OANDA Japanのスプレッドは狭い?他社と比較してわかった事実
「OANDA Japanのスプレッドは狭い?それとも広い?」と口座開設前に気になる方もいらっしゃるでしょう。
日本国内でMT4が利用できるFX会社のOANDA Japanには3つのコースがあります。
そして、3つのコースによって提供しているスプレッドは異なってくるのです。
そこで、今回はOANDA Japanのスプレッドを紹介するとともに、特徴やデメリットについて詳しく紹介していきます。
目次
OANDA Japanのコース別のスプレッド
OANDA Japanの3つのコースが提供しているスプレッド(原則固定)は以下のようになります。
通貨ペア | ベーシックコース | プロコース | 東京サーバーコース(500K) | 東京サーバーコース(1MM) |
米ドル円 | 0.4銭 | 0.8銭 | 0.3銭 | 0.4銭 |
ユーロ米ドル | 0.5pips | 0.8pips | 0.5pips | 0.5pips |
ユーロ円 | 0.7銭 | 1.3銭 | 0.4~0.7銭※ | 0.4~0.6銭※ |
豪ドル円 | 1.0銭 | 1.6銭 | 0.6~0.7銭※ | 0.7~0.9銭※ |
ポンド米ドル | 1.1pips | 1.3~1.5pips※ | 0.8~1.3pips※ | 0.8~1.4pips※ |
ポンド円 | 1.4銭 | 2.8~3.8銭※ | 0.9~1.6銭※ | 0.9~1.7銭※ |
豪ドル米ドル | 1.1pips | 1.4pips | 0.9~1.0pips | 0.9~1.0pips |
南アフリカランド円 | 1.3銭 | 1.3銭 | 1.0~1.1銭 | 1.1~1.2銭 |
トルコリラ円 | 8.0銭 | 8.0銭 | 2.3銭 | 2.4銭 |
(2019年11月時点)
※変動制
3つのコースのなかでも「ベーシックコース」「プロコース」は「東京サーバーコース」に比べると、スプレッドが少し広いとみえます。
そもそも「ベーシックコース」「プロコース」はプライマリー口座と呼ばれ、口座開設したときに利用できる最初のコースです。
そして、追加オプションとして最低取引数量が1万通貨である東京サーバーコースに変更することで狭いスプレッドでの取引することができます。
OANDA Japanのスプレッドは一部固定
OANDA Japanの各コースのスプレッドはベーシックコースを除いて、一部が原則固定となっています。
つまり、反対に一部を除いたスプレッドは変動制となっているのです。
短時間で数銭の利益を目指すスキャルピングのトレーダーにとって、変動によるスプレッドの拡大は大きなデメリットとなります。
OANDA Japanで取引する場合は、ほとんどのスプレッドが原則固定の「ベーシックコース」や、取引は原則固定の通貨ペアに絞ることがよいでしょう。
またOANDA Japanはリアルタイムでスプレッドを確認できるライブスプレッドを提供しています。
為替レートとともに1秒未満のスピードで更新され、1番正確なスプレッドを常に確認できるのです。
変動制スプレッドが気になる方はライブスプレッドを見ながら取引してもよいでしょう。
OANDA Japanのスプレッドは他社より広い?
果たしてOANDA Japanが提供しているスプレッドは狭いのでしょうか。
トレーダーが口座開設するときに最も気になる部分かもしれません。
では、大手FX会社とOANDA Japan(東京サーバーコース500K)のスプレッドを比較してみましょう。
FX会社 | 米ドル円 | ユーロ円 | 豪ドル円 | ポンド円 |
OANDA Japan | 0.3銭 | 0.4~0.7銭※ | 0.6~0.7銭※ | 0.6~0.7銭※ |
DMM FX | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 1.0銭 |
GMOクリック証券 | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 1.0銭 |
みんなのFX | 0.1銭※ | 0.4銭 | 0.6銭 | 0.8銭 |
FXTF | 0.1銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.7銭 |
※変動制
(2019年11月時点)
大手FX会社であるDMM FXやGMOクリック証券のスプレッドと比べると、少し広いようにみえますね。
また変動制であるユーロ円や豪ドル円は取引時間などで狭くなることもありますが、やはり安定しないのは痛手です。
そして、同じMT4を提供するFXTFと比較すると、OANDA Japanより狭くなおかつ大手よりもスプレッドが狭いことがうかがえます。
じゃあOANDA Japanの魅力ってなに?
驚異的な約定スピード
OANDA Japanのスプレッドは大手FX会社に比べると見劣っていますが、約定力に関しては負けてはいません。
OANDA Japanの特徴の1つが約定力の正確性・スピードになります。
東京サーバーコースのサーバーはその名の通り、東京にサーバーを設置しているために発注から受注まで5ms以内で完了させることを可能としているのです。
スプレッドが多少広くなっているとはいえ、自身の思い通りの注文が通ることで利益を獲得するチャンスは多くなってきます。
OANDA Japan | ||
![]() |
| |
豊富な相場分析インジケータ
OANDA Japanのもう一つの大きな魅力として、豊富な相場分析サービスです。
とくにオアンダオープンオーダー・オープンポジションは、世界中のOANDA Japanの口座で取引している方の未決済注文とポジションを見ることができます。
そのため、相場分析において世界中の投資家の動きを把握でき、自身の注文タイミングも正確になっていくでしょう。
OANDA Japanのスプレッドまとめ
今回はOANDA Japanのスプレッドについて紹介してきました。
OANDA Japanは提供する3つのコースそれぞれでスプレッドが違ってきます。
とくに東京サーバーコースは多くの通貨ペアで変動制スプレッドを提供しており、スキャルピングトレーダーに少し厳しいものがあります。
しかし、OANDA Japanは約定力に定評があり、自身の思い通りの為替レートで発注することが可能となってきます。
スプレッドを気にせず、テンポよく取引をしていきたい方はOANDA Japanでの取引がおすすめですよ。