する場合、その傾きが右肩上がりなら「上がる方に抜ける」、右肩下がりなら「下がる方に抜ける」と考えられるわけです。

 

平均足を用いたトレード

「平均足」は「色の付き方が変わったローソク足」です。

 

ローソク足は陽線・陰線で色が違いますが、平均足もこの点は同じです。

ただ、その「色の付け方のルール」が異なります。

 

ローソク足と違い「1つ前の足の値段」が、色の付け方に関わります。

いわば「前の値段を引きずる」ことになり、ローソクの色が変わりにくいのが特徴です。

 

平均足1

 

平均足2

このメリットは「チャート全体の色分けがハッキリする」ということです。

陽線が全体的に続いている間は「ひたすら陽線」、陰線が続く間は「ひたすら陰線」が並びます。

チャートの「白い部分」「黒い部分」がハッキリ分かれるわけです。

これにより「色を見るだけでトレンドの向きがわかる」ようになります。

 

これが普通のローソク足だと「全体的に陽線が多い」という状態でも、ところどころ陰線が入ります。

陰線は「始値より終値低かった」ときに生まれます。

たとえば、始値が「1ドル111.04円」で、終値が「111.03円」だったとしましょう。これでも「下がった」ので、暗い色の陰線になります。

こうして「ノイズ」が入るため「色だけでトレンドを判断することが難しくなる」のです。

 

「色だけで判断する必要があるのか?」といわれたら、それは人それぞれです。

ローソク足を知っていても平均足を知らない人が一定数いることも、「万人に必要なわけではない」ことを示しています。

万人に必要な指標はなく、そもそも「指標すら使わない」投資家もいます。

 

平均足は「色だけでざっとトレンドを判断したい」「細かな動きは無視して相場の大きな流れを見たい」というときに役立ち指標です。

「平均」という言葉の通り、細かい誤差のような数字を消す効果があるといえます。

 

サポートライン・レジスタンスラインを用いたトレード

サポートラインレジスタンスラインは「これよりは下がりにくい」あるいは「上がりにくい」と判断できる線です。

サポートライン・レジスタンスライン

たとえば、過去1カ月「ドル/円が110円まで下がったら常に上昇に転じている」としましょう。

この場合「110円」がサポートラインになります。

逆に「120円まで上がったら必ず下落している」という場合は、120円がレジスタンスラインになります。

 

サポート(支持)とは「それ以下に落ちないように支える」、レジスタンス(抵抗)とは「それ以上に上がらないように阻む」という意味だと考えてください。

日本語では、それぞれ支持線・抵抗線と呼びます。

 

ネックラインとトレンドラインを組み合わせる

チャートパターンや指標を複数組み合わせることで、相場の予測はさらにしやすくなります。

組み合わせは多くありますが、ネックラインとトレンドラインの組み合わせも、その1つです。

ネックライン

「ネックライン」は「トレンドの終わりを決めるライン」です。

そして、トレンドラインは「上昇トレンドか下降トレンドかを判断するライン」です。

両者を組み合わせることで、「しばらく上昇するけど、このラインで終わる」「しばらく下降するけど、このラインで止まる」という予測ができます。

 

強いトレンドラインが発生したときのトレード

強いトレンドラインが発生したときには、順張りが基本となります。

上がっていたら買い、下がっていたら売るということです。

順張り

ただ、「上がったときの買い」については、深追いしすぎると高値掴みをしてしまうこともあるため、注意しましょう。

トレンドの強さはトレンドラインの傾きで判断できますが、移動平均線など各種の指標も合わせると、さらに正確な判断ができます。

 

窓開けは2種類ある

窓開けとはローソク足を並べたときに、お互いが重ならずに空間ができる状態です。

これは「前の足から価格が大きく変動した」ことを意味します。

 

わかりやすく「日足」で説明すると「前日の最高値が今日の最安値になっている」「前日の最安値が今日の最高値になっている」という状態です。

単純に書くと「今日は前日と比べて、ありえないほど高くなっている」(あるいは安くなっている)という状態です。

 

ローソク足では、最高値と最安値は「ヒゲ」で記録されています。

上ヒゲが最高値、下ヒゲが最安値です。

そして、上記のように「前日の最高値が今日の最安値」などとなると、ローソクだけでなくヒゲすらも重ならないわけです。

 

窓開けとは「ローソクが重ならない」状態ではなく「ヒゲすら重ならない」状態です。

そのため、上のように最高値と最安値に関して、大きな動きが起きている必要があります。

窓開け

窓上げには「ギャップアップ・ギャップダウン」の2種類があります。

ギャップアップは「上昇方向に開いている窓」、ギャップダウンは「下落方向に開いている窓」です。

前日の最高値が今日の最安値になるほど上昇したという場合は、ギャップアップになります。

 

窓が開いている状態は、相場が極端に動いている状態なので、比較的短い時間で「窓が閉じる」傾向があります。

このため、閉じる方向で相場を予測してトレードを行うと成功率が高くなります

 

ダブルトップを用いたトレード

 

ダブルトップ

 

ダブルトップは「相場の山が2つある状態」です。

これは上昇トレンド終了のサインとされます。

1つ目の山の価格を更新できなかったということは、上昇トレンドの勢いが衰えたと判断されるためです。

そして「トレンドが終わった」という理由で売りを出す投資家も増えるため、ダブルトップの後は相場が下降しやすくなります

 

ダブルボトムを用いたトレード

 

ダブルボトム

 

ダブルボトムとは「相場の谷が2つある状態」です。

これは下降トレンド終了のサインとされます。

ダブルトップと同じく「2つ目の勢いが弱まった」ということは、そのトレンドが終わった可能性が高いからです。

 

下降トレンドが終わったということは、買いのチャンスです。

買うべきタイミングは「ネックラインを突破したとき」とされます。

 

ネックラインとは「1つ目の谷と、2つ目の谷の間の山の部分」です。

ここで折り返して下落に転じ、2つ目の谷を終えて、またそのポイントに戻ってきたわけです。

 

ここでまた下落する可能性もありますが、無事に超えたのなら「そのまま上がり続ける可能性が高い」と判断できます。

生活の感覚でいうなら「峠を超えた」というべき状態です。

「ネックライン=峠を超えたらあとは安心」という考え方です。

 

自信がないときにはデモトレードで試してみる

チャートパターンの意味や使い方は理解できても、実際の投資で使う自信はないということもあるでしょう。

その場合は、まずデモトレードから練習するのが有効です。

 

また、実際の投資に対して自信がある場合でも、最初は簡単にデモトレードで練習する方がいいでしょう。

投資の実力が高くても、ツールの操作ミスなどの失敗をする可能性もあるからです。

 

デモトレードは各FX会社のツールの使いやすさを比較する上でも役立ちます。

FX会社の選定も兼ねて、最初は複数社のデモトレードを試してみるといいでしょう。

 

通貨ペアの組み合わせも意識する

FX取引ではチャートパターンの見方も重要ですが、通貨ペアの組み合わせも意識する必要があります。

一般的に日本人の投資家は円と外貨のペアである「クロス円」を好んで売買します。

しかし、米ドルと他通貨のペアである「ドルストレート」など別の系統のペアにも積極的にチャレンジするといいでしょう。

 

たとえばドルストレートに投資をしていれば、クロス円に投資しているとき以上に、アメリカの経済情勢の影響を受けます。

また、同じ情勢の変動でも「ユーロ/円」と「ユーロ/ドル」で値動きの違いがあれば、そこに投資のヒントを見つけられる可能性があります。

投資家としての視野を広げるためにも、通貨ペアの組み合わせを、チャートパターンと合わせて意識してみましょう。

 

逆張りを行うときの注意点

逆張りは「相場のトレンドに逆行する投資手法」です。 逆張り

 

 

相場が上がっているときに売り、下がっているときに買います。

特に「下がっているときに買う」のは、一見するとハイリスクです。

しかし、後に相場が反転すれば大きなリターンを得られます。

 

「上がっているときに売る」というのは、空売りのことです。

「持っているポジションを売る」ということではありません。

それはただの「利益確定」です。

 

空売りは「これから値下がりする」と確信した通貨で仕掛ける手法です。

わかりやすくするため「あなた」という主語で説明します。

 

まず、あなたは空売りをする時点で、その通貨を持っていません。

ドルを売るとしたら「ドルがない状態」で、ドルを売る約束をします。

そのとき、売る価格も一緒に決めます。

「7日後に1ドルを100円で売ります」という具合です。

 

7日後に1ドル90円に下がれば、あなたは10ドル儲かります。

7日後に「どこかでドルを買って、約束通り売ればいい」からです。

空売りでは「約束の日までにその通貨を買えばいい」のです。

 

そして、誰に売るのかというと「7日後にドルが値上がりする」と思っている人です。

仮にAさんとすると、Aさんはあなたの提案を聞いてこう考えます。

「7日後、ドルは110円になっているはずだ。それが100円で買えるならお得だ」

 

そして、あなたの提案に乗ったものの、7日後にドルは90円になってしまいます。

その日にあなたが90円で仕入れたドルを、Aさんは100円で買わされるわけです。

ここではAさんと直接取引していますが、実際にはチャート上で、お互い「ただの数字」として処理されます。

 

これが空売りの仕組みですが、投資に興味がない人の多くは、この仕組みを知りません。

 

一方「値下がりしている通貨を買う」という発想は、投資に興味がなくても理解できます。

そのため、個人投資家の逆張りは「買い」から入るパターンが多いのです。

 

初心者のうちは、逆張りはスキャルピングなど短時間の投資で行うのがいいでしょう。

長期間の逆張りは、読みが外れたときの損失が大きいためです。

 

順張りでも長期の読みを外せば痛いものですが、逆張りの方がより難易度が高いといえます。

初心者のうちは、リスクが限定された状態で逆張りの感覚を少しずつ掴んでいくようにしましょう。

 

ブレイク時の順張りのポイント

ブレイク時の順張りのポイントは「トレンドが明確に現れていることを確認する」ことです。

この確認方法は複数ありますが、ここでは2つを取り上げます。

1つ目は「移動平均線の向きを見る」こと、2つ目は「ダウ理論で判断する」ことです。

 

1. 移動平均線の向きを見る

移動平均線は、短期線より中期線で判断する方がいいでしょう。

5日や10日ではなく、21日・25日・30日程度の中期の移動平均線を見るべきです。

 

2. ダウ理論で判断する

ダウ理論は、移動平均線ではなく「高値・安値」の数字に注目してトレンドを判断します。

「グラフでなく数字を見る」のが違いです。

 

ダウ理論では「高値・安値がその前の高値安値より連続して切り上がっている状態」は、上昇トレンドと判断されます。

要は「高値も安値も前より上がった」という状態なら上昇トレンドということです。

FXを知らない人でも考えるような、基本的な見方だといえます。

下降トレンドも同じ要領で判断します。

 

どちらのやり方でも「確実にトレンドが発生している」と自信を持てたら、順張りのポジションを持つようにしましょう

上がるなら買い、下がるなら売りということです。

まだその外貨を持っていない場合、下がるなら「空売り」でも参加できます。

 

さまざまなテクニカル指標を組み合わせることが大切

テクニカル指標は、1つのものに頼ることなく、複数の指標を組み合わせることが重要です。

また、初心者のうちは相場観を養うためにも、新しい指標にできるだけ多く触れる方がいいでしょう。

多数の指標に触れながら自分の投資スタイルを模索し、メインで使う指標を徐々に決めていくのが有効といえます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

チャートパターンとは、「この形になったら、このように動きやすい」という値動きのパターンのことです。

 

チャートパターンを使うことにより、「トレンドが発生しているか」「発生しているならどのくらいの強さか」などを見ることができます。

また、「どこでエントリーすべきか」「どこで損切りすべきか」などの重要な判断にも使えます。

 

多くのチャートパターンを理解し、チャートを分析することで、次の相場の動きを予想しやすくなります。

チャートを上手く使って、利益につなげていきましょう!

 

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DMMFXには為替相場のほかに日経平均やダウ、株式市場、金などのチャートを比較することが可能なツールとしてプレミアチャートがあります。

 

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