少ない資金で大きな取引!「てこの原理」のレバレッジ取引とは?

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「レバレッジ取引ってなに?」

「なんでFXはレバレッジをかけて取引することができるんだろう?」

そう思う方もいらっしゃると思います。

 

こんにちは、FX勉強中の大輔です!
レバレッジって、FX以外ではあまり聞き慣れない言葉ですよね。

そうね。
でも、元々の意味である「レバー(lever)」はよく聞くでしょう?
日本語では「てこ」という意味よ。

確かに!
レバーはよく食べます!

それは肝臓の「レバー(liver)」ね。

英語って難しい!

気を取り直して、今日はレバレッジについてお話します。

 

FXではレバレッジという言葉をよく耳にします。FX取引ではこのレバレッジをかけることで、少ない資金で大きな取引きができるようになります。

これからFXを始めようと思っている人の中には、レバレッジについてよく知らないという人がいるかもしれません。

 

レバレッジはFX取引のとても大事な要素で、取引を行う人であればぜひ知っておかなければならない言葉の一つになります。

レバレッジの基本的な考え方について解説します。

 

「てこの原理」によって少ない資本でも大きな取引ができる

レバレッジとは「てこ」という意味で、小さな力でも大きな力に変換できるのがいわゆる物理学の「てこの原理」です。

両端におもりをつけたまっすぐな棒が1点でつり合っているとき、その1点からの距離とおもりの重さをかけた値は左右で同じになります。

これがつり合いの法則です。

 

そうすると、支点からの距離が遠ければ遠いほど、おもりの重さが小さくてもつり合うことになります。

この原理を応用したのが、シーソーです。

 

支点からの距離を調整すれば、子どもと大人でもつり合いを保つことができます。

また、ペンチやはさみ、バールなども「てこの原理」を使って少ない労力で大きなものを動かせるように作られています。

 

FXにおけるレバレッジとは、この「てこの原理」をイメージしたものです。

たとえ少ない資金でも、レバレッジを働かせることで大きな額の取引ができます。

 

FXでは、最初に取引するFX会社に取引保証金という一定額のお金を預けます。

そうすると、実際の取引の際にはレバレッジによりこの保証金の数倍の金額まで取引できるようになります

FX会社によって保証金の5~25倍までのレバレッジがかけられるようになっており、「レバレッジ○倍」というふうに表されます。

 

儲けが大きくなる分だけ損も大きくなる?

保証金として実際に預けた金額よりも大きな取引ができるのがレバレッジです。

ただし、注意点があります。

レバレッジによる取引によって、儲けを大きくできる反面、損失が大きくなるリスクもあるのです

 

たとえば、銀行預金に10万円のお金を預けても、利息分をのぞけば10万円のまま増えることありません。

しかし、FXでは10倍のレバレッジを働かせれば「10万円×10=100万円」までの取引ができるようになります。

つまり、手元に10万円しかなくても取引では100万円分運用できるようになるわけです。

 

 

1ドル=100円として、為替レートが100円から105円になった場合を考えてみましょう。

 

レバレッジ図

10万円でしかトレードできないと、利益は5000円ですが、100万円でトレードできれば5万円の利益が得られます。

 

つまり10倍のレバレッジを働かせることで、利益も10倍にできるということになります。

これがFXのメリットです。

ただし、投資には利益だけでなく損失もつきもので、為替レートが100円から95円になれば、逆に5万円の損失を被ることになります。

 

もともと10万円しか持っていなかったのに5万円、すなわち半分のお金を一気に失ってしまうことになるのです。

これがレバレッジの怖さです。

 

FXもお金を運用によって増やす投資の一つです。

レバレッジをうまく活用すれば手持ちのお金を大きく増やすことができますが、一方で多大な損失を抱え込んでしまうこともあります。

メリットだけでなくデメリットもあるということをしっかり理解しておくことが大切です。

 

レバレッジが成り立つ仕組み

このようなレバレッジによる取引が成り立つのは、FX取引は差額分だけを決済する差金決済というシステムであるからです。

FXは為替差益を利用した取引で、円高になれば利益が発生し円安になれば損失が生まれます。

そうしたお金同士の取引で生じた差額のみを実際に支払うのが差金決済です。

 

たとえば、1ドル100円のレートで1万ドル分=100万円で取引をスタートさせたとしましょう。

その後1ドル105円になれば5万円の利益が生じます。

もともと100万円だったものが105万円になったわけですが、実際に受け取れるのは「105万円ー100万円=5万円」だけになります。

 

また、FXでは利益が確定するたびに差額分を支払っているわけではありません。

常に売り買いを続けるのがFX取引で、商品の売買のようにその都度お金の受け渡しは行わないため、レバレッジによる取引が可能になるというわけです。

また、ロスカットなどレバレッジをかけたときに起こるリスク対策もあるので、最大で25倍ものレバレッジをかけた取引ができる仕組みになっています。

 

初心者はレバレッジ2~3倍に留める

レバレッジは、大きくすればするほど利益を大きくできますが、損失もまたそれだけ大きくなるリスクがあります。

レバレッジはハイリスクハイリターンのものだということをきちんと理解しておきましょう。

まだ取引を始めて日が浅いFX初心者であれば、レバレッジはできるだけ低く抑えて取引したほうが安全です。

 

いま日本では最大25倍までのレバレッジをかけることができるようになっていますが、儲けたいからといって、いきなり数十倍ものレバレッジをかけてはいけません。

たとえば、為替レートが100円のときに10万円を保証金にしてレバレッジ10倍で取引したとき、為替レートが100円から95円になれば5万円の損失が生じ、このぶんは実際に補填しなければなりません。

損金が大きくなり手持ち金が不足しても支払わなくてはならなくなるのです。

 

ですから、初心者のうちであればレバレッジは2~3倍までにしておくのが安心です

レバレッジは1倍でもOKなので、初めて取引する場合はまず1倍から安全に始めてみましょう。

 

投資で大事なのは、いかに得をするかよりも、いかに損をしないかという視点です。

これからFXを始めるなら、まず自分の損失の許容範囲をしっかり考えることが大切になります。

 

思惑通りに相場が動かなかったら迷わずロスカット!

相場が思惑通りの方向に動かなかった場合には、ロスカットを行って損切りをすることも必要になります。

ロスカットとは強制決済のことで、手持ちのお金以上の損失が生じないように、強制的に決済して損失を確定させてしまう仕組みのことをいいます。

 

手持ち金である取引保証金が足りなくならないようにするための安全策でもあります。

取引保証金の維持率が、FX会社が決めた一定の数値に達すると、ロスカットが行われて取引が自動的に終了し、それ以上取引を続けることができなくなります。

 

ロスカットの最大の効果は、損失が無限に膨らむのを防げる点です。

売買がまだ確定されていない状態で生じる損失のことを含み損といいますが、含み損を抱えたままズルズル取引を続けると、想定以上の大損をしてしまうことがあります

これを防ぐのがロスカットです。

 

ロスカットによって損失が利益に転じるのを待てなくなりますが、一方で手持ちのお金以上に損失が大きく膨らんでしまうのを防ぐことができるのです。

また、損失が小さいうちに早く確定させて新たなチャンスを待つことが可能になります。

相場が思惑通りの方向に動かなかった場合には、ロスカットを行って損切りをすることも重要だと覚えておきましょう。

 

FX会社によってレバレッジの範囲は決まっている

レバレッジはFX会社が定める範囲でしかかけることができません。

FX会社はレバレッジの最大倍率を決めており、「レバレッジ10倍コース」などといったようにコースごとの倍率を定めているものもあります。

 

レバレッジは、かつては100倍までかけることができましたが、高レバレッジのリスクを考慮して2011年から最大25倍までになりました。

海外では今でも数百倍というレバレッジをかけられるものもあります。

 

レバレッジは、「その時点での為替レート×1ロット数÷有効証拠金額」で計算できます。

たとえば、1ドル=100円、1ロットの取引が最低1000通貨、有効証拠金額5万円である場合、「100×1000÷50000=レバレッジは2倍」ということになります。

有効証拠金額5万円で1万ロット購入しようとした場合は、「100×10000÷50000=レバレッジは20倍」です。

 

FXで売り買いを行ってある通貨を保有することを「ポジションを持つ」といいますが、ポジションを持つためには保証金を預けなくてはなりません。

そして、いくら保証金を用意できるかで、レバレッジの倍率が決まってきます。

 

逆に、かけたいレバレッジの倍率から用意しなければいけない保証金の額も決まることになります。

レバレッジを設定する際には許容できる損失の範囲をしっかり見極めて、FX会社やコースを選ぶことが大切です。

 

自分の投資ルールと照らし合わせてレバレッジを考える

レバレッジをかけるかどうか、どの程度かけるかを判断する際には、自分が決めた投資ルールと照らし合わせることが大事です。

FX取引ではレバレッジにばかり目がいってしまいがちですが、レバレッジに振り回されすぎてはいけません。

投資はあくまで自己判断、自己責任でやるものなので、自分なりのルールをきちんと設定し、取引の際にはそのルールと実際の取引のあり方を照らし合わせて検証することが重要になります。

 

投資ルールの設定方法はいくつもありますが、FXの場合はポジションを取るタイミングや資金の管理といった点になるでしょう。

レバレッジをかけ過ぎない、一定額以上の損失が出たらポジションを閉じて損切りするなど、自分の大切な資金をムダにしないようなリスク管理が重要です。

 

トレードを行っている人は、必ずといっていいほど自分のルールを持っています。

自分のルールを無視して何となく取引してしまうと、思わぬ損失を抱え込んでしまうこともあるので注意が必要です。

 

最初は様子を見ながらポジションを構築する

様子見

FX初心者の人は、慣れるまでは低倍率のレバレッジからスタートして相場の動きを見ながら少しずつポジションを持っていくのが大切です。

くれぐれもいきなり高倍率のレバレッジをかけないように注意しましょう。

 

ポジションを持つときは、資金に対してどれくらいのポジションを持つのがいいのかという意識が大事です。

この意識をきちんと持っておかないと、どんどんポジションを持ってしまい、大きな損失につながってしまうこともあります。

 

手持ち資金との関係で、どれだけ売り買いするかという判断のことをポジションサイジングといいます。

FXではポジションサイジングがとても重要です。

 

ポジションサイジングは自分なりの投資ルールです。

たとえば、資金の○%までのポジションを持つ、損失が○%内に収まるようにするなど、自分で決めたルールを実行することで、投資に伴うリスクを最小限にする方法です。

 

FX初心者であれば、まずはかけたい金額の10分の1程度から少しずつ始めるといったようなルールを設定するとよいでしょう。

まずは少額からスタートして、実際にチャートの動きを見て勉強しながら、徐々にポジションを増やしていくのが理想です。

 

決済をするタイミングを見極める

レバレッジをかけた取引を行うときには、決済するタイミングを見極めることが重要になります。

決済とは、ポジションを解消して損益を確定させることをいいます。

具体的には、通貨を買いからスタートして買いポジションを持っている状態の場合は売ることで、通貨を売りからスタートして売りポジションを持っている状態の場合は買い戻すことで損益額を確定させることです。

 

決済のタイミングはFXではとても大切です。

仮にレートが不利に動いて損が生じている場合(含み損)でも、決済しなければ損失は確定しないので問題ないように思えます。

レートが有利になれば損失が利益に転じるかもしれません。

 

しかし、同時に含み損が大きく膨らんでしまうリスクもありますし、あまり損失が大きくなれば自分が意図していないタイミングでロスカットされてしまう可能性も出てきます

そして、高いレバレッジをかけていればいるほどそれだけリスクも高くなります。

ですから、どの時点で決済するかをあらかじめ自分なりに決めておくようにしましょう。

 

レバレッジに頼りすぎずに適切な資金管理を行うこと!

FXは投資の一つです。

どのような投資であっても資金管理はとても重要です。

特にFXの場合は、レバレッジという形で手持ち資金以上の取引が可能である点に注意が必要です。

 

レバレッジは大きな利益を生むことができるのが魅力ですが、同時に大きな損失を生む可能性もあるものです。

FX初心者の人はレバレッジを甘く見てしまうことも少なくないので、最初のうちはレバレッジの倍率は低めに設定しておくようにしましょう。

レバレッジをかけたFX取引はあくまで投資の一つの手段にすぎません。

あくまで自分で決めた投資ルールを守ることが大切です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

FXにおけるレバレッジとは、この「てこの原理」をイメージしたものです。

少ない資金でも、レバレッジを働かせることで大きな額の取引ができます。

 

FXでは、取引するFX会社に取引保証金という一定額のお金を預けます。

そうすると、実際の取引の際にはレバレッジによりこの保証金の数倍の金額まで取引できるようになります。

 

レバレッジは、儲けを大きくできる反面、損失が大きくなるリスクもあります。

レバレッジをかけた取引をする際は、レバレッジをかけ過ぎない、一定額以上の損失が出たらポジションを閉じて損切りするなど、資金をムダにしないようなリスク管理をするようにしましょう。

 

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