間違いやすい!スワップ金利とスワップポイントの違い

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「スワップ金利とスワップポイントって何が違うの?」

「間違えて覚えてたかもしれない・・・」

そんな方もいらっしゃるかと思います。

 

こんにちは、FX勉強中の大輔です!
そういえばスワップ金利とスワップポイントは似たような言葉ですね。

両方とも「交換」の意味でスワップという言葉が使われているものね。
けど、スワップ金利とスワップポイントはまったく別のものだから、間違えないように!

はい、リサさん!

うっかり逆で使ったりしないように気を付けます!

では、スワップ金利とスワップポイントの違いに注目して勉強していきましょう。

 

FXトレードに関心がある人なら、スワップという言葉を一度は耳にしたことがあることでしょう。

実は、スワップという言葉にはスワップ金利とスワップポイントの2種類の意味があるのですが、両者の違いを正確に知っている人は意外と少ないものです。

 

そもそもスワップとはどんなもので、スワップ金利とスワップポイントとでは何がどう違うのでしょうか。

今回は、2つのスワップにはそれぞれにどんな特徴があるのかなどについて解説していきます。

 

スワップには2種類の意味がある

FXトレードでよく耳にするのが、スワップという言葉です。

実はこのスワップという言葉の意味は1つではありません。

スワップ金利(金利スワップ)とFXで与えられるスワップポイントの両方の意味があります。

FX初心者は、スワップ金利とスワップポイントを混同してしまいがちなので注意しなければなりません。

 

スワップとは、英語で「交換」という意味です。

そもそもFX(Foreign Exchange)は、ドルやユーロ、円などの通貨を売買することを目的とする金融商品で、必ず通貨ペアを作って行う相対取引になります。

 

ある通貨をある通貨に効果するときの交換比率を示す為替レートは日々変動するので、2つの通貨を交換(売買)するごとに差額が生じます。

この差額から利益を得ようとする取引がFXなのです。

 

FXでは、売買による差額利益のほかに、スワップポイントというものも発生します。

スワップポイントはある通貨ペアを交換したときに出る金利差のことです。

 

FXで扱える通貨には、米ドル、豪ドル、カナダドル、ユーロなど世界各国の主要な通貨があります。

そして、それぞれの組み合わせによって米ドル/円、ユーロ/円といった通貨ペアが作れます。

低金利の通貨と高金利の通貨を交換すれば金利差が大きくなるので、スワップポイントがたくさんもらえるという計算です。

 

一方で、スワップ金利(金利スワップ)は、主に銀行取引で行われるもので、FXのスワップポイントはまるで別のものになります。

両者はまったく違うものだということをまず知っておきましょう。

 

スワップ金利の定義

スワップ金利(金利スワップ)とは、固定金利と変動金利を交換(スワップ)する取引のことをいいます

銀行で借り入れをしたときには、元本のほかに金利を支払うことが必要です。

 

金利には固定金利と変動金利があり、固定金利は借入時の利率が完済まで変わりません。

一方、変動金利は借入時の利率に拘束されず、借入期間中も利率が変わっていきます。

 

固定金利か変動金利かは、長期の借り入れをする場合に影響が大きくなります。

固定金利は景気・不景気といった社会情勢に影響されずずっと一定利率のままです。

 

そのため、たとえば借入時に高い金利で借りてしまうと、安い金利で借り入れができる時代になっても高い金利を払い続けなければなりません。

この点、変動金利は短期プライムレートという1年内の金利変動を見て決められるので、そのときどきの社会情勢に合わせた柔軟な金利が可能です。

 

この固定金利と変動金利を交換する取引のことを、金利スワップ取引といいます。

固定金利を変動金利へ、変動金利を固定金利へ変更する場合の両方を含みます。

 

スワップポイントとの違い

違い

金利スワップとスワップポイントは、同じ言葉が入ってはいますが、まったく内容が異なるものです。

金利スワップ取引は、金利そのものを交換する取引になります。

 

このような取引が行われるのは、社会情勢などの影響を受けて上がったり下がったりする金利の変動リスクを避けるためです。

企業と金融機関との間の取引で主に行われていましたが、個人の金融商品などでも行われるようになりました。

 

一方で、スワップポイントは、FXトレードで2通貨の間の金利差に対し付与されるポイントのことです。

通貨にはそれぞれ金利というものが設定されていて、2つの通貨の間で売り買いすることで金利差が生じます。

 

この金利差をポイントとして毎日もらえるというのがスワップポイントです。

通貨の金利は、それぞれの国の金利政策によって決まり、国家情勢や世界情勢に応じて変動することがあります。

 

つまり、金利スワップとスワップポイントは、スワップ(交換)する点では共通点がありますが、交換するものや目的、適用場面が異なります。

金利スワップは金利を交換することで金利の変動によるリスクを回避するための銀行取引ですが、スワップポイントはFXの取引上、通貨ペアを交換することで生じる差益です。

 

スワップ金利のメリット

スワップ金利(金利スワップ)は、金利の変動に柔軟に対応し、リスクを減らした取引を行うことができます。

 

まず、固定金利の場合を見てみましょう。

固定金利の場合金利が高いときに借り入れると、安い金利で借り入れることができる経済状況になっても高い金利で利息を支払わなくてはならないというのがデメリットです

逆に、金利が低いときに借り入れると、数年後に世の中の金利が高くなっても低い金利が適用されるというメリットがあります

 

金利が低いときに借り入れすれば借り手は安心ですが、貸し手は金利が高くなっても高い金利を取ることができません。

逆に、高い金利で借り入れをすれば貸し手は安心ですが、借り手が利息を多く払うことになってしまいます。

スワップ金利は、こうしたお互いの金利変動リスクを最小限にするために行われるものになっています。

 

次に、変動金利の場合です。

変動金利は短期プライムレートという1年内の金利変動を見て決められるので、そのときどきの社会情勢に合わせた柔軟な金利が可能になります。

これを固定金利にすると、借入時よりも金利が上昇したときに利払いを増やす必要がありません。

実際には、「変動金利を受取って、固定金利を支払う」という契約を追加し、実質固定金利に変えることができます。

 

スワップ金利のデメリット

金利の変動リスクに備えることができるというメリットがあるスワップ金利ですが、デメリットもあります。

まず、金利は変動し続けているので、いったん行ったスワップ金利取引が功を奏さなくなるかもしれません

 

たとえば、固定金利よりも変動金利にしたほうが利払いの点で有利だと思いスワップ金利取引をしたとします。

しかし、その後に相場が変動して金利が上昇すれば、「逆に固定金利のままにしておいたほうがよかった」ということもありえます。

短期的な変動だけに目を取られてしまうと、固定金利と変動金利のどちら本当に有利なのか、見極めを誤ってしまうかもしれません。

 

また、金利スワップを行うことで銀行は手数料を得ていますが、繰り上げ返済などをされてしまうと、想定していた利息収入が入らなくなります。

また、借り手が倒産・破産などしてしまうと、取引自体が終了してしまうかもしれません。

そのため、スワップ金利を行う際には、借り手の債務状況も銀行はチェックしておく必要があるのです。

 

スワップポイントの定義

スワップポイントとは、FXトレードで2国間の通貨ペアを持っているときに、2通貨間の金利の差額を受け取ることができるというものです。

 

スワップポイント図

たとえば、豪ドルの金利が1.50%で、日本円の金利が0.10%、為替レートが1豪ドル=約82円だとしましょう。

1万豪ドルを買った場合、1万豪ドル×82円=82万円保有していることになります。

そして、金利差は1.50ー0.10=1.4%なので、82万円×0.014=11,480円の金利差額が1年間につくことになります。

スワップポイントは1日あたりに付与されるものなので365日で割ると、11,480円÷365=約31円のスワップポイントがもらえるという計算です。

 

実際には、スワップポイントは為替変動などと呼応して毎日変動します。

スワップポイントは通貨ペア間の差額ですから、金利が高い通貨と金利が低い通貨を組み合わせれば、それだけ利益も大きくすることができるということになります。

 

スワップポイントの特徴と注意点

スワップポイントは金利差額なので、低金利の通貨を売って高金利の通貨を買えば大きな利益を得ることができます。

 

スワップポイントの特徴は、第1に、ある通貨ペアに対してポジションを保持しているだけでもらうことができる点です。

 

スワップポイントは日割りでもらえるので、特定の通貨ペアをたった1日保有するだけでも、その日1日ぶんのスワップポイントをもらうことができるのです。

ただし、スワップポイントは通貨の保有に対して付与されるものですから、決済を行ってしまった場合や、ロスカットなどが行われた場合には付与されません。

 

第2に、スワップポイントはポジションを持った日の翌日から毎日もらえるというのも大きな特徴です。

スワップポイントは一種の利息のようなものですが、利息なら銀行預金にもつきます。

ただし、銀行預金では数週間や1カ月ごとなどの単位でしか利息はつきません。

この点、スワップポイントは毎日もらうことができるというメリットがあります

 

第3に、FXは為替市場がクローズしている土日は取引できませんが、平日にポジションを持ったぶんのスワップポイントは、土日であっても付与されます。

このとき、土日に市場が閉まってしまう関係で、スワップポイントが2日分や3日分発生することもあるのです。

 

また、スワップポイントには注意点もあります。

まず、高金利の通貨は為替相場が変動しやすい傾向です。

そのため、たくさんスワップポイントをもらいたいからといって、あまり高金利な通貨を選ぶとリスクが高くなる可能性があります

 

また、スワップポイントは常に受け取れるとは限りません。

スワップポイントは金利差額ですから、金利差があれば常に生じます。

金利制作の転換によって利率が変われば、これまで受け取れていたスワップポイントが支払いに転じてしまうこともありますので注意が必要です。

 

付与されるタイミングはFX会社によって異なる

スワップポイントの扱いはFX会社によって異なります。

その日のスワップポイントは、ロールオーバーしたときにつきます。

ロールオーバーとは、ニューヨーク市場が閉場する時点(ニューヨーククローズ)に通貨を決済しないで持ち越すことです。

 

日をまたいで通貨ペアを保有しているときにつくわけですから、付与されるのは翌日の朝ということになります。

ただし、実際にスワップポイントを付与する具体的な時間帯はそれぞれのFX会社によって異なり、同じではありません。

 

また、数日分まとめてスワップポイントが受け取れる曜日も、FX会社ごとに異なります。

スワップポイントを毎日きちんと受け取ろうと思うなら、購入時間や売却時間などに注意して損しないように注意しておくことが必要です。

スワップポイントによる利益を最大限に享受したいなら、取引を行う前に各FX会社のサービス内容を事前に確認しておくようにしましょう。

 

毎日変更されるスワップポイント

毎日変更されるスワップポイント

スワップポイントは毎日もらうことができますが、毎日同じ額が受け取れるというわけではありません。

スワップポイントは通貨の金利差に対してつくものです。

この点、金利そのものは各国の金融政策によって決定されるので、そう簡単に変更はされません。

 

ただし、実際に付与されるスワップポイントは一定ではなく、毎日変動します。

なぜなら、スワップポイントを算出する際に基準となるT/N(Tomorrow Next)という超短期金利が日々変動するからです。

 

特に、年末年始や期末などの時期には、スワップポイントに大きな動きが見られることもあるでしょう。

毎日どれくらいのスワップポイントが付与されているのかは、各FX会社が用意しているスワップカレンダーというもので毎日調べることができます。

 

自分にとって有利なFX会社を選ぶ

スワップポイントについての扱いはFX会社ごとに微妙に異なり、ポイントが付与される時期などもまちまちです。

スワップポイントを狙った投資を本格的に目指すのであれば、各FX会社のサービス内容を前もってしっかり比較して、自分に有利なところを選ぶようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

スワップという言葉には、スワップポイントとスワップ金利の2つの意味があります。

金利スワップは銀行取引に関するもので、スワップポイントはFXトレードで通貨の金利差に対して付与されるものになります。

スワップポイントは通貨ペアを保有していることによってもらえ、特定の通貨に対してポジションを持ってさえいれば、毎日受け取れるのがメリットです。

 

スワップポイントを上手に受け取るには、保有のタイミングが重要になります。

タイミングを間違えると、多くもらえなくなってしまうこともあるので注意が必要しましょう。

 

スワップポイントとスワップ金利は、どちらもFXにはよく出てくる言葉なので、取引の中で混乱してしまうことのないようにきちんと覚えておきましょう!

 

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