金利が右肩上がり!スワップポイント推しのトルコリラの特徴とは?

2018年11月30日

トルコリラは金利が高くスワップポイント取引向き

FX会社でも少しずつ取り扱われるようになってきたトルコリラ

あなたはトルコにどんなイメージをお持ちですか?

 

「トルコといえばトルコアイスかケバブが思い浮かぶなぁ」

「トルコは親日って聞いたことがあるからちょっと親近感がわいてる!」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

こんにちは、新しい通貨ペアも勉強中の大輔です。
トルコといえばトルコリラですよね!

そうよ、ちなみにトルコリラの通貨コードは「TRY」よ。

TRYってトライじゃないですか!
僕は人生何でもトライする男です! どんとこい!

大輔くんのスイッチがどこで入るのかまだ理解できないわ。
それにトライとは読まないけどね・・・。

ちょっと熱くなってしまいました・・・。

さて気を取り直して、今回はトルコリラの特徴や注意点などをご紹介していきます。

 

トルコってどんな国?

トルコはヨーロッパとアジアにまたがり、多種多様な文化が混じりあう国です。

いくつかの民族が住んでいて、トルコ人、クルド人、ユダヤ人、ギリシャ人、アルメニア人などが共存しています。

 

トルコがどんな国か一覧表を見てみましょう。

正式名称

トルコ共和国

首都

アンカラ

公用語

トルコ語

人口

約7,900万人

面積

約78万K㎡

主要産業

サービス業、工業、農業

主な輸出国

アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イラク

主な輸入国

アメリカ、イタリア、ドイツ、ロシア、中国

 

トルコといえばイスタンブールが有名ですよね!

僕はイスタンブールが首都だと思っていましたが、アンカラなんですね。

 

歴史ある国ですが先進国と比べるとまだ発展途上国とされており、経済や政治は急成長している新興国です。

GDPは今のところ右肩上がりで、若年層が多く、人口も増加の傾向にあります。

 

トルコの主な産業はサービス業で、とくに観光業に力を入れています。

そこでトルコの有名な観光スポットを簡単にご紹介します。

 

トルコの人気の観光地

トルコの人気の観光地はイスタンブール・エフェソス・パムッカレ・カッパドキア

【イスタンブール】

イスタンブールはトルコとブルガリアをつないでいるところで、ヨーロッパとアジアをつないでいる都市ともいえます。

イスタンブールはシルクロードに沿った場所にあるため歴史的にも重要な都市で、かつてオスマン帝国などが支配していた時代はイスタンブールが首都とされていたこともあります。

 

ヨーロッパとアジアの文化が入り交じり、古代ローマ時代などの歴史的な建造物もあります。

観光地としてもかなり人気で、市場やマーケットなども賑わっています。

 

【カッパドキア】

独特な形と雰囲気の岩の上を、気球に乗って景色を楽しむツアーが人気です。

この岩は噴火によって流れた溶岩によってできたものです。

 

カッパドキアは世界でも珍しく「世界複合遺産」として登録されています。

世界複合遺産とは、自然と人の文化が合わさって価値が認められたものです。

 

また地下都市も見どころで、かつてキリスト教徒が隠れ住んでいたとされており、現在発見されているだけでも36か所の地下都市があります。

 

【エフェソス】

エーゲ海沿岸にあるエフェソスは古代の遺跡が魅力的な都市です。

クレオパトラの妹の墓があるとされており、悲劇の恋愛をしたアントニウスとクレオパトラが少しの間過ごしたともいわれている場所です。

 

ハドリアヌスの神殿や彫刻、円形劇場の遺跡、2階建てのセルシウスの図書館の遺跡などたくさんの見どころがあります。

 

【パムッカレ】

パムッカレは世界遺産に登録されていて、「綿の宮殿」という意味です。

石灰岩が棚田のように広がっていて、白い段差は神秘的です。

 

またパムッカレの入り口には、遺跡がそのまま沈んでいる温泉プールが解放されています。

まさに「テルマエロマエ」ですね!

僕はエフェソスで遺跡をたくさん見たいなぁ。

私はカッパドキアで気球に乗りたいわ。

 

トルコの不安要素

観光地としては人気が高いトルコですが、不安な部分もいくつかあるんです。

まず、トルコの隣の国のシリアでは内戦が続いています。

そのため陸続きのトルコに難民が押し寄せて、混乱を招いています。

トルコの隣国シリアでは内戦が続いている

またトルコは多民族国家のため、民族同士の思想の違いなどから対立し、国内でテロが相次いでいます。

国内が不安定だと、それに伴い失業者も増えてしまいます。

 

トルコの失業率は現在10%を超えています。

日本の失業率は近年では約3%で、リーマンショック直後の5%と比べても、トルコの失業率は高いことがイメージできるのではないでしょうか。

 

トルコリラの特徴

トルコリラといえば、金利が高いというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんね。

日本円の金利が0.1%なのに対し、トルコリラの金利の平均は2016年が7.5%、2017年は8%です。

また2018年9月には24%に引き上げられ、かなり金利が高くなっています。

 

なぜトルコリラはこんなに金利が高いのでしょうか?

まず1つ目はインフレを抑えるために政策金利を高く設定しているからです。

 

インフレとは簡単にいうと物価が上がり「お金の価値が下がる」ことです。

2つ目はトルコには資源が少なく、製品を作って輸出するためにも材料を輸入に頼るしかないので、その資金を集めるために金利を高くしているからです。

 

トルコは2000年頃にハイパーインフレになり、デノミネーションで通貨の価値を無理やり引き上げて対応しました。

ハイパーインフレとは、いわばお金が紙切れのような価値になってしまうことです。

 

またデノミネーションとは、「通貨の単位」を変えるという意味です。

トルコでは2005年に「旧トルコリラ」を廃止し、新しく「新トルコリラ」を作りました。

 

100万旧トルコリラ=1新トルコリラとし、インフレで大きくなった通貨の単位を切り下げました。

デノミネーションは何度も行えないので、その後は政策金利を高くして物価の上昇を抑え、インフレに対応しています。

 

トルコリラは米ドルやユーロなどのメジャーな通貨に比べ取引量が少なく、リスクオンのマイナー通貨になります。

リスクオンとは、リスクは高いけど「この国はこれから景気が良くなる、成長していく見込みがある」と予想して通貨を買うことをいいます。

 

リスクオン・リスクオフについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご参考ください。

FXは世界の経済状況に左右される!リスクオン・リスクオフとは?

 

次にトルコリラの10年間のチャートを見てみましょう。

 

トルコリラ/円のチャート図

金利は高いトルコリラですが2008年のリーマンショック以降、相場はずっと下降しています。

これはインフレが続いているために起こっています。

また2018年には米国との関係が悪化して、下降がさらに進んでしまいました。

 

トルコリラの取引

トルコリラはなんといっても高金利です!

現在は南アフリカランドやメキシコペソなどが高金利で、スワップポイント狙いの取引では人気が高いですが、トルコリラはその中でもさらに金利が高くなっています。

 

トルコの金利は上がり続けている

そのためトルコリラはスワップポイントを狙って取引することがおすすめです。

スワップポイントを狙う場合は、数日間~数週間の取引を行うスイングトレードで取引します。

 

ただし低金利通貨で高金利通貨を買わなければ、スワップポイントを支払う場合もあります。

取引する前にスワップポイントをチェックしておきましょう。

 

少しの変動でロスカットされないためにも、スイングトレードの場合レバレッジは2倍~3倍、大きくても5倍までにしておいたほうがいいでしょう。

またトルコリラはボラティリティが高く、全体的に下降傾向にあるので、あまり長い時間放置するのは危険です。

相場の動きをこまめにチェックしながら取引をしていきましょう。

 

スワップポイントについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご参考ください。

スワップポイントってどんな仕組み?コツコツ利益を積み上げよう!

 

トルコリラを取引する際にとくにチェックしてほしい指標は以下の4つです。

・政策金利発表・・・毎月下旬・日本時間21:00頃発表

・失業率・・・毎月中旬・日本時間の17:00頃発表

・貿易収支・・・毎月月末・日本時間の17:00頃発表

・消費者物価指数(CPI)・・・毎月上旬・日本時間の16:00頃発表

※サマータイムは発表時間が1時間ほど早くなります

 

トルコリラはヨーロッパの影響も受けやすく、ユーロの変動も関係してくることがあります

これはトルコの主な輸出先がヨーロッパだからです。

上記の指標のほかにユーロの動きにも注意しておきましょう。

 

また、トルコは独裁者ともいわれている大統領の発言が経済に大きな影響を与えることがあります。

大統領の発言にも注目しておいてくださいね。

 

トルコリラの注意点

トルコリラの注意点を3つあげます。

 

トルコリラの3つの注意点

【インフレ率が高く、相場はずっと下降の傾向にある】

相場がずっと下降しているため、長期的にポジションを持っていると、スワップポイントよりもトレードの損失のほうが大きくなってしまう可能性があります。

数か月や数年ポジションを保有し続けるにはリスクが高くなるので、相場を分析しながら取引を考えていきましょう。

 

また、指標やニュースは必ずチェックしてください。

テロが起きたり、失業率が上がったり、大統領の発言などで相場が変動したときに対応できるようにしておきましょう。

 

【値動きが荒い】

トルコリラは取引量が比較的少なく、小さな出来事や少しの取引に影響を受けやすくなります。

そのため相場の予想をすることが難しく、トレードでの取引は初心者にはハードルが高いといえます。

 

【取引量が少ないため、スプレッドが広がりやすい】

スプレッドは取引量が少なくなってくると広がりやすい傾向があります。

また、急な変動にFX会社のシステムが対応できず、スプレッドが広がる可能性もあります。

スプレッドが広いため、スキャルピングのような1回の取引が数秒~数分の短期取引だと利益が少なくなります。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は金利が高いトルコリラについてご紹介してきました。

 

金利が高いためスワップポイント狙いの取引がおすすめです

しかしトルコリラの相場は下降が続いていて情勢も不安定なので、取引の際にはニュースや情報をこまめにチェックするなど注意しておきましょう。

トルコリラを取引するときの参考にしていただければと思います。

 

FX会社スワップ一覧表

FX会社ごとでトルコリラ/円のスワップポイントを比較してみました。

ただしスワップは毎日変動するので、スワップポイントで取引をする場合はそのつどFX会社のホームページなどで確認してくださいね。

(2018年11月9日時点)

FX会社名

トルコリラ/円

スワップ(買い)

トルコリラ/円

スワップ(売り)

ヒロセ通商株式会社

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