ロンドンフィックスとは?前後は変動がしやすい!活用戦略も紹介

2018年9月17日

ビッグベン

FXは日本だけでなく、海外でも多く取引されているということはご存知でしょうか。

しかしどのような都市で取引が行われているのかを詳しく知らないという方も多いでしょう。

 

「ニューヨーク市場って言葉はよく聞くけど・・・」

「ほかにはロンドン市場とか?」

 

そうです、取引されている市場はおもに3つといわれています。

世界三大市場である東京、ニューヨーク、そしてロンドン。

 

ロンドンは日本と約8時間の時差がありますが、日本でもロンドン市場の取引を利用している人が多いようです。

こんにちは!

FXを勉強中の大輔です。

ロンドンというとビッグベンが有名ですね。

ビッグベン・・・

あの鐘の音、素敵よね。

ああ、ロンドンに行きたくなってきたわ!

 

それはさておき、今回はロンドンフィックスについて解説するわよ。

リサさんは今までにロンドンに行ったことあるのかな・・・?

ロンドン市場の終値をロンドンフィックスといいます。

今回はロンドンフィックスとは具体的に何なのか、またロンドンフィックスを活用した戦略について一緒に学んでいきましょう!

 

ロンドンフィックスとは?

ロンドンフィックスという言葉を初めて聞くという方もいらっしゃるでしょう。

ロンドンフィックスとはロンドン市場の取引が終わる時間のことで、かつロンドン市場の取引においてその日の判断基準となるレートが決まる時間です。

別名「ロンドンフィキシング」ともいわれています。

 

ロンドンで為替市場が開いている時間(ロンドン時間)については次の項目で詳しくご紹介しますが、ロンドンフィックスの時間は、日本時間で夏は午前0時、冬は午前1時となっています。

 

「え?なんで夏と冬では時間が違うの?」

 

と思った人もいるでしょう。

ロンドンではサマータイムが導入されており、夏と冬では時間が1時間ずれます。

 

日本ではサマータイムが導入されていないため馴染みがないかもしれませんが、フランスやドイツなどのヨーロッパ諸国や、アメリカ、カナダなどの北アメリカ地域などの多くの国で導入されており、日照時間を有効に活用するために夏と冬では時間がずれるのです。

 

ロンドンでサマータイムが始まるのは米国時間で3月第2日曜日、冬時間が終わるのが米国時間で11月第1日曜日です。

 

ロンドン時間について

先ほど触れたロンドンの取引時間ですが、一般的にはロンドン時間といわれています。

そんなロンドン時間は、日本時間で16時~24時(サマータイム)、冬時間では17時~25時となっています。

 

ロンドンは世界にある三大市場のなかでもっとも取引量の多い市場です。

その理由としてはアジアやニューヨークなどの他の取引市場と開く時間が部分的に重なってくるということが挙げられます。

 

またロンドン時間はヨーロッパ諸国の取引も多く、時差がほとんどないことから取引時間が重なりヨーロッパでもロンドン市場で取引をする人が多いようです。

 

このような背景もあり、ロンドン時間で取引される通貨として多いのがユーロです。

とくに流動性の高いユーロ/ドルの取引量が多くなっています。

 

ちなみに、ロンドン時間と東京市場の時間が一部重なっているということもありドル/円の取引量も多いです。

 

「え?ロンドンだからメインはポンドになるんじゃないの?」

と疑問に思う方も多いと思いますが、そもそも世界においてポンドの取引量は、ドル、ユーロ、円に次いで4番目となっています。

取引量がもっとも多いロンドン市場でもこのような傾向にあるようです。

 

ロンドンフィックスの特徴

ロンドンフィックスがどのようなものか、ということはわかりましたけど、値動きにどんな特徴があるのかを知りたいです。

そうね、ロンドンフィックスに限らずだけど、取引が終了する時間の前後は値動きが激しくなるという傾向があるわ。

詳しく見ていきましょうか。

 

ロンドンフィックス前後は値動きが激しい?

リサさんが言った通り、ロンドン時間の取引終了時間であるロンドンフィックス前後は値動きが激しくなります。

 

短期的な値動きの変動があるため、中途半端に通貨を保持していると損をしてしまうおそれがあるのです。

 

「短期的な変動」といってもピンとこない人もいるかもしれませんね。

どのくらい短期かというと、ロンドンフィックス前後の約30分といわれています。

 

またロンドン時間では基本的に21:30くらいまでは大きな動きはほとんどないようですが、ニューヨーク勢が参入し始める21:30くらいからロンドン市場に動きが出始めます。

それからロンドンフィックス30分前になると大きくレートが動くようになる傾向があります。

ロンドンフィックス前後イメージ

スキャルピングを利用した戦略

ロンドンフィックス前後の値動きの特徴について理解いただけたでしょうか。

ここからはそんなロンドンフィックスを利用した戦略のひとつであるスキャルピングについてご紹介します。

 

「いきなり出てきたけど何それ?」

と思った人もいるかもしれませんね。

 

スキャルピングとは短期的な取引に特化した手法で、わずかな変動をねらい、その回数を積み重ねることによって利益を出していくというものです。

 

その分、取引時には大きなレバレッジ(資金以上の取引ができ、取引金額を〇倍と設定できる)を高く設定することも多いようです。

レバレッジに関してはこちらの記事「FXのスワップポイントを知る。FXの楽しみはトレードだけじゃない!」の項目でもご紹介しているのでぜひご参考ください。

 

先ほどもご紹介した通り、ロンドンフィックス前後では短期的でかつ大きな変動をすることが多くなっています。

そのためロンドンフィックス前後の数分で取引をはじめて、大きな変動があったときに売買をするということも戦略のひとつといえます。

 

しかしスキャルピングは中期変動や長期変動を無視して取引を行うため、失敗してしまうこともあります。

高いレバレッジをかけて、予測通りにチャートが動いたら大きな利益につながることはありますが、反対に大損してしまうこともあるので注意が必要です。

 

慣れないうちにスキャルピングを行うときには、できるだけレバレッジを低めに設定することをおすすめします。

 

ロンドンフィックスで仕掛けるときの注意点

ではロンドンフィックスで戦略を仕掛けるときにはどのようなことに注意したらよいのでしょうか。

スリッページに注意!

短期的な変動が激しい場合、「ここで注文を出そう!」と思って注文を出しても希望通りの価格とは違う価格で注文が通ってしまう場合があります。

つまり注文価格と約定(売買が成立すること)との価格に差が生じてしまうということです。

これを一般的に「すべる」とも表現するようですが、スリッページといいます。

 

スリッページに関してはこちらの記事「口座を開設する前に知っておくべき?スリッページについて詳しく解説」で詳しく紹介しているのでぜひご参考ください。

 

FX会社によってスリッページが生じる確率は異なりますが、市場の変動が激しい場合はスリッページが生じるおそれが高くなるので注意しましょう。

 

スプレッドが広がることも

ロンドンフィックス前後に限りませんが、短期的な変動が激しいときにはスプレッド(FX会社に対する手数料)が広がることがあります。

 

スプレッドが広がるのは、経済指標が発表されたときなどの取引量が急激に増えるときに起こることが多いようです。

またロンドンフィックスでも大きな変動がある場合にスプレッドが広がることが考えられます。

 

約定拒否されることも

約定がFX会社に拒否される、ということもあるようです。

短い時間に多くの注文が殺到したときに、FX会社が対応しきれず約定を受け付けないことがあります。

 

ロンドンフィックスでも発生するおそれがあるので注意しましょう。

 

世界三大市場の特徴【東京市場とニューヨーク市場】

世界地図

世界では多くの地域や国で取引所がありますが、そのなかでも取引量が多いものとして世界三大市場があります。

それはロンドン市場、東京市場、ニューヨーク市場です。

ここまではロンドン市場に関することをお話ししてきましたが、この章では世界でも多くの取引があるニューヨーク市場、東京市場について触れていきます。

 

まずロンドンフィックスはロンドン市場での取引が終わる時間のことで、かつロンドン市場での取引においてその日の判断基準となるレートが決まる時間でした。

じつはロンドンフィックスにあたるものがニューヨークや東京にもあります。

 

普段、東京市場を多く利用する方は聞いたことがあるかもしれませんが、東京市場では仲値(なかね)がそれにあたります。

仲値は日本時間で午前9時55分です。

銀行などの金融機関と顧客との基準レートを示す時間となっており、時間前は取引が活発になることもあります。

 

またニューヨークではNYオプションカットが似たものとして該当するようです。

NYオプションカットは日本時間では23時にあたり、通貨オプションの期限を指します。

通貨オプションは特定の期日に取引を行う権利のことで、期限前にオプションを使用しようとする人たちの影響で時間前は取引が活発になります。

 

また世界三大市場はそれぞれで開いている時間が異なります。

東京市場    |9:00~17:00(日本時間)

ロンドン市場  |17:00~26:00(日本時間)

ニューヨーク市場|22:00~翌7:00(日本時間)

 

順番としては以下の通りです。

世界三大市場時間自分の時間に合った市場の取引を行うのもよいでしょう。

 

まとめ

FXにも短期的に変動が激しくなる時間があり、うまく活用すると大きな利益につながることがあります。

その時間としてロンドン時間では「ロンドンフィックス」、東京市場では「仲値」、ニューヨーク市場では「NYオプションカット」があります。

 

この前後は大きくチャートが動くことが考えられますが、戦略を仕掛けるときには注意も必要です。

初心者の方は取引に慣れてきた頃に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

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