通貨ペアでは不十分?ドルの価値を計る「ドルインデックス」の見方

2018年9月17日

ドルインデックス

突然ですが、あなたは「ドルインデックス」という言葉をご存知でしょうか?

「ドルはわかるけれど、インデックスって何?」と疑問に思う方も多いはずです。

 

かくいう僕も、FXを始めてしばらくはドルインデックスの存在すら知りませんでした。

しかし、知れば知るほど「これはFXに役立つかも・・・!」という確信が強くなっていきました。

 

こんにちは、今朝もチャートとにらめっこの大輔です!

ドルインデックス・・・なんとなく意味がわかりそうで、わからないですよね。

リサさんもそうでしたか?

私はちゃんと勉強してFXを始めたから、結構早いうちから知ってたわよ。

ドルインデックスを知らなくてもFXはできるけれど、知っておいて損はないわね。

さ、さすがリサさん・・・。

僕だって少しでも成功率を上げたいから、どんどん知識を吸収しなくては!

慌てない慌てない。

とりあえず今回は、ドルインデックスについておさらいしておきましょうか。

 

さて、気を取り直していきましょう。

 

ドルインデックスとは、簡単に言えば「ドルの価値を表す指数」です!

世界中で流通し、FXでも非常に重要な通貨であるドル(米ドル)の価値を知ることができれば、取引も有利に進めることができるんです。

 

FX初心者の方はドルインデックスまで気が回らないかもしれませんが、これを知っておけば他のトレーダーたちを出し抜けるかもしれません。

初心者の方も中級者の方も、さっそくドルインデックスについて一緒に学んでいきましょう!

 

ドルインデックスとは「ドルの価値」

先ほど「ドルインデックスとはドル(米ドル)の価値を表す指数」と言いましたが、もっと詳しく見ていきましょう。

 

「円安」や「ドル高」と言われるように、通貨の価値は一定ではありません。

だからこそFXで儲けたり損したりするのですが、その通貨の価値を数値化したのが通貨インデックスです。

そんな通貨インデックスの中で最も重要なのがドルインデックスということですね。

 

ドルインデックスは、ユーロ・円・ポンドといった主要通貨(世界中で多く流通している通貨)に対する、米ドルの価値を表しています。

 

通常、僕たちがFXをするときは「米ドル/円」や「ユーロ/米ドル」といった通貨ペアのチャートを見ることになります。

しかし、為替相場は相対的なもの。

仮に米ドル/円のレートが上がったとしても、米ドルの価値が上がったのか、円の価値が下がったのか、その両方なのか・・・実体はわかりにくいです。

 

しかしドルそのものの価値がわかれば、チャートの動きをさらに正確に把握することができるようになります!

 

漫画風にたとえるなら、ドルインデックスはドルの戦闘力という感じでしょうか。

状況次第で戦闘力が変わるのは、まさにドラゴンボールの戦士たち・・・!

大輔くん、たまに自分の世界に入っちゃうわね・・・。

 

ドルインデックスは誰が計算している?

ドルインデックスはFXに役立ちそうですが、そんなドルインデックスは誰が出しているんでしょうか?

ドルインデックスは以下の4つの場所で算出されます。

 

・インターコンチネンタル取引所(ICE)

・連邦準備制度理事会(FRB)

・国際決済銀行(BIS)

・大手金融機関

 

なかでも重要なのはICE・FRB・BISですが、これら3つの組織はドルインデックスの計算方法が異なります。

それぞれの組織は「どの通貨を計算に採用しているか」「どの通貨にどれだけの重きを置いているか」「更新頻度はどれくらいか」が違うんです!

 

これらの違いを表にまとめました。


一目見ただけでも、それぞれの項目に大きな違いがあるのがわかりますね。(2018年6月26日時点)

次からは、ドルインデックスの見方について解説させていただきます。

 

ドルインデックスの見方

先ほどの表を見て「これをどう活かせばいいのかわからない!」と思う方も多いはずです。

そんな疑問にお答えするために、ドルインデックスの簡単な見方を2つご紹介していきます。

 

ICEのドルインデックスを参考にする

ドルインデックスを見る際は、リアルタイムで更新するICEを見るのが一般的です。

FRBとBISはICEと比べると更新頻度が少ないので、刻一刻と状況が変わる為替相場に対応するにはICEが最も便利そうです。

 

表を見てわかるように、ICEのドルインデックスを構成する通貨の半分以上がユーロです。

つまりドルとユーロとの相関が強いので、最大の通貨ペアである「ユーロ/米ドル」の取引に利用しやすいです。

ユーロほどではありませんが、その他のドルストレートの通貨ペアにも使えます。

 

FRBも参考にする

ICEだけでなく、FRBも参考にするとさらに効果的です。

FRBの一番の特徴は人民元がドルインデックス算出に使われる点で、その比率は全26種類の対象通貨の中で最大となっています。

 

アメリカの貿易相手の中でも、中国はトップクラスの金額の取引が行われています。

つまりFRBが発表するドルインデックスは、アメリカの貿易状況をよく反映したドルインデックスになるのです。

 

さらに、算出に使われる通貨数は26種類とICEより多く、多くの国々の情勢を反映した数値になります。

加えて通貨の比率が毎年見直されることから、ICEよりも時代を反映しているといえます。

 

ここまでドルインデックスについて紹介してきました。

次からはいよいよチャートを見ていきましょう!

 

ドルインデックスと通貨ペアを比較!

実際にドルインデックスが変動すると、通貨ペアのチャートはどうなるのか比較してみましょう。

今回はわかりやすく「米ドル/円」「米ドル/ユーロ」のチャートと比較することにします。

いったいどんなチャートになるのでしょうか?

 

米ドル/円の場合

 

ドルインデックスと米ドル円 こちらは2018年6月から過去1年間のドルインデックスと、米ドル/円のチャートを重ねたものです。

ドルインデックスは緑のチャート、米ドル/円は赤のチャートで表しています。

 

米ドル/円のチャートでは、相対的に米ドルの価値が上がるとグラフも上向きに上昇していきます。

一目見てわかるように、ドルインデックスの上下のタイミングと、米ドル/円の上下のタイミングがほぼ一致していますね。

 

米ドル/ユーロの場合

 

こちらは緑のドルインデックスと、赤の米ドル/ユーロのチャートを重ねたものです。

米ドル/円と比べて上下の振れ幅が大きいですが、こちらも上下のタイミングがほぼ同じということがわかります。

 

ちなみに「ユーロ/米ドル」の場合は上下の推移が逆になるので間違えないようにしましょう。

 

こうやって比べてみると一目瞭然ですね!

ユーロや円以外も同じようになるんですか?

ドルストレートなら同じような傾向があるわね。

ただし、ドルインデックスを構成する通貨のなかでも比率が小さいものの場合、今回の例みたいにきれいな相関が見られるとは限らないわ。

やっぱりFXに「絶対」はないんですね・・・。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

FX初心者じゃなくても意外と知らないドルインデックスについてご紹介しました。

 

FXの通貨ペアは綱引きにたとえられることがあります。

どちらかの価値が上がれば、もう一方の価値が下がるイメージですね。

 

その点ドルインデックスは、たとえるなら綱引きの選手の強さを表す数値。

選手の強さがわかれば、どちらが綱引きを有利に進められるかも予想しやすいですよね。

ドルインデックスを知らなかった方も、利用したことがないという方も、これを機に自分の武器にしてはいかがでしょうか?

 

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