ドルを制する者はFXを制す!?ドルを大きく変動させるイベントとは?


ドルを制する者

 

ドルって聞くとアメリカ合衆国を思い浮かべる人が多いと思います。

「アメリカってどんな国?」
「ドルってどんなときに値動きするんだろう?」

今までは、テレビやニュースでなんとなーく「ドル」っていう言葉を聞いていた人も、FXを始めたことで、ドルに深く興味をもったのではないでしょうか。

こんにちは、FX勉強中の大輔です! ドルといえば、アメリカですよね。 アメリカに一度行ってみたいんですよねー。

大輔くん、現在のアメリカ大統領が誰か知ってる?

それくらい知ってますよ! ドルナド・トランプですよね。

ドナルド・トランプよ・・・。

あれ?

FXでドル/円チャートのことばかり考えていたので、頭が混乱してきました。

さて、今回はドルの由来やドルが値動きするときの経済指標などについて一緒に見ていきましょう!

 

アメリカってどんな国?

アメリカといえば、
「自由の女神」
「グランドキャニオン」
「ハリウッド」
などいろいろ思い浮かびますよね。

みなさんご存じかもしれませんが、アメリカの正式名称はアメリカ合衆国といいます。
(以下、アメリカで説明します)
「アメリカ」という名前は、14~15世紀のイタリアの探検家アメリゴ・ヴェスプッチのアメリゴをラテン語表記にした「america」に由来します。

では、アメリカってどこにあるのでしょうか?
下の地図を見てみましょう。

世界地図とアメリカ

世界地図の向かって右側がアメリカ大陸です。
アメリカ大陸の北に位置するところが北アメリカと呼ばれています。

アメリカは北アメリカのほぼ中央、カナダとメキシコに挟まれたところに位置し、50の州から成ります。
50州のなかには、リゾート地で有名なハワイや、エスキモーが生活していることで知られているアラスカも含まれているんですね。

ちなみに、アメリカの国旗にあるストライプの数は13個、星の数は50個ありますが、ストライプの数はアメリカ合衆国を建国した当時の州の数、星の数はアメリカ合衆国の現在ある全ての州をあらわしています。

そもそもアメリカとはどのような国なのでしょうか?
アメリカの特徴についてまとめると次のようになります。


・首都はワシントンD.C.
・人口約3億3千万人(世界第3位で、日本の人口の約2.6倍)
・面積は約963万平方キロメートル(日本の面積約38万平方キロメートルの約25倍)
・国内総生産は、約18.5兆USドル(実質GDP)
 (日本円に換算すると約2,000兆円で、日本のGDPの約4倍)

現在のアメリカはこの通りGDPが世界第1位の経済大国です。
では、アメリカが建国されてから現在に至るまでどのような歴史があったのか、一緒に見ていきましょう!

 

ドルの由来、基軸通貨になった理由

ドルを、英語で書くと「dollar」です。
「dollar」をオランダ語で発音すると「ドルラル」。
この「ドルラル」が省略されて、日本では、明治以降「dollar」を「ドル」と呼ぶようになったといわれています。

一口にドルといっても、香港ドル、オーストラリアドル、ジンバブエ・ドルなど、いろいろなドルがあります。
実は世界には、なんと22種類のドルが存在するのです。
したがって、アメリカのドルは、通称でUSドル、米ドル、アメリカ・ドルなど他のドルと区別して呼ばれます。
(以下、アメリカのドルを省略し、ドルとして説明します)

ドル雲

ドルは世界の基軸通貨として知られています。
基軸通貨とは世界1の流通量を誇る、いわば「世界の中心の通貨」になります。

そもそもドルが基軸通貨になったのはいつからなのでしょうか?
ドルが基軸通貨になったのは、1944年7月に成立したブレトン=ウッズ体制からです。

ブレトンウッズ体制では、為替相場を固定相場制にすることが決められました。
固定相場制の内容はというと、次のようになります。

・金1オンスは35ドルで交換することができる

・ドルと各国の通貨を交換できる比率を固定する

 

このとき、日本の円も1ドル=360円に決められました。
その後、各国政府が持っているドルと金との交換を要求したため、アメリカが保有する金の量がどんどん減っていきます。
そして、どんどん減っていく金を見てアメリカの政府関係者は、このように思いました。

「このままだと、アメリカの金やばくね?」

そして困ったニクソン大統領は、1971年の8月15日、突然次のように発言したのです。

「ドルと金の交換、やーめた!!」

大騒ぎ

この瞬間、世界中に激震が走り、ブレトンウッズ体制が崩壊することになったのでした。
そして、現在採用されている変動相場制に移行していくことになります。

変動相場制に移行することで、世界経済に次のような2つのメリットをもたらしました。

1.資本移動が自由になる

2.各国の中央銀行が独立した金融政策をすることができる

 

しかし、このようなメリットをもたらす一方で、「為替レートが急激に変動する」というデメリットが起きるきっかけにもなってしまったのです。
特に、経済指標や各国の中央銀行による金融政策の発表などのイベントが行われたときに為替レートは大きく変動します。

では、どのようなイベントがドルを大きく変動させるのでしょうか?

 

ドルが特に大きく変動するイベント

ドルは経済指標が発表されるときに大きく変動します。
特に変動しやすい重要なイベントは次の3つになります。


・アメリカの雇用統計発表
・FOMCによる政策金利と声明文の発表
・アメリカの国内総生産(GDP)発表

それでは、まず雇用統計から見ていきましょう!

 

雇用統計

ドルに関係する経済指標として超重要なもの、それは、アメリカの雇用統計です。
この雇用統計は経済指標の王様とも呼ばれ、アメリカの労働省労働統計局によって発表されます。

発表時間は日本時間で、毎月第1金曜日の22時30分、アメリカがサマータイムだと21時30分
発表されると為替相場は激しく動き、場合によっては、乱高下します。

アメリカの雇用統計について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

毎月必ずチェック!米雇用統計の波に乗って一気に利益を出そう!

 

では雇用統計とは一体なにを示しているのでしょうか?

雇用統計はアメリカの雇用情勢を示す統計で、アメリカの景気の状況を示します。
そのなかで最も重要視されているのが、非農業部門雇用者数失業率です。

ネクタイ就職

非農業部門雇用者数とは、農業以外の産業で働いている雇用者数を示します。
ただし、雇用者数なので、自営業者と経営者は除かれます。
発表される数は事業者の給与支払い帳簿をもとに集計しているので、景気をあらわす指標として信頼性がとても高いんですね。

そして、失業率とは、労働人口の中にどれくらい失業者が占めているのかを示します。
アメリカの場合、労働人口とは16歳以上の全ての人口のことをいいますが、軍務に就職している人口は含まれません。
この非農業部門雇用者数と失業率が改善されていると、アメリカの景気は良くなっていると捉えられ、ドルが買われるのが一般的です。

しかし、非農業部門雇用者数と失業率の改善がすでに織り込み済みだと、ドル買いがないときもあります。
また、非農業部門雇用者数と失業率が改善されていても、予想より悪かったりするドルが売られることもあります。

相場変動

とにかく、雇用統計直後の為替相場の動きの予想は非常に難しいのです。
なかには雇用統計の発表前に決済して、ポジションを閉じる人もいるほどなんです。

ではアメリカ雇用統計が発表された直後にどんなことが起こるのでしょうか?
取引量がめちゃめちゃ増えます・・・。

するとFX会社は対応しきれず、取引できない時間が数秒だけ発生します。
その数秒の間に、スプレッドが大きく広がってしまうため、高い手数料を支払うことになってしまうのです。

また、雇用統計が発表されると、為替が激しく変動することに加え、約定に時間がかかります。
すると、自分が取引きしたいレートと大きく離れたレートで約定してしまい、大きな損失が出てしまう、すなわちスリッページがおきるおそれがあるのです。

雇用統計が発表されるときはスプレッドとスリッページに要注意ね。

雇用統計では、油断して毎回大損しちゃうんですよね~。

スリッページについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
口座を開設する前に知っておくべし!スリッページについて詳しく解説

 

FOMCによる政策金利と声明文の発表

アメリカにも、日本の日本銀行のような役割をする中央銀行制度があります。
その制度のことを連邦準備制度(FRS)といいます。
そして、FRSの最高意思決定機関が連邦準備制度理事会(FRB)です。

FRBはアメリカの各地にある12の連邦準備銀行を監督する立場にあります。
そしてFRBが定期的に開く会合がFOMCです。

橋の夜景

FOMCの正式名称は、「Federal Open  Market Committee」で、日本語に訳すと、「連邦公開市場委員会」となります。
FOMCは、FRBの理事7名と連邦備銀行の総裁5名で構成され、アメリカの金融政策などを決定します。

FOMCは具体的に何を発表するのでしょうか?
その発表内容はというと、
・現在の景気の状況
・政策金利の上げ下げ
となります。

発表内容が市場の予想と違うと為替レートは大きく動きます。
そのため、FOMCの発表は、世界中の通貨、株価などに非常に大きな影響を与えるイベントなのです。

発表のタイミングは年8回、6週間ごとです。
そして、発表する時間は日本時間の午前4時15分、アメリカがサマータイムだと午前3時15分になります。

このようにFOMCの発表がある時間帯は、日本では深夜です。
そのため、目が覚めてチャートをチェックしたら、「ドル/円が急落し、大損していた」なんていうこともありえます。

したがって、FOMCの発表は「要チェックや!」です。
深夜なので、起きている自信のない方は、発表前にポジションを閉じるほうがいいかもしれませんね。

では、FOMCが政策金利を上げたり下げたりすると、為替はどのように動くのでしょうか?
例えば、政策金利を上げた場合、その金利が日本の政策金利より高いと、投資家は一般的に次のように考えます。

ネコの投資家

そして、円をドルに交換し、安全にお金が増えるアメリカの銀行に預けます。
つまり、円を売って、ドルを買うため、円安ドル高になるんですね。

ただし、実際は政策金利を上げても円高ドル安になることもありますので、金利を上げたからと言って円安ドル高になると一概には言えません。
したがって、FOMCの発表前に決済してポジションを閉じるトレーダーもいます。

 

GDP(国内総生産)

GDPとは「Gross Domestic Product」を省略した呼び方です。
GDPには、名目GDPと実質GDPがあり、アメリカの商務省経済分析局が発表するのは実質GDPです。

実質GDPは名目GDPから物価の変動分を除いてあるため、名目GDPよりも経済成長率を正確に算定することができます。
実質GDPを計算式にすると、

実質GDP=個人消費+民間投資+政府支出+純輸出-物価の変動分

となります。
なにやら難しい単語がたくさん並んでいますね・・・。

でも安心してください!
FXをやるうえで、これらを覚える必要はありません。
実質GDPが何を示す指標かを知っておけば大丈夫です!

ドルブルー

では、実質GDPとはどのような指標なのでしょうか?
実質GDPとは国が一定期間に儲けた金額のことです。

そして、実質GDPは、景気の現状や景気が将来どうなるかを総合的に判断するために使われます。
例えば、アメリカのGDPといえば、アメリカが1年間にどれだけ儲かったかということを示します。

GDPは毎月下旬に【速報値→改定値→確定値】の順に発表されますが、特に注目しなければならないのが速報値です。
GDP速報値が発表されるのは、4月、7月、10月、1月です。
速報値が発表されると為替が大きく動きますので、注意して取引をするとよいでしょう。

このように、FXをするときには、雇用統計、FOMC、GDPの発表に気をつけて取引をする必要があります。
では、FXにおいて、ドルはどのように位置付けられているのでしょうか?

 

ドルの通貨ペア(ドルストレート)

FXは通貨を交換する取引です。
しかし、すべての通貨ペアが直接取引することができるわけではありません。
ドルを含まない通貨ペアの場合、基軸通貨であるドルに一旦換算する必要があります

一方、基軸通貨であるドルを通貨ペアに含めると、ドルとペアの通貨はドルと直接取引することができます。
そのため、ドルを含めた通貨ペアのことをドルストレートといいます。

ワシントンドル

 

ドルストレートのメリット・デメリットを次のようにまとめてみました。

【ドルストレートのメリット】
・スプレッドが狭い、すなわちFX会社に支払う手数料が安い
・流通量が多いため、市場参加者が多く、値動きが安定している
・値動きが安定しているため、テクニカル分析がしやすい

【ドルストレートのデメリット】
・値動きが安定しているため、一回の取引で得られる利益は平均的に少ない

 

このようにドルストレートは比較的メリットが多く、初心者でも安心して取引可能な通貨ペアであるということができます。

 

FX初心者にオススメのFX会社

初めてFXをやってみようという方は、おそらく少額でドル/円の取引から始めると思います。
でも、少額でドル/円の取引を始めようと思っても、どのFX会社を選んだらいいか迷いますよね?

そこで、スプレッドと約定力に優れたオススメのFX会社を選んでみましたのでご参考ください!

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まとめ

いかがでしたか?
今回は、基軸通貨「ドル」についてご紹介させていただきました。

ドルは基軸通貨であるために、FXでは全ての通貨ペアに絡んでくるんですね。
ドルについて知ることで、FXをより深く理解することができると思います。

世界最大の経済大国アメリカ。
その経済指標やFOMCの金融政策の発表は、世界中の経済に大きな影響を及ぼし、為替相場を大きく変動させる重要なイベントです。

その重要なイベントに関心をもって取引することで、みなさんのFX生活をより楽しくすることができるのではないでしょうか。

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