トレンド系の代表!?MACDのクロスでトレンドを見極めよう

移動平均線を発展させたMACDでトレンドを見極める

FXで相場を予想しようと思っても、チャート分析ってなんだか難しそうな感じがしますよね。

今回は比較的チャートのサインがわかりやすいMACD(マックディー)についてご紹介していきます!

 

「MACD?横文字が難しそうな感じがするけど・・・」

「マック?マクドナルドの新しいセットメニュー?」

とイメージする人もいるかもしれませんね。

こんにちは、今日もFXと共に生きている大輔です!
僕も最初はどのテクニカル分析がいいのかサッパリわからなくて、リサさんにみっちり教えてもらいましたね。

そうね、どのテクニカル分析を使うか最初は迷うかもしれないわね。
すべてを使いこなす必要はないから、2~3種類を選んで慣れるのがいいんじゃないかしら。

僕はトレンド系もオシレーター系も、ブレイヴスタイルもレンキンスタイルも、すべてを使いこなす男です!

大輔くん最後のほうは何いってるかわからないけど、FXじゃなくて多分ゲームのことよね・・・。

リサさんと一緒にモンハンやりたいな・・・。

さて、それは置いといて・・・今回はトレンド系のテクニカル指標、MACDについて解説していきます!

 

トレンド系の代表指標!MACD

MACD(マックディー)は1979年にジェラルド・アベル氏によって開発されたテクニカル指標です。

MACDとはMOVING AVERAGE CONVERGENCE / DIVERGENCE TRADING METHODの略で、移動平均収束拡散トレード法という意味です。

 

「移動平均しゅうそくかくさん・・・?」ちょっとわかり辛いですよね。

そもそも「その長い英語の名前を見るだけで頭が混乱しそう」という、僕みたいな人もいらっしゃるかもしれません。

 

MACDは簡単にいうと移動平均線を進化させたものです。

移動平均線だとどうしても現在のトレンドより遅れが出てしまいますが、MACDはより現在の相場の価格に近いデータを表すため、素早くトレンドを見つけやすくなります。

 

テクニカル指標には大きく分けてトレンド系オシレーター系の2つがあります。

トレンド系とは、「これから相場は上昇するのか?それとも下降するのか?」とトレンドの動きを予想するものになります。

MACDはトレンド系に分類されていて、MACDシグナルの2本の線から成り立っています。

 

テクニカル指標のMACD

簡単にいうと、MACDは早く動く線シグナルは遅く動く線です。

MACDでは、この2本の線の交差や位置などでトレンドの判断をします。

 

MACDはFX会社の取引ツールで表示させれば使うことができますが、計算式を知っておくとより理解が深まります。

ここでは最もメジャーな設定期間の12、26、9の組み合わせで算出しましょう。

MACDとシグナルの計算式は以下になります。

 

・MACD=短期(12)EMA - 長期(26)EMA

・シグナル=MACDの移動平均線(9)EMA

 

MACDは短期の移動平均線と長期の移動平均線の差、シグナルはMACDの移動平均線なんですね!

「ところでEMAってなんだ?」と思われるかもしれませんので、EMAを簡単にご説明します。

 

移動平均線には大きく分けるとSMAEMAWMAの3つがあります。

MACDはEMAを使うため、ここではWMAは省略しますね。

 

SMAは単純移動平均線で、指定した期間の終値の平均を表したものです。

EMAは指数平滑移動平均で、単純移動平均線よりも直近の価格を重視しています。

 

EMAの計算式は以下の通りです。

・1日目は単純移動平均と同じで「指定した期間の終値の平均」

・2日目以降は「前日のEMA+平滑化定数×(当日の終値 – 前日のEMA)

※平滑化定数=2÷(期間+1)

 

例として、実際に計算式に数字を当てはめてみましょう。

(例)

10月13日の12EMAを求める場合で考えてみます。

10月1日~10月12日のポンド/円の終値の平均が152.2825で、10月13日の終値が153.86とします。

 

152.2825+(2÷(12+1))×(153.86-152.2825)=152.5252

10月13日の12EMAは152.5252となります。

ふぅ、僕は計算式を見ると、頭がクラクラします・・・。

大丈夫よ!
そんな大輔くんのために、次は図を使ってMACDのサインを見ていきましょう。

MACDの活用方法

MACDのサインはシンプル

MACDは比較的サインがシンプルでわかりやすいです!

MACDとシグナルの2本の線の動きを見てみましょう。

 

ゴールデンクロスは買いのサイン・デッドクロスは売りのサイン

図の赤丸のところ、MACDとシグナルがクロスしていますよね。

基本的には以下の2つがサインになります。

 

・MACDがシグナルを下から上に抜けたらゴールデンクロスと呼ばれ、買い(上昇トレンド)のサイン。

・MACDがシグナルを上から下に抜けたらデッドクロスと呼ばれ、売り(下降トレンド)のサイン。

シンプルでわかりやすいっていいですね、リサさん!
まるで僕のようじゃないですか。

チャートのサインがわかりやすいのはいいわね!
ただ、私はちょっとミステリアスで何を考えてるのかわからない人が好みかな・・・。

(あれ?
遠回しに僕はタイプじゃないっていわれたような・・・)

大人の女性って難しいなぁ。

さて、MACDのサインでもあるクロスですが、少しポイントをお話しします。

 

ゴールデンクロスやデッドクロスは、角度が大きくなるほど精度が上がるんです。

クロスの角度が小さく、線と線の幅が狭いとサインとしての信頼性は低くなってしまいます。

 

角度が大きいほど精度が高いクロス

MACDのサインを見て取引をする際は、クロスしたからすぐエントリーするのではなく、クロスの角度なども確認してからエントリーをしていきましょう。

 

MACDはオシレーター系としても使える

MACDはトレンドを判断するトレンド系としてだけではなく、ゼロラインを使って相場の強弱を判断するオシレーター系としても使うことができます。

ゼロラインはMACDの計算式で出した数字が、ゼロよりも小さいか、ゼロよりも大きいか、になります。

 

MACDはゼロラインでオシレーターとしても使える

基本的には以下の判断ができます。

・ゼロより上は強気相場(買いが強く入っている上昇トレンド)

・ゼロより下は弱気相場(売りが強く入っている下降トレンド)

 

ゼロラインとクロスは組み合わせて判断することがおすすめです!

・ゼロラインより下でMACDがシグナルを下から上に抜けてゴールデンクロスしたら買いサイン。

・ゼロラインより上でMACDがシグナルを上から下に抜けてデッドクロスしたら売りサイン。

 

オシレーター系と一緒に使おう

相場の予想はいろいろな角度から判断をして、より信頼性を上げて取引をしていくことが大切です。

テクニカル指標も万能ではなくあくまで目安なので、1つのテクニカル指標だけでなく複数のテクニカル指標を組み合わせて使うことがおすすめです!

 

MACDはオシレーター系として使うこともできますが、基本的にはトレンド系なので、他のオシレーター系のテクニカル指標と一緒に活用していきましょう。

MACDで現在のトレンドを分析し、オシレーター系で相場の強弱をはかります。

 

今回はMACDとあわせて使いたい、オシレーター系のテクニカル指標を2つご紹介します。

1つめはストキャスティクス、もう1つはRSIです。

 

相棒候補の1つ目はストキャスティクス

ストキャスティクスは0%~100%で表し、価格が上昇するほど%が高くなり、価格が低くなるほど%も低くなります。

 

オシレーター系のテクニカル指標ストキャスティクス

0%~30%の中だと売られすぎと判断し、「買い」のタイミングと考えることができます。

70%~100%の中だと買われすぎと判断でき、「売り」のタイミングと考えることができます。

 

ストキャスティクスは%Kラインと、%Dラインという2本の線が表示されます。

%Kラインは「ある期間内での最高値と最安値の範囲の中で、現在はどの位置に価格があるのか」を表した線になります。

%Dは%Kの移動平均線で、%Kと比べると遅めの動きになります。

 

ストキャスティクスのサインは以下の通りになります。

・%Kラインが30%以下の位置にあり、%Dラインを下から上に抜けたら買いのサイン。

・%Kラインが70%以上の位置にあり、%Dラインを上から下に抜けたら売りのサイン。

 

MACDとストキャスティクスを組み合わせたサインは以下になります。

・ゼロラインより下でMACDがシグナルを下から上に抜けてゴールデンクロスし、ストキャスティクスが30%以下なら買いサイン。

・ゼロラインより上でMACDがシグナルを上から下に抜けてデッドクロスし、ストキャスティクスが70%以上なら売りサイン。

 

ストキャスティクスについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご参考ください。

 

相棒候補の2つ目はRSI

RSIは過去の相場の中で、ある期間の「値上がり幅と値下がり幅」を使って、現在は「買われすぎ」なのか、「売られすぎ」なのかを表すものです。

 

オシレーター系のテクニカル指標RSI

 

RSIのサインは以下の通りです。

・RSIが30%以下にあれば、売られすぎと判断でき買いのサイン。

・RSIが70%以上になれば、買われすぎと判断でき売りのサイン。

 

MACDとRSIを組み合わせたサインは以下になります。

・ゼロラインより下でMACDがシグナルを下から上に抜けてゴールデンクロスし、RSIが30%以下なら買いサイン。

・ゼロラインより上でMACDがシグナルを上から下に抜けてデッドクロスし、RSIが70%以上なら売りサイン。

 

RSIについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご参考ください。

 

ファンダメンタルズもチェックしよう

相場の予想はテクニカル指標だけでするのではなく、ファンダメンタルズもチェックしていきましょう。

ファンダメンタルズとは、相場の動きに影響を与える経済状況や出来事などのことです。

 

テクニカル指標だけで相場の動きを予想せず、こまめに経済ニュースなどもチェックしておきましょう!

ニュースを見て「もしかしたら大きく相場が動くかも!」と思ったらエントリーせずに様子を見ることも大切です。

 

例えば少し前でいうと、アメリカの大統領選やイギリスのユーロ離脱の投票などが挙げられます。

また、経済指標、各国の金融席政策、要人発言なども要チェックです。

経済ニュースはサイトなどもありますが、FX会社で口座を開設するとマイページから手軽にチェックできるところが多いので、取引する前に目を通しておきましょう!

 

ファンダメンタルズ分析についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご参考ください。

テクニカル分析だけじゃダメ?FX取引でファンダメンタルが大事な理由

 

MACDの注意点

MACDはサインがわかりやすく、初心者の方でも使いやすいというメリットがありますが、ここからはMACDの注意点を見ていきましょう。

 

ダマシに騙されるな!

角度が小さいクロスやレンジ相場では、ダマシが発生する場合があります。

ダマシとは、サインが出ているのに予想と反対に相場が動くことです。

相場ではだましと呼ばれる手法に注意する

ゴールデンクロスやデッドクロスなどは、多くの投資家が注目しているサインです。

そのため、そこを狙ったダマシも起きやすくなります。

 

ダマシは相場を動かせるほどの資金を持った投資家たちが行います。

例えば、大量に「買い」を入れゴールデンクロスをした後に、他の投資家たちが「お、ゴールデンクロスしたから上昇しそうだ!」と買いを入れたのを見計らって、一気に決済して自分たちだけが利益を上げるような手法です。

ダマシにあわないようにするためにも小さな角度のクロスや、サインがわかり辛いレンジ相場では下手に手を出さずに、様子を見たほうがいいわね。

 

レンジ相場に弱い

MACDは2本の線の動きでトレンドを判断しますが、価格が同じ幅を行ったり来たりしているレンジ相場では線が寄り添って動き、エントリーポイントを見つけるのが難しくなります。

MACDはレンジ相場では線がつかず離れずになりやすいまたレンジ相場では小さなゴールデンクロスやデッドクロスが見られますが、ダマシも発生しやすくなるので注意しましょう。

レンジ相場ではMACDは力を発揮できないんですね。
そんなときは他のテクニカル指標と組み合わせて判断していきましょう!

 

まとめ

いかがでしたか?

今回はトレンド系テクニカル指標のMACDについてお話ししてきました。

 

MACDのサインはシンプルで、ゴールデンクロスなら買いのサイン、デッドクロスなら売りのサインとなります。

またゼロラインより上にMACDがある場合は強気相場、ゼロラインより下にMACDがある場合は弱気相場と判断することができます。

 

MACDはトレンドを判断するのに使いますので、オシレーター系のテクニカルと組み合わせて活用することがおすすめです。

ぜひ、MACDを活用してトレンドの分析をしてみてくださいね!

 

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