中長期のFXトレード!時間がない方にはスイングトレードがおすすめ!

2018年9月17日

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FXのデイトレードやスキャルピングという言葉は聞いたことがあるけれど、スイングトレードはあまりなじみがないという人も多いかもしれません。

 

「スイングってゴルフ関係?」

「スイングトレードってどんなスタイルなんだろう?」

と思われる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

こんにちは、FXを毎日勉強している大輔です。
僕自身、デイトレードやスキャルピングはしていますが、スイングトレードは触れたことありません。

スイングトレードは、私たちのように働いている人には向いているスタイルよ。

 

ということで、今回はFXの取引スタイルの一つであるスイングトレードについて紹介していきます。

トレンドの流れにうまく乗りながら行うスイングトレードは、デイトレードやスキャルピングに比べて、ゆったりしたトレードになるため、初心者でも取り組みやすいという特徴があります。

 

僕と一緒にスイングトレードの基本的な考え方とポイントを見ていきましょう。

 

スイングトレードの基本

FXのスイングトレードは、数日~数週間かけて行うトレードです。

スイングトレードは、中・長期トレンドが発生しているときに最も適した手法で、トレンドが終わるまでトレンドに沿ったポジションを保有します。

 

長期トレンドの中の数日~数週間にわたる中期トレンドに乗って、利益を狙うのが特徴です。

スイングトレードは、その上下動の波に乗ってポジションを持つトレードスタイルです。

何日以上ポジションを持ち続けなければいけないといった決まりはなく、自由にトレードができ、うまくトレンドに乗ることができれば大きな利益を狙えるトレードスタイルです。

 

そのため、トレンドを読む力が、スイングトレードでは必要です。

スイングトレードでは、日足のチャートをメインにトレードするため、1日1回チャートをチェックすればトレードができます。

チャートにずっと張り付いている必要もないため、サラリーマンや主婦などもすき間時間に取り組めるトレードスタイルです。

 

一定の値幅を見ておく必要がある

スイングトレードは、大きな1つの波動を追っていく形となるため、ポジションをエントリーしたらチャートの1つの波が終わるまで、ポジションを保有することになります。

そのため、エントリーしてから決済するまで、常時、チャートを見続ける必要はありません。

 

ただし、突発的な相場の変動に対応できるように、損切り設定だけはしておきましょう

デイトレードのように1日で終わる取引ではなく、利食いと損切りの値幅も大きいためポジションは小さめにする必要があります。

 

通貨ペアの選び方も大切

スイングトレードに向いている通貨ペアは、比較的長くトレンドが続く通貨ペア流動性が高いメジャー通貨(マイナー通貨は不適切)自分の思ったとおりに動く通貨ペアなどです。

 

スイングトレードはトレンドに乗る必要があるため、1つの通貨ペアだけでなく、何種類かの通貨ペアを見てトレンドの発生している通貨ペアを選んでエントリーします。

そのため、毎日、いくつかの通貨ペアの日足や週足のチャートを見てトレンドが発生していないかチェックすることが大切です。

 

スイングトレードに向いている通貨ペアの種類は、スプレッドが狭くて流動性が高いものになります。

日本で最も人気があるのはドル円で、初心者からベテランまで幅広い層で取引されています。

メジャー通貨ペア

主要通貨であるポンドユーロ豪ドルカナダドルスイスフランNZドルなどは、米ドルや円との組み合わせでスイングトレードの条件に合った通貨ペアです。

ドル円、ポンド円、ユーロ円、豪ドル円、ポンドドル、ユーロドル、豪ドルドルなどの通貨ペアを選ぶとよいでしょう。

 

マイナー通貨ペア

逆にスイングトレードに適さないのは、マイナー通貨で、スプレッドが広く流動性が極端に低い通貨ペアです。

たとえば、南アフリカランド円などは、スイングトレードには向いていません

 

トレードでは常に自分の思ったとおりに値が動くということはありませんが、経験を重ねると相性のいい通貨ペアが見つかるものです。

通貨ペアにはそれぞれ、情報量や流通量、金利差などによるクセがあります。

通貨ペアのクセに合わせたトレードをすることが大切です。

 

長い時間軸で捉えることが重要

スイングトレードでは、大きな流れの中のトレンドの方向を確認し、波に乗るポジションを取ることが大切です。

そのためには、日足や週足、月足などの比較的長い時間軸で大きなトレンドの方向を判断します。

長い時間軸で判断した大きな流れが上昇トレンドなら買い(ロング)下降トレンドなら売り(ショート)でエントリーするのが基本的な戦略です。

 

スイングトレードでは、21指数平滑移動平均線も活用することができます。

指数平滑移動平均線(EMA)は、単純移動平均線(SMA)に比べ直近の値動きに比重を置いて計算するテクニカル指標です。

 

そのため、指数平滑移動平均線は、値動きに敏感に反応します。

トレンドの初期に反応するので、それだけ早くトレンドに乗ることができ、大きな利益を狙えるというメリットがあります。

 

デメリットは、レンジ相場でだましが多発してしまう恐れがあります。

 

売買のタイミングを見極める

売買のタイミングは、日足と1時間足4時間足21指数平滑移動平均線トレンドラインなどで分析します。

 

初心者の場合は、1時間足より4時間足がおすすめです。

1時間足のような短い時間足では、細かい上下の値動きに惑わされてしまうことがあるためです。

 

基本的には、21指数平滑移動平均線を終値が上回ったら買い、下回ったら売りと判断します。

ポジションを持つ期間によって、見る時間軸を変える方法もあります。

数日でエントリーから決済まで終わらせるトレードの場合、大きなトレンドをつかむために見るのは日足と週足です。

 

エントリーのタイミングは、1~6時間くらいの時間足を使います。

2~3日間で決済するなら1時間足、5日程度ポジションを持つなら4~6時間足でエントリーのタイミングをとるようにしましょう。

 

ポジションを数週間持つことを想定したトレードの場合は、大きなトレンドをつかむために週足と月足を使います

エントリーのタイミングを図るために使うのは、12時間足~日足です。

 

売買のタイミングを見極める手法には、さまざまな種類があります。

日足のチャートで、ローソク足と3本の単純移動平均線を使い、3本の単純移動平均線が同じ方向を向いたときにエントリーするというものです。

 

3本の単純移動平均線が上を向いていたら買い、下を向いていたら売りということになります。

日足や週足のチャートで、この手法を使った場合、5分足や30分足などとは異なり、ほとんどだましは発生しません。

 

単純移動平均線が交差するゴールデンクロスデッドクロスも、売買のタイミングになります。

日足のチャートで、2本の指数平滑移動平均線とストキャスティックスを使った手法では、移動平均線のクロスとストキャスティックスの50%上抜け下抜けが、売買のタイミングです。

 

ゴールデンクロスやデッドクロスについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

「デッドクロスは売りサイン!移動平均線を活用した売買テクニック」

 

このほかにも多くの手法がありますが、自分に合ったものを見つけるようにしましょう。

日足のチャートは、短期から長期までトレードしている人の多くが意識しています。

日足の動きを確認、分析することによって、エントリーや利食い、損切りのポイントを明確に把握することができ、勝率や損益率も向上するでしょう。

 

スイングトレードで注意する点

スイングトレードでは数日~数週間ポジションを持っていなければならないので、長くポジションを持つことが苦手で苦痛に感じる人には向いていません。

そういう場合は、スキャルピングやデイトレードなどに、トレードスタイルを変えたほうがいいでしょう。

 

スイングトレードでは、100~500pipsといったデイトレードなどと比べると大きな利益を狙えますが、損切りの幅も大きく100pips以上の損失になることもあります。

 

トレードの機会が少ないこともスイングトレードの特徴で、エントリーの機会は月数回、大きなトレンドに乗るチャンスは数カ月に1回ということもあります

そのため、エントリーポイントを辛抱強く待つ忍耐力も必要です。

さらに、急な相場の変動に対応できないため、必ずストップロスを設定しておくことが大切です。

 

またスワップポイント(金利差調整分)についても、チェックする必要があります。

スワップポイントとは、2国間の金利差から得られる利益のことです。

 

たとえば、日本円のような低金利通貨を売って、豪ドルのような高金利通貨を買うと、円と豪ドルの金利の差額を毎日、受け取ることができます

逆に、低金利通貨を買って、高金利通貨を売ると毎日、金利の差額を支払うことになります

 

スイングトレードのポジションによっては、そのポジションを持っている間、スワップポイントを支払い続けなければなりません。

そのため、エントリーをする前に、スワップポイントのことも確認するようにしましょう。エントリーしたときにスワップポイントを受け取るのか支払うのか、支払う場合の1日当たりの金額、支払う総額より大きな利益を狙えるのかの3つのポイントを確認する必要があります。

 

スワップポイントについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

「FXのスワップポイントを知る。FXの楽しみはトレードだけじゃない!」

 

安心して取引ができるFX会社を選ぶ

スイングトレードでは、スキャルピングやデイトレードに比べ、大きな証拠金を預ける必要があるため、安心して取引ができるFX会社を選ぶことが肝心です。

破綻するリスクが少なく信頼性のある会社かどうかをチェックして、選ぶようにしましょう。

 

FX会社が100%確実に破綻しないとはいえず、過去に破綻に追い込まれたケースがあります。

2015年1月のスイスフランの暴騰では、英国大手のFX会社が顧客の損失を肩代わりしなければならない状況に追い込まれ破産を申請しました。

FX会社の安全性を判断するには、「自己資本規制比率」「上場企業かどうか」「信託保全の有無」の3つのポイントを確認することが大切です。

 

自己資本規制比率は、「自己資本(返済不要の資本)÷総資本(自己資本+他人資本)」で算出されます。

自己資本規制比率が高いほど、会社の経営が安定しており、倒産しにくいということです。金融先物取引法では、金融先物取引業者に、自己資本規制比率を120%以上に維持するよう義務づけています。

 

140%を下回った場合は金融庁への届け出が必要、120%を下回った場合は新規口座開設受付の停止、100%を下回った場合は3カ月以下の業務停止もしくは登録取消です。

上場企業かどうかで判断するのは、やはり、知名度や信頼性が高いためです。

上場するには、厳しい審査があり、その審査に通過していることで、経営の安定した大企業とみなすことができます。

 

FX会社が経営破綻した場合、投資家の資金を守るため、2010年2月に信託保全が法律で義務づけられました。

信託保全とは、顧客からFX会社が預かった保証金(資金)を、FX会社の財産とは区別したうえで、第三者である信託銀行等に管理を委託し、顧客の資金を保全するというシステムです。

 

信託保全

つまり、信託保全によって、FX会社が倒産した場合でも、信託銀行等に預けられていた資金が顧客に返還される仕組みです。

信託保全には、「完全信託保全」「全額信託保全」「分別保管」「一部信託保全」などがあります。

 

完全信託保全と全額信託保全は、顧客の証拠金を完全に金融機関の信託口座に預け、分別管理します

分別保管は、金融機関の信託口座は利用せず、FX会社内で分別管理する方法です。

 

一部信託保全は、顧客の資金の一部を金融機関の信託口座に預け、分別管理し、残りの資金はFX会社内で管理します

分別保管と一部信託保全は、FX会社が倒産した場合、証拠金の一部が返ってこない可能性があるので注意が必要です。

 

資金の安全性を考えた場合、完全信託保全または全額信託保全を選んだほうがいいでしょう。

 

信託保全には「週次信託」「日次信託」があり、FX会社と信託銀行等との信託残高を計算する期日です。

証拠金の残高は為替レートの変動で常に変わるので、信託残高の計算をする時期は間隔が短いほど顧客の資産の安全性は高く、最新の残高が信託されます。

そのため、週次信託より日次信託のほうが、信頼性が高くなります。

 

完全信託保全の範囲も、FX会社によって異なります。

「証拠金のみの保全」と「証拠金に損益、スワップ金利、手数料を加減した額の保全」の2種類です。

特に、長期間でのトレードをしている投資家の場合、スワップ金利やポジションの含み益が大きな金額になるので全額の保全のほうが安心です。

 

仮に信託先の金融機関が破綻した場合でも、信託法により信託銀行等の財産と顧客の資金は明確に分別管理されることが義務づけられているため、顧客の資金がなくなるリスクはありません

 

デイトレードにならないように注意

スイングトレードで勝つためには、「トレンドを把握できる力を身につける」「エントリーのタイミングが来るまで待つ」「徹底して損小利大のトレードを心がける」などのことが大切です。

 

大局的なトレンドを把握して、エントリーを適切なタイミングで行い、損小利大のトレードをすることができれば、スイングトレードで勝率や損益率が高くなります。

スイングトレードはスキャルピングやデイトレードに比べ、ポジションを持っている期間が長いため初心者のうちは大きなプレッシャーを感じることもあるでしょう。

 

結果的に、1日のうちに為替レートをたびたびチェックして、ついポジション決済をしてしまい、デイトレードになってしまうことがあります。

 

このようなことを避けるためには、エントリーする前に、しっかりトレードプランを建てる必要があります。

スイングトレードでは、トレンドが続いている限りは、利益をのばすことが可能です。

エントリーする前に設定した、利食いや損切りのレベルを簡単に変えないことも必要になります。

 

トレンドの転換は損切りのサイン

スイングトレードはトレンドを利用した取引スタイルのため、トレンドの転換は利食いや損切りのサインです。

 

トレンドの転換の判断は、日足などメインで使っている時間足ですることが大切です。

1時間足や30分足の短い時間軸では、日足などの長い時間軸に比べトレンドが頻繁に変わるため、正確な判断をするのが難しくなります。

 

具体的には、上昇トレンドの場合は、サポートライン(下値支持線)を抜けたら損切り、下降トレンドならレジスタンスライン(上値抵抗線)を抜けたら損切りです

 

複数回にわけてポジションを取る

スイングトレードはポジションの保有期間が長いため、一度に全部のポジションを取ってしまうのではなく、複数回にわけてポジションを取ったほうが効率よくリスクの低いトレードが可能です

 

たとえば、長期の下降トレンドが続いている場合、トレンドライン付近でポジションを持ち、サポートライン付近では一部を利食いします。

再びトレンドラインに近づいたら新たなポジションを持ち、サポートラインでの利食いを繰り返します。

 

この方法では、トレンドが終わるまで最小のポジションをキープしながら利益を大きくすることが可能です。

このように、常に最小ポジションをトレンドが終了するまで持ち続けるのがスイングトレードの基本になります

 

複数回にわけてポジションを取る手法でも、トレンド転換が起こった場合は、全ポジションを決済することが大切です。

 

ファンダメンタルズ分析も要チェック

スイングトレードにおいては、テクニカル分析だけでなく、ファンダメンタルズ分析も重要です。

 

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の方向性が一致した場合、比較的長期のトレンドになる傾向があります。

ファンダメンタルズの要素である雇用統計の悪化や中央銀行の金利引き下げ政策の発表などによって、通貨の下降トレンドが始まることがあります。

 

逆に、雇用統計の内容が良く中央銀行の金利引き上げ政策の発表があるとその政策が終わるまで上昇トレンドが続くことがあるものです。

トレンドが発生しているときに、為替に影響のあるニュースや経済指標の内容によって、トレンドに拍車がかかるケースもあります。

 

FX会社のニュース配信や金融関連のニュースなどをチェックして、為替相場の大局的な動きを把握するようにしましょう。

 

レバレッジは低めに抑える

スイングトレードは一定の時間をかけてトレードを行う手法であるため、スキャルピングやデイトレードより利食いや損切りの値幅が大きくなります

 

その分、レバレッジを低めに設定して、証拠金維持率にゆとりを持ったトレードが必要です。高いレバレッジでトレードをすると、証拠金がすぐになくなり強制ロスカットになってしまうリスクもあります。

 

長期間、ポジションを保有しなければならないため、高いレバレッジだと精神的にプレッシャーがかかり、決済ポイントが早くなったりしてしまいがちです。

このようなことを避けるために、初心者のうちは特に、低いレバレッジで取引をしたほうがいいでしょう。

 

決済ポイントを少しずつズラしていく

スイングトレードは、たとえ含み益を抱えていても、しばらく経つと含み損になるということがしばしばあります。

そのため、含み益が発生したら直近安値が切り上げていることを確認して、決済ポイントを上にズラしていくことが重要です

 

FXではトレンドにうまく乗ったポジションを保有していても、必ず一時的に含み益が減る状況があります。

上昇トレンドの場合は押し目、下降トレンドの場合は戻りがあるためです。

この押し目や戻りがあるために、トレンド中でも含み益が増減を繰り返しながら徐々に増えていきます。

 

このことを理解したうえで、決済ポイントを上昇トレンドは上に、下降トレンドでは下に徐々にズラしていくようにしましょう。

そうすれば、予想していなかったところでトレンドが反転しても、最小限の利益を得ることができます。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はスイングトレードについて紹介してきました。

 

スイングトレードは数日間~数週間ポジションを保有し、中期トレンドに乗って比較的大きな利益を狙います。

パソコンの前に張り付いている必要がないため、サラリーマンや主婦なども取り組めることがメリットの一つです。

 

テクニカル分析では、日足などの長い時間軸を使うためスキャルピングやデイトレードに比べて、だましが少ないのでエントリーポイントや損切りポイントを見つけやすいという特徴もあります。

 

スイングトレードは一定の期間を通じて行うものなので、ゆったりと構えてトレードしてみてください。

 

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