FXの取り扱い通貨を紹介!豪ドルには3つの特徴がある!

2018年10月25日

FXの取り扱い通貨を紹介!豪ドルには3つの特徴がある!

MATRIX TRADER

 

FXは通貨を売買して、為替の変動で利益を得る取引です。

しかし、通貨の特徴を知らずに取引することになれば、利益を得ることも難しく、損失を被ってしまうことになります。

 

「通貨ってどれも同じ動きをするんじゃないの?」

「FXやりたいけど、通貨の特徴って必要なの?」

と思われる方が多いかもしれません。

 

今回はFXで扱われている通貨のなかでも、高金利として有名な豪ドルについて紹介していきます。

こんにちは、毎日FXを勉強している大輔です。
豪ドルってことは、国はオーストラリアですね!

オーストラリアはエアーズロック、グレートバリアリーフが有名よね。
あとは、可愛いコアラにカンガルーもいるわね。

FXで儲かったら、オーストラリアに行きたいな。

大輔くんが行くなら、私も行こうかしら。

 

え?

リサさんが一緒に行ってくれるなら、なにがなんでも頑張りますよ!

ということで、僕と一緒に豪ドルの特徴やトレード法などについて見ていきましょう。

 

オーストラリアってどんな国?

まずはオーストラリアがどんな国なのか、簡単に図に表したので紹介していきます。

 

オーストラリアってどんな国?

オーストラリアはオーストラリア連邦とも呼ばれ、オーストラリア大陸と多数の島々から成り立つ、イギリス連邦加盟国のひとつです。

国土面積は769万2,000平方キロメートル、人口は約2,424万人と日本人口の約5分の1になります。

 

またオーストラリアの政体は立憲君主制であり、憲法に従って君主(王様・女王様)が政治を行っています。

そして、主要な産業として鉱業(鉄鉱石・金・石炭・ボーキサイトなど)農業(牧畜・穀物など)が盛んです。

 

通貨コードはAUDであり、日本語では米ドルと区別するために、豪ドルと呼ばれています。

オーストラリアは、もともとイギリスの植民地でポンドを利用していましたが、独立してアメリカとの取引が多くなり始めてからはドルを利用しています。

 

豪ドルの特徴は3種類の〇〇通貨

豪ドルには「高金利通貨」「資源国通貨」「リスクオン通貨」の3種類の特徴があります。

 

高金利通貨

オーストラリアは先進国のなかでも高金利を維持している国であり、豪ドルは高金利通貨として見られています。

オーストラリアの政策金利は1.5%で、日本円の0.1%よりも比較的に高いです。

 

「なぜオーストラリアは先進国であるはずなのに、こんなに金利が高いの?」

と疑問を抱かれる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

それには以下の3つの理由があります。

 

国債を買ってもらうため

 

外国からの投資を呼びかけるため

 

急激なインフレを抑制するため

 

豪ドルの政策金利はRBA(オーストラリア準備銀行)の金融政策委員会にて、1月を除いた毎月第一火曜日に決定されています

そして、日本時間の13時半(サマータイム適用時には日本時間12時半)に発表され、このときのRBA総裁の発言によっては豪ドルの相場が変動する可能性もあります。

 

資源国通貨

先ほどもお話ししましたが、オーストラリアは鉱業や農業が盛んで、資源を多く輸出している資源国です。

そのため、豪ドルは資源価格に影響を受ける資源国通貨という特徴があるのです。

特に鉄鉱石石炭金、原油の価格に、AUD/USD(豪ドル/米ドル)が影響を受けています。

 

では、例として2010年~2017年の「豪ドル/米ドルと原油」、「豪ドル/米ドルと金」の2種類を見ていきましょう。

まずは、豪ドル/米ドルと原油のチャート図からです。

 

豪ドル/米ドルと原油価格の関係

チャート図の青い線が原油の終値、黒い線が豪ドル/米ドルの為替を表しています。

続いて、豪ドル/米ドルと金のチャート図を見ていきます。

 

豪ドル/米ドルと金の価格の関係

チャート図のオレンジの線が金の価格、黒い線が豪ドル/米ドルを表しています。

 

チャート図を見ると、豪ドル/米ドルは原油と金の価格の動きに合わせて、乱高下しているのが分かります。

このように、豪ドルは資源価格との連動性が高いのです。

 

また、資源国通貨は資源の輸出先相手国の影響を受けやすい一面があります。

オーストラリアの資源の大きな輸出相手国は中国日本です。

つまり、中国や日本の経済状況が減速すれば、オーストラリアの資源消費量が減少するとともに利益が減り、為替も変動することがあります

 

リスクオン通貨

リスクオン通貨とは、リスクオン相場(経済が安定している)のとき、ハイリスクハイリターンである通貨を言います。

豪ドルはリスクオン相場では、為替が上昇する特徴があります。

実際はリスクオン相場で為替が上昇する通貨は、主に発展途上国の通貨(南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソなど)です。

 

しかし、豪ドルは政策金利が高く設定されているため、リスクオン相場でリスクを冒してハイリターンを狙った取引がされます。

リスクオンについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

FXは世界の経済状況に左右される!リスクオン・リスクオフとは?

南アフリカランドについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

スワップポイントをガッツリ狙え!南アフリカランドで取引しよう!

 

豪ドルでチェックするべき経済指標

ここからは豪ドルを扱っていくうえで、注目すべき経済指標について紹介していきます。

 

【オーストラリア】

RBA政策金利発表

オーストラリア準備銀行が金融政策委員会を実施して、政策金利や金融政策を発表しています。

 

豪雇用統計(新規雇用者数・失業率)

オーストラリアにおける雇用情勢の景気関連の経済指標です。

個人所得や個人消費に関連して、今後の景気への影響が大きいのが特徴です。

 

新規雇用者数とは、年度ごとに新たに雇用する人数を示しており、景気の後退とともに減少して、不景気終わりとともに回復します

失業率とは、労働人口にしめる失業者の割合を示し、雇用者数と合わせて判断します

 

小売売上高

オーストラリアの百貨店やスーパーなどで小売り・サービス業の月間売上高を集計した、景気関連の経済指標です。

前月比で増加すれば、個人消費が上昇傾向で、経済が良い状況になっています。

反対に前月比で減少すれば、個人消費が下降傾向で、経済が悪い状況となっています。

 

CPI/消費者物価指数

4半期ごとにオーストラリアの小売り、サービスの販売価格の調査結果を示す経済指標です。

具体的には消費者が購入するときの価格を調査します。

 

【日本】

日銀政策決定会合発表

日銀の金融政策委員会によって、金融政策決定会合が開催され、決定された金融政策や政策金利が発表されます。

 

日雇用統計(有効求人倍率と完全失業率)

日本全国の約4万世帯の雇用情勢を調査した結果を、総務省統計局が翌月に発表する雇用関連の経済指標です。

有効求人倍率とは、「求職者一人あたり、何件の求人があるか」の割合を数値化した指標になります。

 

完全失業率とは、労働人口のなかで完全失業者の占める割合です。

失業率の発表値が下落すれば、労働市場は景気が良く、円が買われやすくなります

反対に失業率の発表値が上昇すれば、景気が悪く、円が売られやすくなります

 

日銀短観

4半期ごとに全国企業動向を的確に把握して、金融政策の適切な運営に資することを目的に公表している統計調査です。

 

【中国】 

GDP(国内総生産)

中国の一定期間内に生み出された財とサービスの付加価値の総額であり、国の経済規模を見るための指標です。

国そのものの経済成長率を表します。

 

CPI(消費者物価指数)

中国の小売り、サービスの販売価格の調査結果を示す経済指標です。

 

小売売上高

中国の百貨店やスーパーなどで小売り・サービス業の月間売上高を集計した、景気関連の経済指標です。

前月比で増加すれば、個人消費が上昇傾向で、経済が良い状況になっています。

反対に前月比で減少すれば、個人消費が下降傾向で、経済が悪い状況となっています。

 

経済指標について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

毎月の確認が必須!経済指標で世界経済の状況を把握しよう!

てっきり、オーストラリアの経済指標だけでいいと思っていました。

大輔くんったら、話を聞いていなかったのかしら。
豪ドルは資源国通貨だから、オーストラリアの資源の輸出先相手である中国と日本の経済指標もチェックする必要があるのよ

豪ドルの取引でチェックしなかったら、損失の可能性もあるってことですね。
危ない、危ない。

 

豪ドルは基本的にスイングトレード

豪ドルは基本的にスイングトレード

 

豪ドルの高金利通貨である特徴を活かすなら、基本的には金利差の大きい豪ドル/円で長期の運用を目的としたスイングトレードが有効です。

スイングトレードとは、数日から数週間程度、長い場合数ヶ月の期間の値動きを利用して、利益を狙う取引方法になります。

方法としては長期で取引を行うので、安定した大きなトレンドの発生時にエントリーし、トレンドが終了しだいイグジットです。

 

レバレッジは1~2倍程度を目安として、買いでエントリーしていきます。

ここで下降トレンドのときに、売りでエントリーするとスワップポイントを貰うことができずに逆に支払うことになるので注意が必要です

 

また、豪ドルはメジャー通貨のなかでも取引量は少ないため、値動きが激しい一面があります。

そのため、スワップポイントの利益を得つつ、為替差益を狙うことも可能です。

ただし、レンジ相場に入ってしまった場合は「スワップポイントを取るか」、「為替差益を取るか」の選択を迫られることになるので、臨機応変に対応が必要です。

 

スワップポイントについて詳しく知りたい方はこちらに記事をご参照ください。

FXのスワップポイントを知る。FXの楽しみはトレードだけじゃない!

 

豪ドルを扱うときの注意点

豪ドルが資源国通貨である特徴についてお話ししましたが、オーストラリアの輸出主力商品である鉄鉱石や原油の価格が下がれば、トレーダーは豪ドルを一斉に売り出します。

すると、豪ドルの為替は急激に下落する恐れがあります

 

また、オーストラリアのシドニー市場を含むオセアニア外国為替市場は、世界で一番早く開く為替市場であり、日本時間における午前中に活発になります。

そのため、参加者の少ない豪ドルは前日のアメリカ市場の結果をもとに、乱高下する恐れがあるので注意が必要です

 

豪ドルの扱いにおすすめのFX会社

豪ドルを扱ううえでおすすめのFX会社を3社紹介します。

 

FX会社

特徴

ヒロセ通商

LIONFX

ヒロセ通商は、豪ドル円のスワップポイントを10万通貨あたり50円と高く高金利通貨に力を入れています。

高金利通貨として豪ドルのほかに、NZドル円のスワップポイントも業界トップクラスです。

 

また、ヒロセ通商の子会社であるJFXも同じシステム、同じスワップポイントを提供しています。

くりっく365

くりっく365

くりっく365は各社共通のスワップポイント、スプレッドなどを利用し、取引では顧客にベストな価格を提示する、マーケットメイク方式を採用しています。

 

また、スワップポイントは高水準で提供しており、スワップ狙いのトレーダーには人気のFX会社です。

GMOクリック証券

FX取引高世界第1位

GMOクリック証券は総合力が高いことで有名であり、FXの取引高ランキングでも6年連続で世界1位を取り続けているFX会社です。

 

業界最狭水準のスプレッドや高いスワップポイント、高機能な取引ツールを含めたすべてのサービスが他のFX会社に比べてもトップクラスとなっています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は豪ドルについて紹介してきました。

 

豪ドルは「高金利通貨」、「資源国通貨」、「リスクオン通貨」の3種類の特徴をもち合わせており、スワップポイント狙いのトレーダーにおすすめの通貨です。

しかし、豪ドルはオーストラリア経済の影響だけでなく、資源の輸出先である中国や日本の経済指標の結果によっても、為替が変動する恐れがあります。

 

スワップだけに目を向けず、為替変動に注意しながら豪ドルで儲けていきましょう。