初心者に知ってほしい!FXの順張りに適した3つのエントリーポイント
FXに興味をお持ちの方なら、順張りという言葉を聞いたことがあるかもれません。
「そもそも順張りって何?」
「順張りでどうやってやればいいの?」
そう思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
リサさん、「順張り」と「逆張り」ってなんですか?
「順張り」はトレンドに乗って取引をする方法で、「逆張り」は今のトレンドと逆の方向を狙って取引をする方法よ。
初心者はトレンドに乗って取引をする「順張り」がおすすめなのよ。
ということで、今回はFXの順張りについて紹介していきます。
僕と一緒に順張りについて見ていきましょう!
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目次
順張りとは?
順張りとは、相場の流れに乗って取引をすることです。
為替相場には大きく分けて「上昇トレンド」「下降トレンド」「レンジ相場」の3つのパターンがあります。
たとえば上昇トレンドのときは上昇の波に乗って「買い」を入れ、下降トレンドのときは下降の波に乗って「売り」を入れます。
トレンドは一度発生したらしばらく続く傾向があるため、トレンドに乗って取引をすることができるんです。
反対にトレンドとは反対の方向にエントリーをすることを逆張りといいます。
逆張りは「もうそろそろトレンドが変わるだろう」とトレンドの転換を狙って取引します。
初心者に順張りがおすすめな理由は?
初心者には、比較的エントリーポイントや損切りポイントがわかりやすい順張りがおすすめです。
順張りはトレンドの波にうまく乗れば初心者でも利益を出すことができます。
反対に逆張りは、当たると利益が大きいですからとても魅力的な方法ですが「ここが逆張りのポイントだ!」と明確な根拠がある状態でエントリーする必要があります。
なぜなら、逆張りはエントリーポイントを間違えると、一気に相場の波に飲み込まれてしまう可能性が高くなってしまうからです。
トレンドの転換を見極めるのはプロの投資家でも非常に難しいため、初心者の方には逆張りはおすすめできません。
まずは順張りでトレンドの波に乗って取引をしていきましょう。
順張りの3つのエントリーポイント
FXではエントリーポイントがとても重要になります。
なぜなら根拠もなくむやみにエントリーをしてしまうと、ポジションとは反対の方向へ行っても損切りポイントがわからず、損切りが遅れる可能性があります。
損切りが遅くなればなるほど、損失は膨らんでしまうかもしれません。
そのためしっかり相場を分析し、根拠を持ってエントリーをすることが大切です。
ここからは順張りの代表的な3つのエントリーポイントについてご紹介します。
1.トレンドの押し目でエントリーする
上昇トレンドの場合、いったん小さく下落してまた上昇するところが押し目です。
トレンドが発生しているときに一旦価格が下がったところでエントリーをします。
下降トレンドの場合は、一旦価格が上がったところでエントリーし、これを戻り売りといいます。
トレンドの最中でも少しだけ有利に入ることができますので、代表的なエントリーポイントといえるでしょう。
2.レンジブレイクでエントリーする
レンジ相場でエントリーする場合、レジスタンスラインまたはサポートラインをブレイクしたときがエントリーのチャンスです。
レジスタンスラインとは上値抵抗線とも呼ばれ、幾度も上抜けしようとした線を跳ね返してきた抵抗線です。
レンジ相場が長く、値幅が狭いときはレジスタンスラインから一気に突き抜けて伸びる可能性があります。
サポートラインとは下値支持線とも呼ばれ、何度も下抜けしようとして跳ね返している場所です。
ただラインブレイクはだましの可能性もあるため、ラインをブレイクしたからといってすぐエントリーするのではなく、トレンドが変わったのをしっかり確認してからエントリーをするようにしましょう。
3.トレンド転換を確認したらエントリーする
トレンド転換を確認したら、転換した方向へエントリーしましょう。
新しいトレンドが発生した直後は大きく伸びやすいです。
ただし、トレンドの発生を見つけるのは初心者には少し難しいかもしれません。
まずはトレンドの発生をしっかり確かめてからトレンドに乗った取引をしていきましょう。
順張りにおすすめなテクニカル分析
テクニカル分析とは、チャートから過去の値動きを参考にしてトレンドやパターンなどを分析するものです。
テクニカル分析のサインが出たらエントリーや利益確定の目安になります。
ここでは順張りにおすすめな3つのテクニカル分析をご紹介します。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは統計学をもとにした指標で、約95%の確率で±2σ以内で価格が推移します。
最近では「±2σに価格が到達したら反転する」と、逆張りとして使う方も多いですが、じつは考案者のジョン・ボリンジャー氏は順張りとして使用することを推奨しており、本来は順張りに活用するための指標なんです。
ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心に全部で7本の線から成り立っています。
7本の線は上から「+3σ +2σ +1σ 移動平均線 -1σ -2σ -3σ」となっており、この線をバンドと呼びます。
ボリンジャーバンドの順張りの活用方法としては以下の3つになります。
バンドが収縮しているときは「レンジ相場」が続いているときで、これをスクイーズと呼びます。
収縮したあとにバンドが広がるとトレンド発生をあらわすので、収縮はトレンドの前兆になることが多いです。
【エクスパンション】
強いトレンドが発生し、バンドが拡大することをエクスパンションと呼びます。
±2σをローソク足がブレイクし、バンドが拡大すると強いトレンドが発生していることをあらわします。
【バンド・ウォーク】
±2σのラインに沿ってローソク足が並ぶと「バンドウォーク」と呼ばれ、強いトレンドが発生しているサインです。
このトレンドに乗って順張りをおこないます。
ただし1時間足以下の短い時間足だけ見て判断してしまうと、だましにあってしまうかもしれません。
週足や日足で大きな流れも確認しておきましょう。
RSI
RSIとは値動きの強弱を数値で表し、「買われすぎ」「売られすぎ」を判断する指標です。
RSIのサインは以下の通りです。
30%を下回ると「売られすぎ」と判断でき、買いのシグナルとされています。
ただしRSIは強いトレンドが発生すると天井や底にはりついてしまうこともあります。
たとえばRSIで「買われすぎ、売られすぎ」を判断し、バンドウォークでトレンドが発生しているかを確認するなど、ほかのテクニカル指標とあわせて活用していきましょう。
ジグザグ(ZigZag)
ジグザグとは高値と安値を線で結んだシンプルなものでトレンドの流れをわかりやすくするために使います。
為替相場は一直線に下降や上昇をするのではなく、「上がる→下がる→上がる」「下がる→上がる→下がる」などN字型に上下を繰り返しながら動いています。
この動きは「N波動」と呼ばれていて、ジグザグを使う上での基本となります。
ジグザグのデフォルトの設定は「深さ12、偏差5、後退3」になっていて、まずはデフォルトの設定で使ってみるのがおすすめです。
使っていくうちに「もっと大きな波で見たい」または「小さな波で判断したい」という方は設定を変えてみましょう。
偏差・・・山と谷の転換率です。
後退・・・反転を判断する期間です。
ジグザグはダウ理論の「直前の高値を更新してさらに高値になる」または「直前の安値を更新してさらに安値になる」という法則と組み合わせて活用することがおすすめです。
ジグザグの使い方としてはまずは直近高値、または安値に水平線を引きます。
直近の高値を上抜けたら上昇のサイン、直近の安値を抜けたら下降のサインとして見ることができます。
ただしジグザグはトレンドの波を見るためのものなので、エントリーや利確をする場合はボリンジャーバンドなどと組み合わせて細かいポイントを探っていきましょう。
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順張りの注意点
順張りの注意点としては、トレンドの発生確認してからエントリーをするため、トレンドの終わりに気づかずに「高値買い」「安値売り」をしてしまうことです。
天井での「高値買い」、谷底での「安値売り」をしてしまうと、再びその位置に相場が帰ってこないかもしれません。
そうならないために、テクニカル分析、ファンダメンタル分析などで為替の動きを予想して根拠をもち、エントリーするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は順張りについてご紹介させていただきました。
FX初心者の方はトレンドに乗って取引をする順張りがおすすめです。
エントリーポイントをしっかりつかんで波に乗り、利益を伸ばしていきましょう。
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