上昇・下降の波に上手に乗って「押し目買い」「戻り売り」を狙おう!


 

FXは通貨の売り買いをして利益を出しますよね。 そのため、売りと買いのタイミングを見極めることが重要です。

波を見極め、良い波に乗ること! サーフィンのようなイメージかもしれませんね。

「FXを始めたけど、いつ売りや買いの注文を入れたらいいの?」 「押し目買い・戻り売りってどんな方法?」

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。 今回はFXの取引手法の一つである「押し目買い」「戻り売り」のタイミングについてご紹介します。

こんにちは! FXを勉強中の大輔です。 僕もFXにだいぶ慣れてきたかも!

あら、じゃあ今回は大輔くんに私のサポートなしで「押し目買い・戻り売り」について説明してもらおうかしら。

え? まだまだ不安なので、リサさん、サポートはお願いします・・・

僕の独り立ちはまだまだ先のようです・・・。 リサさん、見捨てないでくださいね! あなたも僕と一緒にFXをどんどん学んでいきましょう。

 

「押し目買い」「戻り売り」を解説!

「押し目買い」「戻り売り」というのは、「ブレイクアウト」と並び、FXの基本的な手法と位置づけされています。 まずは押し目買い・戻り売りを一緒に見ていきましょう。

押し目買いとは

「押し目買い」とはトレンドが上下しながら上昇していくときに、一旦値段が下がったところで「買い」を入れる方法です。

上昇トレンド利益確定ポイント

相場が上昇トレンドになっていても、売り注文が一定数入れば下降の動きもみせます。 上昇トレンドになってすぐに買いを入れるのではなく、反転するようであれば価格が一旦下がったタイミングで買いを入れます。 例えるならボールを落として地面についたところで買い、バウンドして高く上がったところで決済するイメージですね。

買いを入れたら、直前の高値を更新したところが利益確定目標になります。 高値が伸びていけば様子を見て、より高い価格のところで利益確定を狙います。 反対に買いを入れたあと、価格が下降してしまったら損切りの判断も必要です。

 

戻り売りとは

「戻り売り」とは押し目買いとは反対で、トレンドが上下しながら下降していくときに、一旦値段が上がったところで売りを入れる方法です。

下降トレンド利益確定ポイント

相場は下降トレンドになっても買い注文が一定数入れば上昇の動きもします。 下降トレンドになってすぐに売りを入れるのではなく、様子を見て、反転するようであれば価格が一旦上がったところで売りを入れます

買いを入れたら、直前の安値を更新したところが利益確定目標になります。 価格が上昇せずにそのまま下降していけば様子を見て、より安い価格のタイミングで利益確定を狙います。

反対に売りを入れたあと、価格が上昇してしまったら損切りの判断も必要です。 ただ、「押し目買い」も「戻り売り」も必ずしも反転があるわけではないので、チャンスが来ない場合もあります。

【押し目買い・戻り売りのメリット】

・比較的値幅が小さなところを狙うので、損切の幅を狭くできるため、リスクを小さく抑えられる。 ・ブレイクアウトを狙うよりも早くエントリーするので、利益も大きくなる可能性がある。

 

【押し目買い・戻り売りのデメリット】

・チャートがキレイな波を描いたとしても、次に来る波が自分の予想通りになるとは限らないので、反対の方向へ行ってしまう可能性もある。 ・チャンスがなかなか来ないときもあるので、待つ時間が長くなる場合もある。 ・初心者だとチャート分析が難しく、タイミングをつかむまで時間がかかる。

 

ここまで押し目買いと戻り売りについて解説してきました。 ところで、時々出てきたブレイクアウト」という単語に疑問を持つ方もいらっしゃると思います。 そこで次からはブレイクアウトについて見ていきましょう!

 

「ブレイクアウト」とは

「ブレイクアウト」とは直前の山を越えて、新しく突き抜けることです。 そう言われても、ちょっとわかり辛いですよね・・・。

ブレイクアウトは一定の値幅で上下していた価格が、トレンドラインを越え大きく上昇したり、下降したりすることを指します。 図を見ていただくと、イメージしやすいと思いますので、一緒に見ていきましょう。

ブレイクアウトブレイクアウトは大きく伸びるほど大きな利益が得られますが、だましにひっかかってしまうと損切りが続き、資金を失ってしまうおそれがあります。

「だまし」とは、相場を動かせるほどの多くの資金を持っている投資家たちが行う手法のことよ。 価格が上がるように見せかけて他の投資家が「買い」を入れたのを見計らったところで、一気に「売り」を入れたり、価格が下がるように見せかけて他の投資家が「売り」を入れたのを見計らったところで、一気に「買い」を入れて自分たちが儲かるようにする方法なの。 よくあるので気を付けましょうね!

ブレイクアウトは図の青い〇のところで買いや売りの注文を入れるため、波の途中でのエントリーになるので価格が伸びなければ利益も小さくなります。 またブレイクアウトは頻度が少なく、チャンスがめったに来ません。

ただ初心者でもエントリーポイントがわかりやすく、エントリーのタイミングに成功すれば利益が伸びます。 上昇トレンドのエントリーポイントは、前回の高値を上抜けし、かつ今までの上昇傾向からも抜けたときです。 下降トレンドのエントリーポイントは、前回の安値を下抜けし、かつ今までの下降傾向からも抜けたときです。

ブレイクアウト1回目2回目

ブレイクアウトは、1回目のブレイクの場合戻ることが多く、2回目のブレイクのほうが一気に価格の動きが伸びることが多いようです。 1回目のブレイクだと、投資家のみなさんが「だましではないか?」と警戒するみたいですね。

次にダウ理論をご紹介します。 ダウ理論はチャートの値動きを分析するための理論なので、上昇トレンドや下降トレンドを見極めるためにも重要な知識になります。

 

ダウ理論の6つの基本法則

「押し目買い」と「戻り売り」を狙うには、今トレンドが上昇しているのか、下降しているのかを判断しなければなりません。 トレンド転換の「ダウ理論」も参考にしながらチャート分析をしていきましょう。

ダウ理論とは、アメリカの証券アナリストであるチャールズダウが提唱した理論で「すべての情報はチャートの動きに現れる」という考え方です。 ダウ理論は6つの基本法則で成り立っています。

1.平均はすべての事象を織り込んでいる

「ファンダメンタルズ(経済の状況で株価や為替に影響がある要因)や投資家の心理もチャートの動きに反映されている、全ての状況はチャートに反映されている」という考え方です。 ザックリ言うと「チャートには全て反映されるから、チャート分析が一番大事だよ」ということですね。

 

2.トレンドは3種類ある

【主要(長期)トレンド】・・・1年~数年続く長期トレンド 【二次(中期)トレンド】・・・数週間~数カ月の中期トレンド 【小(短期)トレンド】・・・3週間以下の短期トレンド

 

3.主要トレンドは3段階で構成される

【第1段階】 腕の良い投資家がエントリーする場所で相当な判断力が必要です。 トレンドの始まりで、上昇トレンドの場合は価格が下がりきっていて上昇の動きも小さいので、判断が難しくなります。

下降トレンドは上昇トレンドと逆で、価格が上がりきっていて下降の動きが小さく判断が難しい場所です。 しかし、このタイミングが見極められると利益は大きくなります。

【第2段階】 多くの投資家がエントリーする場所で、トレンドを認識しやすいところです。

【第3段階】 初心者がエントリーする場所です。 最初にエントリーした投資家が決済するため、トレンドが終了したり、価格が一気に下落、または上昇することがあります。

 

4.トレンドの平均は複数の指標で確認しなければならない

19世紀に発表されたダウ理論ですが、当時は工業株価と運輸株価が一緒に上昇するとトレンドになると考えられていました。 FXで考えると、異なるテクニカル指標を比べ、その両方が同じ方向へ動けばトレンド、異なる動きの場合はトレンドとは呼べない、と考えることができます。

 

5.トレンドは出来高でも確認される必要がある

トレンドは参加者(出来高)が多くないと生まれないので、どれだけ取引に参加しているかという指標になります。 チャートのテクニカル分析で動きがあっても、参加者が増えていなければトレンドとは言えない可能性があります。

 

6.トレンドは明らかな転換シグナルが発生するまでは継続する

ダウ理論の中で1番有名なのが、この基本法則です。 しかし6番目の方法だけ見ているとだましに合うことも多くなります。 異なるテクニカル分析を見比らべたり、週足、日足、1時間足など複数の時間の足を見てチャートを分析することが大切です。

明らかなシグナルというのは、直前の高値を更新してさらに高値になる、または直前の安値を更新してさらに安値になるということです。 トレンドが明確な転換なのかそれとも、もみ合いやだましなのか、ダウ理論は直近の高値や安値を重視してチャート分析を行います。

ダウ理論上昇トレンド下降トレンド

・上昇トレンド:安値は更新されず、高値が更新される値動き ・下降トレンド:安値が更新され、高値は更新されない値動き

ダウ理論トレンド転換・レンジ相場

・トレンド転換:直近の高値・安値の更新が逆転する値動き ・レンジ相場:一定の幅の中で値動きが上昇と下降を繰り返している状況

FXで取引する上で、今のトレンドが上昇しているのか下降しているのかレンジ相場なのか、判断することが大切です。 ダウ理論を参考に、トレンドをチャートで分析してみてくださいね。

 

「押し目買い・戻り売り」のタイミングを探そう

まずはトレンドラインを使って押し目買いと戻り売りのタイミングを見てみましょう。

1.トレンドライン

最初は押し目買いから見てみましょう。

トレンドライン上昇

上昇トレンドの場合は、ローソク足の安値の2点~3点を結びトレンドラインを引きます。 青い〇がついているトレンドラインに触れたところの安値が押し目買いのタイミングになります。

トレンドラインに触れたところで価格が反転しているのがわかります。 多くの投資家が意識する場所なので買いを入れる傾向にあり、価格が上昇します。

次に戻り売りを見てみましょう。

トレンドライン下降

下降トレンドの場合は、ローソク足の高値の2点~3点を結びトレンドラインを引きます 青い〇がついているトレンドラインに触れたところの高値が戻り売りのタイミングになります。

こちらもトレンドラインに触れたところで価格が反転しているのがわかります。 押し目買いと同じく、多くの投資家が意識する場所なので売りを入れる傾向にあり、価格が下降します。

 

2.移動平均線

移動平均線を使った押し目買い、戻り売りのポイントを見ていきましょう。 まずは押し目買いを見てみます。

移動平均線押し目買い

青い〇がついているところの、移動平均線に価格が触れ、反発したところが押し目買いのタイミングになります。 図を見ると、移動平均線に触れたところで価格が上昇しているのがわかります。

移動平均線は過去の価格の平均なので、相場の流れを線で表しています。 移動平均線が上に向かっているとき、上昇トレンドの流れになるので、反転したところを狙って買いを入れます。 移動平均線に触れる場所は多くの投資家が意識しているところなので買いが入り、上昇する傾向にあります。

次に戻り売りを見てみましょう。

移動平均線戻り売り

青い〇がついているところの、移動平均線に価格が触れ、反発したところが戻り売りのタイミングになります。 図を見ると、移動平均線に触れたところで価格が一旦下降しています。

こちらも投資家が意識しやすい場所なので売りが入り、価格が下降します。 移動平均線が下に向かっているとき、下降トレンドの流れになるので、反転したところを狙って売りを入れます。

移動平均線は少し見づらいかもしれません。 そんなときはトレンドラインも引いて、移動平均線と合わせて見るのがおすすめです。

 

利益を確定するポイント

「押し目買い」では高値を更新したら決済、「戻り売り」では、安値を更新したら決済します。 また予想が外れて「押し目買い」のつもりが下降、「戻り売り」のつもりが上昇してしまったら、損切りの判断も必要です。

分足などの短期間のローソク足ばかり見ていると、トレンドが細かすぎて、振り回される可能性があります。 あまり短期の足にこだわらず、4時間足~8時間足くらいの時間軸を中心に見たほうがいいでしょう。

またトレンドが反転しない場合もあります。 そういうときは焦って無理にエントリーせずタイミングを待つ姿勢が大切です。

せっかくチャンスだと思ってたのに、トレンドが反転しなかったら取引ができないんですね。

「押し目待ちに押し目なし」「戻り待ちに戻りなし」という格言もあるのよ。 焦らずチャンスを待ちましょうね。

僕は待つのが苦手だからなぁ・・・。 気をつけよう。 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか? 「押し目買い」も「戻り売り」も為替の動きが反転するところを狙って売りや買いを入れます。

今のトレンドが上昇しているのか、下降しているのか、反転があるのかを分析することが大切なんですね。 いい波を見つけて乗っていきましょう!

 

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