FXは危険と隣り合わせ!?リスクヘッジは必須スキルだった!


FXをするにあたって、リスクは切っても切れない存在です。
あなたはFXにおけるリスク回避できていますか?

「リスクヘッジってそもそもなんなの?」
「FXのリスクヘッジってなにすればいいの?」

と思う方がいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、FXをするにはリスクを理解してリスクヘッジをしなければ大きな損失を出すことになります!

こんにちは!
FXをとことん突き詰めようと、勉強している大輔です。
はじめたばかりのころは、リサさんに「リスクヘッジは大事」と言われ続けていましたね。
懐かしいです。

大輔くん、リスクヘッジを考えずにFXをしようとしていたから、とことん教えたわよ。
そうしなかったら、今ごろ損失を出しすぎて大変なことになっていたわ。

大変なこと!?
いったいどうなっていたんだ・・・。

ということで、今回はFXにおけるリスクヘッジを紹介していきます。
FXをはじめるならリスクを考えながらトレードをしなければなりません。
僕と一緒にFXのリスクヘッジを見ていきましょう。

FXの9つのリスク

リスクヘッジとはこの先起こると予想されるリスクに対して、対応できるように体制を整えることを言います。
しかし中には「予想されるリスクって何?」と思う方もいるかもしれません。

リスクヘッジを知るなら、リスクを理解しておく必要があります。
ここからはFXの9つのリスクを見ていきましょう。

1.為替変動のリスク

為替は24時間動いており、世界の経済状況によって常に変動します。
しかし、図に示すように世界の国や経済に関わる大きな出来事(戦争や内乱、政策)が起きてしまったときに為替は急に変動し、大きな損失を受けるリスクがあります。

為替変動

2.金利変動のリスク

FXでは低金利通貨を売り、高金利通貨を買うことで通貨間の金利差としてスワップポイントを受け取ることができます。
しかし、通貨の金利は国の政策によって変動することがあります。
すると金利の変動によっては受け取るはずだったスワップポイントを逆に支払うことになるのです。

スワップポイントについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

FXのスワップポイントを知る。FXの楽しみはトレードだけじゃない!

ぜひご覧ください。

 

3.レバレッジのリスク

FXの大きなメリットでもあるレバレッジは、資金を口座に預け入れることによって、資金の何倍もの金額の外貨を取引することができる制度です。
レバレッジは最大で25倍まで取引をすることができますが、利益が大きくなるのと同様に損失も大きくなります。
そのためレバレッジを大きくかけすぎた取引では資金以上の損失を被ってしまう恐れがあるのです。

4.スリッページのリスク

スリッページとは図に示すようにFXの注文したときのレートから約定したときのレートのずれです。

スリッページ

為替は常に動いているので、注文したときにレートが変わってしまうことはよくあります。
しかし、スリッページは為替が急な上昇や下落したときに発生し、トレーダーにとって不利な状況で約定がされてしまうリスクがあるのです。

スリッページについては口座を開設する前に知っておくべし!スリッページについて詳しく解説で詳しく解説しています。

ぜひご覧ください。

 

5.ロスカットのリスク

ロスカットは図の示すように保有しているポジションの含み損が多くなり、証拠金維持率が必要証拠金維持率を下回ってしまうと強制決済される制度です。
ロスカットされる必要証拠金維持率は100%以下や50%以下など、FX会社ごとに異なります。

ロスカット

しかし、ロスカットされると保有していたポジションの含み損が確定し、トレーダーは大きな損失を受けてしまうことがリスクとなります。
またロスカットには手数料がかかる場合もあるため、ロスカットの回数が多くなれば手数料もその分、かさむのです。

6.システムトラブルのリスク

FX会社のサーバーがシステムトラブルによってダウンしたとき、サーバー停止中に為替の大きな変動が発生したとしてもロスカットされないこと再開したときには買い注文していたポジションがずれて約定されているリスクが考えられます。

7.信用リスク

信用リスクとはFX会社が倒産してしまった場合、信用力の低いFX会社であれば預けていた証拠金が戻ってこないリスクのことを言います。
しかし、信託保全をしているFX会社であれば倒産してしまったとしても、証拠金がFX会社と切り離されているため証拠金が戻ってきます。

8.流動性のリスク

マイナー通貨はメジャー通貨に比べて取引されることが少なく、市場に参加しているトレーダーも少ないです。
そのため流通量の少ないマイナー通貨は為替変動が激しく動き、指定した価格で約定されない場合も多いリスクがあります。

9.カントリーリスク

カントリーリスクとは保有している通貨の対象国が政治や経済、環境に対して変化が起こり、損失を被るリスクです。
FXではカントリーリスクによる影響が大きく為替に反映されることがありますが、原因としては以下のようなものになります。

カントリーリスク

この図に示したほかにも技術や歴史、政治などいろいろあります。
戦争や内乱、革命のカントリーリスクは先進国では起こりにくいですが、新興国は政治や経済が不安定であるためカントリーリスクが起こりやすいです。

改めてFXのリスクを確認すると多くないですか!?
このリスクの中で僕たちはFXをしているんですね!

そうよ。
FXは簡単にお金が儲かる楽園じゃないんだからね。
じゃあ、次はリスクを考えたうえでリスクヘッジを見ていきましょうか。

 FXにおける5つのリスクヘッジ

ここまでFXで起きうるリスクについて見てきましたが、ここからはリスクに対抗する5つのリスクヘッジを見ていきます。

 

1.FXの基本を理解する

FXをはじめるにあたって、あたりまえのことになりますがFXについて勉強しておくことが1つのリスクヘッジとなります。
FXのことをなにも知らずにはじめれば勝つことは難しいです。
FXで儲けるためにも以下の基本的な3つのことを理解する必要があります。

FX3つの理解

基本用語やチャート、指標を理解することはFXにおける基本的な部分です。
知識がなければリスクに対応できる力もつきません。
そのため効率よく理解できるようにFX関連の書籍を読みましょう。

FX関連の書籍には初心者向けに基本的なことが丁寧に書いてあります。
完全にマスターする勢いで何冊も本を読み、基本的なことを理解することでリスクを減らすことが重要です。

2.ストップロスは必須!

ストップロスとはポジションを保有して為替が自分の予想と違って動き、損失が発生してしまった場合にトレーダーのさらなる損失を防ぐための注文です。
24時間常に動き続ける為替はトレーダーが見ていない時間に大幅に変動する恐れがあります。
あわや強制ロスカットなんてことも・・・。

そのため、必ずストップロスを入れる必要があります。
ストップロスを入れることでトレーダーへの損失を少なくし、強制ロスカットもかかりにくくなります。

3.レバレッジを25倍にするのは避ける

先ほど「レバレッジはFXで25倍までかけることができる」とお話しましたが、25倍までレバレッジをかけているトレーダーは多くありません。
なぜならレバレッジは利益が大きく増える反面、損失も増えてしまうためです。

仮にレバレッジを25倍でトレードを続けると、数回負けが続いたときに資金が底をついてしまい、FXから退場しなくてはいけなくなります。
レバレッジをかけるときは2~5倍程度を目安とし、リスクを減らしてトレードを行うといいでしょう。

4.世界の情勢には注意!

為替は世界の経済によって変動しています。
そのためリスクヘッジとして普段からニュースや新聞、インターネットなどで世界の国の情報収集をしましょう。

とくに自分がトレードしている通貨の対象国はチェックする必要があります。
国の政策や指標の影響によって為替は動くため、あらかじめ情報を収集しておくことで為替の動きを予想することが可能になります。

5.リスク分散

リスクヘッジの1つとしてリスク分散があります。
今回は2種類のリスク分散を紹介していきます。

  5.1複数のFX会社の口座開設でリスク分散!

リスク分散として複数のFX会社に口座開設し、それぞれに証拠金を預ける方法があります。
「複数に口座開設するのって面倒くさくない?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、この方法はFX会社が倒産してしまった際にリスクを減らすことが可能なんです!
複数のFX会社に口座開設したときのイメージ図を示したので見ていきましょう。

FX会社倒産

図に示すように1つのFX会社に口座を開設し、FX会社が倒産してしまったとします。
1つのFX会社に証拠金を全て預けていた場合どうなるでしょうか?

すると信頼度の低いFX会社であった場合、倒産したことで証拠金が返ってこないことが起こりうるのです!
しかし、複数のFX会社に証拠金を預けていた場合、証拠金が分散して預けられているために全ての証拠金を失ってしまうリスクが小さくなります。

  5.2違う動きをする通貨ペアを保有する

2つ目に同じ動きを持たない通貨ペアの保有がリスク分散となります。
「同じ動きを持たない通貨ペア?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

通貨ペアには相関関係逆相関関係というものがあります。
相関関係とは互いに同じ動きをする関係を言い、逆相関関係とは互いに逆の動きをする関係を言います。

つまり通貨ペアの相関関係は片方の為替レートが上昇すれば、もう片方の通貨ペアの為替レートも上昇することになります。
逆相関関係であれば片方の為替レートが上昇したとき、もう片方の為替レートは下落することになります。

相関関係と逆相関関係の通貨ペアを数値で表したものを以下の表に示しています。
ただし、相関・逆相関の関係は一定ではなく、相場状況により変動します。

通貨の相関係数※2019年3月29日時点 相関係数
※出典元 松井証券FXマーケット情報相関係数分析

この表では1~-1で通貨ペアの相関関係と逆相関関係を示しています。
1に近づくほど通貨ペア同士が相関関係、-1に近づくほど逆相関関係となります。
つまり、リスク分散となる逆相関関係の通貨ペアは、この表においてUSD/JPYとZAR/JPY(米ドル/円と南アフリカランド/円)、CAD/JPYとZAR/JPY(カナダドル/円と南アフリカランド/円)の2種類です。

逆相関関係の通貨ペア同士を保有することで片方の通貨ペアで損失が発生したとき、もう片方の通貨ペアでは利益が出ています。
そのため損失を利益によって軽減することができるのです!

さらに逆相関関係の通貨ペアのスワップがプラスであれば、為替変動による影響を受けずスワップによる利益を受け取ることも可能です。

信頼性の高いFX会社の比較

ここまではFXの口座を開設してからのリスクヘッジでしたが、FX会社を選ぶところからもリスクヘッジは存在します。
FX会社を選ぶポイントとして「安全で信頼性が高いか」を考える必要があります。
そこで重視すべき4つの点を紹介していきます。

4つの点 FX会社ごとの違い
自己資本規制比率 自己資本規制比率とは証券会社における財務状況の健全性と安定性を見る指標の1つです。
この数値が高いほど、倒産しにくい会社となります。
証券会社は常に120%以上を保つよう法律によって義務付けられています。
資本金 資本金とは会社の株主が事業を進められるように出資した金額です。
資本金は会社の規模の大きさを図る目安となります。
上場 上場とは会社の株式が証券取引所に売買されることを言います。
上場するためには厳しい一定の条件をクリアしなければなりません。
また上場した会社は財務状況を公開する必要があり、透明性の高い会社になります。
信託保全先 信託保全とは顧客から預かった証拠金をFX会社の資金と区別し、信託銀行などが管理する仕組みです。
これは万が一にFX会社が倒産したとしても、預けていたお金がトレーダーに返ってくるようになります。

そして、以上の4つの点を基準として、4社のFX会社を比較して紹介していきます。

4つのポイント別にFX会社比較
GMOクリック証券

FX取引高世界第1位

  • 自己資本規制比率・・・413.6%(平成30年3月末)
  • 資本金・・・43億4,666万3,925円
  • 上場・・・東証一部
  • 信託保全先・・・三井住友銀行、みずほ信託銀行、三井住友信託銀行、日証金信託銀行
DMMFX

DMM FXは初心者向け

  • 自己資本規制比率・・・321.8%(平成30年3月末)
  • 資本金・・・98億円
  • 上場・・・なし
  • 信託保全先・・・日証金信託銀行、SMBC信託銀行、FXクリアリング信託株式会社
SBI FXトレード

SBI FXトレード

  • 自己資本規制比率・・・1231%(平成30年3月末)
  • 資本金・・・4億8,000万円
  • 上場・・・なし
  • 信託保全先・・・三井住友銀行、FXクリアリング信託株式会社
ヒロセ通商

FX

  • 自己資本規制比率・・・443.3%(平成30年3月末)
  • 資本金・・・8億4,691万8,000円
  • 上場・・・東証JQ
  • 信託保全先・・・三井住友銀行

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はFXにおけるリスクヘッジについて紹介してきました。

リスクヘッジは予想されるリスクの回避です。
つまりリスクヘッジするにもリスクを理解していないといけません。

それはFX会社を選ぶ段階も含まれてきます。
これからFXをはじめる方もリスクヘッジを意識しつつ、トレードしていきましょう!

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