要注意!証拠金維持率の目安を知ってロスカット防止につなげる


 

FXは預け入れた資金をもとに取引を行います。
取引に必要な資金を証拠金といいます。

「証拠金って何のこと?」
「資金とは何か別物なの?」

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
証拠金について理解を深めておくことは、FXの取引を行っていくためにとても大切です。

こんにちは!
FXのトレンドの波に乗ってる大輔です。
僕も最初は証拠金が何かよくわからず・・・。
リサさんにみっちり教えてもらいました。

FXで取引をするには「証拠金」について知っておくことはとても大切よ。
「証拠金」が少なくなると、取引ができなくなることもあるの。

そうなんです!
証拠金維持率が下がるとロスカットされたり、取引ができなくなってしまうこともあるんです。

今回は証拠金維持率の基本的な仕組みと注意点について見ていきます。
さらに、証拠金維持率の目安や計算式、レバレッジとの関係性も押さえておきましょう。

 

証拠金は少ない資金で大きな取引を行うための担保

FX取引を行うためには、どの会社を利用するにしても「証拠金」が必要となります。
証拠金とは、少ない元手で大きな取引を行うための担保です。

たとえば、ドル円が100円のときに、1万通貨を取引するためには100万円が必要となります。
そのまま購入しようとすれば、手元に100万円がなければなりません。
しかし、FXではドル円を1万通貨購入するのにレバレッジを使えば、100万円より少額の資金で取引を行うことができます。

レバレッジ

資金が5万円の場合、レバレッジをかけるとどれくらいの取引ができるのか、見てみましょう。

・レバレッジ2倍   レバレッジ2倍×資金5万円=10万円分の取引ができる

・レバレッジ10倍  レバレッジ10倍×資金5万円=50万円分の取引ができる

・レバレッジ25倍  レバレッジ25倍×資金5万円=125万円分の取引ができる

 

取引代金の5%が必要証拠金となっている場合は、

・100万円×5%=5万円

の証拠金が用意できればレバレッジ25倍で、ドル円を100万円分取引できます。

 

証拠金維持率の目安と計算式

「証拠金維持率」は取引口座に入金している証拠金に対して、ポジションを維持するのに必要な証拠金との比率を示すものです。
証拠金維持率の適切な水準を理解したうえで、安全な取引を心がけてみましょう。

一般的に、証拠金維持率の目安は250~300%だといわれています。
計算式は、以下になります。

・時価評価総額÷必要証拠金×100=証拠金維持率(%)

証拠金維持率が一定の水準を下回ると「強制ロスカット」になったり、「追証(追加証拠金)」を求められたりします。
どの程度のリスクまでなら許容できるのかを見極めたうえで、資金管理やポジション管理を行っていきましょう。

 

押さえておきたい証拠金の種類

証拠金は大きく分けて3種類あります。
まず、「受入証拠金」はFX会社の口座に入金している証拠金です。
受入証拠金の金額が大きければ大きいほど、安全な取引を行うことができるでしょう。

「必要証拠金」は、実際にFX取引を行うために必要な最低限の証拠金のことです。
通貨ペアやFX会社によって、必要証拠金の金額は異なっています。

ポジションを構築するために最低限必要となるので、受入証拠金は必要証拠金の金額を常に上回っている必要があります。
仮に、受入証拠金が必要証拠金を下回ってしまった場合には、追証を求められたり強制ロスカットの対象となったりします。

そして、「有効証拠金」は未決済で保有しているポジションの損益を加味した証拠金のことを指します。
有効証拠金からポジションを維持するための必要証拠金を差し引いた金額が、新たに注文を出せる証拠金となるでしょう。
有効証拠金が不足しているときは、新たに資金を追加するか保有しているポジションをいったん整理しなければ、新たに注文を出すことができません。

 

ロスカットと資金管理

ロスカットは、保有しているポジションの含み損が一定の水準に達したときに適用されるものです。
さらに損失が膨らんでしまうことを防ぐため、FX会社によって強制的に決済されます。

ロスカットの仕組みがなければ、投資家は預け入れた資産の全額を失うだけでなく、追加で損した金額を支払う可能性もあるでしょう。
FX会社によってロスカットの水準は異なるものの、どの会社を利用しても適用されるルールです。

ロスカットを防ぐためには、普段から資金管理を適切に行っておく必要があります。
証拠金維持率や保有ポジションのバランスを考えて、安定的な取引を行うことを心がけてみましょう。

また、損失の拡大を防ぐためにはポジションを取るときに、損切りポイントを設定して自分の投資ルールを守ることも重要です。

 

マージンコールが発生したら要注意

証拠金が一定水準を下回ると、FX会社から「マージンコール」と呼ばれる通知が送られてくることがあります。
マージンコールが送られてきても、すぐにロスカットされるわけではありません。

しかし、証拠金維持率が危険な水準にあるため、証拠金や保有ポジションの整理を考えるべきタイミングだといえるでしょう。
マージンコールが発生してから、さらに損失が膨らんでしまうとロスカットの危険性も高まります。

マージンコールについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

危険信号発令!マージンコールの意味や発令する仕組みを詳しく解説

 

対策としては、逆指値注文を設定して自動で決済することで損失を少なく抑えることができます。
逆指値注文とは、あらかじめ「今より不利なレートを指定する」注文方法です。

例えば、「ここまで下がったら決済する」というラインを決め、自動で損切りを入れておきます。
そうすることで、それ以上価格が下がっても、自分が決めたラインで決済されるため、損失を抑えることができます。

 

損切りも1つの大事な判断

損切りとは、保有するポジションが含み損を抱えているときに決済することを指します。
FX取引において、常に勝ち続けることはできないため、いわば損切りは必須であるといえるでしょう。

損切り

ただ、適切な損切りを行うためには、ポジションを保有するときにあらかじめ損切りのポイントを設定しておく必要があります。
大きな含み損を抱えてから損切りを行おうとしても、心理的に難しい部分があるでしょう。

特に、高いレバレッジで取引を行っているときは、損失も膨らんでしまいやすいものです。
相場が思惑とは逆方向に動いてしまったときは、ためらわずに損切りを行いましょう。

 

安易に証拠金を増やすのは避けるべき

損失が膨らんでしまって証拠金が目減りしてしまったときは、新たに資金を追加するというのも1つの方法です。
一時的に損失が発生している場合には有効な手段ではあるものの、トレンドが変化しているときは注意が必要だといえるでしょう。

なぜなら保有するポジションがロスカットされるだけではなく、追加した資金も失うことになってしまう恐れがあるからです。
マージンコールが発生してしまったときは、安易に証拠金を増やすことを避けて、保有するポジションの整理を考えてみるのも1つの方法だといえます。

そして、チャート分析などの結果から、今後の相場展開がどうなるのかを確認したうえで慎重に判断をしてみましょう。
適切な判断を行うためにも、日々のトレード記録をつけておくことも重要だといえます。
自分が置かれている投資環境を客観的に確認することによって、損切りの判断を適切に行うことができるでしょう。

 

高金利通貨ペアは特に注意

スワップポイント狙いの投資を行うときは、証拠金維持率に気を配っておく必要があります。
スワップポイントをコツコツと積み上げていくためには、長期にわたって投資を継続していく必要があるからです。

特に、高金利通貨ペアは値動きが激しくなってしまいやすい傾向にあるため、値幅の変動に耐えられるだけの証拠金を維持しておく必要があるでしょう。
高いレバレッジで取引することを避けて、適切なポジション管理も大切になります。
自分の投資ルールと照らし合わせたうえで、必要となる証拠金を維持するように心がけましょう。

 

ポジション管理を適切にコントロールする

証拠金をどれだけ積み増したとしても、保有しているポジション数が多ければ、証拠金維持率は安全な状態を保てなくなってしまいます
したがって、適切に証拠金維持率を保っていくためには、ポジション数の管理が必要です。

自分の投資ルールと照らし合わせたうえで、どこまでポジションが持てるかを見極めることが大切です。
FXで勝ち続けていくためには、証拠金維持率を適切な水準で保てるようにしていきましょう。
そして、相場が急変してしまったときに備えて、損切りを行う水準をあらかじめ設定しておくことが重要です。

 

FX初心者は相場に慣れるためにデモトレードを活用する

FX取引に慣れないうちは、デモトレードで練習を重ねてみるのも大きなメリットがあります。
証拠金維持率を体感的に捉えるために、繰り返しデモトレードを行ってみましょう。

デモトレードを利用するためには、FX会社が提供するデモトレード口座を開設する必要があります。
公式ホームページにアクセスして、必要事項を入力すれば数分程度で取引を始めることができるでしょう。

パソコン

FX会社によってデモトレードの仕組みは異なるものの、利用期限は1カ月~3か月程度で数百万円分の仮想資産を使って、デモトレードが行えます。
利用期限が過ぎてしまっても、新たにデモ口座を申し込めば何度でも取り組めるので、FXに自信が持てるまでは繰り返し練習をしてみてください。

通貨ペアごとの値動きや時間帯によって取引量がどう違うのかといった点、さまざまな注文方法などを学ぶことができるでしょう。
特に、大きな利益や大きな損失を抱えてしまったときに、自分の気持ちがどのように変化しているのかを分析することが大切です。

「損失を抱えると不安で仕方がない」「今は損が出ていても、ポジションを増やせば大丈夫」といった気持ちになっているときは、証拠金維持率が危ない状態になっているかもしれません。
むやみにポジションを増やさずに、安心して取引ができる証拠金維持率を体感的に勉強してみましょう。

 

自分に合った取引スタイルを見つける

投資ルールを確立するためには、ポジション管理や資金管理と並んで、自分のトレードスタイルを身につけることも大切です。
「スキャルピング」「デイトレード」「スイングトレード」の3つの手法からどれが自分に合っているか考えてみましょう。

スキャルピングは1回ごとの損益は小さいものの、1日の間に何十回も取引を行って利益を出していく手法です。
デイトレードは翌日にポジションを持ち越さずに、その日のうちに取引を完結させるため、精神的な負担が少ないトレードだといえます。
そして、スイングトレードは数日から数週間にわたってポジションを持ち続ける投資手法です。

メインとなる取引方法によって、適切な損切りのタイミングや証拠金の量も異なるので意識をしておく必要があります。

 

自分の感覚に頼りすぎずに相場分析によって判断する

FX取引で失敗をしてしまいやすいポイントは、「感覚や感情で取引を行ってしまうこと」です。
「そろそろ、上がる(または下げ止まる)だろう」「きっとトレンドが変化したに違いない」といった自分の感覚だけで取引をしてしまうと、知らず知らずのうちに含み損を多く抱えてしまうこともあるかもしれません。

FXは世界中の個人投資家や機関投資家が参加する取引でもあるため、自分の思惑通りに物事が進むわけではないといえます。
そのため、ほかの投資家たちがどんな理由で取引をしているのかを知っておく必要があるでしょう。

相場分析を行うための手法として、「ファンダメンタルズ分析」「テクニカル分析」があります。
投資スタイルによって、どちらの分析方法をメインにするかの違いはあるものの、相場の流れを押さえるためにはどちらも欠かせないものです。

ファンダメンタルズ分析は、雇用統計やGDPなどの重要な経済指標や要人等の発言に注目する分析方法だといえます。
どの国の通貨であれ、中央銀行や政府の影響を受けているので、特に金融政策に影響を与える指標や発言は市場の注目を集めるでしょう。
重要な経済指標が発表される前には、値動きが荒くなるのでポジション管理や資金管理をどうすればいいのかのヒントを与えてくれます。

テクニカル分析はチャートの動きによって、相場状況を分析する方法です。
移動平均線やボリンジャーバンドといった指標で、トレンドの流れやポジションを取るべきサインを見つけ出していきます。

FX会社によって提供されている取引ツールも異なっているので、チャートの充実度は口座開設するときの1つの判断材料となるでしょう。
スマートフォンアプリにも対応しているFX会社を選べば、外出先でもチャート分析を行うことができるため、実際の取引に役立てていけるでしょう。

テクニカル分析についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

トレーダーの武器!FXで押さえておきたい7つのテクニカル分析

 

FX取引に慣れないうちは、投資額を抑えてリスクを限定しつつ、相場分析に時間をあててみましょう。
最初から幅広い手法を身につけようとせずに、1つ1つの手法をしっかりと身につけていくことが、FXで成功するための近道だといえます。

 

投資ルールを厳格に守っていく姿勢が重要

FX取引に取り組む人は、それぞれ保有している資産やポジション数も異なります。
FX取引において大切なことは、勝ち負けを競うことではなく、自分が決めた投資ルールのなかで最大限に利益を伸ばしていくことにあります。

そのためには、証拠金維持率などの資金管理を徹底して、損失の許容範囲を超えてしまうポジション数を持たないことが大切です。
「ここで損切りをする」「こうなったらエントリーする」など、自分で作ったルールを必ず守るようにしましょう。

ただ、FX取引の慣れていないうちは、往々にして自分のルールが揺らいでしまうこともあるでしょう。
そうしたときには、短期投資と長期投資の口座を分けることや、ポジション数を少なくしてみるといった工夫が大切になります。

また、投資ルールに自信が持てるまで、再度デモトレードを行ってみるのもいいでしょう。
自分の投資ルールに自信が持てることで、日々のトレードにストレスを感じることも少なくなります。

 

まとめ

いかがでしたか?
FXで取引する上で、資金管理をすることがとても大切です。

証拠金維持率が下がってしまうと、マージンコールやロスカットが起きる可能性があります。
あらかじめ自分で決めたポイントでロスカットを行うことも大切です。
感情に流されずに冷静に取引をしていくためにも、自分の決めたルールを守り、資金を守りながら利益を伸ばしていきましょう。

初心者の方は最初はあまり大きな取引通貨単位で取引せず、最初は小さな取引通貨単位からはじめることがおすすめです!
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