FXを始めるならこれだけは押さえておきたい!「為替レート」の基本!

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「FXを始めたいけど、最初に何を覚えたらいいの?」

「円高と円安の違いがよくわからない・・・」

 

そんな方もいらっしゃるでしょう。

僕も初めのうちはそうでした・・・。

 

こんにちは、FXに励んでいる大輔です!
リサさん、為替レートってなんのことでしたっけ?

えっ!?
まさか、そんなことも知らずに私の話を聞いてたの!?

今まで、なんとなくでやってきてました!

FXの取引きをするときに重要なことなんだから、曖昧なままにしないでよね。
・・・いいわ、この機会に教えなおしてあげる。

さすがリサさん、心が広い!

それでは、僕と一緒に為替レートについておさらいしていきましょう。

 

資金運用などの目的でFX(外国為替証拠金取引)を始めるにあたって、押さえておきたい重要なポイントが「為替レート」です。

しかし、FX初心者や未経験者のなかには、為替レートのことが正しく理解できておらず、不安を感じているという人もいるでしょう。

そこで、ここでは為替レートの基本について触れつつ、為替差損益の計算方法や、円安と円高の違いなどについて解説していきます。

 

為替レートは取引の参考となる数値

そもそもFXとは、「Foreign Exchange」という英語の略で、日本語に訳すと「外国為替証拠金取引」となります。

そして、FXに投資する際に注目しなければいけないのが「為替レート」です。

 

為替レートとは、外国為替市場における2カ国の通貨が、交換・売買されるときの交換比率を指します。

端的に説明すると、A国のaという通貨と、B国のbという通貨の取引時に、価格や相場の参考となる数値です。

 

日本でなじみ深いものとしては円とドルの為替レートが挙げられ、「1ドル=○○○円○○銭」というような表し方をします。

ほかにも、さまざまな国と国のいろいろな通貨の組み合わせごとに、為替レートが存在するのが特徴です。

 

FXの取引には必ず売り手と買い手がいて、市場での需要と供給のバランスによって為替レートが決まります。

変動相場制において、どこかの国や個人が、一方的に為替レートを決定するということはありません。

 

ただ、FXは株式取引などと違い、売り手と買い手の当事者同士が為替レートや数量などの条件について納得できれば、取引が成立するという性質を持っています。

そのため、為替レートは世界中で同時に複数存在することになり、新聞やテレビやインターネットなどで入手できる為替レートの情報は、あくまで参考の数値でしかないという点に注意が必要です。

 

なお、為替レートは世界情勢やニュースなどによって、随時変動していきます。

FX取引では、この相場の変動に合わせて上手く取引を行うことで、利益を生み出すことができます。

ただ、交換や売買の判断を誤ると、逆に損失をこうむるリスクがあるということも、充分に理解しておかなければいけません。"

 

儲けや損はどう計算する?為替差益と為替差損

FX取引において、為替レートの変動を利用して得た儲けのことを「為替差益」、為替レートの変動によって出た損のことを「為替差損」といいます。

それぞれの計算方法はそれほど難しくなく、慣れれば簡単に算出することが可能です。

 

まずは、為替差益が出る場合の計算方法を紹介します。

例えば、円とドルのFX取引を行ったとして、「1ドル=100円」の為替レートのときに1,000ドル購入したとしましょう。

 

為替レート図1

次に、為替レートが「1ドル=102円」に変動したタイミングで、前回購入した1,000ドルをすべて売却したとします。

その際、購入時に支払ったのが「100円×1,000ドル」で10万円、売却によって得たのが「102円×1,000ドル」で10万2,000円となり、為替差益は2,000円となります。

このように、購入額と売却額を比較することで、為替差益を求めることができます。

もっとシンプルに算出したい場合は、「(売値-買値)×取引量」という計算式を用いると良いでしょう。

 

為替差損の計算方法においても、基本的な考え方は同じです。

今度は「1ドル=102円」で購入した1,000ドルを、「1ドル=100円」ですべて売却したケースを想定してみましょう。

 

為替レート図2

購入額が「102円×1,000ドル」で10万2,000円、売却額が「100円×1,000ドル」で10万円となり、為替差損が2,000円となります。

計算式に当てはめると、「(100円-102円)×1,000ドル」となり、「-2円×1,000ドル」で、2,000円がマイナス(損失)になったことがわかります。

 

ちなみに、計算式の結果がプラスであれば、それは為替差益が出たということです

当然ながら、為替差益や為替差損を正しく計算するには、どの通貨をいくらの為替レートでどれだけ購入・売却したのかが明らかでなければいけません。

ですから、FX取引を行うのであれば、きちんと取引記録をつけておくことが重要となります。

 

円安と円高の考え方

日本でFXによる投資を行うのであれば、「円安」「円高」にも注目しなければいけません。

「円安」とは、円の経済的市場価値が下がっている状態、または下がったことを意味します

 

仮に、「1ドル=100円」の為替レートから、「1ドル=200円」に変動したとしましょう。

 

為替レート図3

わかりやすく説明すると、1つ100円だったものを買うのに、200円が必要になったということです。

これはつまり、「1つ購入するために、倍の量の円が必要になった」「円の価値が半分に下がった」という意味であり、「円が安くなった」状態だといえます。

 

一方で「円高」とは、円の経済的市場価値が上がっている状態、または上がったことを意味します

今度は「1ドル=200円」の為替レートが、「1ドル=100円」に変動したと仮定しましょう。

 

為替レート図4

1つ200円だったものが100円で買えるようになったわけですから、「1つ購入するのに、必要な円の量が半分になった」「円の価値が倍になった」「円が高くなった」というふうに考えることができます。

 

FX取引において、円安が良いか円高が良いかは、投資家が保有している「ポジション」によって異なります。

「ポジション」とは、外貨の持ち高を指し、「外貨をいくら買っているか」「売っているか」という状況を表したものです。

 

外貨を買っている状態を買いポジション(ロングポジション)売っている状態を売りポジション(ショートポジション)といいます。

円とドルで説明すると、円でドルを買って手元にドルがある状態が買いポジション、手元にあったドルを売って円に交換した状態が売りポジションです。

 

ドルを保有している買いポジションの投資家は、ドルがなるべく高額のときに売るほうが為替差益を得られるわけですから、円安(ドル高)を狙って売却を図ります。

対して、ドルを売って円を手にしている売りポジションの投資家は、円の価値がなるべく高くなっている円高(ドル安)の時期にドルを買い戻すことで、利益が発生します。

 

為替レートが動く3つの主な要因

為替レートが動く要因は、主に3つです。

1つ目は、「各国の経済指標」です。

GDP・失業率・インフレ率・財政収支などによって国の経済指標が判断され、為替レートに影響します。

日本に当てはめて考えると、例えばGDPの伸び率が高いときは円高、失業率が上昇しているときは円安といった状況になる可能性があります。

 

2つ目は、「金利」です。国債などの表面上の金利が、為替レートに関係します。

高金利の通貨は、景気が上向いていると判断されやすくなります。

 

3つ目は、「テクニカル的な要因」です。

FX取引を行っている投資家の多くは、同じようなチャートを見て取引の判断をしています。

そのため、チャート上に上昇トレンドから下降トレンドへと移り変わるようなトレンド転換の気配などがあると、為替レートが大きく変動することがあるのです。

 

為替レートの変動要因には、ここで挙げた3つ以外にもさまざまなものが存在します。

しかし、基本的に為替レートは、その通貨の人気が高まれば上昇し、人気が低くなれば下落するという点が特徴です。

 

為替レートを読み解く力を身につけてスムーズな取引を!

FX取引において、為替レートはとても重要なポイントです。

為替レートについての基本的な知識を得ていれば、FX取引をスムーズに行うことができるでしょう。

さらに、為替レートの変動について読み解く力を身につけておけば、利益を上げられる可能性が高まるだけでなく、損失のリスクを抑えることにもつながります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は為替レートについてお話ししました。

 

為替レートとは外国為替市場における2カ国の通貨が、交換・売買されるときの交換比率を指します。

日本でなじみ深いものとしては円とドルの為替レートが挙げられ、「1ドル=○○○円○○銭」というような表し方をします。

 

FX取引において、為替レートの変動を利用して得た儲けのことを「為替差益」、為替レートの変動によって出た損のことを「為替差損」といいます。

為替レートが動く要因には、「各国の経済指標」、「金利」、「テクニカル的な要因」などが挙げられます。

基本知識をしっかり押さえて、FX取引きに臨みましょう。