英ポンドはFX界の暴れん坊!?今後の見通しとブレグジットにご用心


イギリスポンドは値動きに注意!社会情勢はこまめにチェックを

市場で取引量が多い通貨のは第1位がドル、第2位がユーロ、第3位は我らが日本円、そして第4位イギリスポンドです。
今回は、ポンドの相場での特徴や、ブレグジット(EU離脱)の影響についてご紹介していきます。

ちょっと聞いたことあるんですけど、ポンドって変動が激しい通貨なんですよね?
なんだかいっぱい稼げそう・・・僕もポンドを使って取引したい!!

大輔くん……ポンドを甘く見ると、痛い目にあうわよ!

そう、ポンドは値動きが激しい分「ハイリスク・ハイリターン」という危険性をはらむ通貨なんです!
さっそくポンドについて、一緒に学んでいきましょう!

英ポンド/円取引ならFX会社選びが重要
英ポンド/円は儲かるのが早ければ損するのも早い値動きが激しい通貨です。
英ポンド/円の取引はスキャルピングやデイトレードといった短期取引を心がけましょう。
短期取引はスプレッドの低さが重要です。
そのため、スプレッドが狭いGMOクリック証券DMM FXでの取引を推奨します。
どちらも1.0銭とFX会社の中で最も狭いスプレッドです。
GMOクリック証券

10万円から始めるならDMMFX

    • スプレッドが広がりにくい
    • 24時間無料サポートで安心
    • PC取引ツール以上に使いやすいスマホアプリ
DMM FX

10万円から始めるならDMMFX

    • 取引毎のポイント付与で低コスト
    • 業界最狭水準のスプレッド
    • LINEで手軽に問い合わせ可能

ポンドの特徴は?

殺人通貨?激しすぎる値動き

さて、ポンドといえば、値動きが激しいことで有名です。
これがFXにおけるポンドの最大の特徴かもしれません。

ポンドの値動きが激しい理由としては、金利が高いため投機の対象となりやすいことと、ドルやユーロに比べて流通量が少ないことが挙げられます。
流通量が少ないと投機の動向が価格に反映されやすいのです。

では一体どれくらい激しい値動きなのでしょうか?
下のチャートは、2019年1月1日から4月22日までの日足になります。

ポンドの値幅

ポンド/円は1日で1~2円、多いときは3円も動くことがあります。
図を見てみると、特に大きな動きをした3月13日は3.41円も価格が動いているんです!

ドル/円だと1日50銭程度の値動きなので、ドルの2~6倍も動くということになりますね。
これだけ値動きが激しいと、期待通りの方向に動けば利益が大きいものの、その反対だと損失が大きくなります。
そのためポンド/円は「ハイリスク・ハイリターン」の取引といえるでしょう。

ポンドは値動きの予想が難しい上、一気に上昇・下降するので素人が手を出すのは難しい通貨といわれています。
変動率が高く、短時間で大損をしてしまうリスクが高いので、「殺人通貨」という別名もあるほどです!

ポンド/円はスキャルピングがおすすめ!

そんなリスキーなポンドですが、値動きの大きさを生かして為替差益を得るために向いている取引手法があります。
それは、スキャルピングという短期決済のトレードです。

「スキャルピング」とは1回の取引を数秒~数分間単位で行い、数銭~数円の小さな利益を狙う手法のことです。
ポンドは変動率が高いので長期的な予測は難しいですが、短期取引なら大損する前に決済することができますよね。

しかし、利益の薄い短期取引を何度も繰り返すので、成功させるには取引コストを抑えることがポイントになります。

下の表はFX会社ごとのポンド/円のスプレッドを比較したものです。
※スプレッドはすべて原則固定です。

DMM FXGMOクリック証券ヒロセ通商外為オンライン
1.0銭1.0銭1.0銭3銭

(2019年6月4日時点のスプレッド)
上の表を見ると、SBI FXトレードとマネーパートナーズは、ポンド/円のスプレッドが他のFX会社より0.1銭も下回っています。
FX業者を選ぶ際には、取引コストの低い(スプレッドの狭い)業者や、約定力の高い業者を選ぶのがおすすめです。

スキャルピングにおすすめのFX会社

GMOクリック証券

GMOクリック証券

  • FX取引高7年連続世界第1位!※
  • 操作がわかりやすい高機能な取引ツール
  • 無料サポートが24時間対応

※ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2018年12月)

GMOクリック証券は業界最高水準のスペックと、高機能な取引ツールで利用者が多く、人気・信頼がとても高い会社です。

業界最狭水準のスプレッドを設定しているためコストをおさえて取引することが可能です。
PC用の取引ツールだけでなく、スマホアプリもPCと変わらないスペックで取引できるので、場所を選ばずどこでも取引をおこなうことができます。

DMM FX

DMMFX

  • 業界最狭水準のスプレッドを提供!
  • LINEで24時間気軽に相談が可能
  • 取引ツールが使いやすい

DMM FXはFX口座数が国内No.1で、初心者や上級者にも幅広く利用されています。

スマホアプリにも力を入れており、PC版取引ツールと遜色なく使いやすく、どこでもお手軽に取引ができるので、お昼のちょっとした時間や通勤時間にも気軽にトレードできます。

スプレッドの広がりにくさ、取引コストもFX業者内で最狭水準ということもあり、GMOクリック証券と合わせてポンド/円の取引におすすめな口座です。

英ポンドはユーロと似た動きをする?

イギリスはユーロを導入していませんがEUに加盟しているため、ポンドもユーロに似た動きをする傾向があります。
世界の2大勢力であるドルとユーロは基本的に反対の動きをするので、「ドルが売られればユーロが買われる」、「ユーロが売られればドルが買われる」といった具合に相場が動きます。
そのユーロにつられてポンドもドルと反対の動きをする傾向があるといえるでしょう。

一方で、ポンドはイギリス国内の情勢に左右されることも多く、イギリスの社会情勢をしっかり把握しておかないと痛い目にあうことになります。

 

かつては基軸通貨だった

「基軸通貨」とは、国際通貨のなかでも主導的な役割を持ち、国際間の金融取引において基準として採用される通貨のことです。
基軸通貨となる通貨はその時代において変化し、現在の基軸通貨はアメリカドルとなっています。

しかし、第二次世界大戦直後にアメリカドルにその座を奪われるまで、イギリスのポンドが世界の基軸通貨でした。
経済的にはアメリカに差をつけられていますが、現在でも金融の中心はイギリスにあります。

世界3大市場といえばニューヨーク市場、ロンドン市場、東京市場ですが、その中で取引量が圧倒的に多いのがロンドン市場です。
ロンドン市場は高度に発達した欧州金融市場であるため、それに伴いポンドは「流動性が高い」通貨となっています。

「流動性が高い」とは、通貨の流通量が多いことや、売り手・買い手双方の数が多くバランスが取れていること、またシステム的に取引がしやすい通貨に対して使われる言葉です。

 

相場変動要因は?

それでは、ポンドの相場はどのようなときに大きく動くのでしょうか?
以下にポンド相場を左右する経済指標について解説していきます。

チェックすべき経済指標

イギリスの主な経済指標には以下のようなものがあります。

指標名重要度
政策金利発表★★★★★中央銀行であるイングランド銀行(Bank of England=BOE)が金利率の変更などを毎月上旬に発表。
BOEは「ストップ&ゴー政策」という、短期で金融政策転換する方針を取っているので、金利の変化に注意する必要があります。
金利政策会議は金融政策委員会(Monetary Policy Committee=MPC)によって行われ、BOEが政策金利を発表した2週間後にMPC議事録(重要度=)が公表されます。
これは金利政策会議の内容をまとめた報告書ですが、その内容も今後の経済を測る参考となるので注目したほうがいいでしょう。
雇用統計★★★★☆雇用者数や失業率の推移、失業保険の申請件数を見ることによって景気を測ることができます。
毎月15日前後の夕方に発表。
GDP★★★★☆3か月ごとに発表される国内総生産の値です。
GDPは国の経済成長率そのものなので、相場の動きの重要な指標といえます。
イギリス国家統計局により1・4・7・10月の下旬に速報値が発表され、以降改定値と確定値が順を追って発表されます。
貿易収支★★★☆☆貿易収支でプラスかマイナスかによって経済状況を測ります。
毎月上旬発表。
購買担当者指数(PMI★★☆☆☆製造業・建設業・サービス部門それぞれの購買担当者に対してアンケート調査や販売価格の調査をして発表される指標です。
50%を上回れば景気が拡大傾向、下回れば後退傾向にあるとされています。
毎月上旬発表。


以上が主な経済指標ですが、他にも住宅に関する指標小売物価指数鉱工業生産指数など相場に影響するものがいろいろあります。
イギリスは持ち家率が高いので、住宅価格や住宅着工件数など不動産の売買状況を表した指標は、イギリスの経済や景気の状況を測る参考となるのです。
また、国内に油田もあるため、原油価格の変動も為替に影響してきます。

ポンド値上昇と下降の理由

ではポンドの価値が上下するのはどんなときなのでしょうか?
前の章でご紹介した経済指標で景気が良いときにはポンドが買われて価格が上がりますし、悪いときにはポンドが売られて価格が下がります。

経済的なこと以外でも、社会情勢の不安定さからポンド価格が下がることがあります。
とくに、ここ数年イギリスではイスラム過激派によるテロが頻発していますよね。
イギリスは世界最大規模のロンドン市場があり、また移民も多いのでテロの標的になりやすいようです。

また、スコットランドが独立するなどしたら、社会情勢が大きく混乱することになるでしょう。

ポンド/円で取引するなら日本とアメリカの経済指標もかかわってくるし、ユーロの影響だってありますよね。
気にしなければいけない社会情勢は多い!

英ポンドを取引するのにベストな時間帯は?

本業を持ちながらFXをする方にとって、最適な時間に取引できるかが気になるところでしょう。

英ポンドを取引するのに良いとされている時間帯が下記の通りです。

【ポンドの取引をするのによい時間帯】

夏時間→17:30前後(ピーク)~24:00前後

冬時間→18:30前後(ピーク)~25:00前後

※サマータイムの期間は毎年3月最終日曜日~10月最終日曜日です。

ポンドの取引はロンドン市場が本場です。
イギリスはサマータイム制を採用しているので、夏場は日本時間の16時~24時、冬場は17時~25時にロンドン市場が開いています。

しかし、イギリスの経済指標の多くが発表されるのが、夏場は日本時間の午後5時半、冬場は6時半であるため、値動きのピークがそれに合わせた時間になるのです。

また、夏場は日本時間の午後8時から、冬場は午後9時からニューヨーク市場が始まるので、両方の市場が重なると、より取引が活発になります。
さらに毎月上旬のその時間にはイギリスの政策金利発表も行われますので注意してください。

そして夏場24時、冬場25時に毎日その日のレートが決まり、取引が終了します(ロンドンフィックスまたはロンドンフィキシング)。

分かりやすいように以下に表にしました。

ロンドンフィックスで取引が活発な時間

これらの時間帯は値動きが激しくなるため、為替差益を狙った取引に向いています。
しかし素人にとってはとてもリスクの高い時間帯となるので、自信のない方はこの時間帯にポジションをもつのは控えたほうがいいでしょう。

関連記事
ロンドンフィックスについて、詳しくはこちらをご参照ください。
「ロンドンフィックスとは?前後は変動がしやすい!活用戦略も紹介」

 

ブレグジットの影響は?

ポンドとユーロ

2016年に国民投票によってEU離脱が決まり、それから国内のみならず世界中で注目されているこの話題。
2019年3月29日にブレグジットが予定されていましたが10月末まで延長することが決定され、今後の値動きが懸念されています。

「ブレグジットって何のこと?」
と思った方もいるかもしれませんね。

ブレグジットとは?

ブレグジットとはBrexit、すなわちBritainのexitを意味する造語です。
ではBritain(=イギリス)がどこからexit(出ること)するのでしょうか?
そう、EUから離脱することになるためこれをブレグジットといいます。

2016年6月に行われた国民投票の結果、離脱賛成派が反対派をわずかに上まわり、離脱の方向にかじ取りすることとなったのです。

今後の見通しと相場への影響は?

先ほど、ポンドの価格が下降する理由で、イギリスの経済状況の悪化を挙げましたが、EU離脱によっても経済的に大きなダメージを受けることは避けられません。
イギリスのEU離脱によって、イギリスとEUの双方が経済的打撃を受けるといわれますが、どちらかというとEU側よりイギリスのほうにダメージが大きく出るだろうと予想されています。
そのため、ユーロ以上にポンドの下落が起こる可能性が高いでしょう。

当初は2019年3月29日に離脱予定となっていましたが、29日に欧州連合(EU)離脱協定が否決されました。
一旦は4月12日までに延長となりましたが、その後再び変更され、現状では10月31日まで延期されることになっています。
今後のポンドの先行きはまだわからず、ニュースなどこまめにチェックしてチャート分析をしっかりおこなって取引をしていくことが必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

イギリスはEU離脱という歴史的な局面を迎え、今後動乱の時代が続くと想像されます。
しかし値動きが激しい分、スキャルピングで利益を積み上げることが可能です。
取引に慣れてきたら、ポンドでスキャルピングするのもおすすめです!

合わせて読みたい
FXを10万円で始めよう

FX初心者は元手10万円から始めよう!少額投資で稼げる6つのコツ

FXの始め方

初心者向けFXの始め方!口座開設から取引のやり方まで徹底解説

FX勉強アイキャッチ

FXは勉強した分だけ勝利に近づく!?正しい勉強法で勝率UP!

ストップロス アイキャッチ

FXで堅実に勝つための必須テクニック!「ストップロス」を解説!

一目均衡表アイキャッチ-min

一目でトレンドがわかる!?一目均衡表の活用方法はこれだ!

ニュージーランドドルを解説

他国との連動制が勝利の鍵!?「ニュージーランドドル」を解説!

最新FX記事一覧

条件や種類からFX会社を探す

キャンペーン・特典

お得な特典を逃さずチェック

スプレッド(米ドル/円)

取引コストを減らしたい方

スプレッド(ユーロ/米ドル)

取引コストを減らしたい方

最少取引単位

手軽に取引したい方

デモトレード

取引を試したい方

find_more_btn@2x
これだけ読めば大丈夫!!FXの正しい基礎知識:基礎知識一覧を見る
これだけ読めば大丈夫!!FXの正しい基礎知識:基礎知識一覧を見る
お好みの条件にあったFX会社を検索

条件や種類からFX会社を探す

bt_gotop@2x