知らずに取引したら大変!?マージンコールの意味と対処法

2018年9月17日

アイキャッチ

FX会社に預けたお金である証拠金は、担保として取り扱われているものです。

FX会社ごとに決められた証拠金維持率よりも下がると、投資家はトレードを続けることができず、投資家に知らせるためにマージンコールがかかります。

 

「マージンコールってなに?」

「マージンコールってどのくらい証拠金維持率が下がったらかかるの?」

と思う方がいらっしゃるかもしれません。

こんにちは、毎日FXの勉強している大輔です。
マージンコールのこと、具体的にはよくわかってないんですよね。

大輔くん、マージンコールを知らずにFXをしていたの!?
このままFXをしていたら大変なことになっていたわよ。

 

想像したくはありませんが、大変なことですか・・・。

ということで、今回はマージンコールについて紹介していきます。

僕と一緒に「マージンコールがどういうものか」、「かかった場合どのように対処していくべきなのか」を見ていきましょう。

 

マージンコールは注意喚起のサイン

マージンコールとは、FX会社ごとに定めた証拠金維持率を下回った場合に出される警告のことです

この警告は追加証拠金の意味で、レートが思惑通りに推移せずポジションの評価がマイナスになる場合に、証拠金への対処法を促すものになります。

 

警告の方法も会社ごとに異なり、投資家が登録したメールアドレスへ連絡を送るパソコンの取引画面に警告が表示されるアラームが鳴るなどの方法で示されます。

 

マージンコールがかかった場合には、投資家は適切な対策法をとらなければなりません。

買いポジションのときにレートが下がり、売りポジションのときにレートが上がると、資金(証拠金)の価値が下がるので、損失が大きくなる可能性があるときに出されるものです。

 

FXでリスクを回避するために、マージンコールが発生した場合の対処法を理解しておく必要があります。

 

次はマージンコールがかかったときの対処法について見ていきましょう。

 

マージンコールがかかったときの対処法

まず、FX会社からの警告であるマージンコールが発生したら、投資家は追加の証拠金を入れて下がってしまった証拠金維持率を高める必要があります。

 

それには、FX会社ごとに定められた猶予期間内に、既定の率まで戻す対応を行うことです。

猶予期間には、マージンコールがかかってから翌営業日の午前5時前までという会社や、午前6時半という会社、または猶予期間の定めがない会社も見られます。

 

自分が投資しているFX会社の猶予期間についても、常日頃から確認しておくと、いざというときに慌てなくて済むでしょう。

 

ほかにも、ポジションの一部、または全部を決済して証拠金維持率を高める方法もあります。この2つの対処法で証拠金維持率をFX会社の規定まで高めることができ、FX取引を継続することが可能になるでしょう。

 

マージンコールが発生しないような取引を行うことは大切ですが、初めてのFX取引では気をつけていても、タイミングが合わずにマージンコールが発生する可能性も考えられます。

 

ロスカットに対する意識を持つ必要がある

マージンコールが発生したときに素早く対応することは大切ですが、そのままの状態で放置しているとどうなるのでしょうか。

 

そもそも、FX会社には追加証拠金を必要とするところと必要でないところがあります。

追加証拠金が必要な会社の場合は、猶予期間が過ぎれば強制決済されてしまいます。

このときに注意すべき点は、いったんマージンコールが発動されれば、たとえ相場の変動により証拠金維持率が規定率まで戻ったとしても「追加証拠金を入れるか」、「ポジションの一部か全部を決済」しないと強制決済されてしまうことです。

 

マージンコールがかかった場合は、そのままにして相場の変動による利益を待つのではなく、対応策をとるようにしましょう。

 

これに対し、追加証拠金を必要としない会社の場合は、証拠金維持率がロスカットの規定率を下回ると強制決済されることになります

この場合は、マージンコールの規定率を下回っても、ロスカットの規定率を下回らなければ強制決済されないことがポイントです。

 

ポジションを注文するときには同時に損切りポイントを決める

ポジションを保有するということは、通貨を未決済の状態にして持つことです。

自分の資金をなるべく減らさないために、ポジションを取る場合は、あらかじめ許容できる範囲で損切りポイントを設定しておく方が良いでしょう。

 

1回当たりの取引で許容できる損失の範囲は、総資産の約1~2%以内多くても3%といわれています。

はじめてのトレードであれば、無理なく1%程度からはじめるのがおすすめです。

 

たとえば、10万円の取引をはじめるなら、許容できる損切りポイントの目安は1000~2000円、多くても3000円以内となるでしょう。

FX取引では、こうした損切りのルールを初めに決めておくことが大変重要なのです。

 

総資産からの損切りの許容範囲設定以外にも、適正な損切り幅はどれくらいなのかを計算して把握する方法もあります。

これは、レバレッジとレートを使う計算方法なので、自分の損切り幅が適正なのかを確認することができます。

 

また、自動で損切りができる逆指値注文をする方法もあります。

逆指値注文とは、今のレートよりも下になれば売り注文、上になれば買い注文をすることです

予想通りには進まないFX市場で、できるだけ損失を抑えたい場合や、はじめたばかりの人におすすめの方法といえるでしょう。

 

FXに限らず、人は自分の損失には目を向けたくないという心理が働くようです。

FX取引で大きな損失を出さないためには、自分に合った損切りの方法を選んでルールを作ることが重要です。

 

含み損を抱えてしまったら思いきって損切りを行う

FX投資で証拠金維持率が許容範囲以下になれば、FX会社からマージンコールがかかります。

さらに、マージンコールをそのままにしておけばロスカットになり、強制的に決済されて売買できなくなるでしょう。

 

このような事態を避けるための1つの手段として、マージンコールがかかる前に思いきって損切りを行う方法もあります。

投資で損切りは重要な要素なのですが、資金を減らしたくない気持ちが前面に出てしまい放置するのが問題です

 

「もう少し保有していれば価格が上がるかもしれない」と放置した結果、はじめは少額の含み損だったものが、大きくなってしまうこともあります。

さらに、大きな含み損になればなるほど、損失を埋める利益を追求する心理が働くかもしれません。

 

そうならないために、含み損を抱えてしまったら思いきって損切りを行うのがポイントです。

小さな含み損のうちに損切りを行うと、損失は小さく抑えられてきます。

損切りで注意したい点は、あまり頻繁に損切りを行っても利益が出せないことです。

 

FX投資は利益を上げることが大切なので、利益よりも損失が小さくなるように気をつけてトレードしていきましょう。

 

マージンコールが発生する具体例

マージンコールは、証拠金維持率が規定の率よりも下がった場合に、FX会社からの通知が届きます。

 

どのようにマージンコールが行われるのか、証拠金維持率が50%を下回った場合のマージンコールの例を見ていきましょう。

 

マージンコール

たとえば、投資家がFX口座で証拠金が10万円、1米ドルが100円の時に1万米ドルを買ったとします。

その後、1米ドルが94円99銭まで円高ドル安になった場合、5円1銭の損失分に1万をかけると、損失は5万100円です。

 

証拠金が10万円なので、損失分を引くと余力がある証拠金は49,900円。

その結果、維持率は49.9%となり、証拠金維持率の50%を下回ったためマージンコールが発生し、メールなどの警告が出てしまいます

 

分かりやすい金額や証拠金維持率で、マージンコールがどのように発生するのかを把握しておくと、取引の目安になり役立ちます。

 

FX会社によってマージンコール比率は異なる

FX会社では、あらかじめ決められた時間の為替レートで、取引の証拠金維持率を計算しています。

 

この際に規定の証拠金維持率よりも下がってしまうとマージンコールがかかります。

FX会社によってマージンコール比率は異なるので、警告が出されるタイミングも会社ごとにおのずと変わってきます。

 

FX会社ごとに、証拠金維持率はどれくらい異なるのかを見ていきましょう。

 

証拠金維持比率 FX会社

100%

・マネーパートナーズFX

・GMOクリック証券(くりっく365)

・FXトレード・フィナンシャル

・マネックスFXプレミアム

110%

・みんなのFX(トレイダーズ証券)

120%

・FOREX.com

・セントラル短資FX

150%

・ひまわり証券

・マネースクウェア・ジャパン

200%

・ヒロセ通商

 

このように比較することで、FX会社によってマージンコール比率が大きく変わることが分かります。

自分が求める、適切な証拠金維持率のFX会社を選んで取引をはじめるようにしましょう。

 

対処のための猶予期間もFX会社によって違う

それでは、マージンコールに対処するために、各FX会社の猶予期間を確認していきましょう。

そもそも、マージンコールは、証拠金維持率が下回れば直ぐに発動するものではありません。

 

一般的には、1日1回、ニューヨーク外国為替市場が終わる午前7時頃に判定が行われます

ただし、サマータイムがある時期は午前6時なので注意が必要です

この時点で証拠金維持率がFX会社の規定の率を下回っていれば、マージンコールがかかることになります。

 

マージンコールを受け取った投資家は、証拠金を規定の率まで上げるなどの対処法をとらなければなりません。

対処をするために、猶予期間がFX会社ごとに設けられています。

 

DMM.com証券とDMM FXのマージンコールの猶予期間は、翌営業日の午前4:59までとなっています。

ライブスター証券は翌営業日の午前6:30で、セントラル短資とFXダイレクトプラスは猶予期間の規定がありません

 

また、マネースクウェア・ジャパンとM2JFXは、1日1回ではなく随時判定を行っていて、猶予期間の定めもないのが特徴です。

マージンコールがかかったら、FX会社ごとの猶予期間内に、規定に従って対応することが大切です。

 

2種類のマージンコール

マージンコールがかかったときには、追加証拠金(追証)を入れてFX会社が定める証拠金にすることが求められます。

 

しかし、FX会社には追証が必要となる会社と、追証を必須としない会社があるので、自分のFX口座はどちらなのか、それぞれを覚えておきましょう。

 

そもそも、追証というものは証拠金維持率を100%にするためのものです。マージンコールがかかり、何もしないとロスカットされます。

自動ロスカットが証拠金維持率100%に設定されているFX口座は、ロスカットされるため追証は発生しません。

 

自動ロスカットは強制決済とは異なるもので、証拠金維持率がFX会社の規定率を下回った場合にポジションが解消されるものです

自動ロスカットの場合は、追証が証拠金維持率がどれくらいで発生するんですか?

追証が発生するのは、自動ロスカットが100%未満のときね。
例えば、自動ロスカットが50%や20%であれば、追証が発生するわ

 

経済指標発表前にはポジションを減らす

経済指標

経済指標は投資市場に大きな影響を持っています。

あらゆる国の大きな機関が発表する経済指標は、その国の経済状況の判断材料になるでしょう。

 

たとえば、経済指標には、雇用統計や失業率、政策、貿易といったデータがトピックスとして発表されています。

特に、アメリカの経済指標は常に投資家たちに注目されています。

投資家は、失業率が高い、政情が不安定などの要素があれば、その国の経済状態に危機感を覚えるため売りに走るので、為替レートが急落する現象が起こりがちなのです。

 

FX投資で経済指標を見るときには、売買に影響する経済指標が発表される前後に注目すべきでしょう。

経済指標発表前には相場が大きく動くのもそのためです。

経済指標が発表されたときというのは、これから市場がどのように動くのかがうまく予想できません。

 

そのため、発表直後というのは投機目的の投資家による売買が多くなります。

売買が多くなる発表時や直後よりも、経済指標発表前にポジションを減らすか整理しておくことをおすすめです。

 

高レバレッジの取引を見直す

FX取引の醍醐味はレバレッジにあるといえるでしょう。

レバレッジには「てこ」という意味合いがあり、手もちの資金を何倍にも引き上げて取引できるメリットがあります。

 

レバレッジ

株取引の信用取引も、資金を数倍にして取引できますが、FXのレバレッジは10倍、20倍など、大きな倍率での取引が可能、という特徴があります。

 

FXで投資家は、レバレッジのシステムによって、利益があれば倍率に比例して大きな利益を得ることができます。

そうなると、大きくレバレッジをかけたくなるところですが、レバレッジには注意したいポイントがあります。

 

レバレッジの仕組みは、FX会社が証拠金を担保に投資家にお金を貸し、差金決済ロスカットでFX会社が損をしないことで成り立っています。

少ない資金でも大きな取引ができるのは、投資家にとって大きなチャンスといえるでしょう。

 

ただし、レバレッジは良いことばかりではありません。

確かに、少ない資金でも、レバレッジで多くの資金にして取引ができるので利益があれば大きくなります。

 

しかし、レバレッジをかけたことで、損失が出た場合は同じ倍率で損失も大きなものになってしまうリスクがあるのです。

はじめてFX取引をするなら、レバレッジは2倍くらいに抑えるなど、必要以上に高いレバレッジをかけるべきではないでしょう。

 

資金管理を適切に行っていく姿勢が大切

FXで重要なポイントの1つには資金管理があります。

FXでは利益が出ても、あくまでも含み益で決済をするまでは仮の利益になるという特徴があります。

 

同じように、損失が出ても含み損となるので、本当の損失ではなく仮の損失であることに注目すべきなのです。

投資家が含み損を抱え込んでしまうと焦りが生まれるのは、ある程度仕方がないことかもしれません。

 

そのため、FXでは何が本当の利益になるのかを確認していきましょう。

FX投資では、本当の利益を増やし、本当の損失をしっかり把握する適切な資金管理を行うことが必要です。

 

資金管理をする上で大切なのは、リスクとリターンのバランスと考え方です。

たとえば、資金に余裕があるのでハイリスク・ハイリターンでよいのか、それともローリスクでハイリターンを目指すのか、といった方針を決めておきましょう。

 

FXでは短期間に何度も損失を出さないことが大切で、ある程度の損失、資金の数%ほどは仕方がないものと考えておきましょう。

そのためにも、全財産を投入するような余裕のない方法は避けるべきで、余裕を持たせた資金管理が重要なのです。

 

FXのリスクは、大きなレバレッジをかけて取引ができ、損切りのタイミングを誤るなど大きな損失を抱える恐れもあるので注意が必要です。

 

感情を少しずつコントロールできるように意識する

意外に感じられるかもしれませんが、FX取引では感情のコントロールが重要ポイントです。

はじめのうちは、慣れない相場に振り回されてしまい感情を乱されることも考えられますが、少しずつトレードの経験を積んでいき学ぶことが大切です。

 

まず、自分に合った取引ルールを決めておくことが必要でしょう。

FXはギャンブルではなく、冷静な判断力が勝敗を決める大きな要素と考えられます。

感情をコントロールできると、その日の気分で投資し感情的になって失敗するなどの危険性を回避できます。

 

自分なりの一定のルールがあることで、勝敗の原因や為替レートのパターンを把握することもできてきます。

特にはじめての取引では、トレードの後に冷静になる時間を作り、いったんオフモードになることがおすすめです。

 

高ぶった気持ちや、疲れた脳を休めるためにも、お茶を飲む、歩くなどの気分転換をしましょう。

また、FXに全財産をつぎ込み、何倍にもして儲けよう、生活費をFXだけで稼豪など、無理な目標を掲げてしまうのもよくありません。

もし、大きく損をした場合には、立ち直るのが大変です。

 

リスクの高い取引を控えてマージンコールの発生を抑える

本来、マージンコールは、投資家を守るためのシステムとして機能しています。

大きな損失を出さないためには必要なものといえます。

 

しかし、FX取引を行う上で大切なことは、あくまでもマージンコールが頻繁に発生しない取引を心がけることでしょう。

それには、リスクの高い取引を控えてマージンコールの発生を抑える必要性があります。

 

投資において、リスクがないということはあり得ません。

投資方法によって異なる大小のリスクがあるなら、それぞれのリスクへの対策を行うことで、リスクを最小限に抑えることができるでしょう。

 

FXには為替レートが変動するというリスクがあります。

しかし、為替レートの変動を利用して利益を出すFXには、つきもののリスクです。

 

問題は、レバレッジのかけ方が大きすぎて損失が大きくなることでしょう。

はじめは小さくレバレッジをかけるなど、適切なレバレッジをかけることでリスクは回避できます。

 

また、逆指値注文をしておくこともリスク回避策の1つです。

指値注文の反対の作用を持つ逆指値注文は、実はリスク管理にもなる優れた手法なのです。マージンコールの発生を抑えるには、これらの方法を知り無理のない取引を実行することが大切です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はマージンコールについて紹介してきました。

 

マージンコールは証拠金維持率が下回った場合に出される警告です。

FX初心者は、マージンコールがかかると、取引に失敗したかのように感じるかもしれません。

 

しかし、マージンコールをきっかけとして、それまで行ってきた投資方法を見直すことが大切です。

またそして新たに戦略を練り、取引で利益を稼いでいきましょう。

 

約定力9年連続NO.1を誇るマネーパートナーズ
スリッピページが起きにくく、スピード約定します。
あなたもマネーパートナーズで口座開設をしませんか?

外国為替証拠金取引のマネーパートナーズ