フィボナッチで勝率UP!的確に相場を把握してトレードに活用しよう!

2018年10月8日

 

「フィボナッチってなに?」

「黄金比がトレードに関係あるの?」

なんて方もいらっしゃると思います。

 

FXではさまざまな手法を使って相場の流れを分析し、取引を繰り返しながら利益を得ていきます。

では、数多くあるFXの手法の中でも知っておくと良い方法とはいったいどんなものがあるのでしょうか。

 

多くのトレーダーが活用しているFX手法の1つが「フィボナッチ数」を活用した取引方法です。

この方法を使うことで、相場のトレンドを的確に把握できるようになります。

こんにちは、大輔です!
フィボナッチ数列ってなんかむずかしい式なんですよね?

大輔くん、さては数学苦手なタイプね。

そのとおりですとも・・・。

では、フィボナッチ数を活用したFXの方法についてわかりやすく説明していきましょう!

フィボナッチ数列と黄金比率

テクニカル分析の1つにフィボナッチ数列を利用して為替のトレンドを見極める手法があります。

フィボナッチ数列は、2つ前の数字と1つ前の数字を足していくことで作られる数列です。

 

最初は「0、1」から始まり、「0、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144」というように続きます。

この数は自然界でも多く見られます。

 

たとえば、松ぼっくりには左巻きと右巻き渦があり、それらの渦の数はフィボナッチ数列にある数字と同じです。

また、木の伸び方、ヒマワリの種の並び方もフィボナッチ数列の法則通りになっています。

 

ただ、この数字の並びを見ただけでは特別な関係性がないように思われます。

しかし、この数列には黄金比と呼ばれる最も美しい比率が隠れているのです。

 

黄金比とは、古代ギリシアやエジプトの建築物に用いられた比率です。

パルテノン宮殿やピラミッドなどがその代表です。

そして、フィボナッチ数列の数字をある手順で計算すると黄金比が生まれます。

 

数列の全ての数字を1つ上の数字で割ると0.618に、全ての数字を2つ上の数字で割ると0.382に、全ての数字を3つ上の数字で割ると0.236に近づいていきます。

 

FXのチャートは、一方向に値動きするのではなく、常に高値になったり、安値になったりのようにジグザグに動きを見せます。

このとき、為替レートの上値となる上値抵抗線(レジスタンスライン)下値となる下値支持線(サポートライン)として、黄金比が働くことが多いのです。

そのため、FX取引の場でフィボナッチ数列が活用されているのです。

 

多くの投資家が活用しているフィボナッチ・リトレースメント

為替相場は、一方向に強い動きを示すトレンド相場になることがあります。

たとえば、1ドル100円だったのが4時間後には1ドル102円まで上昇したときなどです。

 

ただし、その状況はいつまでも続くわけではありません。

大きく上昇したときは必ず押し目がつき、逆に大きく下降したときは戻しがあります。

つまり、相場はタイミングが来ると反転するのです。

 

フィボナッチ数列や黄金比を使って相場の節目を予想する方法をフィボナッチ・リトレースメントといいます。

フィボナッチ・リトレースメントは、この押し目や戻しのタイミングを予想するのに適しています。

 

なぜなら、黄金比である61.8%や38.2%、23.6%という比率が上値抵抗線や下値支持線となるので、押し目買いや戻し売りのタイミングを見るのに最適だからです。

そのため、FX取引の場で多くの投資家がフィボナッチ・リトレースメントを活用しています。

 

フィボナッチの押し目買いトレード

押しとは、相場の上昇中に一時的に下降することです。

下降したところからタイミングよくポジションを持ち、上昇したときに決済をして利益を得るという方法です。

フィボナッチ図1

マーケットでは、値上がりトレンド後の幅が半分押した(値下がりした)ときに「半値押し」といった言葉が使われます。

しかし、フィボナッチでは「23.6%」、「38.2%」、「50.0%」、「61.8%」、「76.4%」という5つの比率を目安にします。たとえば、38.2%付近で押しがあれば「38.2%押し」というように表します。

 

押し目買いのやり方は、最初にトレンドの高値と安値を探して印を残します。

すると、「23.6%」、「38.2%」、「50.0%」、「61.8%」、「76.4%」のラインが自動で表示されます。

押し目買いで意識したい位置は、「23.6%」「38.2%」を下回ったところです。

この付近に注目して取引を行いましょう。

 

フィボナッチの戻り売りトレード

戻りは、相場の下降から一時的に上昇をしたときに売りを入れる手法です。

つまり、押し目買いの逆ということになります。

 

マーケットでは、「3分の1戻し」といった言葉が一般的です。

しかし、フィボナッチでは、「23.6%」、「38.2%」、「50.0%」、「61.8%」、「76.4%」の5つの比率が使われます。

したがって、61.8%付近で戻りがあれば、「61.8%戻し」といいます。

 

戻り売りトレードのやり方は、まずフィボナッチのラインを表示させます。

戻り売りで注目したいのが、「61.8%」「76.4%」のラインです。

この付近を上回った価格帯を意識して、下降から上昇の位置を見極めて取引します。

 

押し目買いと戻り売りについて詳しく知りたい方はこちらをご参考ください。

上昇・下降の波に上手に乗って「押し目買い」「戻り売り」を狙おう!

 

ボリンジャーバンドと組み合わせる

フィボナッチは、相場のトレンドを見極めるのに非常に優れたテクニカル指標です。

その精度をさらに高めたいのであれば、テクニカル指標の1つ「ボリンジャーバンド」と組み合わせるとより明確になります。

 

ボリンジャーバンドとは、一定期間の相場の振れ幅をデータで測定し、統計学にある標準偏差と正規分布に基づいて相場の変動幅を予測してチャート上に表示させる方法です。

標準偏差は、データのばらつきを示す尺度をいいます。

これを使うと、一定期間の価格が平均値の価格と比べてどれくらいばらつきがあるのかを調べることが可能です。

 

フィボナッチ図2

たとえば、過去5日間の終値が「1日目102.8円」、「2日目101.1円」、「3日目101.6円」「4日目103.2円」「5日目102.3円」となったとします。

この場合、終値の平均値が102.2円です。

この平均値からそれぞれの終値がどれくらい離れているかを算出します。

すると、「1日目0.6円」、「2日目1.1円」、「3日目0.6円」「4日目1.0円」「5日目0.1円」となりました。

これら各数値をすべて2乗してから足していき、最後に5で割ると0.588という数字が求められます。

 

これが標準偏差です。

 

そして、これを正規分布に当てはめます。

正規分布は、釣り鐘型に左右対称に分布されたグラフです。

平均値となる中心が最も高くなりますが、平均より離れていくと徐々に低く緩やかになります。

この正規分布に先ほどの数値を当てはめれば、価格の変動する確率が分かるのです。

 

これをフィボナッチと組み合わせることで、価格変動のタイミングをより正確に判断することができます。

また、エントリーポイントや利益確定のポイントもつかみやすくなります。

 

ボリンジャーバンドについて詳しく知りたい方はこちらをご参考ください。

初心者でも扱いやすい指標!ボリンジャーバンドを順張りに活用しよう!

 

MT4でのラインの引き方

フィボナッチ・リトレースメントは、フィボナッチ数列を使って価格の戻りや押し目を見極めるものです。

リトレースメントには「後戻り、引き返し」という意味があります。

この手法を使うには、自身が使うチャートに設定を入れなくてはなりません。

 

チャートを見ながら相場を見るテクニカル分析において、最も使われているのが「MT4」です。

MT4とは「Meta Trader4(メタトレーダー4)」の略で、プロレベルのテクニカル分析が可能になる高性能FX取引プラットフォームです。

世界中の投資家が活用しているということもあるため、その性能の高さは折り紙付きです。

MT4でフィボナッチ・リトレースメントの使い方をマスターしましょう。

 

まず、MT4を起動させてメニューの「挿入」を押します。

次に、「フィボナッチ」、「リトレースメント」の順に選択をします。

なお、ツールバーのF文字を押しても起動可能です。

 

起動をさせたら高値と安値を結びます。

チャート画面でマウスを高値から安値の位置にドラッグさせ、黄色いラインでフィボナッチ数列が表示されれば完了です。

なお、計測ポイントを移動させたいときは高値と安値の位置を移動させることで自由にできます。

また、中央のラインをマウスで動かせば平行移動も可能です。

 

フィボナッチ数の追加と削除がしたい場合は、フィボナッチ・リトレースメントを選択した状態で右クリックして、fiboプロパティを開きます。

開くと、「全般」、「フィボナッチレベル」、「パラメーター」、「表示選択」という画面が出てきます。

「全般」では、線の色や太さ、種類、名前の変更などが可能です。

 

フィボナッチ数の追加と削除をする場合は「フィボナッチレベル」を選択して、「追加」をクリックします。

次に、レベル設定と説明の欄に数値を入れてOKボタンをクリックすれば設定完了です。

 

フィボナッチを活用することのメリット

フィボナッチ女

フィボナッチを活用するメリットとして挙げられるのが、勝率が高くなることです。

フィボナッチは、相場の流れに沿って取引を行う順張りをするための方法です。

相場の流れの逆を読んで取引をする逆張りとは違い、成功率が非常に高くなります。

また、フィボナッチを使うことで相場の流れを見極めることができるので、精度もアップします。

 

さらに、大きなトレンド相場になったときに、より力を発揮するのがフィボナッチのメリットです。

一方向に向かうトレンド相場の始点にエントリーできれば、利益はどんどん増えていきます。

トレンド相場の流れが強ければ強いほど利益は上がっていくため、チャンスの時です。

フィボナッチはトレンドの始まりを予測することができるものですから、大きな利益を掴むことができる可能性が高まります。

 

FXでは損切りのタイミングも大切です。

熟練の投資家でも損失を被ることは少なくありません。

そのため、損切りをしてできる限り損失を減らして、次の取引に向かうようにします。

 

フィボナッチは大きな利益を確定できるポイントを明確にすることもできますが、損失を最小限に抑える損切りポイントも探すことができます

利益を得るためだけでなく、損失を拡大させない方法としても非常に有効な指標なのです。

 

フィボナッチを活用することのデメリット

フィボナッチにはデメリットがあることも忘れてはいけません。

まず注意したいのが、エントリーをするタイミングが少なくなるということです。

フィボナッチは数列のラインと相場の動きを照らし合わせてエントリーポイントを決めるので、利益を確実に出すために慎重なエントリータイミングを見極める必要があります。

 

しかし、相場の流れが基本的に膠着状態の続くレンジ相場の場合どうでしょうか。

押し目買いや戻り売りのタイミングが来ないままということも少なくありません。

また、フィボナッチ数列のラインを目安にするので、数値を意識し過ぎてタイミングを逃すということもあります。

 

その他にも、人によって反転するタイミングの見極め方に違いが出てくることもデメリットの1つです。

フィボナッチは相場が反発するタイミングを狙うものです。

しかし、その反発という言葉は非常に曖昧な部分が残っています。

 

たとえば、上昇トレンドであればエントリーは「23.6」付かそれとも「38.2」付近なのかというように判断に個人差が出てしまいます。

逆に下降トレンドは「61.8%」か「76.4%」付近というように悩むことも少なくありません。

 

これは、トレードを繰り返すことによって自分でタイミングを見つけるしかない微妙な感覚ということなので、明確な正解がないということを頭に入れておく必要があります。

 

エントリーのタイミングと手順

フィボナッチを使ったエントリーのタイミングを確認しておきましょう。

まず、最初にボリンジャーバンドでレートがどこのラインで分布するかを確認します。

 

価格変動が大きいとバンドの幅が広がり、逆に変動が少ないとバンドの幅は狭くなります。

バンドが狭いということは、エネルギーがたまった状態です。

そのため、相場の反発が起こる可能性が高まりますので、チャンスの時です。

 

ボリンジャーバンドを引いたら、次はフィボナッチ・リトレースメントを引きます。

フィボナッチ数列を表示させて価格の動きを確認できるように準備します。

 

フィボナッチでのエントリータイミングは、「23.6%」のラインです

このラインで明確な反発が確認できた場合、エントリーすると良いでしょう。

ただし、23.6%のラインでの反発が必ず長期化するわけではありません。

 

「38.2%」、「61.8%」のラインで反発が起きた場合、長期化する可能性が高いです。

そのため、「38.2%」、「61.8%」ラインでのエントリーも視野に入れてエントリーポイントを探っても良いでしょう。

 

損切りのタイミング

FXで重要となるのが損切りのタイミングです。どんなに優れたテクニカル分析ができるトレーダーでも予測が外れる可能性はあります。

そこで、しっかりと損切をすれば損失を最小限に抑えることができます。

 

フィボナッチでは、23.6%のラインでの反発が確認されたときにエントリーします。

しかし、反発したと思ったのに、再び23.6%のラインに戻って来ることも少なくありません。この場合、「だまし」の可能性が高いので損切りをすると最小限のリスクで抑えられます。

また、23.6%のラインで反発が起きたが、その後全く伸びなかったということもあります。

これも、上昇しない可能性が高いので、損切りを入れて次の取引にその備えるというのも良いでしょう。

 

利確のタイミング

フィボナッチでの利益確定のポイントの1つが、「38.2%」ラインです。

「23.6%」ラインで反発したら、38.2%ラインまでいくことが多いです。

38.2%ラインまでいくと、今度は小さな下降に入り、次の反発に行くかどうか探りのタイミングに入ります。

したがって、ここで一回利益を確定するポイントとして考えておくと良いでしょう。

 

しかし、反発は38.2%ラインから続く可能性もあります。

そのため、「50.0%」ラインや「61.8%」ラインまで待つというのも1つの手です。

あくまで相場の状況との相談になるので、チャートの動きを注目しておきましょう。

 

また、ボリンジャーバンドの中心線も見ておきたいところです。

ボリンジャーバンドの中心線は、現在の価格相場の平均値を表しています。

つまり、上昇や下降が行われてもボリンジャーバンドの中心にいったということは相場の流れが1つ終わりを見せたという合図にもなります。

 

特に、相場の乱れが少ない時間帯ですと、利益確定のタイミングは早いです。

ボリンジャーバントとフィボナッチを併用した場合は、中心線を1つの目安にするのも大切です。

損小利大を達成しやすい

フィボナッチは、上手く活用できれば損失を抑えて利益を大きくする「損小利大」が達成しやすいという特徴があります。

なぜなら、エントリーポイントや損切りポイントの目安がつくりやすいというメリットがあるからです。

 

まず、フィボナッチのエントリータイミングは明確なトレンドが発生したときです。

つまり、利益が出る可能性が高いと判断したときですから、エントリーをすれば利益は確保できます。

しかも、エントリーのタイミングを逃しても、相場は下降をして上昇、もしくは上昇して下降を繰り返します。

したがって、相場の動きによるものの、下降から上昇、上昇から下降のタイミングを逃さなければ相場の流れが変わらない限り利益を得るタイミングを掴めます。

 

また、損切りポイントも明確です。

反発を確認してからエントリーをしても、逆に動く可能性も少なくありません。

フィボナッチでは、23.6%のラインに戻ったらすぐに損切りを行います

 

23.6%というように、1つのラインが目安になるので損失を抑えやすいということです。

しかも、トレンドの動きによっては38.2%や50.0%、61.8%付近まで動くこともあります。

そのような状況でも38.2%や50.0%、61.8%付近を損切りのポイントにすれば、予想の逆に相場が動いたとしても損失は抑えられます。

 

取引の機会が少ないのが難点

フィボナッチの最大の難点は取引回数が限定されるということにあります。

まず、フィボナッチを使ったトレードでは、明確なトレンドが発生してからエントリーをすることになります。

 

しかし、相場の流れの約70%前後は、大きな価格変動が起きないレンジ相場です。

そのため、相場が1つの方向に全力で向かうトレンド相場になることは決して多くありません。

しかも、トレンド相場になったとしても短時間で終るということもあります。

つまり、エントリーをするタイミングが非常に限定される方法なのです。

 

フィボナッチでのトレードは、いわゆる「待つ」トレードの1つともいえます。

FXでは、1度の取引が数分もしくは数秒単位で終らせるスキャルピングというトレード方法があります。

短時間で何度も取引を行うので、1日に数十回もしくはそれ以上の取引をすることも少なくありません。

 

ただし、この方法は相場の流れではなく、取引をするときに上昇するか下降するかを予測して行うので予想と逆に行くことも多いのです。

こういったトレンドの逆読みが起きないようにフィボナッチ数列を使って明確なエントリーポイントを探るので、どうしても時間がかかります。

待つことができないというトレーダーは向いていない手法かもしれません。

 

他の投資家の視点も意識しておく

フィボナッチ男

フィボナッチのトレードは、多くの投資家が注目している方法になります。

そのため、他の投資家もFXでフィボナッチを活用している可能性が高いです。

 

相場を動かすには、大量のお金が必要になります。

そのため、他の投資家の考えを予測するということもFXでは必要なのです。

そこで気になってくるのが、フィボナッチを活用している投資家がどこに注目しているかということです。

多くの他の投資家がどこでエントリーをするのかが分かれば、反発する位置を見つけることができるでしょう。

 

最も注目したいのが23.6%と38.2%ラインの間です。この間に相場の流れが乗ってくると、トレンドが継続する可能性が非常に高くなります。

したがって、他の投資家が上昇トレンド目線で取引を行うのであれば、50.0%ラインまで伸びていく可能性があります。

 

逆に、下降トレンドでの取引であれば74.6%と61.8ラインの間です。

下降トレンド目線での取引を他の投資家が行っていれば、50.0%ラインまで下がるでしょう。

 

長い時間軸であるほどトレンド形成の根拠になりやすい

FXをする投資家によって、チャートを見るときの時間軸の長さはそれぞれです。

短時間でトレードを行う人は、1分足や5分足のように分足のチャートを見てできる限り素早く取引を完結させるように相場を分析します。

 

一方、1日のうちに取引を完了させるデイトレードや数週間もしくは数ヵ月のように時間をかけて取引するスイングトレードをする投資家は、時間足や日足を見て相場を予測します。

 

フィボナッチでは、日足のように長い時間軸のチャートを見るのが良いとされています。

その理由は、日足であれば数ヵ月かけてチャートを形成するので、多くの投資家が取引をする際に注目することになるからです。

しかも、日足になれば利益の幅も大きくなるので、1度で大きな利益を確保することも可能になります。

したがって、長い時間軸のチャートでフィボナッチを活用することは極めて有効であるということになります。

 

トレンド転換のポイントに気をつける

フィボナッチで気をつけたいのがトレンドの転換です。

相場の流れが続いている状態であれば、途中で流れが変わってもすぐに元に戻ります。

 

しかし、転換のポイントになると、相場の流れが反転して逆の方向に相場が流れます。

もし、エントリーポイントがトレンド転換に近い位置の場合、損失を被る可能性が高まります。

そのため、トレンド転換の目安を把握しておくと良いでしょう。

 

トレンドの転換の目安ポイントは上昇から下降へのトレンド反転であれば、50.0%と61.8%です。

ここまで相場の流れが来たら、トレンドの転換の可能性が高くなるので、利益確定をしておくと安心です。

下降から上昇へのトレンド転換の場合は、50.0%と38.2%です。この位置まできたら利益を確定させるようにしましょう。

 

ただし、すべてのトレンド転換がそのポイントで行われるわけではなく、確率が高い場所というだけのことです。場合によっては、23.6%や74.6%のラインのように、上昇と下降の初期で反転することもあれば、トレンド転換ポイントの目安を過ぎても変わらないこともあります。

相場の流れは予測通りに行くわけではありませんので、フィボナッチの数列のライン付近での動きは常に注目しておきましょう。

 

相場の急変でもフィボナッチは意識される

FXでは、チャートの流れを見て相場を予測するテクニカル分析と経済指標や要人の発言を見て相場の流れを読むファンダメンタル分析の2つがあります。

フィボナッチ大輔

フィボナッチはいわゆるテクニカル分析の1つですから、チャートの動きに注目しなくてはなりません。

そもそも、テクニカル分析とファンダメンタル分析は別々のやり方と見られているため、投資家の中にはどちらかに絞って相場の流れを予測していることが多いのです。

 

しかし、経済指標や要人の発言によって相場が変動する場合も、テクニカル分析であるフィボナッチに沿って相場の流れが変動することも少なくありません。

そうした場合でもフィボナッチは意識されているということです。

 

たとえば、相場の流れが膠着状態のレンジ相場で長い期間進んでいたが、毎月第一金曜日にある失業率の発表で相場の流れが一気に変わるということはよくあることです。

経済指標の発表や要人の発言は、日本時間の21時30分に多く発表されます。

ファンダメンタル分析をメインに行っている投資家は、この時間帯を非常に重要視しています。

今後フィボナッチを使って取引をする場合は、経済指標の発表や要人の発言にも注目することが大切です。

 

サポートライン・レジスタンスラインとしての機能

フィボナッチは利益確定ポイントや損切りポイントに使われますが、サポートライン(下値支持線)やレジスタンスライン(上値抵抗線)として機能することも多いんです。

これは、その位置に価格の流れが来るとそれ以上上昇もしくは下降しないというラインです。

そのため、ライン付近になると反発や反落というように相場の流れに何かしらの変動が起きやすくなります。

 

フィボナッチ数列を使って相場の流れを見ると、23.6%や38.2%ラインで価格が止まって上昇か下降を繰り返すことが多くなります。

つまり、23.6%と38.2%ラインが上値抵抗線や下値支持線になっているわけです。そうなると、このラインが相場の流れの変わり目になるので、1つの目安になります。

 

トレンドをよく見極めることが勝率アップの鍵

FXで利益を出すためには、トレンドの見極めが重要になります。

FXでは安く買って高く売る方法が一般的ですが、高いときに売り、安いときに買い戻すという考え方もあります。

つまり、トレンドが上昇したときに利益も得られますが、下降トレンドのときでも利益が発生するわけです。

こうしたトレンドを見誤るとFXでは勝つことはできないといっても過言ではありません。

 

正しいトレンドを判断するためには、様々な手法を取り入れて自分に合ったスタイルを見つけていく必要があります。

チャートを見て相場を予測するのか、それとも政治や経済の状況から相場を予想するのかそれは自分次第ということになります。

 

しかし、テクニカル分析の1つフィボナッチは数多くの投資家が活用する方法です。そのため、相場の流れはある意味フィボナッチの流れに沿っていると考えても良いかもしれません。

上手く活用できれば、利益を得る可能性が高くなるので、ぜひ利用できるようになっておきたいところです。

 

使いこなすためには練習が必要

フィボナッチはラインの引き方を間違えると、トレンドの流れを読むことができません。

つまり、間違った方法でフィボナッチのラインを引くと損失を被る可能性が高くなります

したがって、フィボナッチを使いこなすための練習が欠かせません。まずは、フィボナッチの正しいラインの引き方からマスターするようにしましょう。

 

しかし、フィボナッチだけではトレンドの流れをすべて読むことはできません。

トレンドの流れを効率的に予測するのであれば、フィボナッチと一緒に他の指標と組み合わせて練習していくのがベストな方法です。

 

たとえば、ボリンジャーバンドとフィボナッチを組み合わせれば、価格の平均値と分布図を確認できるようになるので、フィボナッチのラインにくる確率が分かるようになります。

また、ボリンジャーバンドの平均値ラインは反発する可能性が高いです。

フィボナッチのラインとボリンジャーバンドのラインを上手く組み合わせて相場の流れを逃さないようにしましょう。

 

他にも、ファンダメンタル分析とフィボナッチを組み合わせて取引することもできます。

 

取引する為替ペアによって、重要になる要人の発表や経済指標の発表は変わります。

したがって、取引している為替相場に関連する人物や出来事には注目しておきましょう。

そして、その発表が為替レートの動きにどのような影響を与えているのか見ておくと、次の取引につなげやすくなります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

フィボナッチ数列は、2つ前の数字と1つ前の数字を足していくことで作られる数列です。

フィボナッチ数列や黄金比を使って相場の節目を予想する方法をフィボナッチ・リトレースメントといいます。

 

フィボナッチは、FXでの取引レベルを上げてくれる指標の1つです。

その特性や使い方をマスターして、今後の取引につなげていきましょう。

 

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