FXを元手10万円からスタートしよう!少額投資で稼げる6つのコツ
初めてのFX取引っていくら用意したらいいの?
多くのFX初心者を悩ませる問題といえば、「FXは元手にいくら必要か」ということでしょう。
FXも投資のひとつとして多額の資金が必要に見えますが、10万円もあれば十分始めることができます!
ただし、最初のFX口座を適当に選んだり資金管理をおろそかにすると、そのままずるずる失敗し続けて退場というケースも少なくありません。
そこで今回は、元手資金に10万円がおすすめである理由を紹介するとともに、10万円から儲けるためのポイントについて詳しく解説していきます。
- アプリが使いやすく、低コストで取引できるDMM FXから始めましょう
- まずはデイトレード・スキャルピングで取引自体に慣れる
- 最初は1ヶ月の利益1万円を目標に取引
- 損切りは絶対!自信がないなら逆指値を入れること
目次
1. FXを10万円でスタートすべき理由
1-1. 10万円ならレバレッジで250万円分の取引ができる
FXには「レバレッジ」と呼ばれる、少ない資金で大きな金額を取引することができる仕組みがあります。
このレバレッジはFX口座に入金する資金の量で調節でき、最大25倍まで設定することが可能です。
そのため本来は1回の取引に最低100万円なければFX取引を始められませんが、レバレッジを利用することでおよそ250万円分の取引ができます。
国内FX業者の多くは、最低1万通貨単位から取引ができる設定になっています。
FX業者によっては最低1,000通貨単位の設定、レバレッジによって最低資金約4,000円から始めることができるFX業者もあります。
1-2. 10万円なら証拠金にも余裕を持てる
「じゃあ4万円・4,000円の証拠金で取引できるなら、10万円もいらないんじゃない?」と思う方もいらっしゃると思いますが、これだと取引ギリギリの証拠金になります。
ギリギリの証拠金で取引を始めてしまうと、相場変動でちょっとでもマイナスに動いた瞬間、すぐに強制決済(ロスカット)が発動してしまいます。
そのためロスカットが発動しない相場の動きに耐えられる証拠金として、10万円が最も理想的な資金になるのです。
1-3. 10万円あれば1万通貨単位と1,000通貨単位どちらの口座も取引できる
1万円あれば最低約4,000円から始められる1,000通貨単位のFX会社でも始めることはできますが、証拠金約40,000円必要な1万通貨単位のFX会社は選択肢から外れてしまいます。
FX会社は通貨単位以外にそれぞれサービスや取引ツールの特徴がちがうため、1,000通貨単位の口座だけでは選択肢が狭まります。
口座開設自体はどのFX会社も無料なので、できれば選択肢が多い方が色々試しやすいですよね。
とくにメイン口座として初心者でも長期的に使っていける大手口座が使えないのはつらいところです。
FX取引の自由度を増やすという意味でも、初心者のうちは10万円を資金として始めることが推奨されているのです。
1-4. 10万円の方が1万円で始めるより10倍利益がちがう
資金10万円からのFX取引は、1万円からの取引に比べると、狙える利益が10倍ちがいます。
仮に1,000通貨口座で資金1万円からFXを始めるとして、米ドル/円を1ドル100円で1万円分限界まで買って、100.10円に動いた場合の利益はおよそ200円です。
一方、1万通貨口座で資金10万円からFXを始める場合、同じ額動いた場合の利益はおよそ2,000円になります。
同じ苦労で200円稼ぐのと、2,000円稼ぐのであれば断然2,000円を選びますよね!
1万円でも取引はできますが、利益面や精神面からできる限り10万円で始めた方が現実的であると考えられるでしょう。
1-5. 初心者はまず10万円を元手にトレードに慣れることが優先!
初心者がいきなり大金でFXを始めることはおすすめしません。
大きく稼ぎたいからと持てる資金を全額投入して、そのまま全財産失ってしまうケースも少なくありません。
そのため、初心者のうちはまず10万円から取引に慣れていくことが重要です。
FXは、いきなり大きな金額の資金を口座に入れたからといって、安定して儲かるということはありません。
プロの投資家でも、長い取引経験があってこそ大きな利益を稼いでいます。
まずは10万円を元手に勉強しながら取引経験を積んでいきましょう。
2. FXで成功したければ10万円以上でスタートするべき
FXを使って本格的に稼ぎたいなら、資金は10万円以上を用意するべきです。
FX資金はできれば30万円ほど、FXで生計を立てるレベルなら最低でも50万円はほしいところ。
FXは資金が多ければ多いほど、以下のメリットが生まれます。
- 1回で稼げる利益が増える
- ロスカットのリスクを大幅に下げられる
- 取引の選択肢が増える
2-1. 1回の取引で稼げる利益が増える
資金が増えれば1回の取引でエントリーできるLot数も大幅に増えます。
「Lotも増やしたら負ける金額も増えるんじゃない?」と思うかもしれませんが、動かしているお金の大きさが変わるだけで、リスクは10万円と一緒です。
Lot数を増やすことで、同じ目標金額でも小さな利幅で狙うことができます。
以下は米ドル円で1日5,000円稼ぐのに必要な資金ごとのpipsです。
- 10万円だと1Lotが限界⇒1日50pipsの取引が必要!
- 30万円なら5Lotまで可能⇒1日10pips稼ぐだけ!
小さな利幅だけで十分な利益を得られるので、エントリーチャンスも大幅に広がります。
2-2. 資金が多いほど様々なリスクを減らせる
証拠金が多いほど、強制ロスカットといったリスクを避けることができます。
10万円だとロスカット確実な相場下落でも、資金が多ければポジションを持ち続けて値動きが回復するのを待つ方法を取ることもできます。
さらに資金が多ければ、無理に高いレバレッジをかけなくても十分な利益を得られるトレードも可能です。
2-3. 取引の選択肢が増える
10万円では、スキャルピングやデイトレードといったトレードスタイルしか使えません。
資金が多ければ、スイングトレードといった大きな利幅を狙うトレードスタイルも選択肢に入ります。
また、今まで利用していた手法でも、資金が変わることによって戦略をより有利にできることもあります。
さらに勝てる確率が高い相場が分かれば、金額を増やして一気に稼ぐチャンスも生まれます。
3. 元手10万円以上でFXをスタートするなら「DMM FX」
- 「スマホでスピード本人確認」を使って最短1時間で取引開始
- 「取引通信簿」で取引をデータ化して振り返り分析できる
取引通貨単位 | 取引手数料 | 通貨ペア数 |
1万通貨 | 0円 | 21ペア |
スプレッド(原則固定) | ||
米ドル/円:0.2銭 | ユーロ/円:0.5銭 | ポンド/円:1.0銭 |
DMM FXは口座数が国内No.1のFX会社として、初心者や上級者にも幅広く利用されています。
スマホアプリも使いやすく、どこでもお手軽に取引ができるので、お昼のちょっとした時間や通勤時間にも気軽にトレードできます。
スプレッドも安定しているので、FX初心者が10万円以上でスタートするのに有利な口座です。
4. FX初心者なら資金1万円でOK
「稼ぐよりまずFX取引に慣れたい!」という方は、1,000通貨単位で取引できるFX会社で始めましょう。
1,000通貨単位の口座であれば、最低約4,000円から取引することができるので、少額でFX取引の練習ができます。
ただし、最低4,000円だとギリギリの資金になるので、1万円を資金に余裕をもって始めましょう。
取引に慣れてきたら10万円を追加すれば、レバレッジも1倍~25倍まで選択できるので、さらに無理のない範囲で取引が可能です。
1,000通貨口座なら気軽にシンプルに取引できる「みんなのFX」
- まずはFXの経験を増やしたい人向け
- デザインがシンプルで使いやすいアプリ
- 米ドル円0.1銭の業界最狭水準のスプレッド
取引通貨単位 | 取引手数料 | 通貨ペア数 |
1,000通貨 | 0円 | 27ペア |
スプレッド(原則固定) | ||
米ドル円:0.1銭 | ユーロ円:0.4銭 | ユーロドル:0.3pips |
1万円を資金にFXを始めるなら、トレイダーズ証券が運営する「みんなのFX」をおすすめします。
1,000通貨で始められるFX口座の中でスプレッドが最も狭く、無駄にコストを取られる心配がありません。
取引画面も見やすく、初心者でもチャート画面の操作が分かりやすいのも魅力です。
余計な機能もないので、FX取引のステップアップにはおすすめの口座です。
5. 10万円を複利運用すれば1億にすることも夢じゃない!?
「でも10万円だけじゃそんなに稼げないのでは…?」と考えている方も多いのではないでしょうか。
せっかくFXをやるからには早く稼ぎたいですよね。
じつは、資金10万円でも運用方法によっては1億を目指すことも夢じゃありません!
その方法が複利運用と呼ばれる運用方法です。
これは「最初の投資金+稼いだ利益分」を次の投資金にまわしてどんどん利益を増やしていくという方法です。
5-1. 10万を1日10pipsで複利運用したときの増え方
複利運用なら、資金10万円でも1日たった10pipsの利益を継続して出し続けることができれば大きく稼ぐことができます。
米ドル/円が1日におよそ60~100pips程度動くと考えると、1日10pips程度であれば無理なく稼ぐことができると思います。
ここで、元本10万円をレバレッジ25倍で1日10pips利益の複利運用していった場合、どれくらい資金が増えていくのか見てみましょう。
経過日数 | 取引枚数 | 1日の利益 | 総資産 (元本と利益分) |
1日目 | 2ロット | 2,000円 | 102,000円 |
10日目 | 2ロット | 2,000円 | 120,000円 |
20日目 | 3ロット | 3,000円 | 144,000円 |
60日目 | 7ロット | 7,000円 | 326,000円 |
120日目 | 27ロット | 27,000円 | 1,218,000円 |
240日目 | 417ロット | 417,000円 | 18,502,000円 |
スタートから1ヶ月(20日目)の利益はおよそ4万円程度です。
これを1年間少しずつロットを増やして複利運用すれば、元本+利益で18,502,000円と、およそ2000万稼ぐことができる計算です。
この流れで行くと、3年後には1億に到達する計算となります。
せいぜい一泊二日の国内旅行が関の山だった資金が、たった3年で世界旅行を50周はできる資産に!
これぞ複利の力を利用した運用方法です!
「もっと早く稼ぎたい!」という方は、1日の取引目標を10pipsの2回取引にすれば上記の半分の期間で稼ぐこともできます。
5-2. 実際のところ複利運用で利益を出すのは難しい
注意してほしいのが、この運用方法はあくまで全ての取引に勝ち続けることを前提とした計算ということです。
初心者のうちはそもそも毎日勝ち続けることがかなり難しいことや、10pips確実に勝てる保証もありません。
仮に勝ち続けることができたとしても、途中から欲が出てしまいトレードルールを破って失敗してしまったという人も少なくありません。
FXは誘惑に負けた時点で今まで築き上げてきたものが全て崩れ去る可能性があります。
そのため、まずはしっかりとした口座選び、さらに目先の利益に惑わされないための取引ルールをしっかり取り決めていきましょう。
6. 10万円が元手なら株や仮想通貨よりFXの方がいい?
FX以外にも、10万円を元手にして始められる投資としては株や仮想通貨があります。
「10万円で始めるなら株や仮想通貨取引の方が儲かるんじゃないの?」と思っている方もいらっしゃるでしょう。
正直なところ、初心者が10万円を元手に投資をするならFXは最もハードルが低く適した投資であるといえます。
なぜFXが10万円いいのか、株や仮想通貨と比較しながら見ていきましょう。
FX | 仮想通貨 | 株 | |
投資対象 | 各国通貨 | 仮想通貨 | 企業 |
対象数 | 20通貨ペア以上 | 1,000種類以上 | 3,500社以上 |
必要最低資金 | 4,000円~ | 1万円~ | 数万円~ |
レバレッジ | ~25倍 | ~25倍 | 3倍 |
取引手数料 | 0.3銭~ | 3円~ | 80円~ |
取引時間 | 平日24時間 | 24時間365日 | 平日9時~15時 |
6-1. FXは投資対象として安全性が高い
投資先でポイントになるのが投資対象の安全性と規模です。
株は会社の経営状況によって変動があり、経営状況が良くなれば株価も上がりますが、悪化すれば株価も下がり、最悪の場合上場廃止等で紙切れ同然の価値になることもあります。
一方でFXは外国為替という国ごとの通貨が投資対象であり、対象の国がなくならない限りは安全な投資対象なのです。
また、FXは対象数が50以上あるのに対して株は3,500以上です。
一見株の方が選択肢が多く有利に見えますが、対象が多すぎるとどれを選んだらいいのか初心者にはわかりづらく、かえって取引しづらくなります。
仮想通貨については、法整備がまだ進んでいないことによる不安や、FX以上に先が読めない状況が多くギャンブル性が高いことから、投資初心者の方にはおすすめできません。
そのため少額で安全に始める投資としてはFXが有利といえるのです。
6-2. FXは少額でも株や仮想通貨より余裕を持って始めることができる
株は銘柄により数万円から始めることもできますが、低リスクな銘柄で始めようとすると最低でも数十万必要とされるほど初期の投資額が高くなりがちです。
仮想通貨は最低でも1万円用意できれば始められますが、初心者には変動が激しいことや取引所のセキュリティ問題といったリスクが大きすぎます。
FXは1,000通貨単位の口座なら最低でも約4,000円から始めることができ、信託保全によって利用者のお金が守られるため、資金10万円で余裕を持った取引ならFXが最適です。
6-3. FXは取引コストが圧倒的に少ない
株の場合、1回の取引時の手数料で最低およそ80円から、仮想通貨では銘柄や販売所によりますが最低でもおよそ3円からです。
FXはスプレッドが実質の手数料ですが、このスプレッドが1回の取引で最低でも0.3銭~とかなり低い手数料となっています。
さらに仮想通貨の場合、販売所によっては入金時・出金時、さらにレバレッジをかける場合に手数料が必要になります。
FXではスプレッド以外の手数料は一切発生しません。
そのため、元手10万円という余計な手数料がかけられない資金での投資ならスプレッド以外の手数料が必要ないFXが向いています。
7. 10万円を元手に1年で利益を出すための6つのポイント
7-1. 1ヶ月の利益1万円を意識してトレードすることから始めよう!
複利運用のありなしに関わらず、はじめのうちは1ヶ月の利益1万円を目標にしてFX取引しましょう。
目標もなしにFX取引をしてしまうと、そのままギャンブル感覚での取引になりかねません。
はじめのうちは1ヶ月の利益1万円を目安に取り決めて、計画的に利益を積み重ねていくことを覚えるのが大事です。
7-2. 10万円からのトレードスタイルはスキャルピングかデイトレード
FXはほかの投資とは違い、平日24時間取引することができるのがひとつの魅力です。
取引ができる時間が多いことから、FXは取引時間に応じた様々な投資スタイルが存在します。
その中でも10万円でFXを始める場合は、スキャルピングやデイトレードをおすすめします。
スキャルピング | 数秒~数分で小さい値幅で取引する超短期スタイル。 一瞬の値動きの利益を狙います。 |
デイトレード | 注文した当日以内に決済する短期スタイル。 相場観に慣れていないFX初心者におすすめ。 |
スキャルピングとデイトレードのような短期取引のメリットは、ポジションを1日以内に決済するために資金管理がしやすいことです。
スイングトレードと呼ばれる1日~1週間程度ポジションを持つ投資スタイルの場合、寝ている間に相場が大きく動くリスクがあるため、急な変動が10万円だと致命傷になる可能性があります。
また、個人差はありますがポジションを抱えて寝ることになるので、見えない不安でメンタルに支障をきたすデメリットも考えられます。
スキャルピングやデイトレードでは寝る前に必ず全ての決済を済ませることになるので、1日の利益と損失も把握しやすく、体調面の不安もありません。
また、1日で取引する経験が自然と増えていくので、為替相場の動きにも慣れていきます。
そのため、はじめのうちはスキャルピングやデイトレードでコツコツ利益を積み、資金を増やしてから様々なトレードスタイルに挑みましょう。
7-3. 目先の誘惑に負けない・焦らない
FXの取引に慣れ始めてきたり、順調に利益を出し続けているとやってくるのが「目先の誘惑」です。
FXはそもそもお金を稼ぐための手段にすぎないので、目の前に稼げる誘惑があれば必然的に乗ってしまうのがヒトというものです。
例えば1日10pipsの利益というルールを課しているとして、たまたま数秒で10pipsまで稼いでしまったとしたら…
「調子がいいから今日はもっと稼げるかも!」
「もっと待ち続けたら、倍以上稼げるのでは…」
ここでルールを守って10pipsの利益で終わらせられるかどうかがFX初心者最初の壁です。
誘惑に負けて当初のルールを破れば欲も大きくなっていき、最終的にどこかのタイミングで大きな損失として返ってきます。
10万円という少額取引は、スキャルピングなどでコツコツと利益を積み上げていく忍耐があって初めて成り立つ手法です。
まずは誘惑に負けない精神力を鍛える練習として、ルールを1ヶ月徹底してやりきることを目標に取引をおこなっていきましょう。
7-4. FXは相場分析が重要!
FXで利益を出していくためには、日々の相場の分析は欠かせません。
相場を分析し、値動きを予測することで、有利なポジションを保有していきます。
そして、相場分析する手段にはテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の2種類があります。
テクニカル分析 | 過去の相場の値動きからパターンなどを分析し、今後の相場を予測する手法。 トレンド系とオシレーター系の2種類がある。 【例】移動平均線・ボリンジャーバンド・ストキャスティクス |
ファンダメンタルズ分析 | 要人発言や経済指標などの経済情報から、今後の相場の値動きを予測する手法。 取引する通貨ペアによって異なる。 【例】米ドル/円・・・米雇用統計や失業率 ユーロ/円・・・ECB政策金利発表やドイツGDP |
利益をあげられていない多くのトレーダーは「テクニカル分析しかしていない」「毎日ニュース見ているだけ」など、ひとつの分析だけをしているパターンになりがちです。
相場の分析をするときはテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を組み合わせておこないましょう。
組み合わせておこなうことで相場の値動きの予測する精度を高めることが可能になります。
FXのチャート分析の基本であるテクニカル分析を詳しく知りたい方はこちら
7-5. 一度に取引する金額(ロット数)を決める
一度に大きく利益を取りたいからといって、証拠金ギリギリのロット数での取引は避けましょう。
初心者の多くは少額の中でとにかく儲けようと、取引限界ギリギリのロット数でエントリーしてしまいがちです。
10万円あれば、1万通貨単位の口座だとおよそ2ロット分(約8万円分)取引できますが、ポジションと反対に動いた瞬間にロスカットになるほどギリギリの取引です。
10万円で始める場合、まずは1ロットで無理のないエントリーから始めることをおすすめします。
ある程度資金が増えてきたら、レバレッジと相談しながら少しずつロットを増やしてドンドン稼いでいきましょう。
7-6. 損切りラインで損失を最小限に
FXで損失を抱えている場合、それ以上大きな損失を避けるために損失を抱えたまま決済してしまうことを損切りといいます。
といっても、どれくらい損失が出たときに損切りしたらいいのか初心者には難しいと思います。
当たり前ですが、10万円を資金にしているのに損切りのラインをマイナス5万円としたら資金の半分は消えることになるので、これでは損切りの意味がありません。
そこで、損切りのカンタンな考え方として、損切りラインは1回の利益目標の半分を下回るくらいが目安と考えておきましょう。
例えば、1回の取引での利益目標を2,000円としたら、損切りラインはマイナス1,000円以下になるようにしておきます。
これで1回目の取引がマイナス800円の損失となっても、2回目の取引で2,000円の利益を出せば結果としてプラス1,200円の利益になります。
このように損切りラインを決めて「損は小さく利益を大きく」していくことで、少しずつ資金を増やしていきましょう。
初心者のうちは、チャートの誘惑に負けそうになると思いますが、しっかり損切りラインを守ることが今後につながるので頑張っていきましょう!
資金管理について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
8. FXを元手10万円で始める方法まとめ
元手が10万円でも、少額で大きな取引ができるレバレッジを利用すれば、初心者でもFXで稼ぐことが可能です。
スキャルピング等で複利の力を利用すればさらに大きく稼ぐこともできますが、その分スキャルピングは多くの誘惑に打ち勝たなければならないことを覚えておいてください。
またFXは「相場分析・トレードスタイル・資金管理」の3つを実践することが大事です。
まずはDMM FXで最小限に損失を抑えることを覚えながら、コツコツ利益を積み上げて稼げるトレーダーになっていきましょう。