チャートの大半が『ランダムウォーク理論』に基づいている!


相場は予測できない!?ランダムウォーク

 

FX取引で利益を得るためには、相場の動きを予想して先回りした取引をすることが必要です。
しかし、相場の動きを100%の確度で予想することは不可能だといわれています。

なぜなら、相場の動きは常にランダムだからです。
相場はランダムに動くということをまとめた理論「ランダムウォーク理論」といいます。

こんにちは! まだまだFX初心者の大輔です。

謙虚でよろしい。 けど、ちょっと元気がないみたいね?

じつは、為替の値動きが読めなさすぎて・・・ 相場の予想なんて、ほんとはできないんじゃないですか?

そうね、100%の確率で当てることは不可能よ。 でも、相場が完全にランダムで決まるとはいいきれないわ。

FX取引を行う場合は、ランダムウォーク理論の意味することを理解し、そのうえでどんなことに注意するべきかを知ることが大切です。
今回はランダムウォーク理論の捉え方と注意点について、僕と一緒に勉強していきましょう!

 

ランダムウォーク理論の基本的な捉え方

ランダムウォーク理論は、為替レートのチャートで表示されるローソク足がランダムな動きをするものだとする理論です。
ランダムは、「でたらめ」や「ある事象が発生すること関して法則が見当たらない」ことを意味しています。

つまり、ランダムウォーク理論が説明していることは、為替レートの変動は予想がつかないものであるということです。
この点を重視する投資家のなかには、為替レートの動きがランダムウォーク理論に支配されているのであれば予想するだけ無駄だと考える人もいます。

為替レートが一定の法則に従って動いているのであれば、その法則を見つけることで、確実にFXで利益を上げることができます。
しかし、残念ながらその法則は見つかっていません。

FX取引を行う場合は、値動きを理論的に予測して100%の確率で当てることは不可能だということを頭に入れておきましょう。
どんなに予想が当たり続けたとしても、ランダムウォーク理論によれば、それは一時的なものです。
いつか外れる可能性があるので注意が必要です。

 

ボリンジャーバンドの基になっている

ランダムウォーク理論に基づいて作られたテクニカル指標があります。
それは、ポリンジャーバンドです。

ボリンジャーバンドとは、過去の値動きから想定される一定のレンジ内から、現在のレートがどの程度外れているかを表す指標です。
簡単にいえば、「これは行き過ぎだ」という状況にあるのかどうかを確認するためのものです。
ポリンジャーバンドを使うことによって、通常の相場とはかけ離れた動きを把握できます。

ボリンジャーバンドについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ご参考ください。
初心者でも扱いやすい指標!ボリンジャーバンドを順張りに活用しよう!

 

ランダムウォーク理論によれば、市場の動きは予測できません。
しかし、ある程度長いスパン切り取ってみると、為替レートが一定の範囲内に収まることがあることも知られています。
「次の瞬間」の値動きを予想することは不可能でも、「一定期間内に一定のレンジ内に戻ってくる確率」は、ある程度の精度で予測することができるんです。

ポイントは、「確率」です。
必ず戻ってくるとは限らないという前提条件は付きます。

行き過ぎた値動きは、反動で戻ってくることが多いです。
そのことを把握できるのがボリンジャーバンドの強みだといえるでしょう。
次の瞬間の相場の動向はわからなくても、過去の動きから「行き過ぎ」かどうかを判断したいときには有効な指標です。

 

テクニカル指標をかく乱するアルゴリズム取引

FX取引は世界中で行われており、日本でも盛んに行われています。
世界中のどこかの市場が開いているため、FXは24時間取引可能です。
世界各地の市場が開いている時間帯には、それぞれ特徴があることが知られています。

東京市場が開いている時間帯にも特徴があります。
その特徴とは、アルゴリズム取引の影響を強く受けるということです。

アルゴリズム取引とは、一定のルールを指示されたプログラムが自動的に売買を行う取引のことです。
コンピュータシステムが過去の値動きや出来高などをチェックして、あらかじめ定められたエントリーポイントで確実に自動発注します。

一般的な投資家は、チャートを分析して伝統的なテクニカル指標の売買サインに基づいて取引を行うことが多いです。
しかし、アルゴリズム取引では、テクニカル指標の売買サインに基づいて行う取引の影響を考慮して注文を出す仕組みを採用しているものが多いという特徴があり、テクニカル指標が出すサインとは逆の注文を大量に出すことになります。
その結果、テクニカル指標のサインとは異なる為替レートの動きが発生します

アルゴリズム取引では、一気に大量の資金が動くことが多いです。
そのため、東京市場が開いている時間帯には、特徴的な相場が作られる傾向が顕著になります。

 

相場を見極めるには

ファンダメンタルズ分析が突破口になる

ランダムウォーク理論のみが有効だということになれば、FX取引において予想する行為は無駄な行為ということになるでしょう。
しかし、突破口はあります。

FXでは、ファンダメンタルズ分析を行うことによって、相場の予想を構築することが可能です。
もちろん、100%の確率で当たる予想をすることはできませんが、完全にランダムな動きをするランダムウォーク理論を打ち破れる可能性があるということなんです。

ファンダメンタルズ分析とは、各国の経済指標や経済発表などを参考に分析し、為替レートの予想を立てることです。
「この国で強い経済を示す指標が発表された」というニュースが流れれば、その国の通貨が買われ、通貨高が発生するといった分析を行うことになります。

ファンダメンタルズ分析を行うためには、取引している通貨を発行している国の情報を収集することが必要です。
また、為替レートは特定の国だけでなく世界各国の経済の影響を受けます。
そのため、世界中の情報を集めることも欠かせません。
ランダムウォーク理論に打ち勝つには情報収集を行い、ファンダメンタルズ分析をおこなってみることが重要です。

リサさんは、ランダムウォーク理論否定派でしたよね?

ええ。 だって、運が全てだなんて思わないもの。 突破口は自分で切り開いていくのよ!

な、なんてかっこいいんだ!

未来の予測よりも過去の統計を重視する

ランダムウォーク理論によると「レートは過去の動きを参考にしてもあまり意味はない」ということになります。
しかし、ある程度のチャートパターンをもとに予測することは可能です。

チャートのパターンとしては、ヘッドアンドショルダー三角持ち合い窓開けなどのパターンがあげられます。

ヘッドアンドショルダーは逆三尊とも呼ばれるもので、山が3つで真ん中が最も高い形のチャートのことです。
トレンドの変換点でよくみられます。

三角持ち合いとは、レンジ相場でみられる現象のひとつです。
ラインを引いたときに三角形が現れたら「これから先、下降トレンドになるのか上昇トレンドになるのか」ということを予測することができます。
三角形を形成するラインには、「上昇トレンドラインとレジスタンスライン」「下降トレンドとサポートライン」などがあります。

窓開けとは、新たなローソク足が描画されるときに、その前のローソク足と上下の関係で隙間ができることです。
窓開け後は窓があったところを埋めるようにして動く(窓埋め)傾向があります。

 

こういった特徴的なチャートの形が発生したときに、想定通りの値動きにつながるかどうかをよく観察し、統計的に分析することが大切です。
自分なりに経験を積んで、例えば、「ヘッドアンドショルダーがみられたら70%はトレンドが反転する」といった分析ができるようになることを目指しましょう。

 

自分自身の投資ルールを確立していく

FXで稼いでいくためには、相場の動きに振りまわされてしまってはいけません
どんな状況であっても冷静に判断して取引を進めていくことが大切です。
判断基準がなければ、ちょっとした相場の動きでも冷静さを失ってしまうことがあります

冷静に判断するためは、自分なりの投資ルールを確立して、それに従うようにすることがコツです。
自分自身の投資ルールというと初心者には難しいと感じるでしょう。
しかし、ルールを決める主なポイントは2つです。

1.エントリーのポイントに関するルール
ポジションをとるケースを決めておくことが大切です。
ポジションをとる基準がないと、むやみに注文を入れて損を重ねることにつながります。

2.ポジションを解消するルール
利益や損失が一定率に達したら無条件に利益確定や損切りを行うなどのルールを決めておくと、儲け損ねたり損失が拡大したりすることを防げます。

 

損切り局面などでは、ルールの実行をためらう気持ちが生まれがちです。
そういった場合でも、ルールに従って確実に処理することが成功のポイントになります。
自分なりのルールはしっかり作りましょう。

 

初心者が失敗しないために

過大なポジションを保有しない

初心者がFX投資を行うにあたっては、大きな損失を被って投資資金がなくなり取引が継続できなくなる事態は避けなくてはいけません。
FX投資で成功するためには、長期間にわたって投資を継続して経験を積むことが必要になります。
相場は自分の思った通りに動かないことも多いです。そのため、一時的にある程度の損失が生じるのはやむを得ないでしょう。

ポイントは、過大な損失にならないように抑えることです。
そのためには、適切な損切りが欠かせませんが、そのほかにも大切なことがあります。
それは、過大なポジションを保有しないことです。

FXはレバレッジをかけて取引ができます。
しかし、身の丈に合ったレバレッジ倍率に抑えることが大切です。

ハイレバレッジ取引は、大きな利益が狙える一方で多大な損失を招くリスクもあります。
自分が許容できる範囲の損失で収まる程度のレバレッジにとどめておくことが重要です。
レバレッジ倍率の設定は、初心者の場合5倍程度を想定しておくとよいでしょう。

また、投資できる資金のすべてを投じてポジションを保有することも避けるほうがよいです。
投資可能資金の全額をハイレバレッジで投資して失敗したら、次の取引ができなくなってしまいます。

 

ランダムだからこそ損切りが大切

為替相場は、常にランダムな動きをするということを忘れてはいけません。
ランダムな動きをすることを前提としてポジションをとることが大切です。

希望的観測に基づいてポジションを保有していると、予想を裏切られて損失を被ることになります。
損失が生じ始めているにもかかわらず、「予想に反した動きになっているが、まだまだ反転の可能性はある」などと考えて損切りを怠っていると、多大な損失につながる可能性もあります。
早めの損切り、事前に決めたルール通りの損切りの実行が重要です。

早めの損切り!

ランダムな動きをすることを前提とすれば、過大なポジションなどとれません。
常に、予想外のランダムな動きが発生して損失が生じる可能性を考慮しておくことが大切になります。

さらに、許容できる損失をあらかじめ決めて確実に損切りをすることも欠かせません。

損切りをうまく行えるようになれば、FXで利益を積み上げていくことが可能です。
損失の最小化がFXで成功するためのポイントだと認識しておきましょう。

 

感情をうまくコントロールしていく

初心者がFX取引を行うにあたっては、感情をコントロールすることも成功するための重要な要素となります。
ランダムな動きをする値動きに対して一喜一憂しているようでは、冷静な判断による取引はできません。

感情にとらわれてしまうと、想定通りの値動きをして事前に決めた利益確定ポイントに到達しているにもかかわらず「まだまだ利益を大きくできる」と考えたり、損切りポイントに来ているにもかかわらず「この損失はいつか取り返せる」と考えたりしてしまいがちです。
熱くなってしまうと冷静な判断ができず、結果的に大きな損失を招くリスクがあることを肝に銘じておく必要があります。

感情をコントロールする方法としては、チャート分析をしっかり行ったうえで自分がなぜこのポジションを保有しているのかを明確にすることが有効です。
ポジションを保有している理由に沿った相場が続いている限りは、ポジションの保有を継続します。
相場の流れが変わり、その理由が解消されてしまった場合は速やかにポジションを解消するのです。

そういった判断を重ねていくことで、感情にとらわれた取引は行わなくなるでしょう。
「感情にとらわれているな」と思ったら、冷静に相場の状況を見て、ポジションをとった理由と比較してみることが大切です。
そうすることによって失敗するリスクを低減できます。

 

自分なりの相場哲学を持ってみる

FX投資を行うにあたっては、自分なりの相場哲学を持つことを目指しましょう。
相場哲学というと難しく感じますが、自分なりの分析手法を確立して、自分が決めた通りのルールで取引を行うことに徹すればいいんです。

自分のやり方を他人に否定されたとしても関係ありません。
取引手法は、人によって違って当然です。

市場がランダムに動くとすれば、攻略のアプローチに正解はないということになります。
自分なりに勝てる確率が高い方法を見つけることができればいいんです。

もちろん、ほかの投資家の成功事例を参考にして真似をすることも有効な場合があります。
その場合であっても、自分なりにしっかり消化したうえで自分のやり方として自信を持って取引することが大切です。

そのためには、為替相場に対する分析を徹底的に行うことが重要になります。
徹底的に分析することで、自分なりの哲学を持つことができるようになります。

自分なりの相場哲学は、一朝一夕にはできあがりません。
継続的に分析を重ね、勝てる確率の高いオリジナルの取引手法を見つけるつもりで長い目で取り組んでみましょう。
哲学を持てば、ランダムな市場とも向き合ってFX取引を継続できるようになります。"

 

まとめ

ランダムウォーク理論によると、FXレートの動きは100%の確率で予測することはできません。
しかしファンダメンタルズ分析やチャートパターンなどをもとに自分なりに戦略をもっておくと、ランダムウォーク理論にも打ち勝つことが可能です。
また損切りやポジションの設定に注意することで、過大な損失を抑えることができます。
初心者の方も、以上の点に気をつけてFXトレードに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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