FX自動売買おすすめランキング5選!初心者でも儲かる仕組みとは
「FXの自動売買をやってみたいけど、複雑そうでよくわかんない」という方へ、FXの自動売買について詳しく解説します。
FXの自動売買と一口に言っても、FX会社によって色々なタイプの自動売買があるため、何もしらないまま始めると失敗する確率が高いんです。
今回は自動売買の仕組みから、各社が提供する自動売買ツールの選び方まで、自動売買を始めるのに失敗しないための必要な情報を網羅していきます。
目次
1. FXの自動売買とは?
FXの自動売買とは、トレーダーの代わりに決められたルールに沿って自動でFX取引をおこなってくれるシステムのことです。
自動売買なら本来感情的になって取引しそうな状況でも、相場に合わせて機械的に取引してくれます。
さらに24時間稼働なので、相場のタイミングを見逃すことがありません。
「でも自動売買ってプログラム組んだりするんでしょ?」と思っている方も多いと思います。
実際、数年前のFX自動売買はプログラムを自分で組む必要がありました。
しかし現在は、FX会社が最初からプログラムが組まれた自動売買サービスを提供しているので、プログラムの知識がない方や、チャートの分析ができない方でも簡単に始められます。
2. FX自動売買のメリット
自動売買における主なメリットは下記の4つです。
●FX知識・プログラミング知識不要 ●損切り利確も自動で判断 ●FX取引で時間を取られない ●難しいレンジ相場に強い
メリット1:プログラミングの知識も難しい分析の知識もいらない
現在FXの自動売買はFX会社がシステムを提供しているものがほとんどで、あらかじめ用意されたプログラムを選択するだけのものや、特定の状況で注文と決済を繰り返すものが主流です。
そのため自分でプログラムを組んだりする必要もなく、簡単に自動売買を始めることができます。
さらに自動売買なら、チャート分析に詳しくなくても問題なくFX取引が可能です!
本来FXに慣れるまで長期間の実践が必要ですが、自動売買ならプロレベルの取引を初心者でも利用することができます。
メリット2:損切りや利確も自動売買におまかせ
FX最大のメリットが自動で損切りや利確までおこなってくれることです。
FXにおける損失の大きな原因が損切り・利確の判断ミスと言われています。
これは「相場が反発するかも…いやもっと上がるかも…」といった心理的要因が強く影響しています。
自動売買を利用すれば損切り判断も機械的におこなうので、裁量取引より結果的に大きな利益になるかもしれません。
メリット3:24時間稼働なので時間に縛られない
FXの自動売買は設定を選択&完了したら、24時間自動的に取引がおこなわれるので、時間に縛られることがありません。
例えば忙しくて取引したくてもできないサラリーマンや主婦でも、24時間稼働してくれる自動売買なら時間を気にせずFX取引に参加することができます。
メリット4:レンジ相場に強い
レンジ相場とは、いわゆる一定のレートを行ったり来たりするだけで、売り買いどちらの方向でもない相場のことです。
レンジ相場の予測が難しいため、多くのトレーダーに嫌われていますが、自動売買ではレンジ相場を得意とするシステムが多いため、手動で取引するよりも利益を期待できます。
とくにFXは7割がレンジ相場と言われており、1日の中でレンジ相場が占める割合が多いため、自動売買の方が大きな利益を生む可能性があるのです。
これを活用して、レンジ相場が多い時間帯は自動売買、トレンド相場になったら裁量取引といった使い分けで効率良く稼ぐことができます。
3. FX自動売買のデメリット
FXのデメリットは下記の3つです。
●定期的に設定を見直す必要がある ●自動売買利用につき手数料が発生する ●裁量取引の方が稼げる場合もある
デメリット1:設定の適度な見直しが必要
FXの自動売買は基本的に放置でも問題なく稼働してくれますが、相場が大きく変化した場合は放置しすぎると損失続きになる可能性があります。
そうならないためにも、定期的に自動売買の設定を見直す必要があります。
そのため、FXの自動売買では完全なほったらかし運用をおこなうことは難しいでしょう。
デメリット2:自動売買の利用に別途手数料が必要
FXの自動売買ではスプレッドとは別で、取引ごとに手数料が発生します。
自動売買の取引手数料は1回につき20円程度に設定しているところが多く、一番高いところだと40円分の手数料が発生するところがあります。
自動売買の取引手数料を無料にしているところもありますが、その場合スプレッドを広く設定しているパターンがほとんどです。
ただ、自動売買はあくまでFX会社のサービスなので、手数料分の働きをしてくれる自動売買に対して目をつぶるべきデメリットであると思います。
デメリット3:トレンド時は裁量取引の方が稼げる
万能に見える自動売買ですが、トレンド時は手動で取引した方が稼げる可能性が高いこともあります。
自動売買は全ての相場で活躍できるわけでなく、一定の相場時に力を発揮するパターンがほとんどです。
自動売買の多くはレンジが得意ですが、相場の行方が決まったトレンド時はうまく作用しないこともあります。
逆にトレンド相場時に強い自動売買のシステムもあるので、使い分けることが重要になります。
4. FX自動売買のタイプは2種類
FXの自動売買には大きく2種類のタイプがあります。
●リピート系(初心者向け) ⇒指定したレート内で何度も売買を繰り返す ●選択型システムトレード(初心者・中級者向け) ⇒用意されたプログラムを選ぶだけ
リピート系注文
リピート系注文は、指定した範囲の中で自動的に何度も注文と決済を繰り返すシステムです。
この仕組みからレンジ相場に強い自動売買とされています。
リピート系は「この値段で買ってこの値段で売る」というのを指定するだけでいいので、自動売買初心者の方でも安心して始めることができます。
選択型システムトレード
選択型は、FX会社が用意したストラテジー(自動売買のプログラム)から選ぶだけで始められる自動売買システムです。
様々なトレードスタイルを選択でき、利益順にランキング紹介されているものから選んだり、中にはプロ投資家のトレードスタイルが利用できるものもあります。
リピート系注文と比べると、ストラテジーを選択する指標に多少FXの知識が必要になりますが、ランキングから選べば初心者でも使いやすい自動売買となっています。
5. FX自動売買初心者おすすめランキング一覧
自動売買を提供しているFX会社の中から、初心者に人気の自動売買を一覧にしました。
現在最もおすすめの自動売買がトライオートFXとなります。
自動売買の種類 | タイプ | 必要最小資金 | 初心者向け | 使いやすさ | スマホアプリ | 手数料 |
トライオートFX | 選択型 | 4,000円~ | ◎ | ◎ | 対応 | 片道20円 |
iサイクル2取引 | リピート系 | 4,000円~ | ◎ | ◎ | 対応 | 片道20円 |
トラッキングトレード | リピート系 | 4,000円~ | ◎ | ◎ | 対応 | 片道20円 |
ループイフダン | リピート系 | 4,000円~ | ◎ | 〇 | 対応 | 手数料なし |
みんなのシストレ | 選択型 | 5,000円~ | 〇 | 〇 | 対応 | 手数料なし |
6. FX自動売買ランキング徹底解説!
一覧でご紹介したFXの自動売買をランキング順に解説していきます。
同じタイプの自動売買でも、FX会社ごとのサービスや細かい機能がちがうので、まずは自身に合ったものを選んでみましょう。
インヴァスト証券の「トライオートFX」
インヴァスト証券のトライオートFXは初めて利用する方の満足度が高い自動売買です。
トライオートFXの「自動売買セレクト」なら、収益性が高い順にプログラムがランキング形式で並んでいるため、どれを選んだらいいか分からない初心者でも安心です。
自動売買セレクトには2つの戦略があり、レンジ相場に強い「コアレンジャー」と、激しい値動きをする高金利通貨に対応した「スワッパー」の2種類を使い分けることができます。
さらに、自分で作った設定をシミュレーションして実際に稼働させる「ビルダー機能」もあり、自動売買中級者にもおすすめです。
外為オンラインの「iサイクル2取引」
外為オンラインのiサイクル2取引は、リピート系の中でも初心者おすすめの自動売買です。
リピート系自動売買の多くはレンジ相場のみ力を発揮しますが、iサイクル2取引ではトレンド相場にも対応しています。
通貨ペアや資金の状況等を組み合わせて最適な取引を選択できる「マトリクス方式」もiサイクル2取引の特徴です。
また、iサイクル2取引に関する無料セミナーもおこなっているので、自動売買の知識がない方でもすぐ設定ができるようになります。
FXブロードネットの「トラッキングトレード」
FXブロードネットのトラッキングトレードはリピート系の自動売買で、注文した範囲の中で自動的に注文を繰り返すシステムです。
トラッキングトレードは自動売買時のポジション間隔を自分で設定できるので、資金が足りなければ感覚を空けるといった調節が可能です。
また、トラッキングトレードで利用できる通貨ペア数は24種類と、自動売買の中で一番多い通貨ペア数になります。
さらにFXブロードネットは業界最狭のスプレッドとなっているので、コストを気にせず取引できる自動売買となっています。
ひまわり証券の「ループ・イフダン」
ひまわり証券のループ・イフダンも一定の値幅で売買を繰り返すリピート系の自動売買です。
こちらも収益ごとのランキングがあるので、そちらを選ぶだけでもすぐに自動売買を始めることができます。
他にもひまわり証券は無料のセミナーを開催しており、実際にループ・イフダンの使い方を学ぶこともできます。
トレイダーズ証券の「みんなのシストレ」
トレイダーズ証券のみんなのシストレは、ストラテジー(プログラム)を選ぶだけで簡単に始められる「選択型」の自動売買です。
ストラテジーも2種類あり、投資家によって作成されたストラテジーと、トレイダーズ証券が用意したものを選ぶことができます。
さらにみんなのシストレは、AIを活用して市場データを読み取り自動で売買をおこなう「テキストマイニングAI」というシステムもあります。
また、自動売買では珍しい取引手数料無料となっているので、コストはスプレッドだけ気にすればいいのも魅力です。
7. FX自動売買の3つの注意点
自動売買の注意点1:ほったらかしはダメ!
自動売買をほったらかしのままにしておくと、相場の状況が変わっても設定どおりの売買をおこなってしまいます。
そうなると自動売買で稼げないどころか損失がどんどん膨らんでいくことになります。
自動売買だからといって放置せず、適度に収益状況を確認して調整をおこなっていきましょう。
自動売買の注意点2:資金は余裕を持っておこう
自動売買は1,000通貨単位から始められるところもあり、最低でも約4,000円あれば取引ができるようになっています。
しかし、自動売買は損切りやロスカットも含めて自動でおこなうため、ギリギリの資金だとあっという間にロスカットされて動けなくなります。
そのため少額で始める場合は最低でも5万円程度、本格的に自動売買を運用したいなら30万円程度の資金で余裕をもって取引にのぞみましょう。
自動売買の注意点3:FX会社が提供する自動売買ツールを利用しよう
「確実に儲かる」といったキャッチコピーで高額な自動売買ツールを販売しているところは注意しましょう。
Twitter等SNS上でこうした自動売買ツールを宣伝しているのを見かけますが、悪質な詐欺であるパターンが多いです。
FXにおける自動売買は、FX会社が公式に提供している取引ツールを利用するようにしましょう。
8. FX自動売買のまとめ
FXの自動売買は、チャートの知識やプログラミングの知識が無くてもFX取引を誰でも簡単に始めることができます。
とくに自動売買で勝手に取引してくれる分、自分の時間を確保できるのは大きいポイントです。
まずはいくつかの自動売買を触ってみて、自分の目線で使いやすいかを確かめてみることが大切です。
口座開設自体は無料なので、いくつか口座を作成して比較後に判断することをおすすめします。