グランビルの法則はFXの基本手法!売買に適した8つのポイントとは

2018年9月17日

古書 パソコン

 

FXではさまざまな手法や法則がありますが、初心者にも活用できる法則があるとご存知でしたか?

 

「FXの法則?なんか難しそう」

「法則ってなんか数学みたい・・・」

 

そんな声が聞こえてきそうですね。

「法則」っていうと本格的な感じがして難しそうだけど、初心者向きの法則というものもあるんですね。

そうね。

ポイントを押さえるだけだからそんなには難しくはないはずよ。

でも「グランビルの法則」って、名前覚えられるかな。

僕最初に聞いたとき、グランビルっていうのをグランブルって間違えちゃったんですよ。

そんなのどうでもいいわよ。

ん?

気のせいかしら・・・なんかゲームに影響されてない?

あれ、なんか変なこと言ったかな・・・。

 

というわけで、今回は僕と一緒に「グランビルの法則」について学んでいきましょう。

「FXをはじめたばかり」というあなたにもきっと役立つ手法です。

 

グランビルの法則は50年前に考えられた手法

まず「グランビルの法則」がどのようなものなのかということから知っていきましょう。

グランビルの法則は株取引で売買に適したポイントをまとめたもので、株式アナリストのジョセフ・グランビル氏が編み出したものです。

 

「株?FX用の手法ではないの?」

と思ったあなた、ご安心ください。

 

元々は株取引に役立つ手法として考案されたグランビルの法則ですが、為替取引にも応用でき、それはもちろん外国為替証拠金取引であるFXにも有効です。

ちなみにFXの手法にはほかにも「デッドクロス」や「ゴールデンクロス」などもありますが、それらを考案したのもジョセフ・グランビル氏です。

 

グランビルの法則はじつに約50年前に考案された法則です。

そんな昔から株という仕組みがあったのも驚きですが、この法則は現在でも通じるものとして有名なんですよ。

 

グランビルの法則は「このときに買いや売りの注文を入れるとうまくいきやすくなるよ」というポイントをまとめたもの、と思うとわかりやすいでしょう。

買いのシグナルが4つ、売りのシグナルが4つ、あわせて8つの売買のポイントがあり、これらのポイントを押さえることで利益が出やすくなります。

 

では実際にどのような内容の法則なのか見ていきましょう。

 

グランビルの法則【買いのシグナル】

パターン 状況
グランビル①

上向きの移動平均線に対して価格が下から上に突き抜けたとき、買いのシグナルとなります。

移動平均線が上向きのため、長期的に見ても上昇する可能性が高いです。

ゴールデンクロス(移動平均線が上向きVer.)とも表現することができます。

グランビル②

上向きの移動平均線に対して、価格が一度下回り、再度上抜きした場合です。

一度下回ったらそのまま下降すると思われがちですが、移動平均線が上向きの場合は一時的な下降である可能性が高いです。

押し目買い」ポイントであるともいえます。

グランビル③

上向きの移動平均線に対して、価格が一度下降したものの下回ることなく上昇をはじめた場合です。

移動平均線よりも上のほうにあるということは、まだ上昇傾向が続いているととらえることができます。

このサインがでた場合は「買い乗せ(あらかじめ買い注文を入れている場合でさらに買い注文を上乗せすること)」することも有効です。

グランビル④

下向きの移動平均線に対して、価格が一度大きく下回り、再び上昇をはじめた場合です。

価格が移動平均線から大きく離れている場合でも移動平均線が上方にあるのなら、その位置まで戻ろうとする性質があります。

そもそも買いは価格が上昇したときに行うものですが、表を見てもらうとわかる通り、現在の価格が下降している場合も、グランビルの法則では「買いポイント」として紹介しています。

それは現在の価格が下降気味でも、移動平均線が上向きの場合は「長期的に見てこの先価格が上昇する可能性が高い」ということが考えられるからです。

つまり「現在の価格が低くても移動平均線が上向きの場合は買い」と覚えておくとよいでしょう。

 

ちなみに④だけ移動平均線が下向きなのは、急な変動によって移動平均線も下向きに変化したためと考えられます。

 

グランビルの法則【売りのシグナル】

パターン 状況
グランビル⑤

下向きの移動平均線に対して、価格が上から下に突き抜けたとき、売りのシグナルとなります。

移動平均線が下向きのため、長期的に見ても下落する可能性が高いです。

デッドクロス(移動平均線が下向きVer.)」とも表現することができます。

グランビル⑥

下向きの移動平均線に対して、価格が一度上回り、再度下抜きした場合です。

こちらも、一度上回ったらそのまま上昇すると思われがちですが、移動平均線が下向きの場合は一時的な上昇である可能性が高いです。

戻り売り」ポイントであるともいえます。

グランビル⑦

下向きの移動平均線に対して、価格が一度上昇したものの上回ることなく下降をはじめた場合です。

こちらも、移動平均線よりも下側にあるということは、まだ下降傾向が続いているととらえることができます。

空売り(買いポジションを持たずに売りから入ること)」のタイミングとして活用することもできます。

グランビル⑧

上向きの移動平均線に対して、価格が一度大きく上回り、再び下降をはじめた場合です。

価格が移動平均線から大きく離れている場合でも移動平均線が下方にあるのなら、その位置まで戻ろうとする性質があります。

売りは、そもそも価格が下降したときに行うものですが、表を見てみると現在の価格が上昇している場合でも、グランビルの法則では「売りポイント」となっています。

これは移動平均線が下向きになっている場合「長期的に見てこの先価格が下落する可能性が高い」ということが考えられるためです。

つまり「現在の価格が高くても移動平均線が下向きの場合は売り」と覚えておくとよいでしょう。

 

ちなみに⑧だけ移動平均線が上向きなのは、急な変動によって移動平均線も上向きに変化したためと考えられます。

移動平均線には短期や中期、長期などの種類がありますが、基本的には短期や中期の移動平均線が使用されることが多いようです。

 

グランビルの法則でうまくいかないこともある

「8つのポイントを押さえることで売買の注文がうまくいきやすい」とされるグランビルの法則ですが、必ずしも法則通りに注文を入れると利益がでるとは限りません。

うまくいかない場合にはどのようなケースが考えられるのでしょうか。

 

上昇するか下落するかが判断できない場合

例えば買いシグナルである②の場合、後からみれば「これは買いのタイミングだったなぁ」とわかりますが、実際にその場面に出くわした場合、移動平均線の向き通りに価格が上昇するとは限りません。

 

「どうやってレートの動きを見極めたらいいんだ!」

という声が聞こえてきそうですね。

 

しかしこれからどう動くのかということを正確に判断することはできません。

レートはその時々の世界情勢や経済状況によっても左右されます。

 

実際、価格が低い状況で「これから上昇するだろう」と買い注文を入れたときに、リーマンショックが起こってさらに30%~50%下落して大損をしたという人もいたようです。

 

リーマンショックの例は極端だったかもしれませんが、そこまではいかずとも普段の取引で10%~20%の下落が突然起こってしまうことは多々あります。

 

例えば、実際に②のような場面に出くわしたとしましょう。

価格が上向きの移動平均線を下回り、これからどのように動くのか見当がつきません。

 

注意点 ②

あなたは「買いを入れるか、いや様子をみるか・・・?」と迷っています。

 

・・・そのとき価格が反動し始めたとします。

買い注文を入れるのはこのときです!

 

注意点 ②反発

実際に価格が上向きにいくかということが判断しづらい場合は、反発し始めてから買い注文を入れるようにしましょう。

 

マイナーな通貨は法則通りに動かないことも

またグランビルの法則がうまくいかない場合として、マイナーな通貨で取引した場合が挙げられます。

マイナーな通貨はそもそも流動性が低く安定した利益を得にくいとされており、グランビルの法則が通用しないことがあるのです。

 

マイナーな通貨は「売りたくても買い手がいない」、または「買いたくても売り手がいない」といった売買が成立しない場合もあるほか、予想外の大きな変動をすることもあります。

絶好の買いポイント、売りポイントを見つけたとしても法則通りに動くとは限らないので注意しましょう。

 

マイナーな通貨には以下のような通貨があります。

■メキシコ・ペソ

■トルコリラ

■インド・ルピー

■ロシア・ルーブル

■南アフリカ・ランド

 

マイナーな通貨で取引を行うときには高金利を狙う手法もあるようですが、グランビルの法則を活用しての大きな取引は避けたほうがいいかもしれません。

グランビルの法則を活用する場合はユーロ/米ドルや米ドル/円などのメジャーな通貨ペアで取引をすることをおすすめします。

⇒通貨ペアに関してはこちらの記事をご覧ください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

こまごまと書きましたが、グランビルの法則の特徴をまとめると以下の通りです。

グランビルまとめ

場合によっては法則通りにレートが動かないときもあるので、経済状況などに注意して取引を行いましょう。

グランビルの法則は買いと売り、計8つのポイントがありますが、初心者でもわかりやすいと思いますので、FXの手始めの手法として試してみてはいかがでしょうか。

 

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