積立FXってどんなサービス?金利によるインカムゲイン狙いも効果的

2018年8月17日

アイキャッチ コツコツ

FXをやっているとFX会社が提供するサービスにお世話になることがほとんどなのでは?

FX会社にはさまざまなタイプ、種類やサービスがありますが、「積立FX」も数あるサービスのひとつです。

 

「積み立てってほかの投資とかにもあるけど、FXにもあるの?」

「FXで積立ってどんなサービス?」

と疑問に思う人も多いのではないでしょうか?

 

FXでは「積立」という言葉を聞くことは少ないかもしれませんが、FX会社によって積立専用のサービスが運営されているんですよ。

今回は金融サービスのひとつである「積立FX」についてご紹介します。

 

こんにちは、FXについて絶賛勉強中の大輔です!

積立っていうと短期というよりも長期的な投資をするというイメージがありますが、合っていますか?

そうね。

短期的に一気に儲けを出したいという人には向いていないわ。

コツコツと積み立てて長期的な運用をしたいという人向けのサービスね。

短期運用は合間合間に取引するイメージがありますけど、長期運用となると「日課になる」というイメージがありますね。

ついに僕もFXに浸る生活になるんですね・・・。

あらっ。

・・・今までFXに浸っていなかったってこと?

いやぁ・・・そのなんというか。

別にそんなことは・・・?

なによ!

はっきりしなさいよ!

別に正直に言ったって怒りはしないわよ!

もう怒ってるじゃないですかー!

 

リサさんそういうところあるんですよねー・・・。

まぁ、何はともあれ僕も日課としてFXに取り組めるようになりそうです!

「長期的な運用をしたことがない」という僕でもはじめることができる積立FX。

その特徴を見ていきましょう!

 

積立FXって?

積立FXとはSBI証券のサービスのひとつです。

株式や投資信託などで大手のSBI証券ですが、FX会社としても有名です。

2016年10月15日(土)から開始した比較的新しいサービスで、定時定額での少額投資を目的として運用をはじめています。

 

積立FXでは買いのポジションのみ保有することが可能です。

積立を決済するときは基本的に「売り」となります。

積立FXイメージ

イメージとしては安全性を重視してコツコツと利益を貯めていく運用方法になります。

少額からはじめることができ、次第に大きな利益に膨らませていくのです。

断続的に外貨を購入し、好きなタイミングで売却することで為替差益による利益を得ることができます

 

また自動購入をするかたちが基本となるので、「常にレートの動きを見ながら取引するなんて無理!」という忙しい人にも魅力的です。

しかし完全な自動購入だと、レートの動きによって損をしてしまうことがありますよね。

積立FXではレートの動きにあわせて、購入の一時停止や買い増しなどを行うこともできます

 

「このタイミングで購入するのは不安・・・」

「今は資金に余裕があるからもう少し買っておきたい!」

というときには便利です。

 

またFXの取引では通貨ペアを選ぶ必要がありますが、積立FXでもその点は同じです。

積立FXで取引できる通貨ペアは以下の通りです。

・米ドル/円

・英ポンド/円

・豪ドル/円

・NZドル/円

・カナダドル/円

・中国人民元/円

・南アフリカランド/円

・トルコリラ/円

・香港ドル/円

 

通貨にはマイナー通貨やメジャー通貨がありますが、金利が高いのはマイナー通貨です。

積立FXでは資産を保有することによって金利(スワップ)を得ることができ、その金利によって利益を得ることもできます。

取引通貨のなかに金利の高いマイナー通貨が含まれているのはありがたいですよね。

 

積立FXのメリットとは

では積立FXでは具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

レバレッジは1倍~3倍から選択できる

通常のFX取引ではレバレッジは25倍までと定められていますが、積立FXではレバレッジが1倍~3倍までと決まっています。

 

「えっじゃあ大きな利益は出ないじゃないか!」

「少ない証拠金から取引できるのがFXの魅力じゃないのか!」

 

という声が聞こえてきそうですね。

たしかに一理あります。

僕もはじめのうちは同じことを思いました。

 

しかしお忘れですか?

レバレッジは持っている資金以上の金額で取引できるシステムのことですが、大損することがあるというリスクを背負うことにもなります。

積立FXは通常のFX取引と比べて安全性が高いとされていますが、レバレッジが低くおさえられているのも積立FXの特徴のひとつです。

積立FXでは取引できる通貨が決められていますが、実はレバレッジは取引する通貨によって制限が少し異なります。

 

レバレッジ1倍~3倍 レバレッジ1倍~2倍
・米ドル ・中国人民元
・英ポンド ・南アフリカランド
・豪ドル ・トルコリラ
・NZドル ・香港ドル
・カナダドル  

 

「なんで通貨によってレバレッジが分けられているんだ?」

と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

マイナー通貨は流動性が低い通貨ですが、レートの変動が安定していないという特徴があります。

そのため、ときには予想しにくい大きな変動が発生してしまうこともあるのです。

安全性を考えたときにはマイナー通貨のレバレッジを低く設定するのは当然かもしれませんね。

 

信託保全で資金が保証されている

金融に詳しくない人からしたら「信託保全ってなんだ?」という疑問が浮かぶかもしれません。

信託保全というのは、簡単にいうと万が一SBIFXトレードの会社が倒産してもあなたが投資した資金はちゃんと全額戻ってきますよと保証するものです。

 

とくに「積立FX」では2017年12月11日から即時信託保全となっており、通常の信託保全と比べて早く信託保全するのが可能となっています。

以前まではFX会社(SBIFXトレード)がトレーダーからの資金を一旦預かって、それから信託会社に入金していたため資金が信託保全されるまでに時間がかかっていました。

即時信託保全ではトレーダーからの資金が直接信託会社に入金されることによって、時短が実現しています。

 

下の図は具体的な即時信託保全の仕組みを表したものです。

 

信託保全(通常)

普段は信託会社に資金を入金して、FX会社からは証拠金の入金をはじめとした取引のサービスを受けるというかたちになっています。

 

信託保全(破綻)

FX会社が破綻してしまったときには、トレーダーはサービスを受けることができなくなってしまうほか、口座内にある資金を受け取ることができなくなってしまうおそれがあります。

そんなときに現れるのが受益者代理人です。

破綻時は信託会社に入金していた資金を受益者代理人が受け取り、そこからトレーダーは資金を確保することができるのです。

 

受益者代理人は通常時、管理統括責任者としてFX会社と信託会社での信託状況を確認しています。

受益者代理人

 

ドルコスト平均法でリスクを分散!

積立FXのメリットはほかにもあります。

冒頭で「積立FXでは自動購入が基本となっている」とお話ししましたが、積立FXではドルコスト平均法という投資方法を採用しています。

 

ドルコスト平均法とは決まった額を定期的に買い増していく投資方法です。

外貨の価値が高いときには通貨を少なく購入し、価値が低いときには通貨を多く購入することができます。

状況にあわせて購入通貨数を調節することによってリスクを分散させることができるのです。

 

【イメージ図(米ドル/円)】

ドルコスト平均法

例えば米ドル/円で取引を進める場合、ドルの価値が高いときにはドルを少なく購入し、ドルの価値が低いときには多く購入します。

購入金額を変動させるため一見安定せずに取引しているように見えますが、結果108円付近にそって取引を行うため、平均購入金額以上の金額をつぎ込むことは基本的にありません。

 

またシステムトレードなどでは、常に一定の金額で購入するということがほとんどで、価値が高い場合でも多く資金がつぎ込まれてしまうことがあります。

ドルコスト平均法 機械的

図のような状態の場合、状況にあわせて購入価格を調節できないので損をしてしまうことがあるのです。

ドルコスト平均法では自動的に取引を進めることができますが、機械的に資金を投入するといっても、その状況にあわせて投入する金額を調節するため安心して取引を行うことができます。

 

インカムゲインに向いている

インカムゲインとは、ある資産を保有しているだけで受け取ることができる収入のことをいいます。

仕組みからもわかる通り、積立FXはインカムゲインに向いています。

 

積立FXは金利がつく通貨ペアを買いポジションで持っている場合、金利によって収入を受け取ることができます

通貨にはスワップポイントがあり、通貨間の金利差によって収益を得ることが可能です。

⇒スワップポイントに関してはこちらの記事でも紹介しているので、ご参考ください。

 

インカムゲインと反対の言葉にキャピタルゲインという言葉があります。

キャピタルゲイン為替差益のことで、例えば10万円で通貨を購入して、15万円で売ることができたらキャピタルゲインは5万円ということになります。

 

積立FXでは為替差益による利益もありますが、金利によって収益を得るという方法をメインにしている人も多いようです。

資産を保持しているだけで利益を得ることができるのは、魅力的ですよね。

 

外貨預金と積立FXでは手数料が違う!

積立FXと比較されるものとして、外貨預金があります。

外貨預金は口座に日本円ではなく外貨を口座に預けておくことによって、外国通貨との金利の違いによる利息を多く得ることができるというものです。

 

外貨預金では手数料が高いことがほとんどです。

状況によって異なりますが、1通貨あたりの手数料の違いの目安は以下のようになっています。

 

・積立FX:5銭~

・外貨預金:20銭~

 

会社によっても手数料に違いはありますが、基本的に外貨預金のほうが手数料は高くなっていることが多いようです。

 

トルコリラは少額での取引が可能!

調べていると、積立FXの戦略としてトルコリラを選んでいる人が多いんですよね。

なぜですか?

トルコリラは積立だけでなく、FX全体の取引でも人気があるのよ。

トルコは近年、経済成長が著しいの。

下の図は経済成長の指標のひとつである実質GDPの推移よ。

 

トルコGDP出典元:世界経済のネタ帳 トルコの実質GDPの推移(1980年~2018年)

 

本当だ!

右肩上がりですね!

でも何で経済成長が大きいとその国の通貨が買われるんですか?

経済成長が著しいと、通貨への信憑性が高まるから投資が増えると考えられているわ。

そして、投資の過熱をおさえるために金利を高くするから、必然的に成長率が高い国の通貨は高金利になるみたいね。

 

なるほど・・・。

経済成長のほかにも、現在トルコリラは少額での取引が可能ということもあり人気なようです。

1トルコリラ=50円未満で購入できることもあるので、少額でトレードをはじめてみたいというときには積立FXでトルコリラを選んでみてもいいかもしれません。

 

まとめ

今回はSBI証券のサービスのひとつである「積立FX」についてご紹介しました。

積立FXはFXサービスのひとつですが、通常とは異なりレバレッジに制限がある一方、機械的に購入しつつドルコスト平均法で取引できるというユニークな特徴があります。

 

取り扱い通貨のなかにはマイナー通貨もあるので、高金利での金利収益も期待できます。

しかしマイナー通貨は変動が不安定で、ときには大きな変動があり損をしてしまうこともあるのです

マイナー通貨で取引をする場合は情報に気をつけて取引を行う必要があります。

 

今まで長期的な投資をしたことがいという人でもはじめることができる金融商品なので、この機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか。

積立FX