2019年最新の各FX会社のスワップポイントを徹底比較!
FXのスワップポイントはポジションをもっているだけで毎日利益が得られるため、近年スワップポイント狙いの取引が人気となっています。
しかし、「これからスワップポイント狙いの取引するならどこのFX会社がいいんだろう・・・」と悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、各FX会社のスワップポイントを比較するとともに5つの高金利通貨の2019年現在における状況について紹介していきます。
目次
【毎週更新】最新版各FX会社の高金利通貨のスワップポイント比較(2019年5月20日~5月24日)
※各スワップポイントの週単位で平均化した数値です。
※1万通貨あたりのスワップポイント
そして、現在スワップポイント運用するなら総合的に高金利通貨のスワップポイントが高いトレイダーズ証券の「みんなのFX」がおすすめです!
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各高金利通貨の見通しを徹底分析!
これからスワップポイント運用をするうえで大切なのが各高金利通貨の動向です。
高金利通貨のほとんどはマイナー通貨であり、値動きが激しいものが多くあります。
そのため、スワップポイント運用でポジションをもつ前に取引する高金利通貨の動きを把握したうえで取引することが大切です。
ここでは南アフリカランド、豪ドル、NZドル、メキシコペソ、トルコリラの5つの高金利通貨の現状を交えつつ、今後の見通しについてわかりやすく紹介していきます。
南アフリカランドの見通し
南アフリカランドは10年前から為替が緩やかな下落傾向であり、南アフリカはトルコに次いで経済が少々不安定な状態です。
GDPや失業率の経済的な懸念点が多く、まだ新興国である特徴が多くみられます。
しかし、南アフリカのCPI(インフレ率)は2010年から安定した状態であり、政府目標である3~6%以内を保ち続けているんです。
また2016年には政府目標を超えるインフレ率を出しましたが、このとき政策金利を上昇させたことで2017年には政府目標内に抑えることができています。
この状況が続けば、今後経済的にもプラス要因となり、為替レートも上昇することでしょう。
ただし、為替レートの上昇に伴い政策金利が下落するかもしれません。
南アフリカランドについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
⇒スワップポイントをガッツリ狙え!南アフリカランドで取引しよう!
豪ドルの見通し
豪ドルの政策金利は2008年から緩やかに下落していましたが、2016年より安定しています。
また2018年3月に米ドルの金利に追い越されるという珍しい現象が起きています。
ただし、この状況は一時的なことで今後豪ドルの政策金利は米ドルの政策金利を追い越すでしょう。
現在のオーストラリアの経済状況が比較的安定していることもあり、世界的な動きがなければ利上げの可能性があると考えられます。
豪ドルについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
⇒豪ドル今後の見通しと特徴まとめ!スワップポイントで上手な資産運用
NZドルの見通し
ニュージーランドは経済市場の規模が小さいものの、現在経済成長率が2~3%内と比較的安定しています。
またニュージーランドの失業率は下落傾向であり、雇用関係も安定している状況です。
以上からニュージーランドの経済状況は安定しており、取引状況はよい方向に向かうと考えられていました。
しかしながら、現在NZドルの為替レートは下落傾向であり、2019年5月にニュージーランド中央銀行がNZドルの政策金利を長く維持してきた1.75%から1.5%に利下げしました。
政策金利を下げたことにより、今後のNZドルの取引の際には為替レートの下落の可能性があるかもしれません。
NZドルについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
⇒他国との連動制が勝利の鍵!?「ニュージーランドドル」を解説!
メキシコペソの見通し
現在メキシコは、ここ数年為替が緩やかな下落傾向となっており、経済状況は停滞している状態が続いています。
しかし、そんな中メキシコの経済に大きく影響を与えているのが政策金利です。
2016年よりメキシコ政府は最低値の3%から、なんと過去最高値の8.25%まで政策金利を上昇させています。
そして、この政策金利の上昇はメキシコの急激なインフレを抑えるべくおこなっています。
結果的にもインフレ率は2019年3月において4%に抑えられ、金利上昇の効果が今後も続けば為替レートの上昇が期待できるでしょう。
メキシコペソについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
⇒さらなる今後の動向に期待!メキシコペソでスワップポイントを狙え!
トルコリラの見通し
政策金利が24%と高金利通貨として有名なトルコリラは経済・政治などの不安定から2015年より下落している状態です。
過去には100円台にまで上昇しているときもありましたが、リーマンショックの影響により、一時的に持ち直りそうになったものの全体的に下落傾向に転じています。
さらにトルコの大統領に就任したエルドアン大統領の政治体制への海外からの評価が低く、経済的なリスクもあります。
また2018年にはアメリカとの関係悪化による為替の最安値の15円台を叩き出しました。
しかしながら、現在は為替レート18円~19円台をキープしており、投資チャンスと見ることもできるでしょう。
今後のアメリカとの関係性を修復すれば、為替レートの上昇も期待することができるかもしれません。
トルコリラについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
⇒金利が右肩上がり!スワップポイント推しのトルコリラの特徴とは?
今、高金利通貨を取引するなら南アフリカランドがおすすめ!
以上の見通しより、現状FX取引におすすめの高金利通貨は南アフリカランドでしょう。
南アフリカランドの為替レートは約10年間下落傾向ではありますが、為替が8円付近と安値圏内で買いやすい状況です。
1lot(10,000通貨)あたり最低必要証拠金もおよそ3,200円の少額から取引することができます。
また政策金利上昇に伴うインフレ率上昇の抑制も維持しつつ、今後の為替上昇に大きな期待をもてるでしょう。
政策金利も6.75%を堅調に維持し、ほかの高金利通貨と比較しても経済的に安定しているとみることができます。
みんなのFXなら南アフリカランド/円の10,0000通貨あたり買いスワップポイントが150円!
そもそもスワップポイントとは?
スワップポイントは2国間の金利差の利益です。
低金利通貨を売り、高金利通貨を日をまたいで保有したとき、2国間の金利差(スワップポイント)を受け取ることができます。
例えば、上の図のように円を売って豪ドルを買う場合は、円の金利0.1%と豪ドルの金利1.5%の差である1.4%のスワップ金利(スワップポイント)を受け取ることが可能です。
ただし、取引する通貨ペアによってはスワップポイントを支払う場合も発生します。
例えば、買いのスワップがマイナスであるユーロを買いポジションで保有したときなどです。
スワップポイントは基本的に数ヶ月~数年ポジションを保有する、長期トレードを利用していきます。
またスワップポイントの金額で利益を上げていくには、取引する高金利通貨ペアごとにスワップポイントの高いFX会社を選ぶことが大切です。
スワップポイントの付与日&もらえる時間
スワップポイントはポジションを日をまたいで保有したとき、ニューヨーク市場のクローズに合わせて平日毎日付与されます。
付与される時間はFX会社によって違いますが、ニューヨーク市場のクローズする日本時間の午前7時(米国の標準時間時)または午前6時(米国の夏時間時)付近です。
また、スワップポイントは土日には付与されません。
土日にFX取引ができないのと同じように、基本的にスワップポイントも金曜日のニューヨーク市場のクローズ後の土日はもらえないのです。
残念と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してください。
土日分のスワップポイントは違う曜日に補填されて付与されます。
(ただし、この土日分のスワップポイントが補填される曜日はFX会社で異なります。)
スワップも課税対象に当てはまる
FX取引の為替差益に課税されるように、スワップポイントも課税対象になります。
スワップポイントはFX取引における差金決済取引の一部に反映されるため、雑所得の対象であり、年間で20万円以上の利益があれば確定申告が必要です。
しかし、FX会社によっては未決済のポジションで発生しているスワップポイントは課税対象にならないこともあります。
そして、この未決済ポジションのスワップポイントが課税対象になる、ならないかは、それぞれ以下のようなメリットがあるんです。
※スワップ以外の所得がない場合に限る
自身の資金量や取引期間によって、どちらが合っているのか考えるようにしましょう。
以下は未決済ポジションのスワップが課税される・されないFX会社ごと簡単にまとめました。
※未決済ポジションのままスワップポイントを受取る場合に、課税対象となります。
FX会社 | 未決済ポジションのスワップの課税 |
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課税対象である |
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課税対象ではない※ |
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課税対象である |
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課税対象ではない |
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課税対象ではない |
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課税対象である |
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課税対象ではない※ |
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課税対象ではない |
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課税対象である |
FXのスワップポイントは金利回りが高い!
FXのスワップポイントは定期預金や同じ外貨を扱う外貨預金と比べても、金利回りがよいことがあげられます。
まずは、FXと外貨預金の違いについて豪ドル(1万通貨)と銀行の定期預金(円)を例として簡単に表で見ていきましょう。
FXはみんなのFX、外貨預金は住信SBIネット銀行、定期預金はオリックス銀行で比較していきます。
項目 | FX (みんなのFX) |
外貨預金 (住信SBIネット銀行) |
定期預金 (オリックス銀行) |
手数料 | 片道0.6銭 (1通貨あたり) |
片道25銭 (1通貨あたり) |
0円 (外口座振込み除く) |
金利 | 1.4%(金利差) | 1.0% | 0.2% |
金利収入 | 平日毎日(土日除く) | 満期に受取り | 満期に受取り |
資産保全 | 信託保全 | 預金保険の対象外 | 預金保険 |
全体的にFXは外貨預金や定期預金よりも金利が高く、なおかつ毎日受け取ることができますね!
また手数料も外貨預金と比較しても、1通貨あたり24.4銭も安く取引することが可能です。
では、例として豪ドル=70円のときに1万通貨を1年間保有しているFX(みんなのFX)と外貨預金(住信SBIネット銀行)、銀行で100万円分の定期預金(円)したときの利息と手数料を比較すると・・・
※FX(みんなのFX)の1日あたりのスワップポイントは平均51円とする
※FXと外貨預金は豪ドルを10,000通貨保有時
以上のグラフより、FXは外貨預金の2倍以上、定期預金の9倍以上の利息(スワップポイント)を得ることができています!
さらに手数料は無料の定期預金には及びませんが、外貨預金が1万通貨の取引(往復)で5,020円かかるのに対して、FXはたったの60円です。
そして、利息分と手数料を合わせときにFXの最終的な利益は約18,555円、外貨預金は利息の約20分の1の913円になります。
このようにFXは同じ外貨を扱う外貨預金や、銀行の定期預金(円)と比較しても圧倒的に利息(スワップポイント)が高く、手数料がお得なんです。
スワップポイント運用で取引を始めるならトレイダーズ証券の「みんなのFX」!
スワップ運用する際に気をつけるべきこと
では、スワップ運用を目的とした取引をする際には、どのようなことに注意しなければいけないのでしょうか。
スワップ運用するときは、以下の2つのことに注意して取引しましょう。
- レバレッジは必ず2~3倍で運用すべし
- 買うタイミングには必ず為替レートを確認
レバレッジは必ず2~3倍で運用すべし
スワップ運用の取引では、必ずレバレッジを2~3倍におさえて取引しましょう。
長期的な取引になる場合にレバレッジを高くして取引すると、変動の激しい高金利通貨を扱った際にロスカットされてしまう可能性が出てきます!
またどうしてもレバレッジ2~3倍以上かけて取引したい場合には、「自身の資金を増やして取引する」または「最安値までの下落を想定したレバレッジを計算したうえで取引する」ことを考えましょう。
後者の「最安値までの下落を想定したレバレッジを計算して取引する」は為替下落時の最大損失額を計算し、資金に対するおよそのレバレッジを割り出していきます。
計算式は以下の通りです。
- [現在価格]-[下落時想定価格]=[下落時の最大損失額]
- [下落時の最大損失額]+[最低証拠金]=[下落に耐えられる必要証拠金]
- [現在の為替レートに対する必要証拠金]÷[下落に耐えられる必要証拠金]=[レバレッジ]
では、例として豪ドル円で取引する場合のレバレッジを算出してみましょう。
豪ドルが70円のとき、1万通貨保有したとします。
豪ドル円の最安値は2008年のリーマンショック時の55円です。
つまり、700,000円-550,00円=150,000円が最大損失額になります。
次に下落時に耐えられる必要証拠金額は
150,000円+28,000円(各社同様の最低証拠金)=178,000円です。
そして、レバレッジは700,000円÷178,000円=3.93となります。
つまり、最大でも3.93倍までレバレッジをかけることができます。
買うタイミングには必ず為替レートを確認
FXは基本的に安い値で買い、高い値で売ることで利益を得ます。
これはスワップポイント運用においても同じことがいえます。
もし、為替が下落しているときに買いポジションを保有した場合にはスワップポイントの利益よりも為替差損益による損失が上回ってしまうことになります。
つまり為替が下落傾向にある状態で取引する必要はありません。
あくまで為替が上昇中を狙って取引しましょう。
また一つのポジションにすべての資金を割り当てないようにすることも大切です。
為替が大きく反対方向に動いてしまった場合、大きな損失を出してしまい、強制ロスカットされてしまうことになりかねないからです。
複数のポジションに分けてエントリーし、リスクを分散しながらスワップポイント運用をおこなっていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スワップポイントは2国間の金利差をいい、FXの取引における為替差益とは別に得られる利益です。
そして、現在スワップポイント狙いの取引は人気になりつつあり、高金利通貨を取引できるFX会社も増えてきています。
- 高金利通貨でスワップポイント運用するならみんなのFXが最もオススメ
- 1年間で外貨預金や定期預金(円)に比べても、スワップポイントの利益(利息)が大きい!
- スワップポイント運用のレバレッジは2~3倍がするべし
- ポジションを保有するときは為替チャートを確認して取引する!
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