FX取引のスリッページ!対策はあらかじめ許容幅を設定することだった!

2018年10月22日

FX取引におけるスリッページ!対策はあらかじめ許容幅を設定することだった!

FX取引で避けては通れないスリッページ。

「よく聞くけどどういう意味なの?」

「約定力あるFX会社が知りたい」

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こんにちは、FXを勉強している大輔です。
スリッページが発生するのって仕方ないんじゃないですか。

仕方ない、ではすまないのよ。
ときに大きな損失につながるんだから
スキャルピングをやってなくても注意して。

僕の考えが甘かった!

ちゃんと道を正してくれるリサさんに感謝です。

それではスリッページについて勉強していきましょう!

 

スリッページとは?

スリッページ1

スリッページとは、発注したときの値と実際に約定(注文確定)したときの値とが異なってしまうことです。

スリップとは滑るという意味で、売値と買値が滑ってズレてしまうことを指します。

 

FXでは、FX会社を通じて取引を行いますから、発注から注文が確定するまでの間にタイムラグが生じることがあります。

相場は常に動いていて一定ではありませんから、注文時の値から動いてしまって注文時に想定していた値ではない値で約定してしまうことがあるのです。
 

スリッページは仕方がないものと思いがちですが、取引量が増えれば増えるほどトレーダーに不利になります。

相場は急騰したり急落したりすることもあるので、場合によっては大きな損失が生まれることにもなりかねません。

 

特に、数秒単位で1日にたくさんのトレードを完結させて利益を積み上げていく超短期取引のスキャルピングでは非常に影響が大きいものになります。

 

スリッページが起こる要因としては、いろいろなケースが考えられるでしょう。

投資家のインターネット接続環境による不具合によって起こることもあれば、FX会社側の問題の場合もあります。

 

どのFX会社でも最新のシステムを使っています。しかし、サーバーやレート配信スピードの問題などがあり、注文から約定までに時間がかかるFX会社ほど、大きなスリッページが生じます。

スリッページの問題はFX初心者が軽視しがちですが、実は取引の成功を大きく左右する重要な要素です。

これから取引を行おうと思っているなら、最初にマスターしておきたいものの一つといえるでしょう。

 

スリッページが起こる具体的な事例

次に、スリッページが起こるケースについて具体的に見てみましょう。

スリッページは成行注文・逆指値注文・ロスカット注文などで起こります。

 

売り買いの注文の出し方は、成行注文と指値注文の2種類です。

成行注文とは売り買いの価格を指定しないで行う取引で、買い注文ならそのときの最低価格で、売り注文ならそのときの最低価格で約定します。

 

一方、指値注文は価格を指定して行う取引で、為替レートが下がったら買い、上がったら売るという方法です。

さらに、逆指値注文というものがあります。

 

これは為替レートが指定価格をあらかじめ設定しておき、為替レートが指定価格よりも上がったら買い、下がったら売る注文方法です。

ロスカット(損切り)注文とは、損失額をできるだけ少なくするために行う注文方法になります。

成行注文はFXでは最も多く行われる取引で、そのときのレートを見て好きなときに売り買いができるのがメリットです。

しかし、実際には、注文してからFX会社で処理されて注文確定するので、約定価格は処理完了時の提示価格になってしまいます。

 

この間に相場が少しでも動けばスリッページが発生することになるでしょう。

逆指値注文では、相場がトリガー価格と呼ばれる指定価格(逆指値価格)以上に達したときに成行注文として発注されます。

 

指値価格そのもので注文する指値注文ではありません。

そのため取引にタイムラグが生じてしまい、相場の値動きが激しいときにはやはりスリッページが発生します。

 

ロスカット注文も同様です。ロスカット注文は、一定条件に達したときに成行注文として発注されるのでタイムラグが生じてスリッページが生じます。

 

指値注文、逆指値注文についてこちらのリンク先でまとめてありますので、ご参考になればと思います。

買うのも売るのもおまかせ!指値注文でFXの効率を上げよう!

 

許容範囲は自由に設定できる

FX会社によって違いはありますが、スリッページの許容範囲は自由に設定ができます。

多くの場合、取引画面の「スリッページ設定」というところで設定が可能です。

 

「○(任意の数値)×0.1pips」というふうに設定ができます。

たとえば、初期設定が「10×0.1pips」であれば、1pipsまでのスリッページを許容するという設定です。

 

このように設定しておくことで、上下1pipsまでのスリッページなら約定し、それ以上の場合は約定しないようにすることができます。

スリッページはゼロに設定することも可能です。1pipsは0.01円=1銭になります。

じゃあ、スリッページはゼロにしておけばいいんですね!

でも、ゼロにしておくと注文した価格以外では約定しないことになるわ。
値動きが激しいときはまったく約定しないなんてこともあるし。
適宜、設定を変えてね。

 

許容範囲の設定は自分に不利なスリッページが生じた場合に想定外の約定で損失を被らないようにするためのもので、自分に有利にスリッページが生じた場合には適用されません。

たとえば、ドル/円が110.000円の場合に10×0.1pipsと許容範囲を設定しておけば、スリッページが109.990~110.010円なら約定します。

 

スリッページが109.990以下の場合は投資者には有利なスリッページになりますから、設定数値に関係なく約定することになります。

一方、スリッページをゼロに設定した場合(0×0.1pips)は、提示レートが変動しなかった=スリッページゼロです。

 

したがって、提示レートのまま約定が成立します。

許容範囲は基本的に不利な取引から自分を守るためのものですから、あまり広く設定してしまっては意味がありません。

 

特にFX初心者の場合は、0~5pipsくらいの数値を設定しておくと安心でしょう。

 

スリッページはどの範囲で設定するのが適切か?

スリッページの設定

スリッページの許容範囲は自由に設定ができますが、どのくらいの範囲で設定するのがよいのかは投資金額やレバレッジ、投資スタイルなどによってそれぞれに異なります。

たとえば、超短期売買を繰り返すためスリッページの影響を受けやすいスキャルピングでは1pips以下、0.3pips程度に設定するほうが安心です。

その他の投資スタイルでは、相場の値動きに合わせて設定を変えていくとよいでしょう。

値動きが小さいときは0pips前後の小さな値に設定しておくことがおすすめです。

 

スリッページゼロは安全なように見えますが、リスクもあります。

なぜなら、大きく相場が動いていて早く決済しないと損失が大きくなってしまうような場合には、スリッページゼロにしているといつまでも約定できないからです。

相場の値動きが大きいとき、許容スリッページは5~10pips程度の大きめの値にしておくのがおすすめです。

このような数値はあくまで目安ですし、スリッページは一度設定してしまえば安心というものでもありません。

 

取引スタイルや相場の状況に応じて、柔軟に変えていくことが大切です。

 

逆指値注文ではスリッページが効かないこともある

チャートをしっかり見る

成行注文などではスリッページ設定をしておくと安心ですが、スリッページ設定が功を奏しない注文もあることに注意が必要です。

 

逆指値注文はあらかじめ指定した価格以上になったときに買い、価格以下になったときに売る注文ですが、その条件を満たしたときに配信されるレートで約定するため、スリッページが生じます。

これを「逆指値が滑る」ともいいます。

逆指値注文はストップロス注文とも呼ばれ、主に損切りのために行われる注文です。

 

ストップロス注文は損失を大きくしないために行うもので、約定させることそのものが重要になる注文ですから、許容スリッページに関わらず指定された条件を満たせば約定することになります。

逆指値注文にはスリッページ設定が効かないというよりも、設定をしても意味がないといったほうが正確かもしれません。

 

FX会社選びの際に大切になる指標の一つに約定力というものがあります。

約定力とは、注文がスリッページや約定拒否などなしに成立させる力のことです。

 

スリッページが大きいと、投資者に不利に動けば損失が大きくなってしまいますし、有利に動く場合でも約定拒否、つまり注文を出しても約定を拒否されるケースが出てきます。

つまり、約定力は投資者にとって「どれだけ有利な取引を実行できているか」を示す一つの指標として働くのです。

 

約定力が高いということは、注文から約定までのスピードが速いのでスリッページが少なく、約定拒否も少ないことを表します。

投資者が望む価格とタイミングで取引ができているということを意味するので、約定力が高い会社ほど安心・安定した取引ができるといえるでしょう。

 

約定力はFX会社によって違う

FX会社によって約定力が異なるのは、スリッページの有無とそれに伴う約定拒否が発生するかどうかがポイントです。

スリッページはどんな取引でも発生してしまうものだと考えがちですが、実はスリッページは発生することもしないこともあります。

 

スリッページは、注文から約定までの間に生じるレート差ですから、この間の処理スピードが速ければゼロにすることも可能です。

スリッページが発生するかどうかはFX会社による、といえるのです。

 

投資者としては、そのような処理スピードの速いFX会社を上手に選ぶことが重要になります。

よいFX会社を選ぶためには、いくつか注意して見ておきたいポイントがあります。

 

まず、約定力が高いかどうかをチェックしてみましょう。

スプレッドに開きがある会社は注意しなければなりません。

スプレッド3銭

スプレッドは実際の為替レートにプラスしてFX会社の利益が一定額上乗せされたもので、投資者はこのレートで取引しなければならないので、取引コストになります。

スプレッドが固定されておらず変動する場合には、スリッページが生じるとスプレッドも呼応して動くことがあります。

 

特に相場の値動きが激しいときは、スリッページも大きくなりやすく、スプレッドも広くなってしまうので注意が必要です。

約定力は投資者に有利なトレードを実現しているかどうかの一つの目安になり、スリッページはこの約定力と大きな関係があります。

 

スリッページを見ることは、FX会社選びの一つのポイントといえるでしょう。

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スリッページを意識し過ぎるのもよくない

スリッページ利益を出すうえで重要なポイントですが、スリッページを意識し過ぎるのもあまりよくありません。

スリッページのような細かな値幅にこだわり過ぎてしまうと、ポジションを建てるタイミングを失いがちです。

 

スリッページで損をしたくないからといって、スリッページゼロにこだわり過ぎてしまうと、逆に利益を上げるチャンスを失うことにもなりかねません。

スリッページに注意しておくことが大事ですが、ある程度の許容範囲を持っておくこともまた大切です。

スリッページの重要性は、投資スタイルによっても異なります。

スリッページは超短期売買のスキャルピングや、日計り取引のデイトレードなど短期間に何度も取引を繰り返すようなスタイルの投資では重要度が高いです。

 

一方、長期間取引のスイングトレードではスリッページにあまりこだわり過ぎる必要はありません。

ひとことでスリッページといっても、その人ごとのスタイルや考え方、相場の状況によってリスク度は変化します。

 

自分のスタイルやスタンスをよく考えてスリッページ対策を行うようにしましょう。

 

投資そのものの技術を磨く

約定力

スリッページは確かに重要なものですが、あくまでも損失を最小限に抑えるための一つの要素に過ぎません。

FXで利益を出していくためには、スリッページを意識することはもちろん大事です。

 

しかし、それだけでなく投資の技術そのものを意識的に磨いていくことがより大切だといえるでしょう。

FXで利益を上げるためは相場をチャートから判断するテクニカル分析や、さまざまなトレード手法などを実際にトレードしながら磨いていく実地練習が欠かせません。

 

投資そのものの技術を磨いていく中で、スリッページの知識や考え方、対策なども自然と身についていくものです。

FX取引で利益を出すには、知識も実践も必要です。実践の中で知識を身につけ、投資全体の技術をバランスよく磨いていくようにしましょう。

 

まとめ

スリッページはFXではとても重要なポイントなので、これから取引を始めるという初心者でもしっかり勉強しておきたいものの一つです。

スリッページにあまりこだわりすぎても投資のチャンスを逃しますが、意識しておきたいものですね。

 

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