ゴールデンクロスは買いサイン!チャートを見るときの注意点

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「ゴールデンクロスって、なんかご利益ありそうな響き!」

「なにそれどうやって使うの?」

なんて思う方もいらっしゃるでしょう。

 

こんにちは、FX勉強中の大輔です!
ゴールデンクロスって、なにかの必殺技だと思ってました。

その気持ち、わかるわ。
ちょっとプロレス技っぽいわよね。

え・・・
覇王に召喚されし黄金の双頭竜が天高くより放つ滅びの灼熱光線って感じですよ。

(これが中二病ってやつなのかしら・・・)

リサさんと僕とでは、必殺技のイメージが違うみたい・・・。

そんなわけで、今回はゴールデンクロスについて勉強していきましょう!

 

FXの取引で利益を得るためには、正確なチャート分析は欠かすことはできません。

チャート分析に使われる指標はいくつかあります。

 

まずは、移動平均線のゴールデンクロスという形を知っておくことで、買いサインや売りサインが明確に理解できるでしょう。

今回は、ゴールデンクロスについて、その分析方法や注意点、売買サインの見極め方などについて解説します。

 

ゴールデンクロスの基本的な意味

ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜ける現象をいいます。

移動平均線は、当日を含めた一定期間の価格の平均値をとったもので、チャートのトレンドを分かりやすく示した指標です。

 

このように、上昇や下降などのトレンドを可視化した指標をトレンド系指標といいますが、移動平均線は多くのトレンド系指標を計算するうえでの基本となります。

 

移動平均線をチャートに表示させるためには、どれくらいの期間の平均値とするかを決定しなければなりません。

期間が短い場合、為替レートの動きに対して早く反応するため、頻繁にゴールデンクロスが出現します。

 

ゴールデンクロスの頻度が高い反面、だましとよばれる現象が起こりやすくなることに注意が必要です。

だましとは、指標が売りや買いのサインを出したにもかかわらず、実際のチャートはサインと反対方向に動くことです。

 

だましをサインととらえて取引を行ってしまうと、損害を出してしまうことになります。

逆に、期間が長い場合はだましが少なくなります。

 

しかし、為替レートの動きに対して移動平均線の反応は遅くなるため、ゴールデンクロスが出現する頻度は少なくなることが特徴です。

また、サインが出てから取引をしても、あまり利益が得られなかったり、すでにそのトレンドの終盤に差し掛かっていて損をしてしまったりすることもあります。

 

つまり、移動平均線は長すぎず短すぎずという適切な期間で計算を行うことが大切なのです。

この計算期間は、特にルールなどがあるわけではありませんが、多くの投資家が利用している期間というものがあります。

 

たとえば、日足では短期は25日間、長期は75日間の移動平均線が使われることが多い傾向です。

また、週足では短期は13週、長期は26週の移動平均線がよく使われます。

まずは、この期間をチャートに表示してゴールデンクロスを用いた分析を行い、慣れてきたら少しずつ変更しながら自分の使いやすい期間を探してみることが大切です。

 

ゴールデンクロスが買いサインだといわれる理由

ゴールデンクロスを利用したチャート分析を行うために、なぜゴールデンクロスが買いサインとなるのかをしっかりと理解しておきましょう。

まずは、下降トレンドから上昇トレンドへ転換するときのローソク足の動きを解説していきます。

 

ゴールデンクロス

ある時期のドル円のチャートが下降トレンドのとき、チャートのローソク足は右下がりです。

このとき、ドルを売って円を買いたいと考えている投資家の数は、ドルを買って円を売りたいと考えている投資家の数よりも上回っています。

 

しかし、トレンドがいつまでも続くことはまずありません。

そろそろ下降トレンドが終わるかもしれないと考えて、持っているドルの売りポジションを決済する、つまりドルを買い戻す投資家が増え始めます。

 

つまり、ドルを売りたいと考える投資家の数は少なくなるのです。

下降トレンドは徐々に弱くなり、ローソク足は右下がりの傾きが緩やかになり横ばいに近づいてきます。

 

このときは、ドルを売りたい投資家と買いたい投資家の数が同じ状態ですが、買いたい投資家の数が売りたい投資家の数を上回ってくると、ローソク足は右上がりになります。

つまり上昇トレンドに転換するのです。

 

このとき、移動平均線はどのような動きをするのでしょうか。

下降トレンドのとき、ローソク足と移動平均線は、上から長期の移動平均線、次に短期の移動平均線、最後にローソク足という順に位置し、右下がりになっています。

 

また、長期の移動平均線よりも素早くチャートに反応するというのが短期の移動平均線の特徴です。

下降トレンドから上昇トレンドに転換した際も、長期の移動平均線より早く右上がりに向きを変えます。

そして、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜け、ゴールデンクロスが完成するのです。

 

なお、その後も上昇トレンドが続く場合には、ローソク足と移動平均線は、下から長期の移動平均線、次に短期の移動平均線、最後にローソク足という順になります。

短期の移動平均線は、より直近のトレンドを示しているため、それが長期の移動平均線を上に抜けたということは、売りと買いの需給バランスが均衡してきたといえるのです。

 

デッドクロスが売りサインだといわれる理由

デッドクロス

ゴールデンクロスと同時に理解しておくべきものに、デッドクロスというものがあります。

ゴールデンクロスと反対のケースであると考えると理解しやすくなるでしょう。

 

上昇トレンドから下降トレンドへ転換するときのローソク足の動きを考えます。

ドル円のチャートが上昇トレンドのとき、ローソク足は右上がりです。

このとき、ドルを買って円を売りたいと考えている投資家の数は、ドルを売って円を買いたいと考えている投資家の数よりも上回っています。

 

しかし、次第に上昇トレンドが終わるかもしれないと考えて、持っているドルの買いポジションを決済する投資家が増え始めるでしょう。

つまり、ドルを買いたいと考える投資家の数は少なくなるのです。

 

上昇トレンドは勢いを失い、ローソク足は右上がりの傾きが緩やかになって、やがて横ばいに近づいてきます。

このときは、ドルを買いたい投資家の数と売りたい投資家が同じ状態ですが、ドルを売りたい投資家の数がドルを買いたい投資家の数を上回ってくると、ローソク足は右下がりになります。

つまり下降トレンドに転換するのです。

 

移動平均線の動きもみてみましょう。

上昇トレンドのとき、ローソク足と移動平均線は、下から長期の移動平均線、次に短期の移動平均線、最後にローソク足という順に位置し、右上がりになっています。

上昇トレンドから下降トレンドに変換すると、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜け、デッドクロスとなるのです。

デッドクロスについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご参照ください

デッドクロスは売りサイン!移動平均線を活用した売買テクニック

 

すべてのゴールデンクロスが買いサインではない

ゴールデンクロスは買いサインとして多くの投資家が目安としている指標ですが、だましである可能性も少なくないため、注意が必要です。

買いサインとして考えられるものとそうでないものは、どのように見極めるのかを解説します。

 

だましが多い

買いサインとしての目安になるゴールデンクロスは、L字型ゴールデンクロスとよばれるものです。

これは、価格が大きく下落してから横ばいを続けた後に出現するもので、ローソク足と移動平均線がそれほど乖離していないという特徴があります。

横ばい、つまりトレンドがない状態が長く続いたケースでは、大きく上昇することも少なくありません。

 

一方、だましとなりやすいV字型ゴールデンクロスとよばれるものもあります。

これは、価格が急落した直後に急騰し、V字型に切り返して出現したゴールデンクロスで、ローソク足と移動平均線が大きく乖離していることがほとんどです。

このV字型ゴールデンクロスが出現してからポジションを持っても、すでに上昇トレンドは終わりに近づいていることが多いといえます。

 

最適なポジションを持つためにはチャート分析が必要

チャートには、取引に参加しているすべての投資家の心理や、価格を動かす要因が織り込まれています。

FXで利益を出すためには、このチャートを正確に読み解き、適切な分析を行うことが大切です。

 

移動平均線は、チャート分析の基本となる指標であると考えられています。

移動平均線の使い方や特徴などを理解しておくことで、他の指標についても理解することができるのです。

 

移動平均線にはさまざまな使い方がありますが、ゴールデンクロスはほとんどの投資家が利用し、参考にしているといっても過言ではありません。

このゴールデンクロスを使いこなし、売りや買いのサインを見極められれば、最適なタイミングでポジションを構築することができるようになります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜ける現象をいいます。

また、デッドラインはゴールデンクロスと反対に短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜ける現象です。

 

すべてのゴールデンクロスが買いサインというわけではなく、中にはだましもあるので注意が必要です。

買いサインや売りサインを見極め、取引きに活かしていきましょう。